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小話的なもの
これは極秘任務だ。よーし、頑張っちゃうぞ!(9/29加筆修正)
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今回は新展開です。 クラさんこと、クラノウサ・ナイブレイド絡みのアレコレ。
今日の仕事は終わったぞー!
ということで、我が家に帰宅した俺。さーて、カムロさんとお帰りのハグをするぞ! って感じで玄関に入ろうとしたその時。
「ハス、待ってくれ」
なんていう声をかけられた。
うん? 誰だ?
振り返ると、そこには騎士団の副団長セリド先輩がいた。
我らが団長代理をしている俺の伯父、クラさんのツッコミ役の先輩が、なんでまた俺の家に? というかこのタイミングで来たってことは、追いかけてきたのかな。
なんだろ? なんか深刻そうな顔してるな……。
疑問符だらけで首を傾げていた俺に、先輩は「私に料理を教えて欲しい」なんて言った。
……なぜに料理?
「へっ?」
「……もう一度言おう。私に、料理を教えて欲しい」
「えっ、あの、セ、セリド先輩、なんで?」
「り、理由があるんだ。その、切実な」
「せ、切実、ですか」
「わ、私の人生が掛かっているんだ! ハス、頼む! 私を弟子にしてくれ!」
ガバッと抱き付かれた!
「うわああ!」
優等生で冷静沈着、クラさんへのツッコミのもキレッキレで超抜群なセリド先輩がこんなに取り乱すなんて! びっくりだ! 料理を覚えなくちゃならない特別任務でもあるのか?
「ちょちょ、待ってください!」
「待てない! できるだけ早く料理を習得する必要があるんだ!」
ひえっ! 必死過ぎる! し、しかも、な、涙目だ!
「そ、そんなに必死にならなくても大丈夫ですってば! 俺で良ければ力になりますよ!」
と、とにかく落ち着かせよう。
「先輩、とりあえず中に入ってください。話、聞きますから」
ぽんぽんと背中を叩いて、俺から引っぺがそうとしたそのとき……。
「ハス君から離れなさいっ!」
ぎゃあああ! 旦那様が怒ったぁ!
「うわあっ! カムロさん、あの、これは、そのっ、違うんです!」
カムロさんが怒り狂いながらセリド先輩を引っぺがして押し退けて、俺をぎゅうぎゅう抱き締める。
「私の伴侶に馴れ馴れしく触らないで下さい!」
おうっふ、熱いお言葉ありがとうございます。怒ってるカムロさんも可愛いなぁ……って!
喜んでる場合じゃない!
ここ、外だぞ! あああ、近所さんの上品なマダムがくすくす笑いながらこっち見てる!
……はっ、恥かしいっ!
「カムロさん、違うんですってば。セリド先輩、ちょっとなにか追い詰められてるみたいで、俺に料理を教えて欲しいって頼みに来てたんですよ」
チュッとほっぺたにキスをして、カムロさんをなでなで。ひ、人目なんて気にしないっ! とにかくカムロさんの怒りを鎮めないといけないんだっ!
「料理をですか? どうしてまた。この男、騎士団の副団長ですよね。料理なんて覚える必要があるんですか? ハス君に近づくための口実じゃないんですか……?」
「あー、あの、それを聞こうとしていたんですよ、カムロさんが乱入して中断しちゃってるだけで……」
「ハス君に不埒な真似をするからです」
「それは、まあ、うん、そうですね。カムロさん、助けてくれてありがとうございました。そんな風に怒ってくれるの、なんか嬉しいです」
なでなでしながらそんなことを言うと、とろっとカムロさんの顔が緩んで極上の笑顔に!
うっ、旦那様の笑顔が眩しいっ!
……っていうかご機嫌が直ったみたいだ。イチャつくのはこの辺にしとこう。
「あの、先輩、とりあえず、料理の見学とかしてみませんか」
俺達のイチャつきで置いてけぼりにされて呆然としてた先輩が、はっと正気に戻って「あ、ああ、頼む。何なら今からでもお願いしたいくらいだ」と、真顔で言った。
「あー、じゃあ、ちょうどこれから晩飯作るとこなんで、見学しますか」
「ああ、それでいい。お邪魔する」
「了解しました。それじゃ、カムロさん晩ごはん作りましょうか」
「……仕方ありませんね。事情がありそうですし」
カムロさんは渋々って感じの顔をしたけど、許可してくれた。
ありがとう旦那様!
……そんなこんなで、先輩を連れて家に入った。
さっと着替えて手を洗ってエプロンを着けて、カムロさんとキッチンへ。俺達の後ろから、セリド先輩が覗き込むようにして調理の様子を見学する形になった。
「あ、どうせなら一緒に晩飯、食べていきませんか。三人分作りますんで」
「い、いいのか?」
「いいですよ。美味しいもの食べたら、きっと気分も落ち着きますって」
「あ、ありがとう」
「食べられないものはないですよね?」
「ない。大丈夫だ」
「よし、了解です。パパっと作りますんですぐ食べられますよ」
さーて、さくさくと調理を進めるぞ。
ソテーして冷蔵庫で寝かせておいた鳥肉をスライス。カムロさんに野菜を洗って千切ってもらって、スライスした鳥肉を入れて混ぜてもらう。
厚めに切ったパンには、ガーリックバターを塗って、オーブンでカリッとさせる!
今日のディナーは鳥肉ソテー入り野菜サラダと、こんがりガーリックバターパンとカボチャスープ。デザートは我が家定番のフルーツたっぷりゼリーだ。
スープ、ゼリーは作り置きしておいたから、野菜とパンを切ったりするだけで調理完了だぞ!
「できた! 先輩、テーブルに持っていくの手伝ってください」
「ああ、いいとも。……美味そうだな」
「絶対美味いですよ。保証します」
ということで、セリド先輩と三人で晩ご飯をいただきまーす!
「――で、どうしてまた料理なんですか」
満腹でまったり食後のお茶しながら、先輩に質問する。
「……団長を引き留めたいからだ」
えっ? クラさんを引き留めたい? なんでまた?
「あの方に、ずっと騎士団にいて頂きたいんだ。私は、その為なら何でもすると決めた」
……お、おお……。そこまで!
「何でもですか。なんでまたそんな……確かに、クラさんがずっといてくれたら俺だって嬉しいけど、あくまで代理ですし、次の団長が決まったらブレッデで隠居生活に戻るって言ってましたし……」
なかなか代理が見つからないから、ずるずる期間が延びてるけど。横領事件の影響が根強いんだよな。人材がいないっていうか、なんていうか。
「それでもだ。そのためにあの方の胃袋を私は掴みたいんだ。ナイブレイド団長が、一生、王都で暮らしてもいいと思って頂けるように……」
……あれー? なんだこれ。話の雰囲気が変だぞ。
先輩、顔が赤いし。
「んん? 胃袋を掴みたいんですか。うーん、まあ、クラさんは確かに食べるの好きですし、うちの父さんの料理が好きなんですよね。だから、父さんから直伝されてる俺の料理も喜んで食べるし。あ! それで俺に頼みに来たんですね! 団長が好きな料理を作って、胃袋がっつり掴みたいから!」
ピンときたぞ!
そうかぁ。俺に頼みに来た理由が分かったぞ。
いやー、すっきりした!
「うっ、そ、そうだ。だから……頼む」
うっわ、すっごい真っ赤になった! また目が潤んでる!
