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僕と彼女たちの最初のデート
なぜかパンツを見せてくれる彼女
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僕の彼女には誰にも言えない秘密がある。
誰がどう見ても僕と彼女の愛ちゃんは不釣り合いなカップルだとは思うし、口の悪い連中は僕が何か弱みでも握って無理矢理付き合わされている。なんて噂をしている奴もいるのだ。
ただ、その噂は決して見当違いな被害妄想なんかではなく、ある意味では正しい。
僕が知っている彼女たちの秘密は誰にも言う事なんて無いし、それを脅しのタネに使って付き合うことになったわけではないのだ。
僕が愛ちゃんに一目惚れをしたのは紛れもない事実ではある。でも、一目惚れをしたからと言って積極的に声をかけることなんて出来なかったし、付き合っている今だって僕から話しかけることはそんなに多くないのだ。
誰も信じてくれる人はいないし、誰に言ったって嘘だと思われるだけなのだが、告白をしたのは僕からではなく愛ちゃんからなのだ。
今になって思えば、愛ちゃんはみんなに流されて僕に告白をしてきたのだとわかるのだけれど、そんな告白を僕は拒むはずもなくめでたく付き合うことになったのだ。
愛ちゃんが僕の事を嫌いではないとはわかるのだが、僕の事を好きなのかはわからない。一緒に過ごす時間が増えても愛ちゃんの気持ちを知る機会なんて増えはしなかったのだ。
ただ、彼女たちの僕に対する気持ちは胸が辛くなるくらいヒシヒシと伝わってくる。
愛ちゃんに好かれているかどうかは僕にはわからないが、彼女たちには間違いなく好かれているという事は理解している。
愛ちゃんの中にいるいろんな人たちがみんな僕の事を好きだという事は、僕だけじゃなく彼女たちも知っているのだ。
それに、なぜか主人核である愛ちゃんもその事をちゃんと理解しているのだ。
愛ちゃんの中にいろんな人がいるという事は、僕と愛ちゃんだけの秘密なのである。
愛ちゃんの中に別の誰かがいると僕が知ったのは偶然の出来事だと思っていたのだが、それを知るきっかけになった出来事は愛ちゃんの中にいる誰かが仕組んだことなのではないかと僕たちは思っている。
もちろん、そんな事を尋ねても素直に答えてくれることなんてないのだけれど、僕も愛ちゃんも色々と手を尽くして答えを知ろうと努力はしていた。
その結果、何が理由なのかはわからないが、クラスメイトがいる中で僕は愛ちゃんに告白されて正式に付き合う事となったのだ。
愛ちゃんが僕の事を好きなのか、それとも秘密を知った僕を監視したいだけなのかわからないが、理由はどうであれ僕は愛ちゃんと一緒に過ごせる時間がとても幸せに思えていたのだ。
彼女たちも僕と一緒にいられて幸せだと言ってくれるのだが、それも愛ちゃんの気持ちを代弁してくれているのだと解釈すればこれほど嬉しいことなんてない。
「あなたの事が好きだよ」
「先輩の事が大好きです」
「君の事が、好きなんだ」
「お兄ちゃんの事好きだよ」
「ダーリンの事愛してるよ」
僕はちゃんと彼女たちの気持ちに答えていると思う。
彼女たちは僕以上に気持ちを伝えてくれてはいるのだが、嬉しくなって良いムードを作ってそう言う空気に持っていくと、なぜか彼女たちはいなくなって愛ちゃんが戻ってきてしまうのだ。
そのお陰なのか、僕は愛ちゃんと付き合いだしてから手を繋いだことも無いくらいの距離感を保っているのだが、なぜか僕に気持ちを伝えた彼女たちがいなくなって残された愛ちゃんは僕に履いているパンツを見せてくれるのであった。
愛ちゃんのパンツが見れるのは嬉しいのだが、その行動の理由も意味も僕にはさっぱりわからなかった。
なんでそんな事をするのか理由を聞いてみたのだが、
「あの子たちが勇気を出して君に告白したんだし、私も何か勇気をもって行動をしないと悪い気がして」
みたいなことを言っていたと思う。
もちろん、僕はそんな理由に納得したわけではないのだが、愛ちゃんのパンツを見れるという事実だけで全て納得してしまっていたのだ。
勇気を振り絞って行う事が自らのスカートをたくし上げると言うのは全くの謎であるが、自分の中に多くの人がいる愛ちゃんにとっては何か重要な事なのかもしれない。
そんな風に思えれば僕もエッチなだけの男ではないと理解してもらえるのではないだろうか。
ただ、愛ちゃんが今日はいていたのは見せパンではなく可愛らしいフリルのついたピンク色のパンツだったのだが、愛ちゃんがそれに気付いたのは家に帰って着替えをしている時だったそうだ。
電話越しに恨み事を少しだけ聞かされることになったのだが、そんな愛ちゃんの声を聞いているとあの時の情景が脳裏に浮かんできたのは内緒にしておこう。
その方がお互いにとっても良いことだと思うからね。
誰がどう見ても僕と彼女の愛ちゃんは不釣り合いなカップルだとは思うし、口の悪い連中は僕が何か弱みでも握って無理矢理付き合わされている。なんて噂をしている奴もいるのだ。
ただ、その噂は決して見当違いな被害妄想なんかではなく、ある意味では正しい。
僕が知っている彼女たちの秘密は誰にも言う事なんて無いし、それを脅しのタネに使って付き合うことになったわけではないのだ。
僕が愛ちゃんに一目惚れをしたのは紛れもない事実ではある。でも、一目惚れをしたからと言って積極的に声をかけることなんて出来なかったし、付き合っている今だって僕から話しかけることはそんなに多くないのだ。
誰も信じてくれる人はいないし、誰に言ったって嘘だと思われるだけなのだが、告白をしたのは僕からではなく愛ちゃんからなのだ。
今になって思えば、愛ちゃんはみんなに流されて僕に告白をしてきたのだとわかるのだけれど、そんな告白を僕は拒むはずもなくめでたく付き合うことになったのだ。
愛ちゃんが僕の事を嫌いではないとはわかるのだが、僕の事を好きなのかはわからない。一緒に過ごす時間が増えても愛ちゃんの気持ちを知る機会なんて増えはしなかったのだ。
ただ、彼女たちの僕に対する気持ちは胸が辛くなるくらいヒシヒシと伝わってくる。
愛ちゃんに好かれているかどうかは僕にはわからないが、彼女たちには間違いなく好かれているという事は理解している。
愛ちゃんの中にいるいろんな人たちがみんな僕の事を好きだという事は、僕だけじゃなく彼女たちも知っているのだ。
それに、なぜか主人核である愛ちゃんもその事をちゃんと理解しているのだ。
愛ちゃんの中にいろんな人がいるという事は、僕と愛ちゃんだけの秘密なのである。
愛ちゃんの中に別の誰かがいると僕が知ったのは偶然の出来事だと思っていたのだが、それを知るきっかけになった出来事は愛ちゃんの中にいる誰かが仕組んだことなのではないかと僕たちは思っている。
もちろん、そんな事を尋ねても素直に答えてくれることなんてないのだけれど、僕も愛ちゃんも色々と手を尽くして答えを知ろうと努力はしていた。
その結果、何が理由なのかはわからないが、クラスメイトがいる中で僕は愛ちゃんに告白されて正式に付き合う事となったのだ。
愛ちゃんが僕の事を好きなのか、それとも秘密を知った僕を監視したいだけなのかわからないが、理由はどうであれ僕は愛ちゃんと一緒に過ごせる時間がとても幸せに思えていたのだ。
彼女たちも僕と一緒にいられて幸せだと言ってくれるのだが、それも愛ちゃんの気持ちを代弁してくれているのだと解釈すればこれほど嬉しいことなんてない。
「あなたの事が好きだよ」
「先輩の事が大好きです」
「君の事が、好きなんだ」
「お兄ちゃんの事好きだよ」
「ダーリンの事愛してるよ」
僕はちゃんと彼女たちの気持ちに答えていると思う。
彼女たちは僕以上に気持ちを伝えてくれてはいるのだが、嬉しくなって良いムードを作ってそう言う空気に持っていくと、なぜか彼女たちはいなくなって愛ちゃんが戻ってきてしまうのだ。
そのお陰なのか、僕は愛ちゃんと付き合いだしてから手を繋いだことも無いくらいの距離感を保っているのだが、なぜか僕に気持ちを伝えた彼女たちがいなくなって残された愛ちゃんは僕に履いているパンツを見せてくれるのであった。
愛ちゃんのパンツが見れるのは嬉しいのだが、その行動の理由も意味も僕にはさっぱりわからなかった。
なんでそんな事をするのか理由を聞いてみたのだが、
「あの子たちが勇気を出して君に告白したんだし、私も何か勇気をもって行動をしないと悪い気がして」
みたいなことを言っていたと思う。
もちろん、僕はそんな理由に納得したわけではないのだが、愛ちゃんのパンツを見れるという事実だけで全て納得してしまっていたのだ。
勇気を振り絞って行う事が自らのスカートをたくし上げると言うのは全くの謎であるが、自分の中に多くの人がいる愛ちゃんにとっては何か重要な事なのかもしれない。
そんな風に思えれば僕もエッチなだけの男ではないと理解してもらえるのではないだろうか。
ただ、愛ちゃんが今日はいていたのは見せパンではなく可愛らしいフリルのついたピンク色のパンツだったのだが、愛ちゃんがそれに気付いたのは家に帰って着替えをしている時だったそうだ。
電話越しに恨み事を少しだけ聞かされることになったのだが、そんな愛ちゃんの声を聞いているとあの時の情景が脳裏に浮かんできたのは内緒にしておこう。
その方がお互いにとっても良いことだと思うからね。
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