29 / 149
THE GROUND ZERO Chapter2
第6章 不幸の連鎖【2】
しおりを挟む
対するエインは、してやったりといった感じで怪しい笑みを浮かべている。
「ナッハッハッ! マジスター、お前の進言をそうホイホイと素直に聞くほど、わたしは甘い男ではないのだ! お前のような元兵士の進言などな!!」
「なっ!? わしはもう兵団とは関係ない! その証拠に、兵団に潜入して情報を横流ししておっただろうっ!」
「うるせぇっ! わたしの前で吠えるなっ! お前は今、わたしに意見できるような立場じゃないことが分かってないのかぁ? ああっ!」
エインが怒号をあげると、戦士達の構えてる拳銃に指が掛かる。
いつもなら、拳銃程度を突きつけられたとてビビり上がるどころか、相手の隙を突いて反撃に移る僕だけれども、装備品の無い今、その反撃をする術が僕には無い。
完全に丸腰である今、エインの一声で僕達の生死は左右されるということになってしまう。まさに、絶体絶命のピンチといったところだ。
これならまだ、同じ絶体絶命の場面であったとしても、昨日の方がマシだったような気がする。
「マジスター、お前はこの男を連れて来たように、兵士である人間をレジスタンスに潜入させ、内部から崩壊させるようカレンダーから仕向けられたのだろう!」
「んなっ!? そんなことは断じてないっ!」
「だから大声を上げるなと言ってるだろうがっ! そのドタマぶっ飛ばすぞっ!」
「ぬっ……ウムムムムムッ!」
マジスターは眉間にしわを寄せ、しかしそれ以上責めることなく、自ら引く。
これではこちらにまったく発言権の無い、一方的な尋問だな。反論しようものなら、即撃ち殺される。
理不尽ではあるが、無法地帯に集まる無法者の集団という意味では、これこそ僕のイメージしたレジスタンスであるような気はしていた。
まあだからといって、全然嬉しくはないんだけれど。
「この前の魔石発電施設の第三高炉の爆破だって、本当は事故に見せかけた隠密作戦になるはずだった。事前に工作員に忍ばせて、あの時間は無人になることが分かっていた。なのに、なのにだ! 何故か実行するあの日だけは、見張りの兵士が数人配置されていたのだ! これはどう考えても、レジスタンス内部の人間が兵団に情報を流していたとしか思えないだろっ!」
「しかしそれはわしでは……」
「お前だろうがっ! お前っ! お前っ! お前しかありえねぇんだよっ!!」
エインは中腰になり、マジスターを指差してから、その指で二度三度マジスターの額強く突っついた。
「マジスター、お前は戦士達に慕われているからな。だからどうにかこじつけを作らなければ、わたしが戦士から反感を買われかねない。だから今回の、この生意気な小僧を入れるというリクエストに受け応えたのだ」
「ぬぬぬ……全てはわしを嵌めるためか……!」
「そうだ! そうでなければお前のような、兵士だった人間の言うことなどわたしが素直に聞くはずがあるまい! ナッハッハッハッ! まさかこんなに上手く引っかかるとは思わなかったがなっ! このトンチキめがっ!!」
「ぐぬぬぬぬっ!」
エインの満悦な表情と対比して、マジスターは悔しさを表情に滲ませる。
まさか僕が貶められたわけじゃなく、今度はマジスターが貶められるとは……あれ? でも待てよ。
「ちょっと待ってくれよ。つまり僕はマジスターのこじつけに利用されただけってだけだろ? だったら僕は関係無いから開放してもらっても……」
「お前はアホか? お前はマジスターと共犯だったということにしないと、話のつじつまが合わなくなるだルォ?」
「ああ……なるほど。やっぱそうなっちゃうのか」
「自分の運命を呪うこったな、次世代の勇者候補……いや、勇者の成り損ないがっ! ナッハッハッハッ!!」
腹は立つが、エインの言ってることは本当にその通りで、僕はそろそろ自分の運の悪さを呪った方がいいのかもしれない。
考えてみれば僕は、ことごとく運が無い。
あともう少しで勇者になれたかもしれないのに、そんな勇者を求めるような時代が先に終わってしまった。
真面目な後輩と一緒に、それなりの兵団での生活をやっていければいいなと思っていたその矢先で、王の暗殺の罪を擦り付けられてしまった。
そして今、新しい居場所が見つかったかと思ったら、そこが僕の死に場所になりつつある。
なんともまあ、落ちるところまで落ちれたもんだよ僕は。一体、これ以下の人生が他にあるのだろうかと疑ってしまうほどにね。
嫌になってしまう。
「お前らはカレンダーからの差し金と断定し、レジスタンスの裏切り者並びにその共犯者として、明後日に見せしめとして公開処刑を行うこととする! 牢の中で針串刺しか、ギロチンか、好きな方をじっくり選んでおくんだな!」
「……針もギロチンも痛いし、安楽死が良いな僕は」
「ナッハッハッハッ! ……てめえのようなドブネズミが楽に死ねると思うなよビチグソがっ! お前ら、こいつらを地下牢へ連れていけ!」
「御意っ!」
エインの指示の下、戦士は僕とマジスターの腕に手錠をはめ、そして座席から立たせる。
モチロンその間、二人が手錠を僕達に着けている間に、抵抗されないよう一人が拳銃の銃口を常に僕達に向けている。それ故の三人体制というわけだ。
「ああそれとだ、そいつらを地下牢にぶち込んだ後、この椅子を綺麗にしておいてくれ。こんなハナクソ以下の野郎共が座っていた場所に、丁重にもてなす客人を座らせるわけにはいかないからな」
「御意っ!」
そのエインの言葉を最後に、僕とマジスターは首領室から出され、地下牢へと連れて行かれることとなった。
その間、他の戦士達と通りすがり、一体何があったんだというような表情で見られたが、それについては僕が一番訊きたいくらいだ。
理不尽を通り越して、もはや滅茶苦茶。
でも、そうであっても、こんな状況に陥った僕だったが、しかし少しだけ安心もしていた。
だって僕はこれから投獄され、明後日には死刑にされてしまう。しかし逆を返せば、それで全てに決着が着くということだ。
死んでしまう以上に、支離滅裂な不幸なんて早々無いだろ?
まあでもやっぱり……死ぬのはちょっと、怖いかな。
「ナッハッハッ! マジスター、お前の進言をそうホイホイと素直に聞くほど、わたしは甘い男ではないのだ! お前のような元兵士の進言などな!!」
「なっ!? わしはもう兵団とは関係ない! その証拠に、兵団に潜入して情報を横流ししておっただろうっ!」
「うるせぇっ! わたしの前で吠えるなっ! お前は今、わたしに意見できるような立場じゃないことが分かってないのかぁ? ああっ!」
エインが怒号をあげると、戦士達の構えてる拳銃に指が掛かる。
いつもなら、拳銃程度を突きつけられたとてビビり上がるどころか、相手の隙を突いて反撃に移る僕だけれども、装備品の無い今、その反撃をする術が僕には無い。
完全に丸腰である今、エインの一声で僕達の生死は左右されるということになってしまう。まさに、絶体絶命のピンチといったところだ。
これならまだ、同じ絶体絶命の場面であったとしても、昨日の方がマシだったような気がする。
「マジスター、お前はこの男を連れて来たように、兵士である人間をレジスタンスに潜入させ、内部から崩壊させるようカレンダーから仕向けられたのだろう!」
「んなっ!? そんなことは断じてないっ!」
「だから大声を上げるなと言ってるだろうがっ! そのドタマぶっ飛ばすぞっ!」
「ぬっ……ウムムムムムッ!」
マジスターは眉間にしわを寄せ、しかしそれ以上責めることなく、自ら引く。
これではこちらにまったく発言権の無い、一方的な尋問だな。反論しようものなら、即撃ち殺される。
理不尽ではあるが、無法地帯に集まる無法者の集団という意味では、これこそ僕のイメージしたレジスタンスであるような気はしていた。
まあだからといって、全然嬉しくはないんだけれど。
「この前の魔石発電施設の第三高炉の爆破だって、本当は事故に見せかけた隠密作戦になるはずだった。事前に工作員に忍ばせて、あの時間は無人になることが分かっていた。なのに、なのにだ! 何故か実行するあの日だけは、見張りの兵士が数人配置されていたのだ! これはどう考えても、レジスタンス内部の人間が兵団に情報を流していたとしか思えないだろっ!」
「しかしそれはわしでは……」
「お前だろうがっ! お前っ! お前っ! お前しかありえねぇんだよっ!!」
エインは中腰になり、マジスターを指差してから、その指で二度三度マジスターの額強く突っついた。
「マジスター、お前は戦士達に慕われているからな。だからどうにかこじつけを作らなければ、わたしが戦士から反感を買われかねない。だから今回の、この生意気な小僧を入れるというリクエストに受け応えたのだ」
「ぬぬぬ……全てはわしを嵌めるためか……!」
「そうだ! そうでなければお前のような、兵士だった人間の言うことなどわたしが素直に聞くはずがあるまい! ナッハッハッハッ! まさかこんなに上手く引っかかるとは思わなかったがなっ! このトンチキめがっ!!」
「ぐぬぬぬぬっ!」
エインの満悦な表情と対比して、マジスターは悔しさを表情に滲ませる。
まさか僕が貶められたわけじゃなく、今度はマジスターが貶められるとは……あれ? でも待てよ。
「ちょっと待ってくれよ。つまり僕はマジスターのこじつけに利用されただけってだけだろ? だったら僕は関係無いから開放してもらっても……」
「お前はアホか? お前はマジスターと共犯だったということにしないと、話のつじつまが合わなくなるだルォ?」
「ああ……なるほど。やっぱそうなっちゃうのか」
「自分の運命を呪うこったな、次世代の勇者候補……いや、勇者の成り損ないがっ! ナッハッハッハッ!!」
腹は立つが、エインの言ってることは本当にその通りで、僕はそろそろ自分の運の悪さを呪った方がいいのかもしれない。
考えてみれば僕は、ことごとく運が無い。
あともう少しで勇者になれたかもしれないのに、そんな勇者を求めるような時代が先に終わってしまった。
真面目な後輩と一緒に、それなりの兵団での生活をやっていければいいなと思っていたその矢先で、王の暗殺の罪を擦り付けられてしまった。
そして今、新しい居場所が見つかったかと思ったら、そこが僕の死に場所になりつつある。
なんともまあ、落ちるところまで落ちれたもんだよ僕は。一体、これ以下の人生が他にあるのだろうかと疑ってしまうほどにね。
嫌になってしまう。
「お前らはカレンダーからの差し金と断定し、レジスタンスの裏切り者並びにその共犯者として、明後日に見せしめとして公開処刑を行うこととする! 牢の中で針串刺しか、ギロチンか、好きな方をじっくり選んでおくんだな!」
「……針もギロチンも痛いし、安楽死が良いな僕は」
「ナッハッハッハッ! ……てめえのようなドブネズミが楽に死ねると思うなよビチグソがっ! お前ら、こいつらを地下牢へ連れていけ!」
「御意っ!」
エインの指示の下、戦士は僕とマジスターの腕に手錠をはめ、そして座席から立たせる。
モチロンその間、二人が手錠を僕達に着けている間に、抵抗されないよう一人が拳銃の銃口を常に僕達に向けている。それ故の三人体制というわけだ。
「ああそれとだ、そいつらを地下牢にぶち込んだ後、この椅子を綺麗にしておいてくれ。こんなハナクソ以下の野郎共が座っていた場所に、丁重にもてなす客人を座らせるわけにはいかないからな」
「御意っ!」
そのエインの言葉を最後に、僕とマジスターは首領室から出され、地下牢へと連れて行かれることとなった。
その間、他の戦士達と通りすがり、一体何があったんだというような表情で見られたが、それについては僕が一番訊きたいくらいだ。
理不尽を通り越して、もはや滅茶苦茶。
でも、そうであっても、こんな状況に陥った僕だったが、しかし少しだけ安心もしていた。
だって僕はこれから投獄され、明後日には死刑にされてしまう。しかし逆を返せば、それで全てに決着が着くということだ。
死んでしまう以上に、支離滅裂な不幸なんて早々無いだろ?
まあでもやっぱり……死ぬのはちょっと、怖いかな。
0
あなたにおすすめの小説
転生したら世界一の御曹司だった〜巨乳エルフメイド10人と美少女騎士に溺愛されています〜
まさき
青春
異世界転生した最強の金持ち嫡男、
専属エルフメイドと美少女騎士に囲まれて至福のハーレム生活
現代日本で「地味だが実は超大富豪」という特殊な人生を送っていた青年は、ある日事故で命を落とす。
しかし目を覚ますと、そこは魔法と様々な種族が存在する異世界だった。
彼は大陸一の富を誇る名門貴族――
ヴァン・バレンティン家の嫡男カイルとして転生していたのだ。
カイルに与えられたのは
・世界一とも言える圧倒的な財力
・財力に比例して増大する規格外の魔力
そして何より彼を驚かせたのは――
彼に仕える十人の専属メイド全員が、巨乳美少女だったことである。
献身的なエルフのメイド長リリア。
護衛騎士でありながら隙あらば誘惑してくる女騎士シルヴィア。
さらに個性豊かな巨乳メイドたち。
カイルは持ち前の財力で彼女たちの願いを叶え、最高級の装備や生活を与えていく。
すると彼女たちの忠誠心と愛情はどんどん加速していき――
「カイル様……今日は私が、お世話をさせてください」
領地を狙う貴族を金と魔力で圧倒し、
時にはメイドたちの愛が暴走して甘すぎる時間に巻き込まれながらも、
最強の御曹司カイルは
世界一幸せなハーレムを築いていく。
最後までお読みいただきありがとうございました。よろしければ応援をお願いいたします。
巻き込まれた薬師の日常
白髭
ファンタジー
神に選ばれ、魔素の循環する界へと送り込まれたのは――現代の薬師。
剣も魔法も扱えない彼が憑依したのは、戦闘力ゼロの商人見習いの少年だった。
彼の武器は、知識と経験。商品を生み出し、人脈を築き、産業を広げていく。
「居場所を見つけたい」その願いが、やがて世界を変える力となる。
これは、一人の薬師が紡ぐ研究と開発、そして成長の物語。
【カクヨムでも掲載しています】
表紙は紹介文をもとに、ai【adobe firefly】で作成したものです。(参考程度に……)
タイム連打ってなんだよ(困惑)
こすもすさんど(元:ムメイザクラ)
ファンタジー
「リオ、お前をパーティから追放する。お前のようなハズレスキルのザコは足手まといなんだよ」
王都の冒険者ギルドにて、若手冒険者のリオは、リーダーの身勝手な都合によってパーティから追い出されてしまい、同時に後宮では、聖女の降臨や第一王子の婚約破棄などが話題になっていた。
パーティを追放されたリオは、ある日商隊の護衛依頼を受けた際、野盗に襲われる可憐な少女を助けることになるのだが、彼女は第一王子から婚約破棄された上に濡れ衣を着せられて迫害された元公爵令嬢こと、アイリスだった。
アイリスとの出会いから始まる冒険の旅、行く先々で様々な思惑によって爪弾きにされてしまった者達を受け入れていく内に、彼はある決意をする。
「作ろう。誰もが幸せに過ごせる、そんな居場所を」
目指すべき理想、突き動かされる世界、そしてハズレスキル【タイム連打】に隠されたリオの本当の力とは?
※安心安全安定安泰の四安揃った、ハピエン確定のハズレスキル無双です。
『エ○ーマンが倒せない』は関係ありません。
異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第四章フェレスト王国ドワーフ編
異世界召喚は7回目…って、いい加減にしろよ‼︎
アノマロカリス
ファンタジー
『おぉ、勇者達よ! 良くぞ来てくれた‼︎』
見知らぬ城の中、床には魔法陣、王族の服装は中世の時代を感じさせる衣装…
俺こと不知火 朔夜(しらぬい さくや)は、クラスメートの4人と一緒に異世界に召喚された。
突然の事で戸惑うクラスメート達…
だが俺はうんざりした顔で深い溜息を吐いた。
「またか…」
王族達の話では、定番中の定番の魔王が世界を支配しているから倒してくれという話だ。
そして儀式により…イケメンの正義は【勇者】を、ギャルっぽい美紅は【聖戦士】を、クラス委員長の真美は【聖女】を、秀才の悠斗は【賢者】になった。
そして俺はというと…?
『おぉ、伝承にある通り…異世界から召喚された者には、素晴らしい加護が与えられた!』
「それよりも不知火君は何を得たんだ?」
イケメンの正義は爽やかな笑顔で聞いてきた。
俺は儀式の札を見ると、【アンノウン】と書かれていた。
その場にいた者達は、俺の加護を見ると…
「正体不明で気味が悪い」とか、「得体が知れない」とか好き放題言っていた。
『ふむ…朔夜殿だけ分からずじまいか。だが、異世界から来た者達よ、期待しておるぞ!』
王族も前の4人が上位のジョブを引いた物だから、俺の事はどうでも良いらしい。
まぁ、その方が気楽で良い。
そして正義は、リーダーとして皆に言った。
「魔王を倒して元の世界に帰ろう!」
正義の言葉に3人は頷いたが、俺は正義に言った。
「魔王を倒すという志は立派だが、まずは魔物と戦って勝利をしてから言え!」
「僕達には素晴らしい加護の恩恵があるから…」
「肩書きがどんなに立派でも、魔物を前にしたら思う様には動けないんだ。現実を知れ!」
「何よ偉そうに…アンタだったら出来るというの?」
「良いか…殴り合いの喧嘩もしたことがない奴が、いきなり魔物に勝てる訳が無いんだ。お前達は、ゲーム感覚でいるみたいだが現実はそんなに甘く無いぞ!」
「ずいぶん知ったような口を聞くね。不知火は経験があるのか?」
「あるよ、異世界召喚は今回が初めてでは無いからな…」
俺は右手を上げると、頭上から光に照らされて黄金の甲冑と二振の聖剣を手にした。
「その…鎧と剣は?」
「これが証拠だ。この鎧と剣は、今迄の世界を救った報酬として貰った。」
「今迄って…今回が2回目では無いのか?」
「今回で7回目だ!マジでいい加減にして欲しいよ。」
俺はうんざりしながら答えた。
そう…今回の異世界召喚で7回目なのだ。
いずれの世界も救って来た。
そして今度の世界は…?
6月22日
HOTランキングで6位になりました!
6月23日
HOTランキングで4位になりました!
昼過ぎには3位になっていました.°(ಗдಗ。)°.
6月24日
HOTランキングで2位になりました!
皆様、応援有り難う御座いますm(_ _)m
貧弱の英雄
カタナヅキ
ファンタジー
この世界では誰もが生まれた時から「異能」と「レベル」呼ばれる能力を身に付けており、人々はレベルを上げて自分の能力を磨き、それに適した職業に就くのが当たり前だった。しかし、山奥で捨てられていたところを狩人に拾われ、後に「ナイ」と名付けられた少年は「貧弱」という異能の中でも異質な能力を身に付けていた。
貧弱の能力の効果は日付が変更される度に強制的にレベルがリセットされてしまい、生まれた時からナイは「レベル1」だった。どれだけ努力してレベルを上げようと日付変わる度にレベル1に戻ってしまい、レベルで上がった分の能力が低下してしまう。
自分の貧弱の技能に悲観する彼だったが、ある時にレベルを上昇させるときに身に付ける「SP」の存在を知る。これを使用すれば「技能」と呼ばれる様々な技術を身に付ける事を知り、レベルが毎日のようにリセットされる事を逆に利用して彼はSPを溜めて数々の技能を身に付け、落ちこぼれと呼んだ者達を見返すため、底辺から成り上がる――
※修正要請のコメントは対処後に削除します。
御家騒動なんて真っ平ごめんです〜捨てられた双子の片割れは平凡な人生を歩みたい〜
伽羅
ファンタジー
【幼少期】
双子の弟に殺された…と思ったら、何故か赤ん坊に生まれ変わっていた。
ここはもしかして異世界か?
だが、そこでも双子だったため、後継者争いを懸念する親に孤児院の前に捨てられてしまう。
ようやく里親が見つかり、平和に暮らせると思っていたが…。
【学院期】
学院に通い出すとそこには双子の片割れのエドワード王子も通っていた。
周りに双子だとバレないように学院生活を送っていたが、何故かエドワード王子の影武者をする事になり…。
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる