25 / 54
026 走れリュウ!①【リュウ】
しおりを挟む
今日は朝から、ジュナイの様子がおかしい。
僕がご飯ちょうだいってしつこく纏わりついても怒らないし、
それどころか朝ご飯は缶詰ではなく、僕の大好きなお魚だった。
エイデンさんは隣の県から鑑定の依頼があったとかで、早く出掛けてしまった。
ついて行けばいいのに、ジュナイは何故か残った。
ジュナイがいなければ、僕はのんびり魔石板で映画を観ていられたのに。
平日の午前中から古魔道具屋に来る人なんかいない。
せいぜい近所の人が通りすがりに挨拶していくのが関の山だ。
いつもの店番の席に座りながら、ジュナイはぼうっとしていた。
その横顔は、深い物思いに沈んでいる。
どうしたのかな?エイデンさんと喧嘩…はしてないな。
出掛ける前にキスしてたし。
あれって愛し合ってる人とだけするんでしょ?
それならお腹が痛いのかな。
僕がそんな事を考えていると、不意にジュナイの魔導フォンが鳴った。
ジュナイはそれに出て短く二三応じると、すぐに切った。
そしてまだお昼にもなっていないのに、店を閉め始めた。
エイデンさんが帰ってくるのは今日の夕方だから、まだまだ時間はある。
どうしたの、ジュナイ。どうしてお店閉めてしまうの?
そう聞きたくでも、にゃーにゃーとしか言えない我が身が恨めしい。
僕が足元に纏わりついても、ジュナイは何も言ってくれない。
施錠してレジのお金を金庫に移し、電話を留守電に切り替えて、
すっかり閉店の手順を終えたジュナイは、台所のテーブルに書置きをしていた。
またどこかに行ってしまうらしい。
…でも、すぐ帰ってくるんでしょう?
ねえジュナイ、何か言ってよ。
僕がにゃあと鳴くと、ジュナイは身を屈めて僕の顔を覗き込み、
その腕の中に僕を抱きしめた。
「リュウ…」
その声はひどく優しかった。
「あんまり我侭ばっかり言うなよ?…エイデンさんと、仲良くな…」
…どうしてそんなこと言うの?まるで今生の別れじゃないか。
ジュナイは僕を床に放すと、勝手口から出て行ってしまった。
外から鍵を掛ける音が聞こえる。
…これは絶対おかしい。
薄暗い家の中に残され、僕はそう思った。
…そうだ。書置きはいつもと同じだろうか。
僕はテーブルの上によじ登り、ジュナイが遺したメモ用紙を見た。
…そしてそれを一目見るなり二階に駆け上り、
廊下の窓の鍵とガラス戸を開け、外に出た。
屋根伝いに走り、ジュナイの後を追う。まだ遠くには行っていないはずだ。
…ジュナイ、『さようなら』ってどういうことなの。
これで朝から様子がおかしかった理由も分かった。
ジュナイは、このままもう二度と戻らないつもりだ。
すぐに追った事が幸いして、ジュナイはすぐに見つかった。
のんびりと歩くその様子が、平素とまるで変わりがないせいか、
商店街の人は誰もジュナイを気にも止めない。
僕はそのまま屋根伝いに追った。ジュナイは気づいていない。
商店街の屋根が途切れ、僕は舗道に降りて引き続き尾行を続けた。
足音もなく素早く動けて、日頃は忌々しい猫の体もこんな時ばかりは便利だ。
ジュナイはそのまま歩き続けた。
途中で僕とジュナイが初めて出会った公園も通ったけれど、
今は思い出に浸っている場合じゃない。
公園を通り抜け、辿り着いたのは馬馬車駅だった。
ジュナイはそこで切符を買って乗り合い馬馬車に乗った。
僕もその10メートルほど後で、駅員の目と客の目をかいくぐり
ジュナイと同じ馬馬車に乗り込んだ。
乗客が僕を物珍しそうにみて、ひそひそ何か言っているが、
ここは座席の陰になってジュナイの場所からは見えないはずだから大丈夫。
騒ぐ子供がいないのも幸いした。
ジュナイは二駅先で降りた。
僕も見つからないよう用心しつつ降り、さらに尾行した。
ジュナイは僕を普通よりちょっとお利口な猫くらいにしか思っていないから、
こうして尾けられてるなんて、思いもしないだろう。
駅を出てしばらく歩く。
道路沿いに黒塗りの、いかつい4頭立ての箱馬車が停まっていた。
よく見るとふつうの馬ではなく8本脚の高級馬『スレイプニル』だ。
すごーい!初めて見た…。
黒い馬車のドアの前に、濃い灰色のフードを目深に被った人が立っている。
ジュナイよりももっと若い男の人で、赤っぽい鋭い眼をしていた。
その人は、ジュナイの姿を見るなり「来たか、ジュナイ」と言った。
ジュナイも「久しぶりだな、マーズ」と言った。どうやら知り合いらしい。
…まずいぞ。
スレイプニルの馬車に乗られたら、さすがの僕でも追いつけない。
なんとか、馬車の中に潜り込めないかなぁ…。
植え込みの陰に身を潜めて様子を伺う。
ジュナイと『マーズ』と呼ばれた人は何か話している。
談笑してるというほどでもないが、あまり深刻な様子でもない。
その時運転席のドアが開いて、御者と思しき大きな男がのそりと出てきた。
手には羽根ホウキを持っている。車内を掃除してたのか。
ドアは僅かだけど開いている。
これはチャンスだ!
僕は二人の死角から馬車に回り込んで、ドアからするりと馬車内に入り込んだ。
結構大きな馬車だから、猫一匹隠れる場所には事欠かない。
座席の下がいい感じに空いていたので、僕はそこに身を潜める事にした。
…東洋のニンジャだってこう鮮やかには行かないね。
僕がご飯ちょうだいってしつこく纏わりついても怒らないし、
それどころか朝ご飯は缶詰ではなく、僕の大好きなお魚だった。
エイデンさんは隣の県から鑑定の依頼があったとかで、早く出掛けてしまった。
ついて行けばいいのに、ジュナイは何故か残った。
ジュナイがいなければ、僕はのんびり魔石板で映画を観ていられたのに。
平日の午前中から古魔道具屋に来る人なんかいない。
せいぜい近所の人が通りすがりに挨拶していくのが関の山だ。
いつもの店番の席に座りながら、ジュナイはぼうっとしていた。
その横顔は、深い物思いに沈んでいる。
どうしたのかな?エイデンさんと喧嘩…はしてないな。
出掛ける前にキスしてたし。
あれって愛し合ってる人とだけするんでしょ?
それならお腹が痛いのかな。
僕がそんな事を考えていると、不意にジュナイの魔導フォンが鳴った。
ジュナイはそれに出て短く二三応じると、すぐに切った。
そしてまだお昼にもなっていないのに、店を閉め始めた。
エイデンさんが帰ってくるのは今日の夕方だから、まだまだ時間はある。
どうしたの、ジュナイ。どうしてお店閉めてしまうの?
そう聞きたくでも、にゃーにゃーとしか言えない我が身が恨めしい。
僕が足元に纏わりついても、ジュナイは何も言ってくれない。
施錠してレジのお金を金庫に移し、電話を留守電に切り替えて、
すっかり閉店の手順を終えたジュナイは、台所のテーブルに書置きをしていた。
またどこかに行ってしまうらしい。
…でも、すぐ帰ってくるんでしょう?
ねえジュナイ、何か言ってよ。
僕がにゃあと鳴くと、ジュナイは身を屈めて僕の顔を覗き込み、
その腕の中に僕を抱きしめた。
「リュウ…」
その声はひどく優しかった。
「あんまり我侭ばっかり言うなよ?…エイデンさんと、仲良くな…」
…どうしてそんなこと言うの?まるで今生の別れじゃないか。
ジュナイは僕を床に放すと、勝手口から出て行ってしまった。
外から鍵を掛ける音が聞こえる。
…これは絶対おかしい。
薄暗い家の中に残され、僕はそう思った。
…そうだ。書置きはいつもと同じだろうか。
僕はテーブルの上によじ登り、ジュナイが遺したメモ用紙を見た。
…そしてそれを一目見るなり二階に駆け上り、
廊下の窓の鍵とガラス戸を開け、外に出た。
屋根伝いに走り、ジュナイの後を追う。まだ遠くには行っていないはずだ。
…ジュナイ、『さようなら』ってどういうことなの。
これで朝から様子がおかしかった理由も分かった。
ジュナイは、このままもう二度と戻らないつもりだ。
すぐに追った事が幸いして、ジュナイはすぐに見つかった。
のんびりと歩くその様子が、平素とまるで変わりがないせいか、
商店街の人は誰もジュナイを気にも止めない。
僕はそのまま屋根伝いに追った。ジュナイは気づいていない。
商店街の屋根が途切れ、僕は舗道に降りて引き続き尾行を続けた。
足音もなく素早く動けて、日頃は忌々しい猫の体もこんな時ばかりは便利だ。
ジュナイはそのまま歩き続けた。
途中で僕とジュナイが初めて出会った公園も通ったけれど、
今は思い出に浸っている場合じゃない。
公園を通り抜け、辿り着いたのは馬馬車駅だった。
ジュナイはそこで切符を買って乗り合い馬馬車に乗った。
僕もその10メートルほど後で、駅員の目と客の目をかいくぐり
ジュナイと同じ馬馬車に乗り込んだ。
乗客が僕を物珍しそうにみて、ひそひそ何か言っているが、
ここは座席の陰になってジュナイの場所からは見えないはずだから大丈夫。
騒ぐ子供がいないのも幸いした。
ジュナイは二駅先で降りた。
僕も見つからないよう用心しつつ降り、さらに尾行した。
ジュナイは僕を普通よりちょっとお利口な猫くらいにしか思っていないから、
こうして尾けられてるなんて、思いもしないだろう。
駅を出てしばらく歩く。
道路沿いに黒塗りの、いかつい4頭立ての箱馬車が停まっていた。
よく見るとふつうの馬ではなく8本脚の高級馬『スレイプニル』だ。
すごーい!初めて見た…。
黒い馬車のドアの前に、濃い灰色のフードを目深に被った人が立っている。
ジュナイよりももっと若い男の人で、赤っぽい鋭い眼をしていた。
その人は、ジュナイの姿を見るなり「来たか、ジュナイ」と言った。
ジュナイも「久しぶりだな、マーズ」と言った。どうやら知り合いらしい。
…まずいぞ。
スレイプニルの馬車に乗られたら、さすがの僕でも追いつけない。
なんとか、馬車の中に潜り込めないかなぁ…。
植え込みの陰に身を潜めて様子を伺う。
ジュナイと『マーズ』と呼ばれた人は何か話している。
談笑してるというほどでもないが、あまり深刻な様子でもない。
その時運転席のドアが開いて、御者と思しき大きな男がのそりと出てきた。
手には羽根ホウキを持っている。車内を掃除してたのか。
ドアは僅かだけど開いている。
これはチャンスだ!
僕は二人の死角から馬車に回り込んで、ドアからするりと馬車内に入り込んだ。
結構大きな馬車だから、猫一匹隠れる場所には事欠かない。
座席の下がいい感じに空いていたので、僕はそこに身を潜める事にした。
…東洋のニンジャだってこう鮮やかには行かないね。
0
あなたにおすすめの小説
オッサン課長のくせに、無自覚に色気がありすぎる~ヨレヨレ上司とエリート部下、恋は仕事の延長ですか?
中岡 始
BL
「新しい営業課長は、超敏腕らしい」
そんな噂を聞いて、期待していた橘陽翔(28)。
しかし、本社に異動してきた榊圭吾(42)は――
ヨレヨレのスーツ、だるそうな関西弁、ネクタイはゆるゆる。
(……いやいや、これがウワサの敏腕課長⁉ 絶対ハズレ上司だろ)
ところが、初めての商談でその評価は一変する。
榊は巧みな話術と冷静な判断で、取引先をあっさり落としにかかる。
(仕事できる……! でも、普段がズボラすぎるんだよな)
ネクタイを締め直したり、書類のコーヒー染みを指摘したり――
なぜか陽翔は、榊の世話を焼くようになっていく。
そして気づく。
「この人、仕事中はめちゃくちゃデキるのに……なんでこんなに色気ダダ漏れなんだ?」
煙草をくゆらせる仕草。
ネクタイを緩める無防備な姿。
そのたびに、陽翔の理性は削られていく。
「俺、もう待てないんで……」
ついに陽翔は榊を追い詰めるが――
「……お前、ほんまに俺のこと好きなんか?」
攻めるエリート部下 × 無自覚な色気ダダ漏れのオッサン上司。
じわじわ迫る恋の攻防戦、始まります。
【最新話:主任補佐のくせに、年下部下に見透かされている(気がする)ー関西弁とミルクティーと、春のすこし前に恋が始まった話】
主任補佐として、ちゃんとせなあかん──
そう思っていたのに、君はなぜか、俺の“弱いとこ”ばっかり見抜いてくる。
春のすこし手前、まだ肌寒い季節。
新卒配属された年下部下・瀬戸 悠貴は、無表情で口数も少ないけれど、妙に人の感情に鋭い。
風邪気味で声がかすれた朝、佐倉 奏太は、彼にそっと差し出された「ミルクティー」に言葉を失う。
何も言わないのに、なぜか伝わってしまう。
拒むでも、求めるでもなく、ただそばにいようとするその距離感に──佐倉の心は少しずつ、ほどけていく。
年上なのに、守られるみたいで、悔しいけどうれしい。
これはまだ、恋になる“少し前”の物語。
関西弁とミルクティーに包まれた、ふたりだけの静かな始まり。
(5月14日より連載開始)
【完結・BL】胃袋と掴まれただけでなく、心も身体も掴まれそうなんだが!?【弁当屋×サラリーマン】
彩華
BL
俺の名前は水野圭。年は25。
自慢じゃないが、年齢=彼女いない歴。まだ魔法使いになるまでには、余裕がある年。人並の人生を歩んでいるが、これといった楽しみが無い。ただ食べることは好きなので、せめて夕食くらいは……と美味しい弁当を買ったりしているつもりだが!(結局弁当なのかというのは、お愛嬌ということで)
だがそんなある日。いつものスーパーで弁当を買えなかった俺はワンチャンいつもと違う店に寄ってみたが……────。
凄い! 美味そうな弁当が並んでいる!
凄い! 店員もイケメン!
と、実は穴場? な店を見つけたわけで。
(今度からこの店で弁当を買おう)
浮かれていた俺は、夕飯は美味い弁当を食べれてハッピ~! な日々。店員さんにも顔を覚えられ、名前を聞かれ……?
「胃袋掴みたいなぁ」
その一言が、どんな意味があったなんて、俺は知る由もなかった。
******
そんな感じの健全なBLを緩く、短く出来ればいいなと思っています
お気軽にコメント頂けると嬉しいです
■表紙お借りしました
番に見つからない街で、子供を育てている
はちも
BL
目を覚ますと、腕の中には赤ん坊がいた。
異世界の青年ロアンとして目覚めた「俺」は、希少な男性オメガであり、子を産んだ母親だった。
現世の記憶は失われているが、
この子を守らなければならない、という想いだけははっきりと残っている。
街の人々に助けられ、魔石への魔力注入で生計を立てながら、
ロアンと息子カイルは、番のいない街で慎ましく暮らしていく。
だが、行方不明の番を探す噂が、静かに近づいていた。
再会は望まない。
今はただ、この子との生活を守りたい。
これは、番から逃げたオメガが、
選び直すまでの物語。
*不定期連載です。
【完結】気が付いたらマッチョなblゲーの主人公になっていた件
白井のわ
BL
雄っぱいが大好きな俺は、気が付いたら大好きなblゲーの主人公になっていた。
最初から好感度MAXのマッチョな攻略対象達に迫られて正直心臓がもちそうもない。
いつも俺を第一に考えてくれる幼なじみ、優しいイケオジの先生、憧れの先輩、皆とのイチャイチャハーレムエンドを目指す俺の学園生活が今始まる。
従僕に溺愛されて逃げられない
大の字だい
BL
〈従僕攻め×強気受け〉のラブコメ主従BL!
俺様気質で傲慢、まるで王様のような大学生・煌。
その傍らには、当然のようにリンがいる。
荷物を持ち、帰り道を誘導し、誰より自然に世話を焼く姿は、周囲から「犬みたい」と呼ばれるほど。
高校卒業間近に受けた突然の告白を、煌は「犬として立派になれば考える」とはぐらかした。
けれど大学に進学しても、リンは変わらず隣にいる。
当たり前の存在だったはずなのに、最近どうも心臓がおかしい。
居なくなると落ち着かない自分が、どうしても許せない。
さらに現れた上級生の熱烈なアプローチに、リンの嫉妬は抑えきれず――。
主従なのか、恋人なのか。
境界を越えたその先で、煌は思い知らされる。
従僕の溺愛からは、絶対に逃げられない。
強制悪役劣等生、レベル99の超人達の激重愛に逃げられない
砂糖犬
BL
悪名高い乙女ゲームの悪役令息に生まれ変わった主人公。
自分の未来は自分で変えると強制力に抗う事に。
ただ平穏に暮らしたい、それだけだった。
とあるきっかけフラグのせいで、友情ルートは崩れ去っていく。
恋愛ルートを認めない弱々キャラにわからせ愛を仕掛ける攻略キャラクター達。
ヒロインは?悪役令嬢は?それどころではない。
落第が掛かっている大事な時に、主人公は及第点を取れるのか!?
最強の力を内に憑依する時、その力は目覚める。
12人の攻略キャラクター×強制力に苦しむ悪役劣等生
【完結】冷血孤高と噂に聞く竜人は、俺の前じゃどうも言動が伴わない様子。
N2O
BL
愛想皆無の竜人 × 竜の言葉がわかる人間
ファンタジーしてます。
攻めが出てくるのは中盤から。
結局執着を抑えられなくなっちゃう竜人の話です。
表紙絵
⇨ろくずやこ 様 X(@Us4kBPHU0m63101)
挿絵『0 琥』
⇨からさね 様 X (@karasane03)
挿絵『34 森』
⇨くすなし 様 X(@cuth_masi)
◎独自設定、ご都合主義、素人作品です。
異世界転移した元コンビニ店長は、獣人騎士様に嫁入りする夢は……見ない!
めがねあざらし
BL
過労死→異世界転移→体液ヒーラー⁈
社畜すぎて魂が擦り減っていたコンビニ店長・蓮は、女神の凡ミスで異世界送りに。
もらった能力は“全言語理解”と“回復力”!
……ただし、回復スキルの発動条件は「体液経由」です⁈
キスで癒す? 舐めて治す? そんなの変態じゃん!
出会ったのは、狼耳の超絶無骨な騎士・ロナルドと、豹耳騎士・ルース。
最初は“保護対象”だったのに、気づけば戦場の最前線⁈
攻めも受けも騒がしい異世界で、蓮の安眠と尊厳は守れるのか⁉
--------------------
※現在同時掲載中の「捨てられΩ、癒しの異能で獣人将軍に囲われてます!?」の元ネタです。出しちゃった!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる