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番外編「とある狩人を愛した、横暴領主の話」
18 解き放たれた獣のように※
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解き放たれた獣のように、ラズラウディアは愛しい贄を追い詰める。
「――さあ、答えろ」
突き付けた切っ先を逸らさず促すと、シタンは乾いた唇を舌で湿らせて唾を飲み込んだ。赤い舌とこくりと動く緩やかな起伏をした喉仏が、艶めかしく目に映る。
今までにない、凶暴な欲望が身の内に宿るのを感じた。
「……腕は、勘弁してくださいませんか」
「ならば、対価を払うか」
「は、払います……」
怯えたか細い声に、欲望が猛り狂う。早くシタンに触れたい。思うさまその肌と熱を味わいたい。そんな欲ばかりが意識のほとんど占め始める。
「……それで、その対価っていうのはどういうもので……?」
「腕を斬り落とすことに比べれば、よほどに容易い対価だ」
「は、はぁ……」
「ここで払わせるつもりはない。ついて来い」
――怯えながらも大人しく城まで付いて来たシタンを、寝室へと連れて行った。
彼は丸くしながら、物珍し気に周囲を見回している。これからなにをされるかなど少しも察していない様子に、純朴で、悪く言えば鈍臭い少年の頃の姿が重なる。きっとその心根は何も変わってはいないのだ。
変わり過ぎてしまったのは自分だけなのだと、今さらながら強く思わされる。
「あの、対価、というのは……」
「貴様の体だ」
「はっ?」
怪訝な視線を寄越しながら問い掛けてきたシタンの腕をきつく掴み、寝台へと引っ張っていく。無理に引かれよろめいた勢いを利用して寝台へと放り込むと、「うわっ!」と、声を上げてシタンは不格好に倒れ込んだ。
「な、なにするんだよ!」
起き上がろうと仰向けになった長躯に覆い被さり、四肢の自由を奪う。薄い下腹部に右手の五指を食い込ませ、急激な勢いを持ってして魔力を注ぐ。
腹の中の穢れを消して蜜を孕ませ、性交を容易にする術だ。同性と交わる時ばかりでなく異性間の交わりを円滑に行うためにも使われる。魔力を持つ者が多い貴族の間では、比較的知られた術だ。
「い、痛いっ! あ……ぐっ……!」
「暴れるな。直ぐに良くなる」
貴族の使う術など知りもしないであろうシタンは、注がれる熱に驚き暴れ始めた。それを押さえ付けるために強く食い込ませた指の与える痛みに震える体を見下ろしながら、腹が蜜を孕んで潤み始めるのを待った。
「なにが良くなるって……、あ! ああっ! う、うあ、熱い! はっ、あ、あぅっ!」
術の熱に侵され、抵抗の弱まった体をうつ伏せにして腰を高く上げ、下衣を全て剥ぐ。日に焼けていない白い臀部と、慎ましく閉じた後孔が眼前に晒される。孔からは透明な蜜が淫らに溢れていて、太腿まで濡れていた。
「わあああっ! なにしてんだ! や、やめろ、やめてくれっ! 汚いだろっ!」
蜜を溢れさせる後孔に指を差し入れると、悲鳴が上がったが、脱がせた下衣を縄代わりに膝で踏みつけて脚を押さえながら容赦なく中を探る。蜜の滑りが助けとなって、指は熱い内臓の中へと抵抗なく入り込んでいった。
「――さあ、答えろ」
突き付けた切っ先を逸らさず促すと、シタンは乾いた唇を舌で湿らせて唾を飲み込んだ。赤い舌とこくりと動く緩やかな起伏をした喉仏が、艶めかしく目に映る。
今までにない、凶暴な欲望が身の内に宿るのを感じた。
「……腕は、勘弁してくださいませんか」
「ならば、対価を払うか」
「は、払います……」
怯えたか細い声に、欲望が猛り狂う。早くシタンに触れたい。思うさまその肌と熱を味わいたい。そんな欲ばかりが意識のほとんど占め始める。
「……それで、その対価っていうのはどういうもので……?」
「腕を斬り落とすことに比べれば、よほどに容易い対価だ」
「は、はぁ……」
「ここで払わせるつもりはない。ついて来い」
――怯えながらも大人しく城まで付いて来たシタンを、寝室へと連れて行った。
彼は丸くしながら、物珍し気に周囲を見回している。これからなにをされるかなど少しも察していない様子に、純朴で、悪く言えば鈍臭い少年の頃の姿が重なる。きっとその心根は何も変わってはいないのだ。
変わり過ぎてしまったのは自分だけなのだと、今さらながら強く思わされる。
「あの、対価、というのは……」
「貴様の体だ」
「はっ?」
怪訝な視線を寄越しながら問い掛けてきたシタンの腕をきつく掴み、寝台へと引っ張っていく。無理に引かれよろめいた勢いを利用して寝台へと放り込むと、「うわっ!」と、声を上げてシタンは不格好に倒れ込んだ。
「な、なにするんだよ!」
起き上がろうと仰向けになった長躯に覆い被さり、四肢の自由を奪う。薄い下腹部に右手の五指を食い込ませ、急激な勢いを持ってして魔力を注ぐ。
腹の中の穢れを消して蜜を孕ませ、性交を容易にする術だ。同性と交わる時ばかりでなく異性間の交わりを円滑に行うためにも使われる。魔力を持つ者が多い貴族の間では、比較的知られた術だ。
「い、痛いっ! あ……ぐっ……!」
「暴れるな。直ぐに良くなる」
貴族の使う術など知りもしないであろうシタンは、注がれる熱に驚き暴れ始めた。それを押さえ付けるために強く食い込ませた指の与える痛みに震える体を見下ろしながら、腹が蜜を孕んで潤み始めるのを待った。
「なにが良くなるって……、あ! ああっ! う、うあ、熱い! はっ、あ、あぅっ!」
術の熱に侵され、抵抗の弱まった体をうつ伏せにして腰を高く上げ、下衣を全て剥ぐ。日に焼けていない白い臀部と、慎ましく閉じた後孔が眼前に晒される。孔からは透明な蜜が淫らに溢れていて、太腿まで濡れていた。
「わあああっ! なにしてんだ! や、やめろ、やめてくれっ! 汚いだろっ!」
蜜を溢れさせる後孔に指を差し入れると、悲鳴が上がったが、脱がせた下衣を縄代わりに膝で踏みつけて脚を押さえながら容赦なく中を探る。蜜の滑りが助けとなって、指は熱い内臓の中へと抵抗なく入り込んでいった。
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