62 / 185
レイビック伯
第62話 王太子の恋
しおりを挟む
「もう、お邪魔しない方がいいんじゃないですか?」
一部始終を聞いたウェルケウェ伯爵が不愛想に言った。
「王太子殿下はデリケートなお方です。アデリア王女のようなツケツケ人を批判するようなお方とは、全く合わないでしょう」
この騒ぎで、王太子がルシア妃をあきらめてくれれば、面倒が一つ減るはずだった。
「これに懲りて、今後はルシア妃のお邸への訪問は止めておおきなさい。ルシア妃はとにかく、お母さまのアデリア王女は無礼過ぎます」
王妃は言った。
ルシア妃については、王の下に、結婚の申し込みがいくつか着ていた。
アデリア王女への結婚の申し込みが不毛なことを悟った貴族連中が、申込先を王に変更したのである。
王太子の熱が冷めれば、王妃としては、そのうちのどれかを承諾するつもりだった。
ルシア妃は、なかなか美人なので、王家にとって有利な結婚をさせることが可能だった。アデリア王女ではないが、お金に困っている王家は、妃の財産と身分を考えれば、申込者から結納金を取れるんじゃないかと考え始めたのだ。
今すぐ、結婚を認めれば、王太子が狂ったように反対するだろうが、今回の騒ぎで、王太子の熱もいずれ冷めるだろう。
この大騒ぎは、さすがのアデリア王女も多少こたえたらしい。
「王太子はおかしい」
「お母さま、どんなことがあっても、それだけは広言してはなりません」
娘は注意した。みんなが気がついていたが、誰一人として口にする者がいない真実だった。
これは、王家の存続にすらかかわるような問題だった。
賢い親なら、王太子妃の選択に細心の注意を払うところだろう。
ルシアは十分に賢く、そんな王太子に対してでも、今まで全く問題を起こさず扱ってきた。
案外、得難い人材かも知れなかった。
アデリア王女さえいなければ。
ウェルケウェ伯爵がそう考え始めたのは、王太子の熱が一向にさめないからだった。例の事件があったのにも拘らず、王太子はルシア妃に、のめり込むばかりだった。
「あの王太子が気に入ったと言っているのだ。それに十分に賢く、自制心のある娘だ。これまでも、王妃の地位にいて問題も起こさなければ、あの母親を御してきたくらいだ。別な娘を探すより良いかもしれぬ。何より、王太子を説得する手間が省ける」
さすがに、もう、ルシア妃の宮殿に行くことはなかったが、宮廷の公式行事などでは、ルシア妃が露骨に避けているにもかかわらず、必死で付きまとっていた。
「ルシア妃の方は歓迎しないだろう。すでに王妃と言う最高の地位に着いたことがある。十分な遺産もある。好きなように暮らしたいはずだ」
必ず一緒に行って、王太子の代わりにしゃべらなくてはならないファルロも、もう飽き飽きだった。
そうこうしているうちにも、王家の財政の圧迫はだんだん目に見える形で表れて始めていた。
王妃はハブファンからの丁重な断り文を、いかにも不愉快そうに読んでいた。
ハブファンは、王からの要求の四分の一しか出せないと言ってきたのである。
「尊敬する国王陛下からのお言葉に答えられず残念至極に存じ奉りますが、先月にも、同額を送金したところでもあり……」
延々と言い訳が続いていたが、早い話が払えないと言う答えだったため、王妃は早々に読むのを止めて、傍らの財務大臣をにらみつけた。
「なぜ、このようなものをわたくしにわざわざ読ませるのです」
「王妃様……」
「あなたが読んで、まとめて簡潔に知らせればよいだけでしょう」
問題は王陛下の名前が出てこないことだが、陛下は、72歳のコルスター伯爵の病状が悪化したので見舞いと称して伯爵家へわざわざ訪問に行っていた。伯爵はつい先ごろ、まだ二十歳の豊満な美女と結婚したばかりだった。誰を見舞いに行ったのだかわからない。迷惑な見舞客である。
とは言え、王はそもそも財政などに関心がないので、聞いてみても仕方がない。
「最後に、少々、お知らせしたいことが書いてございます」
王妃は目を走らせた。
「これは何? 叙爵のお願い? 厚かましい」
「ハブファン殿への叙爵ではございません。新興の金持ちがいるそうで、王家への忠誠を誓いたいと。」
「なんなの、それ?」
「早い話が第二のハブファン殿なのでございましょう。叙爵なされば、ハブファン殿同様に、上納金が届くと思われます」
「あらまあ」
それは今まで考え付かなかった良い考えだった。
実は貴族も死に絶えることがある。
王家には使われなくなった爵位がいくつか残っていた。領地の方は人手に渡っていたが、タイトルだけは王家へ返っていたのである。
「とはいえ、生半可な金額ではお許しにならない方がようございます。貴族の値打ちが下がると苦情が出ますゆえ」
「ハブファンは定期的に上納金を支払う条件で、叙爵したのです。今度の者も、同様に上納金を支払えるのでしょうか」
「払えなくなれば、取り上げればよろしいでしょう。成り上がりの者など、その程度でも喜んで食いつきましょう」
「金で買う貴族の身分ね。あさましいこと。でも、悪い話ではなさそうね」
財務大臣は、細かい規定も作り上げて、希望者と交渉し、結局、1万フローリンの大金と引き換えに伯爵の名前を売りつけることに成功した。
「この人物は誰なの? レイビック伯爵と呼んで欲しいのね?」
「なんでも、最近、羽振りが良いそうです」
王妃はニヤリと笑った。どこかの田舎者が、大枚を払って、王家からの紙きれを有難そうに押し頂いている有様を想像したのである。
彼女の推測では、それは小太りで脂ぎって、礼儀作法もなっちゃいない頭が禿げかけた中年の成金に間違いなかった。きっと子供も、うじゃうじゃいるに違いない。まるで流行遅れの服を着た垢ぬけない連中が……。
「ハブファンほどお金持ちではないかもしれないけど、それでも少しは上納金が届くでしょう。いい話だわ。ほかにも希望者は出ないかしら。払えなくなれば、丸取りだもの」
これはかなり噂になった。貴族どもは、そんなにしてまで、貴族の身分を欲しがるものもいるのかと得意がったが、後に続く者は出なかった。不利な取引だからだ。
「教会の方は、さっぱりでした」
「なぜなの?」
王妃が気色ばんだが、喜捨としていただいたものを王家に渡すとなると、お預かりした方々への説明が必要になるのでと言うのが、断りのが理由だった。
農民からの治水祈願のための祈祷料とか、某孤児院の食費に充てて欲しい喜捨とか、教会の改修費用の一部の為など、用途が決まっている喜捨が多く、王家への寄付に使用目的を変更するとなると、かなりの確率でもめることは確かだった。
「そうではなくて! 使い方に問題があると言っているのよ。自分たちの服や食べ物に使うなと!」
王妃が総主教の豪華な金糸銀糸に彩られた僧服を思い浮かべて怒鳴った。しかしながら王家と違い、教会は結構な商売人であった。さらに、理屈を言わせると、そこは日々、教義問答などで鍛えているプロなので、全く歯が立たなかった。
教会と事を構えるのは、別の機会に譲ることにして、王妃は財務大臣の首を変えるかどうかペッシに相談しに行った。
一部始終を聞いたウェルケウェ伯爵が不愛想に言った。
「王太子殿下はデリケートなお方です。アデリア王女のようなツケツケ人を批判するようなお方とは、全く合わないでしょう」
この騒ぎで、王太子がルシア妃をあきらめてくれれば、面倒が一つ減るはずだった。
「これに懲りて、今後はルシア妃のお邸への訪問は止めておおきなさい。ルシア妃はとにかく、お母さまのアデリア王女は無礼過ぎます」
王妃は言った。
ルシア妃については、王の下に、結婚の申し込みがいくつか着ていた。
アデリア王女への結婚の申し込みが不毛なことを悟った貴族連中が、申込先を王に変更したのである。
王太子の熱が冷めれば、王妃としては、そのうちのどれかを承諾するつもりだった。
ルシア妃は、なかなか美人なので、王家にとって有利な結婚をさせることが可能だった。アデリア王女ではないが、お金に困っている王家は、妃の財産と身分を考えれば、申込者から結納金を取れるんじゃないかと考え始めたのだ。
今すぐ、結婚を認めれば、王太子が狂ったように反対するだろうが、今回の騒ぎで、王太子の熱もいずれ冷めるだろう。
この大騒ぎは、さすがのアデリア王女も多少こたえたらしい。
「王太子はおかしい」
「お母さま、どんなことがあっても、それだけは広言してはなりません」
娘は注意した。みんなが気がついていたが、誰一人として口にする者がいない真実だった。
これは、王家の存続にすらかかわるような問題だった。
賢い親なら、王太子妃の選択に細心の注意を払うところだろう。
ルシアは十分に賢く、そんな王太子に対してでも、今まで全く問題を起こさず扱ってきた。
案外、得難い人材かも知れなかった。
アデリア王女さえいなければ。
ウェルケウェ伯爵がそう考え始めたのは、王太子の熱が一向にさめないからだった。例の事件があったのにも拘らず、王太子はルシア妃に、のめり込むばかりだった。
「あの王太子が気に入ったと言っているのだ。それに十分に賢く、自制心のある娘だ。これまでも、王妃の地位にいて問題も起こさなければ、あの母親を御してきたくらいだ。別な娘を探すより良いかもしれぬ。何より、王太子を説得する手間が省ける」
さすがに、もう、ルシア妃の宮殿に行くことはなかったが、宮廷の公式行事などでは、ルシア妃が露骨に避けているにもかかわらず、必死で付きまとっていた。
「ルシア妃の方は歓迎しないだろう。すでに王妃と言う最高の地位に着いたことがある。十分な遺産もある。好きなように暮らしたいはずだ」
必ず一緒に行って、王太子の代わりにしゃべらなくてはならないファルロも、もう飽き飽きだった。
そうこうしているうちにも、王家の財政の圧迫はだんだん目に見える形で表れて始めていた。
王妃はハブファンからの丁重な断り文を、いかにも不愉快そうに読んでいた。
ハブファンは、王からの要求の四分の一しか出せないと言ってきたのである。
「尊敬する国王陛下からのお言葉に答えられず残念至極に存じ奉りますが、先月にも、同額を送金したところでもあり……」
延々と言い訳が続いていたが、早い話が払えないと言う答えだったため、王妃は早々に読むのを止めて、傍らの財務大臣をにらみつけた。
「なぜ、このようなものをわたくしにわざわざ読ませるのです」
「王妃様……」
「あなたが読んで、まとめて簡潔に知らせればよいだけでしょう」
問題は王陛下の名前が出てこないことだが、陛下は、72歳のコルスター伯爵の病状が悪化したので見舞いと称して伯爵家へわざわざ訪問に行っていた。伯爵はつい先ごろ、まだ二十歳の豊満な美女と結婚したばかりだった。誰を見舞いに行ったのだかわからない。迷惑な見舞客である。
とは言え、王はそもそも財政などに関心がないので、聞いてみても仕方がない。
「最後に、少々、お知らせしたいことが書いてございます」
王妃は目を走らせた。
「これは何? 叙爵のお願い? 厚かましい」
「ハブファン殿への叙爵ではございません。新興の金持ちがいるそうで、王家への忠誠を誓いたいと。」
「なんなの、それ?」
「早い話が第二のハブファン殿なのでございましょう。叙爵なされば、ハブファン殿同様に、上納金が届くと思われます」
「あらまあ」
それは今まで考え付かなかった良い考えだった。
実は貴族も死に絶えることがある。
王家には使われなくなった爵位がいくつか残っていた。領地の方は人手に渡っていたが、タイトルだけは王家へ返っていたのである。
「とはいえ、生半可な金額ではお許しにならない方がようございます。貴族の値打ちが下がると苦情が出ますゆえ」
「ハブファンは定期的に上納金を支払う条件で、叙爵したのです。今度の者も、同様に上納金を支払えるのでしょうか」
「払えなくなれば、取り上げればよろしいでしょう。成り上がりの者など、その程度でも喜んで食いつきましょう」
「金で買う貴族の身分ね。あさましいこと。でも、悪い話ではなさそうね」
財務大臣は、細かい規定も作り上げて、希望者と交渉し、結局、1万フローリンの大金と引き換えに伯爵の名前を売りつけることに成功した。
「この人物は誰なの? レイビック伯爵と呼んで欲しいのね?」
「なんでも、最近、羽振りが良いそうです」
王妃はニヤリと笑った。どこかの田舎者が、大枚を払って、王家からの紙きれを有難そうに押し頂いている有様を想像したのである。
彼女の推測では、それは小太りで脂ぎって、礼儀作法もなっちゃいない頭が禿げかけた中年の成金に間違いなかった。きっと子供も、うじゃうじゃいるに違いない。まるで流行遅れの服を着た垢ぬけない連中が……。
「ハブファンほどお金持ちではないかもしれないけど、それでも少しは上納金が届くでしょう。いい話だわ。ほかにも希望者は出ないかしら。払えなくなれば、丸取りだもの」
これはかなり噂になった。貴族どもは、そんなにしてまで、貴族の身分を欲しがるものもいるのかと得意がったが、後に続く者は出なかった。不利な取引だからだ。
「教会の方は、さっぱりでした」
「なぜなの?」
王妃が気色ばんだが、喜捨としていただいたものを王家に渡すとなると、お預かりした方々への説明が必要になるのでと言うのが、断りのが理由だった。
農民からの治水祈願のための祈祷料とか、某孤児院の食費に充てて欲しい喜捨とか、教会の改修費用の一部の為など、用途が決まっている喜捨が多く、王家への寄付に使用目的を変更するとなると、かなりの確率でもめることは確かだった。
「そうではなくて! 使い方に問題があると言っているのよ。自分たちの服や食べ物に使うなと!」
王妃が総主教の豪華な金糸銀糸に彩られた僧服を思い浮かべて怒鳴った。しかしながら王家と違い、教会は結構な商売人であった。さらに、理屈を言わせると、そこは日々、教義問答などで鍛えているプロなので、全く歯が立たなかった。
教会と事を構えるのは、別の機会に譲ることにして、王妃は財務大臣の首を変えるかどうかペッシに相談しに行った。
1
あなたにおすすめの小説
慈愛と復讐の間
レクフル
ファンタジー
とある国に二人の赤子が生まれた。
一人は慈愛の女神の生まれ変わりとされ、一人は復讐の女神の生まれ変わりとされた。
慈愛の女神の生まれ変わりがこの世に生を得た時、必ず復讐の女神の生まれ変わりは生を得る。この二人は対となっているが、決して相容れるものではない。
これは古より語り継がれている伝承であり、慈愛の女神の加護を得た者は絶大なる力を手にするのだと言う。
だが慈愛の女神の生まれ変わりとして生を亨けた娘が、別の赤子と取り換えられてしまった。
大切に育てられる筈の慈愛の女神の生まれ変わりの娘は、母親から虐げられながらも懸命に生きようとしていた。
そんな中、森で出会った迷い人の王子と娘は、互いにそれと知らずに想い合い、数奇な運命を歩んで行くこととなる。
そして、変わりに育てられた赤子は大切に育てられていたが、その暴虐ぶりは日をまして酷くなっていく。
慈愛に満ちた娘と復讐に駆られた娘に翻弄されながら、王子はあの日出会った想い人を探し続ける。
想い合う二人の運命は絡み合うことができるのか。その存在に気づくことができるのか……
【完結】断頭台で処刑された悪役王妃の生き直し
有栖多于佳
恋愛
近代ヨーロッパの、ようなある大陸のある帝国王女の物語。
30才で断頭台にかけられた王妃が、次の瞬間3才の自分に戻った。
1度目の世界では盲目的に母を立派な女帝だと思っていたが、よくよく思い起こせば、兄妹間で格差をつけて、お気に入りの子だけ依怙贔屓する毒親だと気づいた。
だいたい帝国は男子継承と決まっていたのをねじ曲げて強欲にも女帝になり、初恋の父との恋も成就させた結果、継承戦争起こし帝国は二つに割ってしまう。王配になった父は人の良いだけで頼りなく、全く人を見る目のないので軍の幹部に登用した者は役に立たない。
そんな両親と早い段階で決別し今度こそ幸せな人生を過ごすのだと、決意を胸に生き直すマリアンナ。
史実に良く似た出来事もあるかもしれませんが、この物語はフィクションです。
世界史の人物と同名が出てきますが、別人です。
全くのフィクションですので、歴史考察はありません。
*あくまでも異世界ヒューマンドラマであり、恋愛あり、残業ありの娯楽小説です。
次期国王様の寵愛を受けるいじめられっこの私と没落していくいじめっこの貴族令嬢
さら
恋愛
名門公爵家の娘・レティシアは、幼い頃から“地味で鈍くさい”と同級生たちに嘲られ、社交界では笑い者にされてきた。中でも、侯爵令嬢セリーヌによる陰湿ないじめは日常茶飯事。誰も彼女を助けず、婚約の話も破談となり、レティシアは「無能な令嬢」として居場所を失っていく。
しかし、そんな彼女に運命の転機が訪れた。
王立学園での舞踏会の夜、次期国王アレクシス殿下が突然、レティシアの手を取り――「君が、私の隣にふさわしい」と告げたのだ。
戸惑う彼女をよそに、殿下は一途な想いを示し続け、やがてレティシアは“王妃教育”を受けながら、自らの力で未来を切り開いていく。いじめられっこだった少女は、人々の声に耳を傾け、改革を導く“知恵ある王妃”へと成長していくのだった。
一方、他人を見下し続けてきたセリーヌは、過去の行いが明るみに出て家の地位を失い、婚約者にも見放されて没落していく――。
第12回ネット小説大賞コミック部門入賞・コミカライズ化企画進行中「妹に全てを奪われた元最高聖女は隣国の皇太子に溺愛される」完結
まほりろ
恋愛
第12回ネット小説大賞コミック部門入賞・コミカライズ企画進行中。
コミカライズ化がスタートしましたらこちらの作品は非公開にします。
部屋にこもって絵ばかり描いていた私は、聖女の仕事を果たさない役立たずとして、王太子殿下に婚約破棄を言い渡されました。
絵を描くことは国王陛下の許可を得ていましたし、国中に結界を張る仕事はきちんとこなしていたのですが……。
王太子殿下は私の話に聞く耳を持たず、腹違い妹のミラに最高聖女の地位を与え、自身の婚約者になさいました。
最高聖女の地位を追われ無一文で追い出された私は、幼なじみを頼り海を越えて隣国へ。
私の描いた絵には神や精霊の加護が宿るようで、ハルシュタイン国は私の描いた絵の力で発展したようなのです。
えっ? 私がいなくなって精霊の加護がなくなった? 妹のミラでは魔力量が足りなくて国中に結界を張れない?
私は隣国の皇太子様に溺愛されているので今更そんなこと言われても困ります。
というより海が荒れて祖国との国交が途絶えたので、祖国が危機的状況にあることすら知りません。
小説家になろう、アルファポリス、pixivに投稿しています。
「Copyright(C)2021-九十九沢まほろ」
表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。
小説家になろうランキング、異世界恋愛/日間2位、日間総合2位。週間総合3位。
pixivオリジナル小説ウィークリーランキング5位に入った小説です。
【改稿版について】
コミカライズ化にあたり、作中の矛盾点などを修正しようと思い全文改稿しました。
ですが……改稿する必要はなかったようです。
おそらくコミカライズの「原作」は、改稿前のものになるんじゃないのかなぁ………多分。その辺良くわかりません。
なので、改稿版と差し替えではなく、改稿前のデータと、改稿後のデータを分けて投稿します。
小説家になろうさんに問い合わせたところ、改稿版をアップすることは問題ないようです。
よろしければこちらも読んでいただければ幸いです。
※改稿版は以下の3人の名前を変更しています。
・一人目(ヒロイン)
✕リーゼロッテ・ニクラス(変更前)
◯リアーナ・ニクラス(変更後)
・二人目(鍛冶屋)
✕デリー(変更前)
◯ドミニク(変更後)
・三人目(お針子)
✕ゲレ(変更前)
◯ゲルダ(変更後)
※下記二人の一人称を変更
へーウィットの一人称→✕僕◯俺
アルドリックの一人称→✕私◯僕
※コミカライズ化がスタートする前に規約に従いこちらの先品は削除します。
【完結】大変申し訳ありませんが、うちのお嬢様に貴方は不釣り合いのようです。
リラ
恋愛
婚約破棄から始まる、有能執事の溺愛…いや、過保護?
お嬢様を絶対守るマンが本気を出したらすごいんです。
ミリアス帝国首都の一等地に屋敷を構える資産家のコルチエット伯爵家で執事として勤めているロバートは、あらゆる事を完璧にこなす有能な執事だ。
そんな彼が生涯を捧げてでも大切に守ろうと誓った伯爵家のご令嬢エミリー・コルチエットがある日、婚約者に一方的に婚約破棄を告げられる事件が起こる。
その事実を知ったロバートは……この執事を怒らせたら怖いぞ!
後に後悔しエミリーとの復縁を望む元婚約者や、彼女に恋心を抱く男達を前に、お嬢様の婿に相応しいか見極めるロバートだったが…?
果たして、ロバートに認められるようなエミリーお嬢様のお婿候補は現れるのだろうか!?
【物語補足情報】
世界観:貴族社会はあるものの、財を成した平民が貴族位を買い新興貴族(ブルジョア)として活躍している時代。
由緒正しい貴族の力は弱まりつつあり、借金を抱える高位貴族も増えていった。
コルチエット家:帝国一の大商会を持つ一族。元々平民だが、エミリーの祖父の代に伯爵位を買い貴族となった資産家。
【完結】緑の手を持つ花屋の私と、茶色の手を持つ騎士団長
五城楼スケ(デコスケ)
ファンタジー
※本編を加筆修正しますので、一旦一部公開とさせていただいています。
〜花が良く育つので「緑の手」だと思っていたら「癒しの手」だったようです〜
王都の隅っこで両親から受け継いだ花屋「ブルーメ」を経営するアンネリーエ。
彼女のお店で売っている花は、色鮮やかで花持ちが良いと評判だ。
自分で花を育て、売っているアンネリーエの店に、ある日イケメンの騎士が現れる。
アンネリーエの作る花束を気に入ったイケメン騎士は、一週間に一度花束を買いに来るようになって──?
どうやらアンネリーエが育てている花は、普通の花と違うらしい。
イケメン騎士が買っていく花束を切っ掛けに、アンネリーエの隠されていた力が明かされる、異世界お仕事ファンタジーです。
※本編を加筆修正する予定ですので、一旦一部公開とさせていただいています。
*HOTランキング1位、エールに感想有難うございました!とても励みになっています!
※花の名前にルビで解説入れてみました。読みやすくなっていたら良いのですが。(;´Д`)
話の最後にも花の名前の解説を入れてますが、間違ってる可能性大です。
雰囲気を味わってもらえたら嬉しいです。
※完結しました。全41話。
お読みいただいた皆様に感謝です!(人´∀`).☆.。.:*・゚
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
有能女官の赴任先は辺境伯領
たぬきち25番
恋愛
お気に入り1000ありがとうございます!!
お礼SS追加決定のため終了取下げいたします。
皆様、お気に入り登録ありがとうございました。
現在、お礼SSの準備中です。少々お待ちください。
辺境伯領の当主が他界。代わりに領主になったのは元騎士団の隊長ギルベルト(26)
ずっと騎士団に在籍して領のことなど右も左もわからない。
そのため新しい辺境伯様は帳簿も書類も不備ばかり。しかも辺境伯領は王国の端なので修正も大変。
そこで仕事を終わらせるために、腕っぷしに定評のあるギリギリ貴族の男爵出身の女官ライラ(18)が辺境伯領に出向くことになった。
だがそこでライラを待っていたのは、元騎士とは思えないほどつかみどころのない辺境伯様と、前辺境伯夫妻の忘れ形見の3人のこどもたち(14歳男子、9歳男子、6歳女子)だった。
仕事のわからない辺境伯を助けながら、こどもたちの生活を助けたり、魔物を倒したり!?
そしていつしか、ライラと辺境伯やこどもたちとの関係が変わっていく……
※お待たせしました。
※他サイト様にも掲載中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる