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第七章 忙しいが、呆気なく都市ルーセントに向かう事になりました。
第八十二幕 千夜派閥とタイチ派閥と中立的立場のベノワ
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無事に地上に戻った冒険者たちは自慢げに宝石を掲げていた。既に夕方って事もあり、夕日に照らされた宝石は煌びやかに輝いていた。
その光景を見ていた冒険者たちは羨ましそうに、または同じように笑顔を浮かべていた。
そんな光景に千夜は内心ひょうきんな奴らだと思う。
「ご苦労様でしたね」
そんな千夜にベノワが話しかけてくる。
「ま、予想外の事はあったがな」
「予想外のこと?」
「その事に関しては秘書に聞いてくれ」
「分かりました」
「それと今回の探索は思った以上に収穫が少ないが勘弁してくれ」
「無いよりかはましですから」
「そう言ってもらえると助かる」
そう言い残して千夜は出迎えてくれたエリーゼたちのもとに向かった。
「お帰りなさい旦那様」
「ただいま」
「お帰りなさいセンヤさん。既に夕食の準備は出来ていますよ」
「それは楽しみだ。それより二人は?」
「二人なら一時間ほど前に戻ってきたので部屋で休んでいます。ウィル君が面倒見ていますがオモチャにされていないか心配です」
「あの二人がそんなことするとは思えないが」
「可愛い男の子を目の前にしたら、女性は意地悪をしたくなるものですよ」
「嫌な情報だな」
「ま、女性の扱いを覚えてもらうためと思えば良いでしょ」
(そ、それで良いのか?)
実の母親であるエリーゼの対応に疑問符を浮かべながら内心合掌する千夜であった。
貸し与えられた小屋に戻るとウィルがクロエのマッサージをしていた。
「お帰りなさいませ主」
「ただいま」
「お帰りなのじゃ。あああぁぁ、そこそこ」
(予想とは違ったが、完全に付き人扱いだな)
内心そんな事を思いながら千夜はベッドに座る。
「それじゃ夕食にしましょうか。クーエも早く座りなさい」
「む、分かっているのじゃ」
「分かっているのなら早くしなさい。ウィル君を扱使って」
「い、いえ!僕は大丈夫ですから」
「ほれ、ウィルもそう言っておるぞ」
「甘えないの!」
ミレーネの言葉に渋々起き上がるクロエ。
「まったくミーネは母上みたいじゃの」
「それはどう言う意味かしら?」
「な、なんでもないのじゃ!」
ミレーネが発する圧力に声を上擦らせながら誤魔化すのだった。
「それじゃ夕食にしましょ」
二人の会話が一段落したところを見計らってエリーゼはそう言う。
その後は楽しい家族の夕食を楽しんだ千夜たちであった。
食事を終えて時間を見計らって広場に集まった千夜たち。
今日もまたいつものように明日の予定と話し合いが行われた。が千夜の予想通りタイチの一言から始まった。
「やはり、彼に任せるのは危険だ!」
タイチが何を言いたいのか誰もがすぐに理解していた。
「そうよ。あれだけ啖呵を切って死人を出すなんて任せられないわ!」
「タイチの言うとおりだわ!」
「だから私たちは最初に言ったんだ!」
その言葉にタイチが侍らす女性人も好き放題に文句を言っていた。
その結果、三つの派閥に分かれてしまった。
一つはタイチに味方する連中。もう一つは千夜に味方する連中。最後に中立の連中だ。
派閥と言っても全体の八割が千夜の見方だ。残りの二割がタイチに見方をする連中。そして中立はベノワとその秘書のみである。
「よく言うぜ!お前だって死人だしただろうが!」
一人の冒険者の反論に千夜派の冒険者たちが大声で同意の声を荒立てる。
「そ、それは……」
「それに俺たちは二人だけだ。でそっちは何人の死人を出したんだ。言ってみろよ!」
「よ、四人……」
「倍も違うじゃねぇか!それでよく悪口が言えたな!」
一方的になってきた派閥争いに千夜はようやく終わるか。と一言のように思っていた。
「だ、だがそれは僕たちの人数が少なかったからだ。そのせいで一人が補う負担が増えてしまったせいだ!」
(おいおい、何を言ってるんだこいつは。完全に責任転嫁だな)
話を聞いていて内心そう思う千夜。
「た、確かにそうだが……」
