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1 運の悪い日※
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――どうして、こんな目に遭っているのか。
快楽に白く染まり掛けた頭の片隅で、狩人のシタンは思った。
「ぐぁ! ううっ! はあっ! うぁ……っ!」
粘着質な水音と、腹の中を擦られる度に全身を走る快感。
柔らかい敷布の上にうつ伏せにされ、素っ裸で高く尻を突き出した姿勢で、男に抱かれて揺さぶられている。尻の孔が勝手にひくひくと蠢いて、中を貫く太く熱い一物を締め付けるのを止められない。
「ひあぁっ! あぁっ、あぁ……んっ! はぁんっ!」
自分の声とは思えないくらい甘く高い喘ぎ声が、広い寝室の中に響き渡る。痛みはないが、初めて経験する強い快感を受け止めきれなくて酷く苦しい。
「うぁ! ひいっ……!」
太腿ふとももを掴まれ一気に仰向けにされる。抜き挿しされるのとは全く違う方向に中を荒くこすられ、強烈な刺激が脳天まで突き抜けて体が大きく痙攣した。
「ひ、ぐぅっ! あぁっ! はぁっ……ああっ、あっ!」
苦痛と快感に翻弄されて滲んだ涙で歪む視界に、鋭く冷たい目つきをした男の顔がぼんやりと映る。日に焼けるのを嫌う商売女のように白い顔に表情はないが、頬が薄赤く上気していた。裸のシタンとは逆に前だけを寛くつろげているだけだ。
「うっ……! も、もう、嫌だ……っ! はぁっ、あ、やっ、やめろ……っ!」
「こんなに感じていて、蕩けた顔をしているのに、嫌なのか」
「うぁ! や、あ、あぁっ!」
小刻みに腰を揺らされて、増々高く喘いでしまう。何度も嫌だ止めろと訴えても、男は眉一つ動かさずに攻め立ててくる。
「ただ感じていれば良いのだ。腕を斬り落とされるよりも、楽な対価だろう」
「あぁ! うぁ……、はあぁっ!」
大きく足を開かれ、骨が音を立てる勢いで腰を打ち付けられた。男の硬く太い一物が奥を激しく抉り、シタンの一物から精が滴り落ちた。後ろだけで達してしまったのだ。
「お、奥、突くの、やめっ……! ぐ……あぁっ! あ、あっ! 腹がっ、やぶれ、る……!」
「破れはしない」
達した衝撃に悶えながら叫んでも、男の動きは止まらない。
「うぐぁあっ! んぁ……! はぁんっ! うっ、うううっ……」
一際強く奥を突かれて、悲鳴混じりの甘い喘ぎ声が上がる。涙も鼻水も涎も全部垂れ流しで、酷く汚れていて見られた顔ではない筈だが、男の一物は萎えることなく熱く震える中を好き勝手に掻き回し続ける。
「ひっ……く、うぁっ、はぁっ、あぁんっ……! やっ、あ……! うぐっ、うぁ……!」
口から出るのは喘ぎと嗚咽ばかりだ。体は快感に震えてのたうって思い通りに動かない。達しても尚そそり立っている自分の一物からは精が垂れ続けていて、銀色の下生えが白っぽくなっているのが目に入った。
「はぁっ、はぁっ……、あ、んあぁっ……」
容赦なく与えられる快楽に翻弄されながら、シタンは今朝のことを何度も何度も思い返しては強く悔やんだ。
……そうでもして気を逸らさなければ、頭が狂ってしまいそうだったのだ。
快楽に白く染まり掛けた頭の片隅で、狩人のシタンは思った。
「ぐぁ! ううっ! はあっ! うぁ……っ!」
粘着質な水音と、腹の中を擦られる度に全身を走る快感。
柔らかい敷布の上にうつ伏せにされ、素っ裸で高く尻を突き出した姿勢で、男に抱かれて揺さぶられている。尻の孔が勝手にひくひくと蠢いて、中を貫く太く熱い一物を締め付けるのを止められない。
「ひあぁっ! あぁっ、あぁ……んっ! はぁんっ!」
自分の声とは思えないくらい甘く高い喘ぎ声が、広い寝室の中に響き渡る。痛みはないが、初めて経験する強い快感を受け止めきれなくて酷く苦しい。
「うぁ! ひいっ……!」
太腿ふとももを掴まれ一気に仰向けにされる。抜き挿しされるのとは全く違う方向に中を荒くこすられ、強烈な刺激が脳天まで突き抜けて体が大きく痙攣した。
「ひ、ぐぅっ! あぁっ! はぁっ……ああっ、あっ!」
苦痛と快感に翻弄されて滲んだ涙で歪む視界に、鋭く冷たい目つきをした男の顔がぼんやりと映る。日に焼けるのを嫌う商売女のように白い顔に表情はないが、頬が薄赤く上気していた。裸のシタンとは逆に前だけを寛くつろげているだけだ。
「うっ……! も、もう、嫌だ……っ! はぁっ、あ、やっ、やめろ……っ!」
「こんなに感じていて、蕩けた顔をしているのに、嫌なのか」
「うぁ! や、あ、あぁっ!」
小刻みに腰を揺らされて、増々高く喘いでしまう。何度も嫌だ止めろと訴えても、男は眉一つ動かさずに攻め立ててくる。
「ただ感じていれば良いのだ。腕を斬り落とされるよりも、楽な対価だろう」
「あぁ! うぁ……、はあぁっ!」
大きく足を開かれ、骨が音を立てる勢いで腰を打ち付けられた。男の硬く太い一物が奥を激しく抉り、シタンの一物から精が滴り落ちた。後ろだけで達してしまったのだ。
「お、奥、突くの、やめっ……! ぐ……あぁっ! あ、あっ! 腹がっ、やぶれ、る……!」
「破れはしない」
達した衝撃に悶えながら叫んでも、男の動きは止まらない。
「うぐぁあっ! んぁ……! はぁんっ! うっ、うううっ……」
一際強く奥を突かれて、悲鳴混じりの甘い喘ぎ声が上がる。涙も鼻水も涎も全部垂れ流しで、酷く汚れていて見られた顔ではない筈だが、男の一物は萎えることなく熱く震える中を好き勝手に掻き回し続ける。
「ひっ……く、うぁっ、はぁっ、あぁんっ……! やっ、あ……! うぐっ、うぁ……!」
口から出るのは喘ぎと嗚咽ばかりだ。体は快感に震えてのたうって思い通りに動かない。達しても尚そそり立っている自分の一物からは精が垂れ続けていて、銀色の下生えが白っぽくなっているのが目に入った。
「はぁっ、はぁっ……、あ、んあぁっ……」
容赦なく与えられる快楽に翻弄されながら、シタンは今朝のことを何度も何度も思い返しては強く悔やんだ。
……そうでもして気を逸らさなければ、頭が狂ってしまいそうだったのだ。
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