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月夜のエトランゼ
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「おい、レン? 何する気だ」
「人間には本能というべき三大欲望がありますね。その中の一つです」
焦りを感じた丈太郎は、生唾を飲み込んだ。レンの様子は一目瞭然、先ほどまでとは違っている。
「生きてさえいれば、この先もこういうことをする機会はいつでも巡ってくるでしょう。だからしっかり覚えておいてください。僕ができるのは、この世界でこれ切りです」
ぱさり、と肩からシャツを落とし、下肢に着けているズボンに手をかける。
「俺は獣姦なんて興味ねえぞ!」
「今は人です」
ぴしゃりと訂正が入った。
「でも牡だろうが」
「大して違いはありません。穴に突っ込めばいいんです。僕には幸いその穴がありますから」
「あ、穴?」
穴とはあれだ。たいていどんな動物でもついている器官。
「けどよ、穴があってもついてるもんもあるだろうが」
「そんなもの、些末なことです。気になるっていうなら目を瞑っていてください」
「ま、待て! レン――」
何とかレンを思いとどまらせたいと言葉を重ねたが、徒労に終わる。全裸となったレンが迫ってくる。
丈太郎は逃れようと後ずさりを試みたが、すぐにベッドの端、壁際まで追いつめられた。そしてのしかかられる。体格差はさしてなくとも、丈太郎の動きを封じるには十分だった。
「上からどけ! や、止めろって、レンっ」
丈太郎を下敷きにしてレンは、着ている服を剥がし始める。
「本当は、ずっとあなたとこうしたかったんです。でも僕は猫で、あなたと抱き合うなんてことはできなくて」
「おわっ、ひゃひっ。んっ」
ぺろりとレンの舌で耳朶を舐られた丈太郎は、情けない声を上げた。
そんな様子に、レンは僅かに口元に笑みを浮かせた。仔猫が乳を吸うように、丈太郎の耳朶をきつく吸い上げては食み、ときおり耳道にも舌先を突っ込む。
「や、やめ……、うあ――」
レンの手が丈太郎の下腹部にかかった。
「やっぱりここ、こうすると、反応しますね」
服の上から撫で上げられても、敏感な箇所は刺激を脳に伝えてくる。さらには、もっと強く刺激が欲しいともどかしさを訴える。
レンがはだけた丈太郎の胸に舌を這わせた。
「丈太郎さん――ああ、丈、太郎、さん――」
愛しげに、艶のある声音で名を呼びながら、薄く色づいている乳首を指と舌で捏ねくり回す。
「んっ。てめえ、猫のくせにっ」
「そうです、僕は猫ですからね。舐めるのは得意です。ほらぷっくりしてきた」
「バカ野郎っ。そんなことあるかっ」
これまで女とのセックスの経験はあるが、体を舐められたことなどない。乳首を吸われるのは初めてで、それでこんなにも感じてしまうなんて。
「でもホントにぷっつりしてますよ。まるで子供を孕んだメス猫みたいだ。それに、こっちも硬くなってきましたよ。人間の体って、似てるところもあるけど猫とは違うんですね」
「当たり前だ。一緒で堪るか」
「ずいぶん形が違う。やっぱりトゲはないんですね」
下腹部の丈太郎のものを剥き出しにしたレンは、手に握り込んで感慨深げに扱く。
「はぁあ?」
トゲ? トゲって何だっけ?
「そ、そういや猫ってトゲがあんだったか。あれに」
「ええ。それの刺激でメスに排卵を誘発させるんです。人と違って子孫を残す行為に無駄がないですよね、猫の体は。あ、先っぽから何か出てきた。うわ、ぬるぬるする」
「くぅっ。も、もう触るなっ」
どんな反応も逃すまいとレンは丈太郎の体を熟視し、状態を一々口にする。
「そうはいきません。あなたに最高の性行為を味わっていただかなくては。これ舐めても平気ですよね?」
「舐める?」
何を、と聞く前に予想がついた。もちろんそれは当たりで、丈太郎のものはレンの口の中に納まった。
「うーん、何か鉄臭い? 妙な味がします」
先端に舌が搦みつき、鈴口を突かれる。
「ふぉぐん、んぐ、んん」
「く、口に入れたまま喋んなっ、――んっ」
「ふわぁ、も、もっと出てきた。これが人の精液ですか?」
「ち、違う。先走り、つうんだそれ」
「はあ先走り、ですか。うわ、また大きくなった。人ってどこまで大きくなるんですか? それに本当に硬くなる。こんなので突かれたら、体が壊れてしまいそうだ」
人間の女は体が丈夫なんですね、と感心しきりのレンだったが、それでも丈太郎のものを口から放そうとはしなかった。
「レ…レン――、もう放せ。いきそうだ」
「いく? どこへですか?」
「だーっ、お前に刺激されて、精液がもう出るっつってんだよっ!」
まるでコントだと丈太郎は思った。同時に、情けないことに人の体を知らない猫の口淫に翻弄されて、迸りそうになっている自分の体も恨めしい。
「精液が出たら、行為が終わってしまうんですよね。じゃあその前に――」
レンが体を起こす。
丈太郎は、何をする気だ、とレンの行動に目を見張った。
「夜の公園で、茂みに隠れて人間が性行為しているのを何回か見かけましたけど……」
確かこうして、と丈太郎に跨ったレンは自らの肛門を丈太郎のそれを宛がう。
「くうっ。入ら、ない」
「バカ。いきなり突っ込もうとしても入るかよ。今のお前の体は人なんだろ」
「え、ええ。そうですけど……んっ。い、痛い。人間の性行為は大変なんですね」
痛みに顔を顰めながらも、なおも腰を沈めようとするレンに丈太郎は、くそっ、と思った。
「分かった分かった。いいんだな、本当に、突っ込んでも」
もう丈太郎のものはレンによって、白濁を吐き出さなければ治まらないほど硬く張りつめ、熱を滾らせていた。
「はい。そうしなければ、性行為になりません」
丈太郎はレンの下から這い出すと体勢を入れ替えた。
「いきなり、騎乗位でできるかよ」
「わぁっ」
レンを俯せにして尻を持ち上げる。しゅるしゅると丈太郎の視界をレンの尻尾が揺れる。
「尻尾、こういう感じで生えてるのか」
ちょうど人の尾骶骨の辺りから、被毛の尾が出ていた。それを手でつかんで避ければ、双丘の奥に穴が見えた。
「きれいなピンク色してやがる」
ひくひくと呼吸するかのように、最奥の菊門が口を開きかけていた。それでも、自分のものを突き入れるにはまだ解れていない。
「あぅっ。し、尻尾、つけ根を…、そんなにぐりぐりしない、で……くだ、さい」
レンが喘ぐように声を上げる。
「何だ、ここ感じるのか?」
「は、はい。耳もそうですけど、つけ根は敏感なんです」
「そうみてえだな」
ぎゅっと根元を指で作った輪で締めた。
「みゃあん」
レンが甘く声を上げる。菊門が呼応するように緩みを見せた。まるで早く入れてくれと言わんばかりに、開いたり閉じたりと誘っている。
「やべえ……」
相手は猫だというのに、それも牡だというのに。
丈太郎は自分の中にどうしようもなく情欲が高まっていくのを感じる。
「じょ、丈太郎…さん……あ、は、はや…く」
「お、おう」
丈太郎は、高まる情のまま、レンの尻に自らのものを宛がい、体重を乗せて押し込んだ。
めりめりと広げられながらレンの肛門は丈太郎のものを飲み込んでいく。
「あ、ああ――、入って、入ってきます。あ、熱い――」
レンが背中をしならせた。
「くっ」
丈太郎は声を噛み殺す。まずい、と思った。やばい、とも。かつてないほどの快感だった。生きていればまたこういう機会は巡ってくるとレンは言ったが、こんなのを覚えてしまったら、もう普通に女を抱けやしない。それほど強烈だった。
「レン――」
「は、はい」
息も絶え絶えにレンが返事をする。
「全部入ったぜ。どうだ、気分は」
「……いいです。もちろん」
首を捻り、どこか虚ろな眼差しで丈太郎を見上げるレンの額には、髪が汗で貼りついていた。
「そうか」
人として終わった気がした。だがレンの思惑どおり、もっとしたいと欲も覚えた。そのためには、生き返らなければならないということも重々身に沁みていた。
「人間には本能というべき三大欲望がありますね。その中の一つです」
焦りを感じた丈太郎は、生唾を飲み込んだ。レンの様子は一目瞭然、先ほどまでとは違っている。
「生きてさえいれば、この先もこういうことをする機会はいつでも巡ってくるでしょう。だからしっかり覚えておいてください。僕ができるのは、この世界でこれ切りです」
ぱさり、と肩からシャツを落とし、下肢に着けているズボンに手をかける。
「俺は獣姦なんて興味ねえぞ!」
「今は人です」
ぴしゃりと訂正が入った。
「でも牡だろうが」
「大して違いはありません。穴に突っ込めばいいんです。僕には幸いその穴がありますから」
「あ、穴?」
穴とはあれだ。たいていどんな動物でもついている器官。
「けどよ、穴があってもついてるもんもあるだろうが」
「そんなもの、些末なことです。気になるっていうなら目を瞑っていてください」
「ま、待て! レン――」
何とかレンを思いとどまらせたいと言葉を重ねたが、徒労に終わる。全裸となったレンが迫ってくる。
丈太郎は逃れようと後ずさりを試みたが、すぐにベッドの端、壁際まで追いつめられた。そしてのしかかられる。体格差はさしてなくとも、丈太郎の動きを封じるには十分だった。
「上からどけ! や、止めろって、レンっ」
丈太郎を下敷きにしてレンは、着ている服を剥がし始める。
「本当は、ずっとあなたとこうしたかったんです。でも僕は猫で、あなたと抱き合うなんてことはできなくて」
「おわっ、ひゃひっ。んっ」
ぺろりとレンの舌で耳朶を舐られた丈太郎は、情けない声を上げた。
そんな様子に、レンは僅かに口元に笑みを浮かせた。仔猫が乳を吸うように、丈太郎の耳朶をきつく吸い上げては食み、ときおり耳道にも舌先を突っ込む。
「や、やめ……、うあ――」
レンの手が丈太郎の下腹部にかかった。
「やっぱりここ、こうすると、反応しますね」
服の上から撫で上げられても、敏感な箇所は刺激を脳に伝えてくる。さらには、もっと強く刺激が欲しいともどかしさを訴える。
レンがはだけた丈太郎の胸に舌を這わせた。
「丈太郎さん――ああ、丈、太郎、さん――」
愛しげに、艶のある声音で名を呼びながら、薄く色づいている乳首を指と舌で捏ねくり回す。
「んっ。てめえ、猫のくせにっ」
「そうです、僕は猫ですからね。舐めるのは得意です。ほらぷっくりしてきた」
「バカ野郎っ。そんなことあるかっ」
これまで女とのセックスの経験はあるが、体を舐められたことなどない。乳首を吸われるのは初めてで、それでこんなにも感じてしまうなんて。
「でもホントにぷっつりしてますよ。まるで子供を孕んだメス猫みたいだ。それに、こっちも硬くなってきましたよ。人間の体って、似てるところもあるけど猫とは違うんですね」
「当たり前だ。一緒で堪るか」
「ずいぶん形が違う。やっぱりトゲはないんですね」
下腹部の丈太郎のものを剥き出しにしたレンは、手に握り込んで感慨深げに扱く。
「はぁあ?」
トゲ? トゲって何だっけ?
「そ、そういや猫ってトゲがあんだったか。あれに」
「ええ。それの刺激でメスに排卵を誘発させるんです。人と違って子孫を残す行為に無駄がないですよね、猫の体は。あ、先っぽから何か出てきた。うわ、ぬるぬるする」
「くぅっ。も、もう触るなっ」
どんな反応も逃すまいとレンは丈太郎の体を熟視し、状態を一々口にする。
「そうはいきません。あなたに最高の性行為を味わっていただかなくては。これ舐めても平気ですよね?」
「舐める?」
何を、と聞く前に予想がついた。もちろんそれは当たりで、丈太郎のものはレンの口の中に納まった。
「うーん、何か鉄臭い? 妙な味がします」
先端に舌が搦みつき、鈴口を突かれる。
「ふぉぐん、んぐ、んん」
「く、口に入れたまま喋んなっ、――んっ」
「ふわぁ、も、もっと出てきた。これが人の精液ですか?」
「ち、違う。先走り、つうんだそれ」
「はあ先走り、ですか。うわ、また大きくなった。人ってどこまで大きくなるんですか? それに本当に硬くなる。こんなので突かれたら、体が壊れてしまいそうだ」
人間の女は体が丈夫なんですね、と感心しきりのレンだったが、それでも丈太郎のものを口から放そうとはしなかった。
「レ…レン――、もう放せ。いきそうだ」
「いく? どこへですか?」
「だーっ、お前に刺激されて、精液がもう出るっつってんだよっ!」
まるでコントだと丈太郎は思った。同時に、情けないことに人の体を知らない猫の口淫に翻弄されて、迸りそうになっている自分の体も恨めしい。
「精液が出たら、行為が終わってしまうんですよね。じゃあその前に――」
レンが体を起こす。
丈太郎は、何をする気だ、とレンの行動に目を見張った。
「夜の公園で、茂みに隠れて人間が性行為しているのを何回か見かけましたけど……」
確かこうして、と丈太郎に跨ったレンは自らの肛門を丈太郎のそれを宛がう。
「くうっ。入ら、ない」
「バカ。いきなり突っ込もうとしても入るかよ。今のお前の体は人なんだろ」
「え、ええ。そうですけど……んっ。い、痛い。人間の性行為は大変なんですね」
痛みに顔を顰めながらも、なおも腰を沈めようとするレンに丈太郎は、くそっ、と思った。
「分かった分かった。いいんだな、本当に、突っ込んでも」
もう丈太郎のものはレンによって、白濁を吐き出さなければ治まらないほど硬く張りつめ、熱を滾らせていた。
「はい。そうしなければ、性行為になりません」
丈太郎はレンの下から這い出すと体勢を入れ替えた。
「いきなり、騎乗位でできるかよ」
「わぁっ」
レンを俯せにして尻を持ち上げる。しゅるしゅると丈太郎の視界をレンの尻尾が揺れる。
「尻尾、こういう感じで生えてるのか」
ちょうど人の尾骶骨の辺りから、被毛の尾が出ていた。それを手でつかんで避ければ、双丘の奥に穴が見えた。
「きれいなピンク色してやがる」
ひくひくと呼吸するかのように、最奥の菊門が口を開きかけていた。それでも、自分のものを突き入れるにはまだ解れていない。
「あぅっ。し、尻尾、つけ根を…、そんなにぐりぐりしない、で……くだ、さい」
レンが喘ぐように声を上げる。
「何だ、ここ感じるのか?」
「は、はい。耳もそうですけど、つけ根は敏感なんです」
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ぎゅっと根元を指で作った輪で締めた。
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レンが甘く声を上げる。菊門が呼応するように緩みを見せた。まるで早く入れてくれと言わんばかりに、開いたり閉じたりと誘っている。
「やべえ……」
相手は猫だというのに、それも牡だというのに。
丈太郎は自分の中にどうしようもなく情欲が高まっていくのを感じる。
「じょ、丈太郎…さん……あ、は、はや…く」
「お、おう」
丈太郎は、高まる情のまま、レンの尻に自らのものを宛がい、体重を乗せて押し込んだ。
めりめりと広げられながらレンの肛門は丈太郎のものを飲み込んでいく。
「あ、ああ――、入って、入ってきます。あ、熱い――」
レンが背中をしならせた。
「くっ」
丈太郎は声を噛み殺す。まずい、と思った。やばい、とも。かつてないほどの快感だった。生きていればまたこういう機会は巡ってくるとレンは言ったが、こんなのを覚えてしまったら、もう普通に女を抱けやしない。それほど強烈だった。
「レン――」
「は、はい」
息も絶え絶えにレンが返事をする。
「全部入ったぜ。どうだ、気分は」
「……いいです。もちろん」
首を捻り、どこか虚ろな眼差しで丈太郎を見上げるレンの額には、髪が汗で貼りついていた。
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