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二章【亡霊教会編】
第十六話:嵐の前の
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帰着したデオドラを迎えたのはフィルマートだった。
「ボス! 魔人様がお戻りになられましたぜ!!」
歩を揃えて教会堂に踏み入る。無数の教徒の視線に晒されながら立ち竦むデオドラの元へ、急ぎ足のルピスが駆け寄った。
「おかえりなさいませなのです、魔人様!」
少女の朗らかな微笑みに、デオドラの心は解されるばかりである。また、教会堂全体を包む狂騒な雰囲気はデオドラの肌に痛かったが、不思議と痛快な部分もあり、デオドラの心の保養になっていた。
ルピスは持ち前の真っ白な歯を見せつけるように、純朴な笑みを吊り上げる。
「どうでしたか、今のソルセインは!?」
「暮らし向きは思ったより普通だったな。程よく豊かで程よく貧しいと言うか。でもまぁ、見る分には楽しかったよ」
「魔人様にお楽しみ頂けたなら、ルピスも嬉しいのです!!」
ここでフィルマートが、ルピスの物言いに同調するように頷く。
「うんうん、ソルセインはこれから魔人様に支配される国だ。面白味がないとむしろ困りますよね」
「しないから。俺は支配者って玉じゃないし」
フィルマートだけでなく、亡霊教会がデオドラに向ける期待値は、かなり的外れな所がある。ここは勘違いを拗らされても困るし、是正しておくべきだろう。
「お前たちが思ってるより普通の人間だぞ、俺。第一、この世界が伝承してる魔人の話は――」
――全て偽りである。と、つい全ての真実を白状してしまいそうになり、口を噤む。
亡霊教会が助け出したのは魔人であるデオドラだ。それが、実はデオドラが言い伝え通りの魔人と異なる人物だと発覚すれば、どうなるか。
(――居場所のない俺を受け入れてくれるのは此処だけだ。しばらくは、馬鹿正直に全てを話さない方が良いかもな)
相手を騙すようで気が引けるが、嘘は使わない。ただ、本当のことを言わないだけだ。それなら恩人への最低限の誠意も保てるだろう、というのがデオドラの結論だった。
デオドラは話題を逸らすべく、別の話題を考える。
「あ、あ~、えっと……あ、そういえば俺、すっごい綺麗な女の人に会ったんだよ!」
そこで思いついたのが、求婚までした灰色の美女である。
すると、デオドラが弾む口調で他の女の話を出した途端に、ルピスの瞳から灯りが薄れた。
「……綺麗な、女…………あ、ルピスのことなのです?」
「違うよ普通に。確か竜人とか名乗ってたかな」
「むぅ、竜人……隠者どものことなのです」
どこか不満げに顔を膨らませつつも、ルピスはデオドラが話す女について心当たりがある様子だった。
「お、知ってるのか」
「勿論なのです」
「じゃあ教えてくれないか、竜人って何なんだ?」
質問を受け、自分が魔人に求められていると感じたルピスは、再び笑顔を咲かせて幸せそうに答えた。
「はい! 竜人とは、魔獣と人間が交配して出来た亜人の一種なのです! 純粋な魔獣はロイヤルギアスで人間に歯向かえませんが、竜人のような亜人種にはロイヤルギアスの効果が半減するのです。よって、竜人は王族以外の人間になら手を出しても何の反動も受けないのです」
「……王族に攻撃は出来ないが、それ以外の人間になら攻撃が出来る。それってつまり、俺と同じ状態って訳か」
亜人種。初めて聞いた単語を反芻し、デオドラは思惟する。ロイヤルギアスという枷を押し付けられた竜族は、人間と戦う手段を失ってしまった。そこで、ロイヤルギアスの効果を弱める為に竜の血を薄めるという対抗策に出た。これにより、人間と戦える竜を作ったのだろう。
ルピスから聞いた知識を基に、デオドラは竜人の正体に辿り着く。
要するに、あの女性は。
「……そうか、竜族を人間から守ってたのか。だからあんなに必死に……」
竜人の女は、竜の住処を流布されることを恐れて、口封じとしてデオドラを殺そうとしていたのだ。殺されかけた立場のデオドラではあるが、相手の動機も正当なものだと納得出来た。今回の場合は、不用意に竜の生活圏へと侵入してしまったデオドラにも非がある。
「殺されても当然だったかもな」
「……まさか、竜人と会ったんですか?」
ルピスの問いに、首肯して答える。
「まぁな。大したことは無かったけど」
これを聞いたフィルマートは、歓声のような声を上げた。
「へぇ、流石は魔人様だ! 亜人はすごく強いと噂ですが、魔人様の敵ではないようですね!! オレは心から敬服の意を示します!!」
「確かに、あの女は良い動きしてたなぁ。竜の血を引いてるだけあったよ。まぁ流石に、純正の竜よりは弱かったけど」
デオドラは竜との死闘を思い出して感慨に耽る。
竜人は確かに強い。並の人間では到底歯が立たないだろう。しかし太古にデオドラと竜族が繰り広げた世紀の大乱戦と比較すると、先程の接敵は児戯にも満たなかった。竜の姿を脱し人型になるまで血を薄めたのだから、極度の弱体化は仕方のないことかもしれないが。
「所詮、竜は竜なのです! そんなことよりも、魔人様の為にお祭りのご用意があるのです!」
ルピスの竜族軽視の発言は、現代でいかに竜が虐げられているかを証明している。ロイヤルギアスのせいで、地上最強の脊椎動物である竜は、その力を正しく示せていないようだ。
「祭り、ねぇ。それは楽しみだけどさ……」
大勢で騒ぐ宴のような催しは、あまり場慣れはしていないものの、たまに行えば楽しく感じるものだ。ただし、今に限ってはあまり気が乗らない。自分の心情を暗に示したデオドラだったが、ルピスはその言葉を譜面通りに受け取ったようだった。
「準備にもうしばらくかかるので、開催できるのは今晩になるのです! 楽しみにして頂けて光栄ですが、ルピスたちが鈍重で申し訳ないのです……」
「謝るなよ。むしろ、こっちの方が何から何まで申し訳ない。俺にも手伝えることはあるか?」
デオドラは気遣いさればかりの状況を後ろめたく感じ始めていた。だが、ルピスは一切の苦労を魔人に掛けたくないようで、デオドラの申し入れを拒絶する。
「準備にもうしばらくかかるので、開催できるのは今晩になるのです! それまでお暇でしょうし、魔人様には前戯をどうぞ、お楽しみ頂きたいのです!!」
「祭りに前戯? なんだそりゃ」
「きっとお喜び頂けるのです!!」
自分の行いが間違いなくデオドラの趣味に沿っていると確信しているルピスは、淀みない溌剌とした声だった。
「フィルマート、魔人様を地下室にご案内するのです」
「へいへい」
地下室なんてあったのか、等と能天気なことを考えながら、デオドラは言われるがまま、地下室へと向かった。
「ボス! 魔人様がお戻りになられましたぜ!!」
歩を揃えて教会堂に踏み入る。無数の教徒の視線に晒されながら立ち竦むデオドラの元へ、急ぎ足のルピスが駆け寄った。
「おかえりなさいませなのです、魔人様!」
少女の朗らかな微笑みに、デオドラの心は解されるばかりである。また、教会堂全体を包む狂騒な雰囲気はデオドラの肌に痛かったが、不思議と痛快な部分もあり、デオドラの心の保養になっていた。
ルピスは持ち前の真っ白な歯を見せつけるように、純朴な笑みを吊り上げる。
「どうでしたか、今のソルセインは!?」
「暮らし向きは思ったより普通だったな。程よく豊かで程よく貧しいと言うか。でもまぁ、見る分には楽しかったよ」
「魔人様にお楽しみ頂けたなら、ルピスも嬉しいのです!!」
ここでフィルマートが、ルピスの物言いに同調するように頷く。
「うんうん、ソルセインはこれから魔人様に支配される国だ。面白味がないとむしろ困りますよね」
「しないから。俺は支配者って玉じゃないし」
フィルマートだけでなく、亡霊教会がデオドラに向ける期待値は、かなり的外れな所がある。ここは勘違いを拗らされても困るし、是正しておくべきだろう。
「お前たちが思ってるより普通の人間だぞ、俺。第一、この世界が伝承してる魔人の話は――」
――全て偽りである。と、つい全ての真実を白状してしまいそうになり、口を噤む。
亡霊教会が助け出したのは魔人であるデオドラだ。それが、実はデオドラが言い伝え通りの魔人と異なる人物だと発覚すれば、どうなるか。
(――居場所のない俺を受け入れてくれるのは此処だけだ。しばらくは、馬鹿正直に全てを話さない方が良いかもな)
相手を騙すようで気が引けるが、嘘は使わない。ただ、本当のことを言わないだけだ。それなら恩人への最低限の誠意も保てるだろう、というのがデオドラの結論だった。
デオドラは話題を逸らすべく、別の話題を考える。
「あ、あ~、えっと……あ、そういえば俺、すっごい綺麗な女の人に会ったんだよ!」
そこで思いついたのが、求婚までした灰色の美女である。
すると、デオドラが弾む口調で他の女の話を出した途端に、ルピスの瞳から灯りが薄れた。
「……綺麗な、女…………あ、ルピスのことなのです?」
「違うよ普通に。確か竜人とか名乗ってたかな」
「むぅ、竜人……隠者どものことなのです」
どこか不満げに顔を膨らませつつも、ルピスはデオドラが話す女について心当たりがある様子だった。
「お、知ってるのか」
「勿論なのです」
「じゃあ教えてくれないか、竜人って何なんだ?」
質問を受け、自分が魔人に求められていると感じたルピスは、再び笑顔を咲かせて幸せそうに答えた。
「はい! 竜人とは、魔獣と人間が交配して出来た亜人の一種なのです! 純粋な魔獣はロイヤルギアスで人間に歯向かえませんが、竜人のような亜人種にはロイヤルギアスの効果が半減するのです。よって、竜人は王族以外の人間になら手を出しても何の反動も受けないのです」
「……王族に攻撃は出来ないが、それ以外の人間になら攻撃が出来る。それってつまり、俺と同じ状態って訳か」
亜人種。初めて聞いた単語を反芻し、デオドラは思惟する。ロイヤルギアスという枷を押し付けられた竜族は、人間と戦う手段を失ってしまった。そこで、ロイヤルギアスの効果を弱める為に竜の血を薄めるという対抗策に出た。これにより、人間と戦える竜を作ったのだろう。
ルピスから聞いた知識を基に、デオドラは竜人の正体に辿り着く。
要するに、あの女性は。
「……そうか、竜族を人間から守ってたのか。だからあんなに必死に……」
竜人の女は、竜の住処を流布されることを恐れて、口封じとしてデオドラを殺そうとしていたのだ。殺されかけた立場のデオドラではあるが、相手の動機も正当なものだと納得出来た。今回の場合は、不用意に竜の生活圏へと侵入してしまったデオドラにも非がある。
「殺されても当然だったかもな」
「……まさか、竜人と会ったんですか?」
ルピスの問いに、首肯して答える。
「まぁな。大したことは無かったけど」
これを聞いたフィルマートは、歓声のような声を上げた。
「へぇ、流石は魔人様だ! 亜人はすごく強いと噂ですが、魔人様の敵ではないようですね!! オレは心から敬服の意を示します!!」
「確かに、あの女は良い動きしてたなぁ。竜の血を引いてるだけあったよ。まぁ流石に、純正の竜よりは弱かったけど」
デオドラは竜との死闘を思い出して感慨に耽る。
竜人は確かに強い。並の人間では到底歯が立たないだろう。しかし太古にデオドラと竜族が繰り広げた世紀の大乱戦と比較すると、先程の接敵は児戯にも満たなかった。竜の姿を脱し人型になるまで血を薄めたのだから、極度の弱体化は仕方のないことかもしれないが。
「所詮、竜は竜なのです! そんなことよりも、魔人様の為にお祭りのご用意があるのです!」
ルピスの竜族軽視の発言は、現代でいかに竜が虐げられているかを証明している。ロイヤルギアスのせいで、地上最強の脊椎動物である竜は、その力を正しく示せていないようだ。
「祭り、ねぇ。それは楽しみだけどさ……」
大勢で騒ぐ宴のような催しは、あまり場慣れはしていないものの、たまに行えば楽しく感じるものだ。ただし、今に限ってはあまり気が乗らない。自分の心情を暗に示したデオドラだったが、ルピスはその言葉を譜面通りに受け取ったようだった。
「準備にもうしばらくかかるので、開催できるのは今晩になるのです! 楽しみにして頂けて光栄ですが、ルピスたちが鈍重で申し訳ないのです……」
「謝るなよ。むしろ、こっちの方が何から何まで申し訳ない。俺にも手伝えることはあるか?」
デオドラは気遣いさればかりの状況を後ろめたく感じ始めていた。だが、ルピスは一切の苦労を魔人に掛けたくないようで、デオドラの申し入れを拒絶する。
「準備にもうしばらくかかるので、開催できるのは今晩になるのです! それまでお暇でしょうし、魔人様には前戯をどうぞ、お楽しみ頂きたいのです!!」
「祭りに前戯? なんだそりゃ」
「きっとお喜び頂けるのです!!」
自分の行いが間違いなくデオドラの趣味に沿っていると確信しているルピスは、淀みない溌剌とした声だった。
「フィルマート、魔人様を地下室にご案内するのです」
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