先輩、ほんとに必死だな。そんなにクラさんに騎士団にいて欲しいんだ……。なんか俺も感動して涙出そう! クラさんの人望って凄いんだなぁ……。
横に座ってまったりと食後のお茶を飲んでいたカムロさんが、「ハス君……貴方まさか、気付いてませんか」って言ってきて、えっ? ってなった。
「気付いてないって、何にですか? クラさんの胃袋掴んで引き留めたいっていうのが、俺に突撃した理由だって分かって、俺、すっきりしましたけど」
「セリド副団長は、ナイブレイドのことが好きなんですよ」
はい?
「えっ、好き?」
……好きって? 誰が、誰を?
「……う、ううっ」
先輩が顔を覆って俯いた。
……えっ?
先輩がクラさんのことを好きなんですか?
「ちょ、まっ、なっ、なん、なんで、えっ、すっ、好き? クラさんのこと、好きなんですか先輩ぃ!」
ビックリ過ぎる! 心臓が飛び出すかと思ったぞ!
「し、静かにしてくれ……これ以上、言わせなるな……」
うわぁ……。耳まで真っ赤だ……。そうか、好きなんだぁ……。
「あっ、その、すんません。えっ、ああ、うん、わかりました」
……セリド副団長は、クラさんが好き! これはビッグニュースだ!
「このことは、内密にしてくれ。知られたくない……」
「えっ、なんで」
騎士団のみんなに相談すればいいじゃないのかな? きっと協力してくれるぞ。
そこでまたカムロさんが、俺にこんなことを言ってきた。
「ハス君、これほど取り乱しているんですから、ここへ来たのだってセリド副団長にとっては相当な決断だったんですよ。ナイブレイドの気持もわかりませんし……。騒ぎを大きくするのは妥当ではありませんよ」
……えっ、あっ、そうか!
クラさんはきっと、セリド先輩がこんなふうに考えてるなんて気づいてないだろうなぁ。
セリド先輩が好きだからって、クラさんが先輩を好きになるかどうかは分からないな。
皆に相談して、どうしたら二人が仲良くなれるか考えよう! なんてちょっと考えてたんだよ!
カムロさんの指摘にピシッと背筋を伸ばして「あっ、はい。了解です」と、答えた。
これは極秘任務だな。よーし、頑張っちゃうぞ!
※続きそうな予感がしますね!
今日の仕事は終わったぞー!
ということで、我が家に帰宅した俺。さーて、カムロさんとお帰りのハグをするぞ! って感じで玄関に入ろうとしたその時。
「ハス、待ってくれ」
なんていう声をかけられた。
うん? 誰だ?
振り返ると、そこには騎士団の副団長セリド先輩がいた。
我らが団長代理をしている俺の伯父、クラさんのツッコミ役の先輩が、なんでまた俺の家に? というかこのタイミングで来たってことは、追いかけてきたのかな。
なんだろ? なんか深刻そうな顔してるな……。
疑問符だらけで首を傾げていた俺に、先輩は「私に料理を教えて欲しい」なんて言った。
……なぜに料理?
「へっ?」
「……もう一度言おう。私に、料理を教えて欲しい」
「えっ、あの、セ、セリド先輩、なんで?」
「り、理由があるんだ。その、切実な」
「せ、切実、ですか」
「わ、私の人生が掛かっているんだ! ハス、頼む! 私を弟子にしてくれ!」
ガバッと抱き付かれた!
「うわああ!」
優等生で冷静沈着、クラさんへのツッコミのもキレッキレで超抜群なセリド先輩がこんなに取り乱すなんて! びっくりだ! 料理を覚えなくちゃならない特別任務でもあるのか?
「ちょちょ、待ってください!」
「待てない! できるだけ早く料理を習得する必要があるんだ!」
ひえっ! 必死過ぎる! し、しかも、な、涙目だ!
「そ、そんなに必死にならなくても大丈夫ですってば! 俺で良ければ力になりますよ!」
と、とにかく落ち着かせよう。
「先輩、とりあえず中に入ってください。話、聞きますから」
ぽんぽんと背中を叩いて、俺から引っぺがそうとしたそのとき……。
「ハス君から離れなさいっ!」
ぎゃあああ! 旦那様が怒ったぁ!
「うわあっ! カムロさん、あの、これは、そのっ、違うんです!」
カムロさんが怒り狂いながらセリド先輩を引っぺがして押し退けて、俺をぎゅうぎゅう抱き締める。
「私の伴侶に馴れ馴れしく触らないで下さい!」
おうっふ、熱いお言葉ありがとうございます。怒ってるカムロさんも可愛いなぁ……って!
喜んでる場合じゃない!
ここ、外だぞ! あああ、近所さんの上品なマダムがくすくす笑いながらこっち見てる!
……はっ、恥かしいっ!
「カムロさん、違うんですってば。セリド先輩、ちょっとなにか追い詰められてるみたいで、俺に料理を教えて欲しいって頼みに来てたんですよ」
チュッとほっぺたにキスをして、カムロさんをなでなで。ひ、人目なんて気にしないっ! とにかくカムロさんの怒りを鎮めないといけないんだっ!
「料理をですか? どうしてまた。この男、騎士団の副団長ですよね。料理なんて覚える必要があるんですか? ハス君に近づくための口実じゃないんですか……?」
「あー、あの、それを聞こうとしていたんですよ、カムロさんが乱入して中断しちゃってるだけで……」
「ハス君に不埒な真似をするからです」
「それは、まあ、うん、そうですね。カムロさん、助けてくれてありがとうございました。そんな風に怒ってくれるの、なんか嬉しいです」
なでなでしながらそんなことを言うと、とろっとカムロさんの顔が緩んで極上の笑顔に!
うっ、旦那様の笑顔が眩しいっ!
……っていうかご機嫌が直ったみたいだ。イチャつくのはこの辺にしとこう。
「あの、先輩、とりあえず、料理の見学とかしてみませんか」
俺達のイチャつきで置いてけぼりにされて呆然としてた先輩が、はっと正気に戻って「あ、ああ、頼む。何なら今からでもお願いしたいくらいだ」と、真顔で言った。
「あー、じゃあ、ちょうどこれから晩飯作るとこなんで、見学しますか」
「ああ、それでいい。お邪魔する」
「了解しました。それじゃ、カムロさん晩ごはん作りましょうか」
「……仕方ありませんね。事情がありそうですし」
カムロさんは渋々って感じの顔をしたけど、許可してくれた。
ありがとう旦那様!
……そんなこんなで、先輩を連れて家に入った。
さっと着替えて手を洗ってエプロンを着けて、カムロさんとキッチンへ。俺達の後ろから、セリド先輩が覗き込むようにして調理の様子を見学する形になった。
「あ、どうせなら一緒に晩飯、食べていきませんか。三人分作りますんで」
「い、いいのか?」
「いいですよ。美味しいもの食べたら、きっと気分も落ち着きますって」
「あ、ありがとう」
「食べられないものはないですよね?」
「ない。大丈夫だ」
「よし、了解です。パパっと作りますんですぐ食べられますよ」
さーて、さくさくと調理を進めるぞ。
ソテーして冷蔵庫で寝かせておいた鳥肉をスライス。カムロさんに野菜を洗って千切ってもらって、スライスした鳥肉を入れて混ぜてもらう。
厚めに切ったパンには、ガーリックバターを塗って、オーブンでカリッとさせる!
今日のディナーは鳥肉ソテー入り野菜サラダと、こんがりガーリックバターパンとカボチャスープ。デザートは我が家定番のフルーツたっぷりゼリーだ。
スープ、ゼリーは作り置きしておいたから、野菜とパンを切ったりするだけで調理完了だぞ!
「できた! 先輩、テーブルに持っていくの手伝ってください」
「ああ、いいとも。……美味そうだな」
「絶対美味いですよ。保証します」
ということで、セリド先輩と三人で晩ご飯をいただきまーす!
「――で、どうしてまた料理なんですか」
満腹でまったり食後のお茶しながら、先輩に質問する。
「……団長を引き留めたいからだ」
えっ? クラさんを引き留めたい? なんでまた?
「あの方に、ずっと騎士団にいて頂きたいんだ。私は、その為なら何でもすると決めた」
……お、おお……。そこまで!
「何でもですか。なんでまたそんな……確かに、クラさんがずっといてくれたら俺だって嬉しいけど、あくまで代理ですし、次の団長が決まったらブレッデで隠居生活に戻るって言ってましたし……」
なかなか代理が見つからないから、ずるずる期間が延びてるけど。横領事件の影響が根強いんだよな。人材がいないっていうか、なんていうか。
「それでもだ。そのためにあの方の胃袋を私は掴みたいんだ。ナイブレイド団長が、一生、王都で暮らしてもいいと思って頂けるように……」
……あれー? なんだこれ。話の雰囲気が変だぞ。
先輩、顔が赤いし。
「んん? 胃袋を掴みたいんですか。うーん、まあ、クラさんは確かに食べるの好きですし、うちの父さんの料理が好きなんですよね。だから、父さんから直伝されてる俺の料理も喜んで食べるし。あ! それで俺に頼みに来たんですね! 団長が好きな料理を作って、胃袋がっつり掴みたいから!」
ピンときたぞ!
そうかぁ。俺に頼みに来た理由が分かったぞ。
いやー、すっきりした!
「うっ、そ、そうだ。だから……頼む」
うっわ、すっごい真っ赤になった! また目が潤んでる!
先輩、ほんとに必死だな。そんなにクラさんに騎士団にいて欲しいんだ……。なんか俺も感動して涙出そう! クラさんの人望って凄いんだなぁ……。
横に座ってまったりと食後のお茶を飲んでいたカムロさんが、「ハス君……貴方まさか、気付いてませんか」って言ってきて、えっ? ってなった。
「気付いてないって、何にですか? クラさんの胃袋掴んで引き留めたいっていうのが、俺に突撃した理由だって分かって、俺、すっきりしましたけど」
「セリド副団長は、ナイブレイドのことが好きなんですよ」
はい?
「えっ、好き?」
……好きって? 誰が、誰を?
「……う、ううっ」
先輩が顔を覆って俯いた。
……えっ?
先輩がクラさんのことを好きなんですか?
「ちょ、まっ、なっ、なん、なんで、えっ、すっ、好き? クラさんのこと、好きなんですか先輩ぃ!」
ビックリ過ぎる! 心臓が飛び出すかと思ったぞ!
「し、静かにしてくれ……これ以上、言わせなるな……」
うわぁ……。耳まで真っ赤だ……。そうか、好きなんだぁ……。
「あっ、その、すんません。えっ、ああ、うん、わかりました」
……セリド副団長は、クラさんが好き! これはビッグニュースだ!
「このことは、内密にしてくれ。知られたくない……」
「えっ、なんで」
騎士団のみんなに相談すればいいじゃないのかな? きっと協力してくれるぞ。
そこでまたカムロさんが、俺にこんなことを言ってきた。
「ハス君、これほど取り乱しているんですから、ここへ来たのだってセリド副団長にとっては相当な決断だったんですよ。ナイブレイドの気持もわかりませんし……。騒ぎを大きくするのは妥当ではありませんよ」
……えっ、あっ、そうか!
クラさんはきっと、セリド先輩がこんなふうに考えてるなんて気づいてないだろうなぁ。
セリド先輩が好きだからって、クラさんが先輩を好きになるかどうかは分からないな。
皆に相談して、どうしたら二人が仲良くなれるか考えよう! なんてちょっと考えてたんだよ!
カムロさんの指摘にピシッと背筋を伸ばして「あっ、はい。了解です」と、答えた。
これは極秘任務だな。よーし、頑張っちゃうぞ!
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