(お前も引き下がるなよ)
千夜は思わず嘆息したくなる思いに駆られる。
「タイチの言うとおりよ。私たちはたった十名の冒険者で護衛しながら進んだの。それなのに貴方達は私たちの倍以上の数で挑みながら死人を出したのよ!もっと反省するべきなのよ!」
アイーシャは人数が少ないなか死人を出しながらも生還した自分たちを英雄譚のように語り持ち上げる。
しかし、千夜派閥の冒険者たちは完全に丸め込まれていた。その姿にアイーシャたちは優越感に浸る。
「悪いけどそれは違うと思いますよ」
決着が見えたかと思った瞬間ベノワの一言によって否定された。
「どういうことでしょうか?」
鋭い視線でベノワを見つめる。
「貴方たちは十人で戦いその結果数名の死人を出したと言いました」
「ええ、そうですよ。だって僅かな冒険者で魔物が住まう場所に言ったのですから」
「確かにそうですね。ですが皆さん忘れたのですか?センさんだって最初十人で探索に向かったことを」
その言葉に全員が目を見開ける。
「そしてセンさんは誰一人欠ける事無く探索を見事完遂させました」
ベノワの言うとおりだ。最初二階層の探索の時は千夜もまた十人の冒険者と奴隷数名で挑んだのだ。
「それに貴方は戦って死人を出したと言いますが違うわよね?襲撃にあって完全に統率を失い。散り散り逃げ戻っただけでしょ。私もその場に立ち会ったのですから。嘘はいけませんよ」
ベノワの言葉にアイーシャは苦虫を噛み締めたような表情になる。
「それに今回は賞賛されこそすれ、非難されるべきではないと私は思います」
「それはどういうことですか?」
ベノワの言葉に思わずタイチは聞き返す。
「確かに死人はでました。ですがたったの二名で済んだことを喜ぶべきなのですよ」
「喜ぶ?何故ですか、死人が出たんですよ!だったらその部隊の指揮官に責任を問うべきでしょ!」
「でしたら貴方もそうですね。なって言っても貴方はセンさんより死人を出しているのですから」
「うっ」
ベノワの鋭い一言に言い返せないタイチ。
その光景を目にした千夜派閥の冒険者たちは笑いを堪えるのに必死だった。
「それに今回は相手が違います。今回センさんたちが相手にしたのはおよそ五十体以上のグレータースケルトン軍団です」
「グレータースケルトン軍団ですか!?」
「おや?知らなかったのですか?」
意外そうな表情を浮かべながらもベノワは話を続けた。
「グレータースケルトン軍団に襲撃に合い、包囲されながらも冷静な判断と指揮で戦闘し僅か数名の負傷者と二名の死傷者を出してだけで済んだんです。それを貴方に非難する権利があると?」
「そ、それは……」
ベノワの言葉にタイチとその派閥連中は何も言い返せなくなってしまった。
「どちらにしろ明日の最終日はセンさんたちが参加する日ですので、貴方たちに反対する権利はありませんけどね」
結局この話し合いは最初から無意味だった。ただ時間を浪費しただけに終わった。
「ではセンさん明日の最終日も宜しくお願いしますね」
「ああ」
こうして話し合いは不完全燃焼、不満を互いに与えるだけで終わった。
その光景を見ていた冒険者たちは羨ましそうに、または同じように笑顔を浮かべていた。
そんな光景に千夜は内心ひょうきんな奴らだと思う。
「ご苦労様でしたね」
そんな千夜にベノワが話しかけてくる。
「ま、予想外の事はあったがな」
「予想外のこと?」
「その事に関しては秘書に聞いてくれ」
「分かりました」
「それと今回の探索は思った以上に収穫が少ないが勘弁してくれ」
「無いよりかはましですから」
「そう言ってもらえると助かる」
そう言い残して千夜は出迎えてくれたエリーゼたちのもとに向かった。
「お帰りなさい旦那様」
「ただいま」
「お帰りなさいセンヤさん。既に夕食の準備は出来ていますよ」
「それは楽しみだ。それより二人は?」
「二人なら一時間ほど前に戻ってきたので部屋で休んでいます。ウィル君が面倒見ていますがオモチャにされていないか心配です」
「あの二人がそんなことするとは思えないが」
「可愛い男の子を目の前にしたら、女性は意地悪をしたくなるものですよ」
「嫌な情報だな」
「ま、女性の扱いを覚えてもらうためと思えば良いでしょ」
(そ、それで良いのか?)
実の母親であるエリーゼの対応に疑問符を浮かべながら内心合掌する千夜であった。
貸し与えられた小屋に戻るとウィルがクロエのマッサージをしていた。
「お帰りなさいませ主」
「ただいま」
「お帰りなのじゃ。あああぁぁ、そこそこ」
(予想とは違ったが、完全に付き人扱いだな)
内心そんな事を思いながら千夜はベッドに座る。
「それじゃ夕食にしましょうか。クーエも早く座りなさい」
「む、分かっているのじゃ」
「分かっているのなら早くしなさい。ウィル君を扱使って」
「い、いえ!僕は大丈夫ですから」
「ほれ、ウィルもそう言っておるぞ」
「甘えないの!」
ミレーネの言葉に渋々起き上がるクロエ。
「まったくミーネは母上みたいじゃの」
「それはどう言う意味かしら?」
「な、なんでもないのじゃ!」
ミレーネが発する圧力に声を上擦らせながら誤魔化すのだった。
「それじゃ夕食にしましょ」
二人の会話が一段落したところを見計らってエリーゼはそう言う。
その後は楽しい家族の夕食を楽しんだ千夜たちであった。
食事を終えて時間を見計らって広場に集まった千夜たち。
今日もまたいつものように明日の予定と話し合いが行われた。が千夜の予想通りタイチの一言から始まった。
「やはり、彼に任せるのは危険だ!」
タイチが何を言いたいのか誰もがすぐに理解していた。
「そうよ。あれだけ啖呵を切って死人を出すなんて任せられないわ!」
「タイチの言うとおりだわ!」
「だから私たちは最初に言ったんだ!」
その言葉にタイチが侍らす女性人も好き放題に文句を言っていた。
その結果、三つの派閥に分かれてしまった。
一つはタイチに味方する連中。もう一つは千夜に味方する連中。最後に中立の連中だ。
派閥と言っても全体の八割が千夜の見方だ。残りの二割がタイチに見方をする連中。そして中立はベノワとその秘書のみである。
「よく言うぜ!お前だって死人だしただろうが!」
一人の冒険者の反論に千夜派の冒険者たちが大声で同意の声を荒立てる。
「そ、それは……」
「それに俺たちは二人だけだ。でそっちは何人の死人を出したんだ。言ってみろよ!」
「よ、四人……」
「倍も違うじゃねぇか!それでよく悪口が言えたな!」
一方的になってきた派閥争いに千夜はようやく終わるか。と一言のように思っていた。
「だ、だがそれは僕たちの人数が少なかったからだ。そのせいで一人が補う負担が増えてしまったせいだ!」
(おいおい、何を言ってるんだこいつは。完全に責任転嫁だな)
話を聞いていて内心そう思う千夜。
「た、確かにそうだが……」
(お前も引き下がるなよ)
千夜は思わず嘆息したくなる思いに駆られる。
「タイチの言うとおりよ。私たちはたった十名の冒険者で護衛しながら進んだの。それなのに貴方達は私たちの倍以上の数で挑みながら死人を出したのよ!もっと反省するべきなのよ!」
アイーシャは人数が少ないなか死人を出しながらも生還した自分たちを英雄譚のように語り持ち上げる。
しかし、千夜派閥の冒険者たちは完全に丸め込まれていた。その姿にアイーシャたちは優越感に浸る。
「悪いけどそれは違うと思いますよ」
決着が見えたかと思った瞬間ベノワの一言によって否定された。
「どういうことでしょうか?」
鋭い視線でベノワを見つめる。
「貴方たちは十人で戦いその結果数名の死人を出したと言いました」
「ええ、そうですよ。だって僅かな冒険者で魔物が住まう場所に言ったのですから」
「確かにそうですね。ですが皆さん忘れたのですか?センさんだって最初十人で探索に向かったことを」
その言葉に全員が目を見開ける。
「そしてセンさんは誰一人欠ける事無く探索を見事完遂させました」
ベノワの言うとおりだ。最初二階層の探索の時は千夜もまた十人の冒険者と奴隷数名で挑んだのだ。
「それに貴方は戦って死人を出したと言いますが違うわよね?襲撃にあって完全に統率を失い。散り散り逃げ戻っただけでしょ。私もその場に立ち会ったのですから。嘘はいけませんよ」
ベノワの言葉にアイーシャは苦虫を噛み締めたような表情になる。
「それに今回は賞賛されこそすれ、非難されるべきではないと私は思います」
「それはどういうことですか?」
ベノワの言葉に思わずタイチは聞き返す。
「確かに死人はでました。ですがたったの二名で済んだことを喜ぶべきなのですよ」
「喜ぶ?何故ですか、死人が出たんですよ!だったらその部隊の指揮官に責任を問うべきでしょ!」
「でしたら貴方もそうですね。なって言っても貴方はセンさんより死人を出しているのですから」
「うっ」
ベノワの鋭い一言に言い返せないタイチ。
その光景を目にした千夜派閥の冒険者たちは笑いを堪えるのに必死だった。
「それに今回は相手が違います。今回センさんたちが相手にしたのはおよそ五十体以上のグレータースケルトン軍団です」
「グレータースケルトン軍団ですか!?」
「おや?知らなかったのですか?」
意外そうな表情を浮かべながらもベノワは話を続けた。
「グレータースケルトン軍団に襲撃に合い、包囲されながらも冷静な判断と指揮で戦闘し僅か数名の負傷者と二名の死傷者を出してだけで済んだんです。それを貴方に非難する権利があると?」
「そ、それは……」
ベノワの言葉にタイチとその派閥連中は何も言い返せなくなってしまった。
「どちらにしろ明日の最終日はセンさんたちが参加する日ですので、貴方たちに反対する権利はありませんけどね」
結局この話し合いは最初から無意味だった。ただ時間を浪費しただけに終わった。
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