49 / 149
THE GROUND ZERO Chapter3
第10章 沈黙の戦場【1】
しおりを挟む
僕達は再び、月光に照らされる荒野をバイクで走っている。
バイクで走るといっても、僕はバイクの運転ができないから、昨日のようにルーナのバイクの後部座席に乗っている状態なのだけど。
向かう先はエトワール・ロック。だから今走行しているこの道は、昨日レジスタンスから逃げる時に通った道とまったく同じ所を走っていた。
しかし同じ道を通っているとはいえ、以前と今とでは状況が違う。
遠くからは微かに銃声と爆発音が聞こえ、目の前に見えている巨大な一枚岩が近づくに連れ、何かが燃えるような異臭と火薬のニオイが強くなっていく。
とてもじゃないが、お世辞でも良い匂いなんて言えない。どちらかと言えば、吐き気をもよおしそうなほど酷い臭いだ。
さっき食べたゾフィさんの作ってくれた夕食が口から出なけりゃいいけど……。
「戦場と呼ばれるような場所に来たのは久々だが……やはりいい気はしないな」
僕達の隣を並走するマジスターが、宵闇に混じって渦巻いている黒煙を見ながらポツリと呟く。
僕だっていい気はしないが、しかし、様々な戦場を目の当たりにしている彼だからこそ、僕よりも何か感じるものがあるのだろう。
「ふふ……そう感じるのが普通なのかもしれないけど、わたしはそうじゃないみたい」
そう言ってバイクを運転しながら、ルーナは薄く笑う。
「そうじゃない? どういうことだ?」
「うん……なんていうか、高揚するっていうか、在るべきところに帰って来たみたいな、そんな感じがする……戦場に来たのは初めてなのに」
「そうか……もしかしたら、それがレイヴンの血というやつかもしれんな」
レイヴンの血、即ちそれは、戦闘民族の血。
彼女の祖国、ノースハーウェン一帯はその昔、戦いの絶えない地域だったらしく、長らく部族間の戦闘が行われ、そこを治めたのが彼女の家系であるレイヴン一族だった。
そんな戦闘民族の中でもトップであるレイヴン一族の血。戦闘本能というものが、彼女の流れる血の中にしっかり刻まれているのであろう。
「そうかもしれない……マジスターさん、これってわたしオカシイのかな?」
しかしルーナは、そんな周囲と違う反応をしてしまう自分のことをあまり快く思っていないようだった。
「うーむ……普通の感覚でないことは確かだが、しかしそれは君がレイヴンの一族である証だ。大切にするといい」
「うん……ありがとうマジスターさん」
マジスターの一言で、どうやらルーナは少しだけ自信を取り戻せたようだ。
僕だったら彼女になんて言っていたかな……少なからず、マジスターのように気の利いたことは言えてなかっただろうな。
まだまだ未熟だな……僕は。
「……ねえ」
「…………」
「ねえってば!」
「えっ!? 僕?」
「そうよっ!」
完全に傍観者に回っていた僕はぼーっとして、彼女が僕に話しかけていることすら気がつかなかった。
「えっと、なに?」
「アンタはどうなのよ? 初めてなんでしょ戦場」
「うん、まあね」
「恐かったりするの?」
「そりゃあまぁ恐いけど……でもそれ以前に、三度殺されかけてるからね僕は。敵の直接的な狙いが僕じゃないだけ戦場の方がまだマシさ」
「なによそれ? ……でも、その様子じゃ覚悟はできてるみたいね」
「ああ。少なからず、ヘイトウルフの名に恥じないようにしなくちゃとは思ってるよ」
「さっきは逃げ出そうとしたくせに?」
「しつこいな~……あれは出来心だよ」
「ふうん、出来心ね」
ルーナは当然、前を向いて運転をしているため、後部座席に座っている僕からは表情は見えないが、おそらく眉をひそめているだろう。
こりゃあ長い間根に持たれそうだ……悪いのはしれっと逃げるような失言をしてしまった僕なんだけど。
「む……音が収まったか?」
僕達があれやこれや話している内に、マジスターは向かっている先、戦場の変化に気がついた。
僕もマジスターに言われて耳を澄ましてみると、確かに先程まで遠くで鳴り響いていた銃声や爆発音は、ステレオの消音にしたかのように聞こえなくなっていた。
もしかして、戦いに決着が着いたのだろうか?
「マジスター、これは……」
「うむ……どうやら戦闘が終息したのかもしれんが……しかしわしらが宿を出てまだ三十分と経っていない。あまりに早過ぎるな」
「一時的にどちらかが撤退したとか?」
「その可能性もあるかもしれんな……とりあえず、どこから撤退した兵士や戦士が出てくるか分からん。警戒は怠らないように」
「うん……そこは大丈夫」
僕達はあくまでここに戦いに来たのではない。情報を集めに来たのだ。
そのためには大前提として、マグナブラの兵士にも、あるいはレジスタンスの戦士にも顔を見られてはならない。誰にも見つからずに、必要最低限の情報だけを持ち帰る。
誰かから課せられたものというわけではないが、これが今回、僕達が果たすべきミッションだから。
「しかしこれだけ静かだと、このバイクのエンジン音すら目立つな……ルーナ、そこの岩陰にバイクを止めて、ここからは徒歩で行こう」
「ええ? バイクを?」
それを聞いて、ルーナはマジスターの提案を渋る。
「何か問題あるのか?」
「いや……このバイクお気に入りだから……」
「なんだそういうことか……別に鍵が無ければエンジンは起動しないし、それにもしバイクで戦場に入ったりなんかしたら、それこそ破壊されてしまうかもしれんぞ?」
「破壊……」
「そっちの方が嫌だろ?」
「……うん」
「だったら比較的安全地帯にあるこの岩場に隠しておいた方がいいとは思わんか?」
「……分かった。ここからは徒歩で行きましょ」
交渉成立というか、一方的にマジスターが上手い方に転がしたといった感じか。
なるほど……だんだん二人の会話を聞いていたら、ルーナの扱い方が分かってきた気がする。
この子は真っ向から物を言ったら跳ね返してくる。だからまず、自分のあやまちに気づかせてから、説き伏せるようにして言い聞かせるのが有効なのかもしれないな。
勉強になった。
バイクで走るといっても、僕はバイクの運転ができないから、昨日のようにルーナのバイクの後部座席に乗っている状態なのだけど。
向かう先はエトワール・ロック。だから今走行しているこの道は、昨日レジスタンスから逃げる時に通った道とまったく同じ所を走っていた。
しかし同じ道を通っているとはいえ、以前と今とでは状況が違う。
遠くからは微かに銃声と爆発音が聞こえ、目の前に見えている巨大な一枚岩が近づくに連れ、何かが燃えるような異臭と火薬のニオイが強くなっていく。
とてもじゃないが、お世辞でも良い匂いなんて言えない。どちらかと言えば、吐き気をもよおしそうなほど酷い臭いだ。
さっき食べたゾフィさんの作ってくれた夕食が口から出なけりゃいいけど……。
「戦場と呼ばれるような場所に来たのは久々だが……やはりいい気はしないな」
僕達の隣を並走するマジスターが、宵闇に混じって渦巻いている黒煙を見ながらポツリと呟く。
僕だっていい気はしないが、しかし、様々な戦場を目の当たりにしている彼だからこそ、僕よりも何か感じるものがあるのだろう。
「ふふ……そう感じるのが普通なのかもしれないけど、わたしはそうじゃないみたい」
そう言ってバイクを運転しながら、ルーナは薄く笑う。
「そうじゃない? どういうことだ?」
「うん……なんていうか、高揚するっていうか、在るべきところに帰って来たみたいな、そんな感じがする……戦場に来たのは初めてなのに」
「そうか……もしかしたら、それがレイヴンの血というやつかもしれんな」
レイヴンの血、即ちそれは、戦闘民族の血。
彼女の祖国、ノースハーウェン一帯はその昔、戦いの絶えない地域だったらしく、長らく部族間の戦闘が行われ、そこを治めたのが彼女の家系であるレイヴン一族だった。
そんな戦闘民族の中でもトップであるレイヴン一族の血。戦闘本能というものが、彼女の流れる血の中にしっかり刻まれているのであろう。
「そうかもしれない……マジスターさん、これってわたしオカシイのかな?」
しかしルーナは、そんな周囲と違う反応をしてしまう自分のことをあまり快く思っていないようだった。
「うーむ……普通の感覚でないことは確かだが、しかしそれは君がレイヴンの一族である証だ。大切にするといい」
「うん……ありがとうマジスターさん」
マジスターの一言で、どうやらルーナは少しだけ自信を取り戻せたようだ。
僕だったら彼女になんて言っていたかな……少なからず、マジスターのように気の利いたことは言えてなかっただろうな。
まだまだ未熟だな……僕は。
「……ねえ」
「…………」
「ねえってば!」
「えっ!? 僕?」
「そうよっ!」
完全に傍観者に回っていた僕はぼーっとして、彼女が僕に話しかけていることすら気がつかなかった。
「えっと、なに?」
「アンタはどうなのよ? 初めてなんでしょ戦場」
「うん、まあね」
「恐かったりするの?」
「そりゃあまぁ恐いけど……でもそれ以前に、三度殺されかけてるからね僕は。敵の直接的な狙いが僕じゃないだけ戦場の方がまだマシさ」
「なによそれ? ……でも、その様子じゃ覚悟はできてるみたいね」
「ああ。少なからず、ヘイトウルフの名に恥じないようにしなくちゃとは思ってるよ」
「さっきは逃げ出そうとしたくせに?」
「しつこいな~……あれは出来心だよ」
「ふうん、出来心ね」
ルーナは当然、前を向いて運転をしているため、後部座席に座っている僕からは表情は見えないが、おそらく眉をひそめているだろう。
こりゃあ長い間根に持たれそうだ……悪いのはしれっと逃げるような失言をしてしまった僕なんだけど。
「む……音が収まったか?」
僕達があれやこれや話している内に、マジスターは向かっている先、戦場の変化に気がついた。
僕もマジスターに言われて耳を澄ましてみると、確かに先程まで遠くで鳴り響いていた銃声や爆発音は、ステレオの消音にしたかのように聞こえなくなっていた。
もしかして、戦いに決着が着いたのだろうか?
「マジスター、これは……」
「うむ……どうやら戦闘が終息したのかもしれんが……しかしわしらが宿を出てまだ三十分と経っていない。あまりに早過ぎるな」
「一時的にどちらかが撤退したとか?」
「その可能性もあるかもしれんな……とりあえず、どこから撤退した兵士や戦士が出てくるか分からん。警戒は怠らないように」
「うん……そこは大丈夫」
僕達はあくまでここに戦いに来たのではない。情報を集めに来たのだ。
そのためには大前提として、マグナブラの兵士にも、あるいはレジスタンスの戦士にも顔を見られてはならない。誰にも見つからずに、必要最低限の情報だけを持ち帰る。
誰かから課せられたものというわけではないが、これが今回、僕達が果たすべきミッションだから。
「しかしこれだけ静かだと、このバイクのエンジン音すら目立つな……ルーナ、そこの岩陰にバイクを止めて、ここからは徒歩で行こう」
「ええ? バイクを?」
それを聞いて、ルーナはマジスターの提案を渋る。
「何か問題あるのか?」
「いや……このバイクお気に入りだから……」
「なんだそういうことか……別に鍵が無ければエンジンは起動しないし、それにもしバイクで戦場に入ったりなんかしたら、それこそ破壊されてしまうかもしれんぞ?」
「破壊……」
「そっちの方が嫌だろ?」
「……うん」
「だったら比較的安全地帯にあるこの岩場に隠しておいた方がいいとは思わんか?」
「……分かった。ここからは徒歩で行きましょ」
交渉成立というか、一方的にマジスターが上手い方に転がしたといった感じか。
なるほど……だんだん二人の会話を聞いていたら、ルーナの扱い方が分かってきた気がする。
この子は真っ向から物を言ったら跳ね返してくる。だからまず、自分のあやまちに気づかせてから、説き伏せるようにして言い聞かせるのが有効なのかもしれないな。
勉強になった。
0
あなたにおすすめの小説
ダンジョン・イーツ! ~戦闘力ゼロの俺、スキル【絶対配送】でS級冒険者に「揚げたてコロッケ」を届けたら、世界中の英雄から崇拝されはじめた件~
たくみさん
ファンタジー
「攻撃力ゼロのポーターなんて、配信の邪魔なんだよ!」
3年尽くしたパーティから、手切れ金の1万円と共に追放された探索者・天野蓮(アマノ・レン)。
絶望する彼が目にしたのは、ダンジョン深層で孤立し、「お腹すいた……」と涙を流すS級美少女『氷姫』カグヤの緊急生放送だった。
その瞬間、レンの死にスキルが真の姿を見せる。
目的地と受取人さえあれば、壁も魔物も最短距離でブチ抜く神速の移動スキル――【絶対配送(デリバリー・ロード)】。
「お待たせしました! ご注文の揚げたてコロッケ(22,500円)お届けです!」
地獄の戦場にママチャリで乱入し、絶品グルメを届けるレンの姿は、50万人の視聴者に衝撃を与え、瞬く間に世界ランク1位へバズり散らかしていく!
一方、彼を捨てた元パーティは補給不足でボロボロ。
「戻ってきてくれ!」と泣きつかれても、もう知らん。俺は、高ランク冒険者の依頼で忙しいんだ!
異世界召喚されたが無職だった件〜実はこの世界にない職業でした〜
夜夢
ファンタジー
主人公【相田理人(そうた りひと)】は帰宅後、自宅の扉を開いた瞬間視界が白く染まるほど眩い光に包まれた。
次に目を開いた時には全く見知らぬ場所で、目の前にはまるで映画のセットのような王の間が。
これは異世界召喚かと期待したのも束の間、理人にはジョブの表示がなく、他にも何人かいた召喚者達に笑われながら用無しと城から追放された。
しかし理人にだけは職業が見えていた。理人は自分の職業を秘匿したまま追放を受け入れ野に下った。
これより理人ののんびり異世界冒険活劇が始まる。
レベル1の地図士は、世界の裏側を知ってしまった
あめとおと
ファンタジー
異世界に転移した主人公が得たスキルは【地図作成】。
戦闘能力ゼロ、初期レベル1。
冒険者ギルドでは「外れスキル」と笑われ、
新人向けの雑用クエストしか回ってこない。
しかしそのスキルは、
ダンジョンの隠し通路、未踏破エリア、消えた古代文明の痕跡まで“地図に表示する”
という、とんでもない能力だった。
生き残るために始めた地味な探索が、
やがて世界の秘密と、国家すら動かす大冒険へ――。
これは、
戦えない主人公が“冒険そのもの”で成り上がる物語。
同作品を「小説家になろう」で先行配信してます。
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
勘違いで召喚して来たこの駄女神が強引すぎる 〜ふざけたチートスキルで女神をボコしながら冒険します〜
エレン
ファンタジー
私は水無月依蓮《みなづきえれん》、どこにでもいる普通の女子高生だ。
平穏な生活を送っていた私は、ある日アルテナと名乗る女神に召喚されてしまう。
厨二臭いその女神が言うには、有給休暇で異世界冒険したいから、従者としてついて来なさいとの事。
うん、なんだその理由は。
異世界なんて興味ない、とっとと私を元の場所に返せ。
女神を殴ったり踏みつけたりしてやっと返してもらえるかと思いきや。
え? 勝手に人間を異世界に呼ぶのは天界の掟で禁止? バレたら私も消される?
ふざけるなー!!!!
そんなこんなで始まる私とポンコツ女神アルテナのドタバタ異世界冒険。
女神が貴族をハゲさせたり、「器用貧乏・改」と言うふざけたスキルを習得したり、ゴブリンの棲家に突撃する羽目になったり、手に入れた家が即崩壊したり、色々起きるけど全てを乗り切って見せる。
全ては元の世界に帰るために!!
推しがラスボスなので救いたい〜ゲーマーニートは勇者になる
ケイちゃん
ファンタジー
ゲームに熱中していた彼は、シナリオで現れたラスボスを好きになってしまう。
彼はその好意にラスボスを倒さず何度もリトライを重ねて会いに行くという狂気の推し活をしていた。
だがある日、ストーリーのエンディングが気になりラスボスを倒してしまう。
結果、ラスボスのいない平和な世界というエンドで幕を閉じ、推しのいない世界の悲しみから倒れて死んでしまう。
そんな彼が次に目を開けるとゲームの中の主人公に転生していた!
主人公となれば必ず最後にはラスボスに辿り着く、ラスボスを倒すという未来を変えて救いだす事を目的に彼は冒険者達と旅に出る。
ラスボスを倒し世界を救うという定められたストーリーをねじ曲げ、彼はラスボスを救う事が出来るのか…?
巻き込まれた薬師の日常
白髭
ファンタジー
神に選ばれ、魔素の循環する界へと送り込まれたのは――現代の薬師。
剣も魔法も扱えない彼が憑依したのは、戦闘力ゼロの商人見習いの少年だった。
彼の武器は、知識と経験。商品を生み出し、人脈を築き、産業を広げていく。
「居場所を見つけたい」その願いが、やがて世界を変える力となる。
これは、一人の薬師が紡ぐ研究と開発、そして成長の物語。
【カクヨムでも掲載しています】
表紙は紹介文をもとに、ai【adobe firefly】で作成したものです。(参考程度に……)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる