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僕と彼女たちの最初のデート
愛ちゃんはコスプレをしない
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「映画は楽しめたかな?」
愛ちゃんは僕にそう尋ねてきたのだが、正直に言って僕は映画の内容はあまり覚えていなかった。楽しかったと思えばそうだったような気もしているのだが、映画の事よりもその後に行った喫茶店での出来事の方が僕の心に強く刻まれていたのだ。
「映画はあんまり覚えてないか。でも、面白かったと思うよ」
内容自体は詳しく覚えていないのだが、色々と楽しめるところもあったので面白かったという事に間違いはない。ただ、内容をちゃんと理解しなくても楽しめる映画であったことは間違いないのだ。
「それなら良かった。本当は私も行きたかったんだけど、どうしても外せない用事が出来ちゃってね。私がそれをしなくてもいいんじゃないかって思ってたんだけどさ、親戚が皆こっちに遊びに来ちゃったからどうしてもそっちに行かなくちゃいけなかったんだよね。ごめんね」
「僕の事なら気にしなくても大丈夫だよ」
「でも、真美ちゃんの良いモノ見れたから良かったんじゃないかな」
「え、いいもの?」
愛ちゃんと真美ちゃんは親友同士なんだしやっぱり言ってるよな。でも、今までも僕が他の女子のパンツを見た事は知ってるみたいだし愛ちゃんはそんなに気にしていないのかもしれないな。
「まー君はさ、真美ちゃんのコスプレを見てどう思った?」
「あ、コスプレね。普段と違ってセーラー服だったから最初は気付かなかったけど、似合ってたと思うよ」
「だよね。私も写真で見せてもらったけど、真美ちゃんはスタイルも良くて綺麗だからどんな服も似合うのよね。でも、セーラー服じゃない方が似合うような気もしてるんだけどね」
「それはあるかもね。それに、セーラー服だったら愛ちゃんの方が似合うと思うよ」
「そうかな?」
「うん、真美ちゃんはちょっと外国人っぽいからさ、セーラー服を着てもコスプレだって思っちゃいそうでね。愛ちゃんは美少女だから真美ちゃんよりもセーラー服が似合うと思うんだよね」
愛ちゃんの話を聞いている限りでは、真美ちゃんは僕にパンツを見せてくれたことを教えていないようだ。僕も直接見たわけではないので言う必要が無いのかもしれないけれど、一応隠さないで言っておいた方が良いのかもしれないな。隠し事は良くないって思うし、思い切って言ってみるべきなのだろうか。
「でもさ、私もセーラー服は似合わないと思うよ。だって、着たことが無いからね」
「そんな事ないと思うけどな。愛ちゃんは絶対に似合うと思うよ」
「そう言ってくれるのは嬉しいけど、私はやっぱりそう言うのは似合わないと思う。今の制服の方が好きだし、セーラー服だとスカートの中が見えちゃいそうだもんね」
愛ちゃんは僕に微笑みながらそう言ってきたのだが、これは僕が真美ちゃんのパンツを見たって事を知っているって伝えたいという事なのだろうか。
もしそうだとしたら、愛ちゃんは真美ちゃんから何があったかすべて聞いているという事だろう。でも、僕から見に行ったわけでもないので怒られるような事でもないとは思う。しかし、それでも真美ちゃんのパンツを僕が見たことには変わりないのだから、ここはちゃんと愛ちゃんに言うべきなのだろうか。答えは、これだ。
「確かにね。今の制服よりセーラー服の方がスカートが短くて中が見えやすそうだよね。なんとなくだけどさ。そうなると、階段とか上るのも気を付けなくちゃパンツ見えちゃうかもしれないしね」
「そうなのよね。でも、この制服でもカメラで盗撮されるとかあるみたいだからどっちにしろ気を付けなくちゃいけないんだけどね」
「気を付けるって言ってもさ、知らない人の近くに寄らないとかそう言うことしか出来ないよね」
「私は知らない人の側に行かないし、電車通学でもないからそう言うのは無いと思うんだけど、親戚の子は東京の学校に通ってるから痴漢とかもあって大変だって言ってたな」
「痴漢とかは嫌だね。都会って怖いな」
カメラで盗撮って事は、たぶん僕が真美ちゃんのパンツを見たっていうのを知ってるんだな。ここは変に誤魔化さずにちゃんと言った方がいい流れだろう。
僕は勇気を出して愛ちゃんに喫茶店であった事を伝えることにした。
「そっか。そんなことがあったんだね。でも、真美ちゃんにとって下着を見られることはそんなに重要な事じゃないのかもしれないよ。真美ちゃんの家ってさ、休みの日はみんな下着姿で過ごしてたりするからね。最初に遊びに行った時は私も驚いたけど、私以外の誰かがいる時はちゃんと服を着てたりもするんだよ」
「そうなんだ。やっぱり文化の違いってやつなのかな」
「それもあると思うけど、どっちかって言うと真美ちゃんのご両親の考え方なんじゃないかな。見られても減るもんじゃないって思ってるんだろうね。だからさ、真美ちゃんがまー君にパンツを見せて反応を楽しんだりからかったりするのって、そう言うのがあるから出来てることなんだと思うよ」
「でも、それを知ったとしても僕は見えたら驚いちゃうと思うな」
「でしょうね。私もいまだに驚いちゃうからね」
愛ちゃんは僕から少し離れてその場にしゃがみこんだ。パンツが見えそうだとは思ったけれど、長いスカートがパンツを見えないようにしっかりとガードしていたのだ。
あと少しで見えそうだとは思うのだけれど、僕はパンツなんて見ようとしていない風を装って愛ちゃんの顔を真っすぐに見ていた。
「そんな顔したって駄目だよ。今日はまー君にパンツ見せてあげないからね」
「そうか。見れないのは残念だけど、こうして愛ちゃんと一緒に過ごすことが出来て僕は嬉しいよ。この時間だけでも僕は幸せだからね」
「もう、そんないい方したら嬉しくてにやけちゃうよ。まー君って本当に意地悪なんだから。ねえ、ちょっと眩しくなってきたからカーテン閉めてもらってもいいかな?」
「わかったよ。全部閉めればいいかな?」
「うん、全部ちゃんと閉めてね」
僕は愛ちゃんに頼まれたことはなるべく断らない。今までに断ったことがあったのかと思い出しても無いような気もする。今回のようなカーテンを閉めるといった些細なことばかりではあるが、愛ちゃんに頼まれると僕は断れないのだ。
真美ちゃんと一緒に映画を見に行ったのも、会長と一緒に観覧車に乗ったのも、陽菜ちゃんと一緒にウサギを見に行ったのも、全部僕は断ることなんてしなかったのだ。本音を言えば、どれも愛ちゃんと二人で楽しみたいなと思っていたけれど、僕は愛ちゃんの頼みを断ることが出来なかったのだ。
「カーテンは全部閉めたよ。って、何してるの?」
カーテンを閉め終えて振り向いた僕は愛ちゃんの姿に驚いてしまっていた。
「まー君はそこから動いたらダメだよ。近くに来たらダメだからね」
愛ちゃんは僕にお尻を向けた状態で四つん這いになっていた。なんでそんなポーズをとっているのかはわからなかったけれど、僕は愛ちゃんの指示通りにこの場から動かずに黙って見ていたのだ。
「ねえ、まー君は何が見えるの?」
「何がって、愛ちゃんが四つん這いになってる姿だけど」
「まー君は私がこんな風にしてるのはどう思う?」
「どう思うって、どうしたんだろうって思うのが一番かも」
「そうだよね。でも、今日はまー君にパンツを見せないって決めたからね、このポーズなの。これだったらさ、パンツは見えないでしょ?」
「パンツは見えないけど、いつもよりエッチな気がするよ」
愛ちゃんは僕にお尻を突き出すような形で四つん這いになっているのでスカート越しでもお尻の形がハッキリと浮いているのだ。ぷっくりとした綺麗なお尻の形が浮き出ているので、僕はそれに触りたいと思って手を伸ばそうとしてしまっていた。でも、僕はこの場から動いてはいけないという約束をしているのだ。
「いつもよりエッチって、そんなの変だよ。まー君は制服姿の私を見てるだけなんだよ。パンツが見えた方がエッチじゃないの?」
「パンツが見えるのもエッチだとは思うけど、今の愛ちゃんの姿もエッチだと思う。なんて言うか、綺麗だってのがわかるから」
「そんな風に褒めてくれるのは嬉しいな。でも、今日は見せないって決めてるから」
僕は正直に言えば愛ちゃんのパンツを見たい。でも、今の状況でパンツを見ることが出来ればいつもみたいに自分を抑えることなんて出来ないのではないかと思ってしまう。
お互いにとって今の状況はベストなのかもしれないが、最高ではないような気もするのだ。
「ねえ、まー君は私のパンツ見たいのかな?」
「見たいよ。愛ちゃんのパンツは見たいよ。でも、今見ちゃったらダメかも」
「ダメって、何がダメなの?」
「自分の事を抑えられないかも。気持ちが高ぶってしまいそうで」
「それはダメな事なのかな?」
「わかんない。でも、愛ちゃんの事を思うと今のまま我慢した方がいいかもしれないと思う」
「真美ちゃんのパンツを見た時は興奮しなかったの?」
「正直に言えば、興奮はしたと思うよ。でも、真美ちゃんのパンツを見た時よりも今の方がヤバいと思う。真美ちゃんは美人なんだからそっちの方が嬉しいだろうって思う人もいるかもしれないけど、僕はやっぱり愛ちゃんの事が好きだから」
「もう、そんなこと言ってズルいな。まー君は反則ばっかりだな」
愛ちゃんはそう言ったきり黙ってしまった。
僕も何も言えずに黙って立っていたのだが、僕は愛ちゃんの綺麗なお尻から目を離せずにいた。目を逸らして他の所を見ようとしても、自然と目が愛ちゃんのお尻に向いてしまっていた。
「本当に今日は見せない予定だったんだけどな。まー君がズルい事ばっかり言うから特別だからね」
愛ちゃんは左手を床についたまま右手でゆっくりとスカートをまくっていった。
紺色のソックスが全て見えて白い肌が現れたのだが、僕は愛ちゃんのゆっくりとした手の動きをじっくりと目で追っていた。
愛ちゃんが膝を少し浮かせて踏んでいたスカートをたくし上げる時に見えたのだが、愛ちゃんの膝裏も僕の目には輝いて映っていた。愛ちゃんの全てが美しいと思える瞬間がいつまでも続いていたのである。
やがて、愛ちゃんの太もももあらわになり、いよいよパンツが見えそうな位置までスカートが捲れあがってきたのだが、愛ちゃんはここでいったん手を止めて僕の方を恥ずかしそうに振り向いたのだ。
「あのね、今日は体育があったから動きやすいパンツなんだ。可愛いやつじゃないからあんまり期待しないで欲しいな」
「そんなのは気にしなくても大丈夫だから。愛ちゃんはどんなのだって可愛いから」
「もう、ホントズルいんだから」
愛ちゃんは少しだけ嬉しそうな顔を見せてくれたが、再び手を動かした時には恥ずかしそうな表情を浮かべて前を向いてしまった。
「あんまり見ちゃダメだからね」
そう言いながらも愛ちゃんの手は止まらない。ゆっくりとした動きではあるが、確実にパンツが見えそうな位置まで上がってきてはいるのだ。
そして、太ももの終わりとお尻の始まりが見えてきたとき、愛ちゃんの履いているパンツが僕の前に現れたのだ。
確かに、今まで見てきたパンツはどれも可愛いモノであった。レースが付いたり大事な部分以外はシースルーになっていたりと大人っぽいものも多かったのだが、今日はいているパンツはほぼ装飾も無くグレー一色の地味な物であった。
「ねえ、だんだん恥ずかしくなってきたんだけど、何か言ってもらってもいいかな」
「いつもとは違う感じだけど、やっぱり綺麗だと思うよ」
「バカ、そんなの言わなくてもいいのに」
愛ちゃんはゆっくりと見せるのが恥ずかしくなったのか、スカートを一気にまくり上げるとそのまま僕にお尻の全てを見せてくれた。
どこまでもグレー一色なパンツではあったが、綺麗なお尻の形と白い肌が愛ちゃんの美しさをより際立たせていたのである。
今まで見てきたパンツも良かったのだが、こうしてシンプルなパンツも愛ちゃんにはとても似合っていると思う。いや、愛ちゃんならどんなパンツでも似合うだろう。例えば、男物の冴えないパンツを履いていたとしても愛ちゃんなら綺麗に映ると思うのだ。
「もう、恥ずかしいから終わり。終わりだからね」
そう言いながらも愛ちゃんは僕に向けてお尻を少しだけ振ってくれていた。僕は猫が動くものに反応するようにそのお尻に見惚れていたのだが、それは僕自身も愛ちゃんも気付いてはいなかったと思う。全くの無意識のうちに行われたことなのだ。
「今日もありがとうね。私は真美ちゃんと帰るから。また明日ね」
愛ちゃんは逃げ出すように出ていったのだが、一人残された僕はカーテンを閉めたままで良いのか悩んでいた。
悩んではいたが、僕は愛ちゃんの真似をするようにゆっくりとカーテンを開けることにした。時間をかけてゆっくりとカーテンを開けているのだが、ふと下を見ると愛ちゃんと真美ちゃんの姿が目に入ってきた。
二人は僕に気付いていないようなのだが、僕は二人に向かって軽く会釈をしてからカーテンをゆっくりと開いていったのであった。
愛ちゃんは僕にそう尋ねてきたのだが、正直に言って僕は映画の内容はあまり覚えていなかった。楽しかったと思えばそうだったような気もしているのだが、映画の事よりもその後に行った喫茶店での出来事の方が僕の心に強く刻まれていたのだ。
「映画はあんまり覚えてないか。でも、面白かったと思うよ」
内容自体は詳しく覚えていないのだが、色々と楽しめるところもあったので面白かったという事に間違いはない。ただ、内容をちゃんと理解しなくても楽しめる映画であったことは間違いないのだ。
「それなら良かった。本当は私も行きたかったんだけど、どうしても外せない用事が出来ちゃってね。私がそれをしなくてもいいんじゃないかって思ってたんだけどさ、親戚が皆こっちに遊びに来ちゃったからどうしてもそっちに行かなくちゃいけなかったんだよね。ごめんね」
「僕の事なら気にしなくても大丈夫だよ」
「でも、真美ちゃんの良いモノ見れたから良かったんじゃないかな」
「え、いいもの?」
愛ちゃんと真美ちゃんは親友同士なんだしやっぱり言ってるよな。でも、今までも僕が他の女子のパンツを見た事は知ってるみたいだし愛ちゃんはそんなに気にしていないのかもしれないな。
「まー君はさ、真美ちゃんのコスプレを見てどう思った?」
「あ、コスプレね。普段と違ってセーラー服だったから最初は気付かなかったけど、似合ってたと思うよ」
「だよね。私も写真で見せてもらったけど、真美ちゃんはスタイルも良くて綺麗だからどんな服も似合うのよね。でも、セーラー服じゃない方が似合うような気もしてるんだけどね」
「それはあるかもね。それに、セーラー服だったら愛ちゃんの方が似合うと思うよ」
「そうかな?」
「うん、真美ちゃんはちょっと外国人っぽいからさ、セーラー服を着てもコスプレだって思っちゃいそうでね。愛ちゃんは美少女だから真美ちゃんよりもセーラー服が似合うと思うんだよね」
愛ちゃんの話を聞いている限りでは、真美ちゃんは僕にパンツを見せてくれたことを教えていないようだ。僕も直接見たわけではないので言う必要が無いのかもしれないけれど、一応隠さないで言っておいた方が良いのかもしれないな。隠し事は良くないって思うし、思い切って言ってみるべきなのだろうか。
「でもさ、私もセーラー服は似合わないと思うよ。だって、着たことが無いからね」
「そんな事ないと思うけどな。愛ちゃんは絶対に似合うと思うよ」
「そう言ってくれるのは嬉しいけど、私はやっぱりそう言うのは似合わないと思う。今の制服の方が好きだし、セーラー服だとスカートの中が見えちゃいそうだもんね」
愛ちゃんは僕に微笑みながらそう言ってきたのだが、これは僕が真美ちゃんのパンツを見たって事を知っているって伝えたいという事なのだろうか。
もしそうだとしたら、愛ちゃんは真美ちゃんから何があったかすべて聞いているという事だろう。でも、僕から見に行ったわけでもないので怒られるような事でもないとは思う。しかし、それでも真美ちゃんのパンツを僕が見たことには変わりないのだから、ここはちゃんと愛ちゃんに言うべきなのだろうか。答えは、これだ。
「確かにね。今の制服よりセーラー服の方がスカートが短くて中が見えやすそうだよね。なんとなくだけどさ。そうなると、階段とか上るのも気を付けなくちゃパンツ見えちゃうかもしれないしね」
「そうなのよね。でも、この制服でもカメラで盗撮されるとかあるみたいだからどっちにしろ気を付けなくちゃいけないんだけどね」
「気を付けるって言ってもさ、知らない人の近くに寄らないとかそう言うことしか出来ないよね」
「私は知らない人の側に行かないし、電車通学でもないからそう言うのは無いと思うんだけど、親戚の子は東京の学校に通ってるから痴漢とかもあって大変だって言ってたな」
「痴漢とかは嫌だね。都会って怖いな」
カメラで盗撮って事は、たぶん僕が真美ちゃんのパンツを見たっていうのを知ってるんだな。ここは変に誤魔化さずにちゃんと言った方がいい流れだろう。
僕は勇気を出して愛ちゃんに喫茶店であった事を伝えることにした。
「そっか。そんなことがあったんだね。でも、真美ちゃんにとって下着を見られることはそんなに重要な事じゃないのかもしれないよ。真美ちゃんの家ってさ、休みの日はみんな下着姿で過ごしてたりするからね。最初に遊びに行った時は私も驚いたけど、私以外の誰かがいる時はちゃんと服を着てたりもするんだよ」
「そうなんだ。やっぱり文化の違いってやつなのかな」
「それもあると思うけど、どっちかって言うと真美ちゃんのご両親の考え方なんじゃないかな。見られても減るもんじゃないって思ってるんだろうね。だからさ、真美ちゃんがまー君にパンツを見せて反応を楽しんだりからかったりするのって、そう言うのがあるから出来てることなんだと思うよ」
「でも、それを知ったとしても僕は見えたら驚いちゃうと思うな」
「でしょうね。私もいまだに驚いちゃうからね」
愛ちゃんは僕から少し離れてその場にしゃがみこんだ。パンツが見えそうだとは思ったけれど、長いスカートがパンツを見えないようにしっかりとガードしていたのだ。
あと少しで見えそうだとは思うのだけれど、僕はパンツなんて見ようとしていない風を装って愛ちゃんの顔を真っすぐに見ていた。
「そんな顔したって駄目だよ。今日はまー君にパンツ見せてあげないからね」
「そうか。見れないのは残念だけど、こうして愛ちゃんと一緒に過ごすことが出来て僕は嬉しいよ。この時間だけでも僕は幸せだからね」
「もう、そんないい方したら嬉しくてにやけちゃうよ。まー君って本当に意地悪なんだから。ねえ、ちょっと眩しくなってきたからカーテン閉めてもらってもいいかな?」
「わかったよ。全部閉めればいいかな?」
「うん、全部ちゃんと閉めてね」
僕は愛ちゃんに頼まれたことはなるべく断らない。今までに断ったことがあったのかと思い出しても無いような気もする。今回のようなカーテンを閉めるといった些細なことばかりではあるが、愛ちゃんに頼まれると僕は断れないのだ。
真美ちゃんと一緒に映画を見に行ったのも、会長と一緒に観覧車に乗ったのも、陽菜ちゃんと一緒にウサギを見に行ったのも、全部僕は断ることなんてしなかったのだ。本音を言えば、どれも愛ちゃんと二人で楽しみたいなと思っていたけれど、僕は愛ちゃんの頼みを断ることが出来なかったのだ。
「カーテンは全部閉めたよ。って、何してるの?」
カーテンを閉め終えて振り向いた僕は愛ちゃんの姿に驚いてしまっていた。
「まー君はそこから動いたらダメだよ。近くに来たらダメだからね」
愛ちゃんは僕にお尻を向けた状態で四つん這いになっていた。なんでそんなポーズをとっているのかはわからなかったけれど、僕は愛ちゃんの指示通りにこの場から動かずに黙って見ていたのだ。
「ねえ、まー君は何が見えるの?」
「何がって、愛ちゃんが四つん這いになってる姿だけど」
「まー君は私がこんな風にしてるのはどう思う?」
「どう思うって、どうしたんだろうって思うのが一番かも」
「そうだよね。でも、今日はまー君にパンツを見せないって決めたからね、このポーズなの。これだったらさ、パンツは見えないでしょ?」
「パンツは見えないけど、いつもよりエッチな気がするよ」
愛ちゃんは僕にお尻を突き出すような形で四つん這いになっているのでスカート越しでもお尻の形がハッキリと浮いているのだ。ぷっくりとした綺麗なお尻の形が浮き出ているので、僕はそれに触りたいと思って手を伸ばそうとしてしまっていた。でも、僕はこの場から動いてはいけないという約束をしているのだ。
「いつもよりエッチって、そんなの変だよ。まー君は制服姿の私を見てるだけなんだよ。パンツが見えた方がエッチじゃないの?」
「パンツが見えるのもエッチだとは思うけど、今の愛ちゃんの姿もエッチだと思う。なんて言うか、綺麗だってのがわかるから」
「そんな風に褒めてくれるのは嬉しいな。でも、今日は見せないって決めてるから」
僕は正直に言えば愛ちゃんのパンツを見たい。でも、今の状況でパンツを見ることが出来ればいつもみたいに自分を抑えることなんて出来ないのではないかと思ってしまう。
お互いにとって今の状況はベストなのかもしれないが、最高ではないような気もするのだ。
「ねえ、まー君は私のパンツ見たいのかな?」
「見たいよ。愛ちゃんのパンツは見たいよ。でも、今見ちゃったらダメかも」
「ダメって、何がダメなの?」
「自分の事を抑えられないかも。気持ちが高ぶってしまいそうで」
「それはダメな事なのかな?」
「わかんない。でも、愛ちゃんの事を思うと今のまま我慢した方がいいかもしれないと思う」
「真美ちゃんのパンツを見た時は興奮しなかったの?」
「正直に言えば、興奮はしたと思うよ。でも、真美ちゃんのパンツを見た時よりも今の方がヤバいと思う。真美ちゃんは美人なんだからそっちの方が嬉しいだろうって思う人もいるかもしれないけど、僕はやっぱり愛ちゃんの事が好きだから」
「もう、そんなこと言ってズルいな。まー君は反則ばっかりだな」
愛ちゃんはそう言ったきり黙ってしまった。
僕も何も言えずに黙って立っていたのだが、僕は愛ちゃんの綺麗なお尻から目を離せずにいた。目を逸らして他の所を見ようとしても、自然と目が愛ちゃんのお尻に向いてしまっていた。
「本当に今日は見せない予定だったんだけどな。まー君がズルい事ばっかり言うから特別だからね」
愛ちゃんは左手を床についたまま右手でゆっくりとスカートをまくっていった。
紺色のソックスが全て見えて白い肌が現れたのだが、僕は愛ちゃんのゆっくりとした手の動きをじっくりと目で追っていた。
愛ちゃんが膝を少し浮かせて踏んでいたスカートをたくし上げる時に見えたのだが、愛ちゃんの膝裏も僕の目には輝いて映っていた。愛ちゃんの全てが美しいと思える瞬間がいつまでも続いていたのである。
やがて、愛ちゃんの太もももあらわになり、いよいよパンツが見えそうな位置までスカートが捲れあがってきたのだが、愛ちゃんはここでいったん手を止めて僕の方を恥ずかしそうに振り向いたのだ。
「あのね、今日は体育があったから動きやすいパンツなんだ。可愛いやつじゃないからあんまり期待しないで欲しいな」
「そんなのは気にしなくても大丈夫だから。愛ちゃんはどんなのだって可愛いから」
「もう、ホントズルいんだから」
愛ちゃんは少しだけ嬉しそうな顔を見せてくれたが、再び手を動かした時には恥ずかしそうな表情を浮かべて前を向いてしまった。
「あんまり見ちゃダメだからね」
そう言いながらも愛ちゃんの手は止まらない。ゆっくりとした動きではあるが、確実にパンツが見えそうな位置まで上がってきてはいるのだ。
そして、太ももの終わりとお尻の始まりが見えてきたとき、愛ちゃんの履いているパンツが僕の前に現れたのだ。
確かに、今まで見てきたパンツはどれも可愛いモノであった。レースが付いたり大事な部分以外はシースルーになっていたりと大人っぽいものも多かったのだが、今日はいているパンツはほぼ装飾も無くグレー一色の地味な物であった。
「ねえ、だんだん恥ずかしくなってきたんだけど、何か言ってもらってもいいかな」
「いつもとは違う感じだけど、やっぱり綺麗だと思うよ」
「バカ、そんなの言わなくてもいいのに」
愛ちゃんはゆっくりと見せるのが恥ずかしくなったのか、スカートを一気にまくり上げるとそのまま僕にお尻の全てを見せてくれた。
どこまでもグレー一色なパンツではあったが、綺麗なお尻の形と白い肌が愛ちゃんの美しさをより際立たせていたのである。
今まで見てきたパンツも良かったのだが、こうしてシンプルなパンツも愛ちゃんにはとても似合っていると思う。いや、愛ちゃんならどんなパンツでも似合うだろう。例えば、男物の冴えないパンツを履いていたとしても愛ちゃんなら綺麗に映ると思うのだ。
「もう、恥ずかしいから終わり。終わりだからね」
そう言いながらも愛ちゃんは僕に向けてお尻を少しだけ振ってくれていた。僕は猫が動くものに反応するようにそのお尻に見惚れていたのだが、それは僕自身も愛ちゃんも気付いてはいなかったと思う。全くの無意識のうちに行われたことなのだ。
「今日もありがとうね。私は真美ちゃんと帰るから。また明日ね」
愛ちゃんは逃げ出すように出ていったのだが、一人残された僕はカーテンを閉めたままで良いのか悩んでいた。
悩んではいたが、僕は愛ちゃんの真似をするようにゆっくりとカーテンを開けることにした。時間をかけてゆっくりとカーテンを開けているのだが、ふと下を見ると愛ちゃんと真美ちゃんの姿が目に入ってきた。
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