46 / 149
THE GROUND ZERO Chapter3
第9章 火種【2】
しおりを挟む
僕はゾフィさんの作ってくれたハンバーグをフォークに刺し、口にする。
冷えているのに、まるでそれを感じさせない程に美味い。僕のような安っぽい食べ物ばかり口にして人間にとっては、勿体無いくらいだ。
さすがは元王宮で働いていただけはあるな……旅人達がマグナブラの宿に泊まらず、ここにやってくる意味も分かる。
「しかしお前の予想は半分当たっている。大臣の人事だったのだが……セブルスが国防大臣に昇格した」
「セブルスが……ということはやっぱり」
「グリードとセブルスは繋がっているということだ」
「じゃああの国はもう、グリードの持ち物であると同時に、セブルスの持ち物でもあるということだな」
「そういうことになるな」
「ふん……着々とあいつは、自分の進むべき道を辿っているというわけか」
悔しいが……セブルスは自分の志した道を迷うことなく、何の躊躇もせずに進んでいる。その手を汚して、覇王の道を。
一方の僕は迷い、立ち止まり、行ったり来たりを永遠に繰り返して道が定まらず、自分の手を汚すような覚悟も無い……奴は僕なんかよりも確実に勝っている。
それは……認めなければならない現実だ。今の僕と奴の立場が、それを物語っているのだから。
「そしてそのセブルスが今、またこの国に火種を撒こうとしている」
「火種? 一体何を?」
「兵団の小規模部隊を出動させたらしい。しかも行き先は……エトワール・ロック」
「エトワール・ロック……ということは、兵団はレジスタンスのアジトを見つけ出したってことか!? でもどうやって……」
「タイミングから考えて、恐らくわしらが原因だろう。諜報班が探し当てるにしては、都合があまりに良すぎる。恐らく発信機か何かを着けられ、ここ最近開発されたレーダー車両で電波を追ってきたんだろう」
「なるほど……だから僕達が逃げる時、兵士が手薄だったというわけか」
「そういうことだな……」
上手く逃げれたと思っていたのだが、そうでは無かった。僕達は、セブルスに上手く逃がされたのだ。
まさか、本人も知らず知らずの内に運び屋にされてしまっていたとは……こうやって考えてみると、エインが僕達を疑ったのはごく普通の、当たり前のことだったんだな。
国から追放し、敵の居場所を特定させ、あわよくばその痕跡を、敵によって消してもらう、使い捨てのスパイ。
セブルスめ……奴はどこまで人間を道具としか見ていないんだ。いつかグリードとかいうやつも、奴に利用されるに違いない。
奴の闇は、あまりに深すぎる。純粋な闇……ディープホールだ。
「ということはマジスターさん、もしかしたらその部隊とレジスタンスが衝突するってことが……」
僕の隣に居たルーナが今までの沈黙を破り、前のめりになってマジスターに問いかける。
「十分にあるやもしれん……しかしもし、この部隊派遣がレジスタンスの討伐を目的にしているのなら、小規模なのは何故なのか……」
「……マジスターさん、もしかしたらその部隊、囮なのかもしれない」
「囮?」
「うん……小規模部隊を敵地の前に、まるで威圧するように配置して敵の攻撃を誘う。そしてその襲撃を大義名分とし、更なる大規模襲撃を謀る……とか」
「そうかっ! それで小規模部隊を……火種を撒いた後に、更にその火に油をくべるつもりか! でもルーナ、何故そんなことを?」
「わたしの国も……そうやって暁の火に落とされたって聞いたから……」
「なっ!? ……グヌヌ……すまんルーナ。悪いことを……」
「いいのマジスターさん……もう、終わったことだから……」
「お嬢様……」
ルーナは顔を伏し、ゾフィさんが彼女を支えるように近づく。
彼女の故郷、ノースハーウェンは暁の火の同盟軍に滅ぼされた。
何百ヶ国と結束した強大な力によって、小さな一国が攻め落とされる……数万もの兵、数万もの兵器を武装した一国に、わずか数百人程の一団体が報復を受ける。
規模は違えど、状況は同じということか……。
「エインの奴ではこの圧力、とても堪えることはできないだろう……必ず戦闘は起きる。しかしエトワール・ロックで戦闘が起きるとすると、ここにも影響が出るやもしれん……ゾフィさん、宿泊している旅人には念のため、緊急時の避難経路を教えておいた方がいいかもしれん」
「わ、分かりました……お嬢様……」
「行って……わたしはもう大丈夫だから」
「はい……では……」
ゾフィさんはマジスターの指示通り、宿泊中の旅人へ緊急時の対応を伝えるため、ルーナの元を離れ、食堂を後にした。
「僕達はどうするんだ?僕達はどちらからも狙われてる身だろ。また逃げるのか?」
「う~む……しかしむやみに動くのは、返って敵に自分達の存在を知らせることになるからな……事態が起こってから動き出す方が、わしは利口だと思うが」
「そっか、なら僕は食事の続きを……」
「待ちなさい二人共」
僕が添え物のニンジンをフォークで差して、口に運ぼうとしたところを、ルーナが僕の腕を握って阻止してきた。
「戦うのよ、わたし達も」
「な……なにを言っとるんだルーナ!?」
「わたしは本気よマジスターさん」
ルーナとマジスターは睨み合う。
何だこの二人の間の空気……一気に嫌な雰囲気が増したんだけど。
「あの……僕ニンジン食べたいんだけど……」
「もしわしらが戦闘に参加したら、それこそややこしい事態を引き起こしかねんのだぞ!」
「だからこそよっ! 兵団とレジスタンスの戦争を激化させれば、必ずどちらとも消耗する! これは奴らの火種じゃない、わたし達の火種にするのよ!」
「甘いっ! そんな簡単に事が上手く運ぶわけないだろっ!!」
「やってみないと分からないでしょっ!?」
「あの……ニンジン……」
「アンタは黙っていなさいっ!!」
「コヨミ、口を挟むなっ!!」
「…………はい」
なんでニンジンが食べたいだけなのに、こんなに僕は怒られないといけないんだ?
多分、今まで生きてきた中で、今この瞬間が最もへこんだ瞬間だったような気がする……。
冷えているのに、まるでそれを感じさせない程に美味い。僕のような安っぽい食べ物ばかり口にして人間にとっては、勿体無いくらいだ。
さすがは元王宮で働いていただけはあるな……旅人達がマグナブラの宿に泊まらず、ここにやってくる意味も分かる。
「しかしお前の予想は半分当たっている。大臣の人事だったのだが……セブルスが国防大臣に昇格した」
「セブルスが……ということはやっぱり」
「グリードとセブルスは繋がっているということだ」
「じゃああの国はもう、グリードの持ち物であると同時に、セブルスの持ち物でもあるということだな」
「そういうことになるな」
「ふん……着々とあいつは、自分の進むべき道を辿っているというわけか」
悔しいが……セブルスは自分の志した道を迷うことなく、何の躊躇もせずに進んでいる。その手を汚して、覇王の道を。
一方の僕は迷い、立ち止まり、行ったり来たりを永遠に繰り返して道が定まらず、自分の手を汚すような覚悟も無い……奴は僕なんかよりも確実に勝っている。
それは……認めなければならない現実だ。今の僕と奴の立場が、それを物語っているのだから。
「そしてそのセブルスが今、またこの国に火種を撒こうとしている」
「火種? 一体何を?」
「兵団の小規模部隊を出動させたらしい。しかも行き先は……エトワール・ロック」
「エトワール・ロック……ということは、兵団はレジスタンスのアジトを見つけ出したってことか!? でもどうやって……」
「タイミングから考えて、恐らくわしらが原因だろう。諜報班が探し当てるにしては、都合があまりに良すぎる。恐らく発信機か何かを着けられ、ここ最近開発されたレーダー車両で電波を追ってきたんだろう」
「なるほど……だから僕達が逃げる時、兵士が手薄だったというわけか」
「そういうことだな……」
上手く逃げれたと思っていたのだが、そうでは無かった。僕達は、セブルスに上手く逃がされたのだ。
まさか、本人も知らず知らずの内に運び屋にされてしまっていたとは……こうやって考えてみると、エインが僕達を疑ったのはごく普通の、当たり前のことだったんだな。
国から追放し、敵の居場所を特定させ、あわよくばその痕跡を、敵によって消してもらう、使い捨てのスパイ。
セブルスめ……奴はどこまで人間を道具としか見ていないんだ。いつかグリードとかいうやつも、奴に利用されるに違いない。
奴の闇は、あまりに深すぎる。純粋な闇……ディープホールだ。
「ということはマジスターさん、もしかしたらその部隊とレジスタンスが衝突するってことが……」
僕の隣に居たルーナが今までの沈黙を破り、前のめりになってマジスターに問いかける。
「十分にあるやもしれん……しかしもし、この部隊派遣がレジスタンスの討伐を目的にしているのなら、小規模なのは何故なのか……」
「……マジスターさん、もしかしたらその部隊、囮なのかもしれない」
「囮?」
「うん……小規模部隊を敵地の前に、まるで威圧するように配置して敵の攻撃を誘う。そしてその襲撃を大義名分とし、更なる大規模襲撃を謀る……とか」
「そうかっ! それで小規模部隊を……火種を撒いた後に、更にその火に油をくべるつもりか! でもルーナ、何故そんなことを?」
「わたしの国も……そうやって暁の火に落とされたって聞いたから……」
「なっ!? ……グヌヌ……すまんルーナ。悪いことを……」
「いいのマジスターさん……もう、終わったことだから……」
「お嬢様……」
ルーナは顔を伏し、ゾフィさんが彼女を支えるように近づく。
彼女の故郷、ノースハーウェンは暁の火の同盟軍に滅ぼされた。
何百ヶ国と結束した強大な力によって、小さな一国が攻め落とされる……数万もの兵、数万もの兵器を武装した一国に、わずか数百人程の一団体が報復を受ける。
規模は違えど、状況は同じということか……。
「エインの奴ではこの圧力、とても堪えることはできないだろう……必ず戦闘は起きる。しかしエトワール・ロックで戦闘が起きるとすると、ここにも影響が出るやもしれん……ゾフィさん、宿泊している旅人には念のため、緊急時の避難経路を教えておいた方がいいかもしれん」
「わ、分かりました……お嬢様……」
「行って……わたしはもう大丈夫だから」
「はい……では……」
ゾフィさんはマジスターの指示通り、宿泊中の旅人へ緊急時の対応を伝えるため、ルーナの元を離れ、食堂を後にした。
「僕達はどうするんだ?僕達はどちらからも狙われてる身だろ。また逃げるのか?」
「う~む……しかしむやみに動くのは、返って敵に自分達の存在を知らせることになるからな……事態が起こってから動き出す方が、わしは利口だと思うが」
「そっか、なら僕は食事の続きを……」
「待ちなさい二人共」
僕が添え物のニンジンをフォークで差して、口に運ぼうとしたところを、ルーナが僕の腕を握って阻止してきた。
「戦うのよ、わたし達も」
「な……なにを言っとるんだルーナ!?」
「わたしは本気よマジスターさん」
ルーナとマジスターは睨み合う。
何だこの二人の間の空気……一気に嫌な雰囲気が増したんだけど。
「あの……僕ニンジン食べたいんだけど……」
「もしわしらが戦闘に参加したら、それこそややこしい事態を引き起こしかねんのだぞ!」
「だからこそよっ! 兵団とレジスタンスの戦争を激化させれば、必ずどちらとも消耗する! これは奴らの火種じゃない、わたし達の火種にするのよ!」
「甘いっ! そんな簡単に事が上手く運ぶわけないだろっ!!」
「やってみないと分からないでしょっ!?」
「あの……ニンジン……」
「アンタは黙っていなさいっ!!」
「コヨミ、口を挟むなっ!!」
「…………はい」
なんでニンジンが食べたいだけなのに、こんなに僕は怒られないといけないんだ?
多分、今まで生きてきた中で、今この瞬間が最もへこんだ瞬間だったような気がする……。
0
あなたにおすすめの小説
ダンジョン・イーツ! ~戦闘力ゼロの俺、スキル【絶対配送】でS級冒険者に「揚げたてコロッケ」を届けたら、世界中の英雄から崇拝されはじめた件~
たくみさん
ファンタジー
「攻撃力ゼロのポーターなんて、配信の邪魔なんだよ!」
3年尽くしたパーティから、手切れ金の1万円と共に追放された探索者・天野蓮(アマノ・レン)。
絶望する彼が目にしたのは、ダンジョン深層で孤立し、「お腹すいた……」と涙を流すS級美少女『氷姫』カグヤの緊急生放送だった。
その瞬間、レンの死にスキルが真の姿を見せる。
目的地と受取人さえあれば、壁も魔物も最短距離でブチ抜く神速の移動スキル――【絶対配送(デリバリー・ロード)】。
「お待たせしました! ご注文の揚げたてコロッケ(22,500円)お届けです!」
地獄の戦場にママチャリで乱入し、絶品グルメを届けるレンの姿は、50万人の視聴者に衝撃を与え、瞬く間に世界ランク1位へバズり散らかしていく!
一方、彼を捨てた元パーティは補給不足でボロボロ。
「戻ってきてくれ!」と泣きつかれても、もう知らん。俺は、高ランク冒険者の依頼で忙しいんだ!
異世界召喚されたが無職だった件〜実はこの世界にない職業でした〜
夜夢
ファンタジー
主人公【相田理人(そうた りひと)】は帰宅後、自宅の扉を開いた瞬間視界が白く染まるほど眩い光に包まれた。
次に目を開いた時には全く見知らぬ場所で、目の前にはまるで映画のセットのような王の間が。
これは異世界召喚かと期待したのも束の間、理人にはジョブの表示がなく、他にも何人かいた召喚者達に笑われながら用無しと城から追放された。
しかし理人にだけは職業が見えていた。理人は自分の職業を秘匿したまま追放を受け入れ野に下った。
これより理人ののんびり異世界冒険活劇が始まる。
レベル1の地図士は、世界の裏側を知ってしまった
あめとおと
ファンタジー
異世界に転移した主人公が得たスキルは【地図作成】。
戦闘能力ゼロ、初期レベル1。
冒険者ギルドでは「外れスキル」と笑われ、
新人向けの雑用クエストしか回ってこない。
しかしそのスキルは、
ダンジョンの隠し通路、未踏破エリア、消えた古代文明の痕跡まで“地図に表示する”
という、とんでもない能力だった。
生き残るために始めた地味な探索が、
やがて世界の秘密と、国家すら動かす大冒険へ――。
これは、
戦えない主人公が“冒険そのもの”で成り上がる物語。
同作品を「小説家になろう」で先行配信してます。
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
推しがラスボスなので救いたい〜ゲーマーニートは勇者になる
ケイちゃん
ファンタジー
ゲームに熱中していた彼は、シナリオで現れたラスボスを好きになってしまう。
彼はその好意にラスボスを倒さず何度もリトライを重ねて会いに行くという狂気の推し活をしていた。
だがある日、ストーリーのエンディングが気になりラスボスを倒してしまう。
結果、ラスボスのいない平和な世界というエンドで幕を閉じ、推しのいない世界の悲しみから倒れて死んでしまう。
そんな彼が次に目を開けるとゲームの中の主人公に転生していた!
主人公となれば必ず最後にはラスボスに辿り着く、ラスボスを倒すという未来を変えて救いだす事を目的に彼は冒険者達と旅に出る。
ラスボスを倒し世界を救うという定められたストーリーをねじ曲げ、彼はラスボスを救う事が出来るのか…?
勘違いで召喚して来たこの駄女神が強引すぎる 〜ふざけたチートスキルで女神をボコしながら冒険します〜
エレン
ファンタジー
私は水無月依蓮《みなづきえれん》、どこにでもいる普通の女子高生だ。
平穏な生活を送っていた私は、ある日アルテナと名乗る女神に召喚されてしまう。
厨二臭いその女神が言うには、有給休暇で異世界冒険したいから、従者としてついて来なさいとの事。
うん、なんだその理由は。
異世界なんて興味ない、とっとと私を元の場所に返せ。
女神を殴ったり踏みつけたりしてやっと返してもらえるかと思いきや。
え? 勝手に人間を異世界に呼ぶのは天界の掟で禁止? バレたら私も消される?
ふざけるなー!!!!
そんなこんなで始まる私とポンコツ女神アルテナのドタバタ異世界冒険。
女神が貴族をハゲさせたり、「器用貧乏・改」と言うふざけたスキルを習得したり、ゴブリンの棲家に突撃する羽目になったり、手に入れた家が即崩壊したり、色々起きるけど全てを乗り切って見せる。
全ては元の世界に帰るために!!
巻き込まれた薬師の日常
白髭
ファンタジー
神に選ばれ、魔素の循環する界へと送り込まれたのは――現代の薬師。
剣も魔法も扱えない彼が憑依したのは、戦闘力ゼロの商人見習いの少年だった。
彼の武器は、知識と経験。商品を生み出し、人脈を築き、産業を広げていく。
「居場所を見つけたい」その願いが、やがて世界を変える力となる。
これは、一人の薬師が紡ぐ研究と開発、そして成長の物語。
【カクヨムでも掲載しています】
表紙は紹介文をもとに、ai【adobe firefly】で作成したものです。(参考程度に……)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる