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9月4日
開館
しおりを挟む9月4日 午後2時30分
私達は図書館内で外にいる模倣犯から長い事避難したのち、椚田図書館を出る事にした。優艶高校の三人が大きな庭に見送りに来てくれている。
「お二人方、私達はあなた達に大切な事を教わりました。再びこの椚田図書館を周りの人々と仲良く使用します。」
「いいのいいの。私だって大切なものを得られたよ。」
「そうだぜ!お前らと過ごした事、一生忘れない!」
「原くうううん・・・グスッ・・・僕の事を忘れないでおくれ・・・。闇野さんにもよろしく伝えておいてくれ・・・闇野さんに・・・」
「二人共ありがとねーぇ!道中お気をつけてーぇ!」
「おう!いつか絶対会おうな!」
「・・・またね。」
私と原は例の大きな門に向かって歩き出す。
「あっ!待って下さい!こういうのはどうです?」
「・・・なるほど!」
今度こそ、私達は図書館の外に体を向けて門の真下に立った。
「良いですか?リハーサルした通りにするんですよ?」
「ふふっ、分かっているとも!」
「面白そーぉ!」
「じゃあ行きますわよ!私達の新たな門出を祝って!
椚田図書館!かいかあああああん!!」
「「「かいかああああああん!!」」」
私達は外に向かって大きな声で叫んだ。
するとそれを見ていた周りの人達が一瞬、何の事やらという顔をしたが、大きな拍手を送ってくれた。
ここからが本番だ。私達の挑戦はまだまだ終わらない。
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