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本編第四部「黄金色の夢の結末」
6 思い出の酒
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――リヤスーダの葬儀は、彼の遺言に従って簡素な形式で執り行われた。
催場に棺のみが置かれ、死者を冥府へと送り出すための儀式が粛々と進められていく。参列した王の一族や民らの手により供えられた色とりどりの花々が、どんな装飾よりも美しく彼を彩った。
儀式が終わり霊廟へと向かう馬車には、沿道から女子供らの手によって花弁が吹雪のように振り撒かれる。王の名を呼ぶ声が誰からともなく上がり、それはやがてひとつの大きな声となった。
贅など凝らさずとも、彼の葬儀は民に愛された王に相応しい、盛大かつ壮麗なものとなったのだった。
――リヤスーダが身罷ってから暫くの後。
静けさの漂う離れ屋に、イグルシアスが訪れた。
「キュリオ! さっきベルと会ったよ。僕の所で新米侍女の教育係してくれるってさ!」
彼もまた彼なりに年を取り、赤実のある金髪には少しばかり白いものが混じっている。だが、甘く端正な顔立ちは今だ若々しく、その軽く明るい口調も相変わらずだ。
「……って、それ、……どうしちゃったの」
そんな彼が離れ家の居間にいるキュリオの姿を見た途端、驚きに目を見開いた。
「今しがた、ベルセニアに切ってもらったのだよ。あの長さは私ひとりで手入れをするには、持て余す長さだからね。随分と頭が軽くなったよ」
腰に届くほど長く伸ばされていたキュリオの艶やかな黒髪が、ばっさりと肩上で切られていたのだ。
呑気に微笑みながら返された答えに、酷く驚いた顔をしていたイグルシアスが「綺麗だったのに……。うんまあ、でも、その長さも似合うよ」と、苦笑めいたものを声に滲ませながら言った。
「あ! そうそう、君に頼まれてた物を持って来たよ。これで合ってるかな」
居間にあるテーブルの上にイグルシアス置いたのは、大瓶の酒だった。
をれを見たキュリオが「……懐かしい。間違いないよ。私とリヤが初めて一緒に飲んだ酒だ」と、嬉し気に顔を綻ばせて頷く。
「そうなの。思い出の酒だねぇ。兄さんに供えていくつもりかな」
「いや、君と飲みたいと思うんだが、どうかね」
瓶を掲げてキュリオがイグルシアスを誘うと、彼は「えっ?」と、声を上げて意外そうな顔をした。
「それは、嬉しいけれど良いのかい? 思い出の酒なんだから、兄さんに供えてあげた方がいいと思うけれど……」
「酒は供えるよりも、飲む物だ。彼を想いながら飲みたいが、独り酒は寂しい。……イグルシアス、私と一緒にこれを飲んではくれないかね」
「……うん、わかったよ。そういう事なら喜んで付き合うよ」
キュリオ自ら調理場から杯をふたつ持って来て、居間のテーブルに並べる。
「……リヤの行き付けだった酒場で、これで彼と飲み比べをしたのだよ」
封を開け、杯に白濁色の酒を注いでイグルシアスに手渡しながら、キュリオは微笑んだ。
「なかなかに強い酒だ。気を付けて」
「ふうん? 飲み易そうな良い匂いだけど……」
軽く匂いを嗅いでから少しだけ口に含んで味わい、ゴクリと飲み込んだイグルシアスは次の瞬間、ぷはーっと息を吐き出す。
「はぁ、凄いね。喉にカーッとくる感じだ。……うん、でも美味しいよ。悪くない味だね」
「そうかね。気に入ってもらえて、嬉しいよ」
「でもさ、この強いので飲み比べなんて酒豪だねぇ。どっちが勝ったの」
少しずつ酒を味わいながら訊く長年の友人に対して、キュリオがくっと一息で酒を飲み干して、二杯目を手酌で注ぎながら、こう答えた。
「私だ。リヤは酔い潰れたよ」
「あはは! あの兄さんが? 凄いね!」
「店主に言わせると、リヤがそういう酔い方をしたのを見たのは、初めてだったそうだよ」
「へぇ……。その時から、キュリオには気を許していたって事なのかな」
「そうなるのかね。とにかく、その後が大変だったよ。休憩部屋の寝床にどうにか運んで寝かし付けた後に、酔い覚ましに外套を脱いでいたら、リヤがまだ半分起きていてね。隠していた顔を見られてしまって――」
「ちょっとまって!」
イグルシアスはひっぱたく勢いでキュリオの口を塞ぎ、話を遮る。
「む、ぐ……」
「……その先はなんか想像がつくよ」
はあああっと溜息をつきながらキュリオの口から手を離して、彼はチビチビと酒を飲む。少しだけ赤くなった口元をさすりながら、キュリオは「痛い……」と呟いて眉根を寄せた。
「ごめんごめん。でも、生っぽい部分があるなら省いてくれないかい。君は時々恥じらいが足りないよ」
苦笑いをして、イグルシアスがヒラヒラと手を振ると、キュリオは「うむ……」と、頷いた。
「……リヤは結局、朝には何も覚えていなかったが。寝起きにもう一度私の顔を見た時に、また驚いていたからね。私を抱き込んで寝落ちてしまう前、やっと見つけただのと言われたのだが、あれは一体何だったのか」
「うーん。何だろうね。初対面で、やっと見つけたっていうのは妙だね。前世で会ってたとかさ。そういうのだったら面白いけど」
うーんと唸って悩みながら、酒を飲み干したイグルシアスに、キュリオが二杯目の酌をする。
「何せ、兄さんは国を興した始祖の再来だと言われていたし、生まれ変わりはこの国でも割と信じられているんだよねぇ……。黄金色の子供は滅多に生まれないんだ。僕みたいに色混じりがあるのが普通だね」
「若い頃は、兄さんみたいな髪で生まれたかったと思ったりもしたよ」と、やや白髪混じりになっている赤みの強い自らの金髪を触りながら、イグルシアスが笑う。
「再来が事実として起こり得るなら、もしかしたらリヤが戻ってきてくれるだろうかね。それを信じてみたい気もするが……」
三杯目の酒を飲みながら、キュリオは穏やかに微笑んだ。
「……ねぇ、キュリオ。生まれ変わりを信じてみたいのなら、旅に出ずにここで待っいても良いのではないかな。またいつか、兄さんと同じ黄金色の子が生まれてくるかもしれないよ。……皆も、君が居てくれるのを喜ぶよ」
イグルシアスが真剣な顔で言うが、キュリオは顔を俯かせて、ゆるりと首を横に振った。
「すまないね。……見送るのは彼一人だけで、もう十分だ。皆まで見送ることなどとても辛くてできない。……私は、臆病で弱い化け物なのだよ」
「無理にとは言わないよ。僕こそ、ごめん」
もとより、リヤスーダが身罷った後には旅暮らしに戻ると決めていたのだ。
それを承知していても尚、イグルシアスやラフィン達は彼を引き留めたいと願っていたが、彼の気持ちは変わらない。
……誰に頼るでもなく自由に旅を続けていた彼が、籠の鳥のように留まり続けていたのは、リヤスーダの存在が有ればこそ成り立っていたものなのだから。
「君達と離れ難いのも確かだ。ずっとここに居てもいいと言ってくれるのは、とても嬉しい」
「……そう言ってもらえて僕も嬉しいよ。……明日には、旅に出るのだったね」
穏やかな表情でキュリオが頷くと、イグルシアスは涙目になりながら、グイッと一息に酒を飲み干してから、こう叫んだ。
「僕は、見送らないと決めたよ! みっともなく泣きそうだ!」
ぐすぐすと鼻を啜りだした彼に「それで構わないよ」と微笑み、キュリオは自らも杯に残る酒を一気に飲み干したのだった。
催場に棺のみが置かれ、死者を冥府へと送り出すための儀式が粛々と進められていく。参列した王の一族や民らの手により供えられた色とりどりの花々が、どんな装飾よりも美しく彼を彩った。
儀式が終わり霊廟へと向かう馬車には、沿道から女子供らの手によって花弁が吹雪のように振り撒かれる。王の名を呼ぶ声が誰からともなく上がり、それはやがてひとつの大きな声となった。
贅など凝らさずとも、彼の葬儀は民に愛された王に相応しい、盛大かつ壮麗なものとなったのだった。
――リヤスーダが身罷ってから暫くの後。
静けさの漂う離れ屋に、イグルシアスが訪れた。
「キュリオ! さっきベルと会ったよ。僕の所で新米侍女の教育係してくれるってさ!」
彼もまた彼なりに年を取り、赤実のある金髪には少しばかり白いものが混じっている。だが、甘く端正な顔立ちは今だ若々しく、その軽く明るい口調も相変わらずだ。
「……って、それ、……どうしちゃったの」
そんな彼が離れ家の居間にいるキュリオの姿を見た途端、驚きに目を見開いた。
「今しがた、ベルセニアに切ってもらったのだよ。あの長さは私ひとりで手入れをするには、持て余す長さだからね。随分と頭が軽くなったよ」
腰に届くほど長く伸ばされていたキュリオの艶やかな黒髪が、ばっさりと肩上で切られていたのだ。
呑気に微笑みながら返された答えに、酷く驚いた顔をしていたイグルシアスが「綺麗だったのに……。うんまあ、でも、その長さも似合うよ」と、苦笑めいたものを声に滲ませながら言った。
「あ! そうそう、君に頼まれてた物を持って来たよ。これで合ってるかな」
居間にあるテーブルの上にイグルシアス置いたのは、大瓶の酒だった。
をれを見たキュリオが「……懐かしい。間違いないよ。私とリヤが初めて一緒に飲んだ酒だ」と、嬉し気に顔を綻ばせて頷く。
「そうなの。思い出の酒だねぇ。兄さんに供えていくつもりかな」
「いや、君と飲みたいと思うんだが、どうかね」
瓶を掲げてキュリオがイグルシアスを誘うと、彼は「えっ?」と、声を上げて意外そうな顔をした。
「それは、嬉しいけれど良いのかい? 思い出の酒なんだから、兄さんに供えてあげた方がいいと思うけれど……」
「酒は供えるよりも、飲む物だ。彼を想いながら飲みたいが、独り酒は寂しい。……イグルシアス、私と一緒にこれを飲んではくれないかね」
「……うん、わかったよ。そういう事なら喜んで付き合うよ」
キュリオ自ら調理場から杯をふたつ持って来て、居間のテーブルに並べる。
「……リヤの行き付けだった酒場で、これで彼と飲み比べをしたのだよ」
封を開け、杯に白濁色の酒を注いでイグルシアスに手渡しながら、キュリオは微笑んだ。
「なかなかに強い酒だ。気を付けて」
「ふうん? 飲み易そうな良い匂いだけど……」
軽く匂いを嗅いでから少しだけ口に含んで味わい、ゴクリと飲み込んだイグルシアスは次の瞬間、ぷはーっと息を吐き出す。
「はぁ、凄いね。喉にカーッとくる感じだ。……うん、でも美味しいよ。悪くない味だね」
「そうかね。気に入ってもらえて、嬉しいよ」
「でもさ、この強いので飲み比べなんて酒豪だねぇ。どっちが勝ったの」
少しずつ酒を味わいながら訊く長年の友人に対して、キュリオがくっと一息で酒を飲み干して、二杯目を手酌で注ぎながら、こう答えた。
「私だ。リヤは酔い潰れたよ」
「あはは! あの兄さんが? 凄いね!」
「店主に言わせると、リヤがそういう酔い方をしたのを見たのは、初めてだったそうだよ」
「へぇ……。その時から、キュリオには気を許していたって事なのかな」
「そうなるのかね。とにかく、その後が大変だったよ。休憩部屋の寝床にどうにか運んで寝かし付けた後に、酔い覚ましに外套を脱いでいたら、リヤがまだ半分起きていてね。隠していた顔を見られてしまって――」
「ちょっとまって!」
イグルシアスはひっぱたく勢いでキュリオの口を塞ぎ、話を遮る。
「む、ぐ……」
「……その先はなんか想像がつくよ」
はあああっと溜息をつきながらキュリオの口から手を離して、彼はチビチビと酒を飲む。少しだけ赤くなった口元をさすりながら、キュリオは「痛い……」と呟いて眉根を寄せた。
「ごめんごめん。でも、生っぽい部分があるなら省いてくれないかい。君は時々恥じらいが足りないよ」
苦笑いをして、イグルシアスがヒラヒラと手を振ると、キュリオは「うむ……」と、頷いた。
「……リヤは結局、朝には何も覚えていなかったが。寝起きにもう一度私の顔を見た時に、また驚いていたからね。私を抱き込んで寝落ちてしまう前、やっと見つけただのと言われたのだが、あれは一体何だったのか」
「うーん。何だろうね。初対面で、やっと見つけたっていうのは妙だね。前世で会ってたとかさ。そういうのだったら面白いけど」
うーんと唸って悩みながら、酒を飲み干したイグルシアスに、キュリオが二杯目の酌をする。
「何せ、兄さんは国を興した始祖の再来だと言われていたし、生まれ変わりはこの国でも割と信じられているんだよねぇ……。黄金色の子供は滅多に生まれないんだ。僕みたいに色混じりがあるのが普通だね」
「若い頃は、兄さんみたいな髪で生まれたかったと思ったりもしたよ」と、やや白髪混じりになっている赤みの強い自らの金髪を触りながら、イグルシアスが笑う。
「再来が事実として起こり得るなら、もしかしたらリヤが戻ってきてくれるだろうかね。それを信じてみたい気もするが……」
三杯目の酒を飲みながら、キュリオは穏やかに微笑んだ。
「……ねぇ、キュリオ。生まれ変わりを信じてみたいのなら、旅に出ずにここで待っいても良いのではないかな。またいつか、兄さんと同じ黄金色の子が生まれてくるかもしれないよ。……皆も、君が居てくれるのを喜ぶよ」
イグルシアスが真剣な顔で言うが、キュリオは顔を俯かせて、ゆるりと首を横に振った。
「すまないね。……見送るのは彼一人だけで、もう十分だ。皆まで見送ることなどとても辛くてできない。……私は、臆病で弱い化け物なのだよ」
「無理にとは言わないよ。僕こそ、ごめん」
もとより、リヤスーダが身罷った後には旅暮らしに戻ると決めていたのだ。
それを承知していても尚、イグルシアスやラフィン達は彼を引き留めたいと願っていたが、彼の気持ちは変わらない。
……誰に頼るでもなく自由に旅を続けていた彼が、籠の鳥のように留まり続けていたのは、リヤスーダの存在が有ればこそ成り立っていたものなのだから。
「君達と離れ難いのも確かだ。ずっとここに居てもいいと言ってくれるのは、とても嬉しい」
「……そう言ってもらえて僕も嬉しいよ。……明日には、旅に出るのだったね」
穏やかな表情でキュリオが頷くと、イグルシアスは涙目になりながら、グイッと一息に酒を飲み干してから、こう叫んだ。
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