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第六章 帰って早々、呆気なくフィリス聖王国調査を始めました。
第六十八幕 クロエとラヴァン
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「ああ、もう! 鬱陶しいわね!」
金髪ツインテールを靡かせ、きめ細かな地肌を惜しげもなく露出した服装の白ギャルことラヴァンは死角という死角から飛んでくる複数の短剣に苛立ちを覚えていた。
事の始まりは数分前。
戦いが始まったのと同時に先制攻撃を仕掛けようとしたが、地面から突如襲い掛かってきた複数の杭に阻まれた。そこからはどこから襲い掛かってくるか分からないナイフや短剣にまともに攻撃する隙すら貰えない状況が続いていた。
そんな状況に陥れた踊り子のような服装で綺麗な褐色肌を盛大に見せびらかさすクロエを恨めしそうに睨む。その間にもナイフや短剣が襲い掛かってくる。
(まったく限が無いじゃない! 何時になったら無くなるのよ!」
無限に存在するかのようにナイフと短剣が襲い掛かってくる。
「くっ!」
死角全ての攻撃を躱し続けるのはさすがのラヴァンにも不可能。すでに幾つかの掠り傷が腕や脚にあった。
「どうしたのじゃ、もう疲れたのかのぅ?」
「煩いわね!」
苛立ちのあまりクロエの挑発にも反応してしまう。それが新たな傷を増やすきっかけにもなっていた。
別にクロエは遊んでいる訳ではない。心の底から殺意を持って殺そうとしている。しかし、クロエの想像以上にラヴァンの反射神経、運動能力、危機察知力が高く、致命傷を負わせるまでには至ってないのだ。
(大したものじゃ。これほど長時間躱し続けられるのとは。接近戦を不得意とするミレーネと良い勝負じゃ)
クロエは月夜の酒鬼メンバーで比較しているが、その比較が間違いである事に気づいてはいない。普通の人間なら間違いなく一撃で絶命している。
「なら、数を増やすとするかのぅ」
これまで襲い掛かって来た役10本のナイフと短剣に加え、五本の5本のナイフが加わる。
「ああ、もう最悪っ!」
反論した事に後悔しつつも躱す。だが、いきなり5本というのはあまりに多すぎた。
しかし、さすがは十二神将の補佐官と言うべきだろう。舌打ちしながらも即座に判断し躱すだけでなく剣で弾いていた。なぜ最初にしなかったのかは簡単だ。隙を作るかだ。
そんなラヴァンの姿を見てクロエは笑みを零す。
クロエはこれまで千夜と出会いクランを作る前から前衛、後衛を臨機応変にこなして来た。それは数をこなす事に精度はあがり、千夜を覗き誰よりも視野が広く状況判断と相手の行動予測、パターンの見極めが上手くなった。そしてそれは相手の行動を縛り誘導する事も可能になった。
月夜の酒鬼の中での戦闘力は低いが、模擬戦では何時も上位に入り込む程までに成長した。
冒険者ギルドに行けば周りの者たちからは『闇夜の麗人』と呼ばれているが、月夜の酒鬼のメンバーからは別の呼び名。いや、二つ名で呼ばれている。それは、
『武器の傀儡師』
自由自在に短剣やナイフを操る姿はまさに人形使いその者だ。いや、相手の行動を数手先まで読み仕掛けてくるクロエの方が性質が悪いと言えた。
それだけ、視野の広さと状況判断、行動予測が出来るにも拘わらず千夜を覗いた時の司令塔に選ばれなかったのには幾つかの理由がある。
一つ目は、人に対して指示の出し方が下手だから。
二つ目は、クロエは頭が言い訳ではない。広い視野でこれまでに培った経験を活かし、状況判断をして数少ない脳味噌で行動予測しているだけなのだ。だが、その経験は数をこなせばこなすほどクロエを強くするの間違いはない。
三つ目は、これが一番の理由だと言えるだろう。相手を誘導するのにクロエは短剣の幾つかを囮に使う事がある。だが、仲間にそれをさせる訳にはいかないからだ。
だからこそ、これまでの経験を活かし臨機応変に動ける遊撃手がクロエの立ち居地となったのだ。
剣を使えば、それだけ回避行動が鈍る。それはクロエにとって滑降の的。左右、上下、背後、四方八方から襲い掛かってくる短剣をラヴァンは全て凌いで見せた。その事に驚きを隠せないクロエ。
そんなクロエに対して荒い息遣いでラヴァンは自慢げに断言する。
「あんたの弱点見つけたわ」
「ほぅ……」
ラヴァンの言葉に興味心身に見つめる。
「あんたの弱点は同時に来ないことよ。そのダークゲートから出てくる時、僅かだけどタイムラグあるわ。それは同時に入れられる数が2本だけだからよ。だからそれを悟らせないように連続でダークゲートに入れているのよ」
「成る程のぅ。確かに我の腕は2本だけじゃ。限度があるのは確かじゃ。じゃがな――」
「え?」
クロエの手の中にはそれぞれ、4本のナイフが持たれていた。
「誰が2本までと言うたかのぅ」
足元に出現したナイフと同じ数、8個のダークゲートがあり、手を振り下ろすとナイフがそれぞれのダークゲートに吸い込まれると同時にラヴァンを襲った。
「嘘でしょ!」
両手に持った剣を巧みに弾き、躱す。しかしすでに次の投擲武器がラヴァンに襲い掛かる。
次から次えと襲い掛かる投擲武器にラヴァンの体力と苛立ちは限界に達していた。
(もう最悪。相手選ぶの間違えたわ。それにしてもいったい幾つ武器を隠し持ってるのよ………え?)
「無い」
視界に入った地面。そこには刺さっていた筈の投擲武器が消えていた。
「ようやく気づいたようじゃのぅ」
「そういう事だったのね」
最悪の事実に笑みを浮かべるクロエにこれまでに無い怒りを込めて睨みつける。
アイテムボックス持ちでもないクロエがどうして死角からの攻撃を続けられたのかそれは再利用していたからだ。地面に刺さった投擲武器をダークゲートを使い手元に戻し、再び投擲する。これを繰り返していたのだ。その証拠にクロエの服には残り5本の投擲武器しか装着されていなかった。
千夜に指導受けた際ダークゲートの応用技について相談した事があった。その時千夜に言われた言葉が、相手に弱点を知られる余裕を与えるな。これがこの技を編み出すきっかけとなったのだ。
(センヤが望んだ答えかどうかは分からぬが、我の編出した技じゃ)
「堪能するが良い」
「………最悪」
絶望的な目の前の状況に戦意喪失したラヴァンは剣を落とす。
「なんじゃ、主の為に最後まで戦わぬのか?」
「別に。私はメランと違ってレイク様の事が好きだった訳じゃないし」
「忠誠心は無いのかの?」
「あるわけ無いでしょ。私は今まで自分の為にに強くなったの。金も地位も権力も全て手に入れるためにね」
「そうか」
「アンタは何の為に戦ってるのよ」
「愛する夫と家族のためじゃ」
「ダッサ………でも、少し羨ましい……」
「なら生まれ変わったらセンヤの許へ行くが良いぞ。きっと受け入れてくれるからのぅ」
「自分の夫を紹介するわけ?」
「英雄色を好むと言うじゃろ?」
「そんな女ッタラシはごめんよ」
「そうかのぅ」
「でも、ま。考えておくわ」
「そうかのぅ」
対外に笑みを浮かべると同時にラヴァンはこの世を後にした。
金髪ツインテールを靡かせ、きめ細かな地肌を惜しげもなく露出した服装の白ギャルことラヴァンは死角という死角から飛んでくる複数の短剣に苛立ちを覚えていた。
事の始まりは数分前。
戦いが始まったのと同時に先制攻撃を仕掛けようとしたが、地面から突如襲い掛かってきた複数の杭に阻まれた。そこからはどこから襲い掛かってくるか分からないナイフや短剣にまともに攻撃する隙すら貰えない状況が続いていた。
そんな状況に陥れた踊り子のような服装で綺麗な褐色肌を盛大に見せびらかさすクロエを恨めしそうに睨む。その間にもナイフや短剣が襲い掛かってくる。
(まったく限が無いじゃない! 何時になったら無くなるのよ!」
無限に存在するかのようにナイフと短剣が襲い掛かってくる。
「くっ!」
死角全ての攻撃を躱し続けるのはさすがのラヴァンにも不可能。すでに幾つかの掠り傷が腕や脚にあった。
「どうしたのじゃ、もう疲れたのかのぅ?」
「煩いわね!」
苛立ちのあまりクロエの挑発にも反応してしまう。それが新たな傷を増やすきっかけにもなっていた。
別にクロエは遊んでいる訳ではない。心の底から殺意を持って殺そうとしている。しかし、クロエの想像以上にラヴァンの反射神経、運動能力、危機察知力が高く、致命傷を負わせるまでには至ってないのだ。
(大したものじゃ。これほど長時間躱し続けられるのとは。接近戦を不得意とするミレーネと良い勝負じゃ)
クロエは月夜の酒鬼メンバーで比較しているが、その比較が間違いである事に気づいてはいない。普通の人間なら間違いなく一撃で絶命している。
「なら、数を増やすとするかのぅ」
これまで襲い掛かって来た役10本のナイフと短剣に加え、五本の5本のナイフが加わる。
「ああ、もう最悪っ!」
反論した事に後悔しつつも躱す。だが、いきなり5本というのはあまりに多すぎた。
しかし、さすがは十二神将の補佐官と言うべきだろう。舌打ちしながらも即座に判断し躱すだけでなく剣で弾いていた。なぜ最初にしなかったのかは簡単だ。隙を作るかだ。
そんなラヴァンの姿を見てクロエは笑みを零す。
クロエはこれまで千夜と出会いクランを作る前から前衛、後衛を臨機応変にこなして来た。それは数をこなす事に精度はあがり、千夜を覗き誰よりも視野が広く状況判断と相手の行動予測、パターンの見極めが上手くなった。そしてそれは相手の行動を縛り誘導する事も可能になった。
月夜の酒鬼の中での戦闘力は低いが、模擬戦では何時も上位に入り込む程までに成長した。
冒険者ギルドに行けば周りの者たちからは『闇夜の麗人』と呼ばれているが、月夜の酒鬼のメンバーからは別の呼び名。いや、二つ名で呼ばれている。それは、
『武器の傀儡師』
自由自在に短剣やナイフを操る姿はまさに人形使いその者だ。いや、相手の行動を数手先まで読み仕掛けてくるクロエの方が性質が悪いと言えた。
それだけ、視野の広さと状況判断、行動予測が出来るにも拘わらず千夜を覗いた時の司令塔に選ばれなかったのには幾つかの理由がある。
一つ目は、人に対して指示の出し方が下手だから。
二つ目は、クロエは頭が言い訳ではない。広い視野でこれまでに培った経験を活かし、状況判断をして数少ない脳味噌で行動予測しているだけなのだ。だが、その経験は数をこなせばこなすほどクロエを強くするの間違いはない。
三つ目は、これが一番の理由だと言えるだろう。相手を誘導するのにクロエは短剣の幾つかを囮に使う事がある。だが、仲間にそれをさせる訳にはいかないからだ。
だからこそ、これまでの経験を活かし臨機応変に動ける遊撃手がクロエの立ち居地となったのだ。
剣を使えば、それだけ回避行動が鈍る。それはクロエにとって滑降の的。左右、上下、背後、四方八方から襲い掛かってくる短剣をラヴァンは全て凌いで見せた。その事に驚きを隠せないクロエ。
そんなクロエに対して荒い息遣いでラヴァンは自慢げに断言する。
「あんたの弱点見つけたわ」
「ほぅ……」
ラヴァンの言葉に興味心身に見つめる。
「あんたの弱点は同時に来ないことよ。そのダークゲートから出てくる時、僅かだけどタイムラグあるわ。それは同時に入れられる数が2本だけだからよ。だからそれを悟らせないように連続でダークゲートに入れているのよ」
「成る程のぅ。確かに我の腕は2本だけじゃ。限度があるのは確かじゃ。じゃがな――」
「え?」
クロエの手の中にはそれぞれ、4本のナイフが持たれていた。
「誰が2本までと言うたかのぅ」
足元に出現したナイフと同じ数、8個のダークゲートがあり、手を振り下ろすとナイフがそれぞれのダークゲートに吸い込まれると同時にラヴァンを襲った。
「嘘でしょ!」
両手に持った剣を巧みに弾き、躱す。しかしすでに次の投擲武器がラヴァンに襲い掛かる。
次から次えと襲い掛かる投擲武器にラヴァンの体力と苛立ちは限界に達していた。
(もう最悪。相手選ぶの間違えたわ。それにしてもいったい幾つ武器を隠し持ってるのよ………え?)
「無い」
視界に入った地面。そこには刺さっていた筈の投擲武器が消えていた。
「ようやく気づいたようじゃのぅ」
「そういう事だったのね」
最悪の事実に笑みを浮かべるクロエにこれまでに無い怒りを込めて睨みつける。
アイテムボックス持ちでもないクロエがどうして死角からの攻撃を続けられたのかそれは再利用していたからだ。地面に刺さった投擲武器をダークゲートを使い手元に戻し、再び投擲する。これを繰り返していたのだ。その証拠にクロエの服には残り5本の投擲武器しか装着されていなかった。
千夜に指導受けた際ダークゲートの応用技について相談した事があった。その時千夜に言われた言葉が、相手に弱点を知られる余裕を与えるな。これがこの技を編み出すきっかけとなったのだ。
(センヤが望んだ答えかどうかは分からぬが、我の編出した技じゃ)
「堪能するが良い」
「………最悪」
絶望的な目の前の状況に戦意喪失したラヴァンは剣を落とす。
「なんじゃ、主の為に最後まで戦わぬのか?」
「別に。私はメランと違ってレイク様の事が好きだった訳じゃないし」
「忠誠心は無いのかの?」
「あるわけ無いでしょ。私は今まで自分の為にに強くなったの。金も地位も権力も全て手に入れるためにね」
「そうか」
「アンタは何の為に戦ってるのよ」
「愛する夫と家族のためじゃ」
「ダッサ………でも、少し羨ましい……」
「なら生まれ変わったらセンヤの許へ行くが良いぞ。きっと受け入れてくれるからのぅ」
「自分の夫を紹介するわけ?」
「英雄色を好むと言うじゃろ?」
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