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BACK TO THE OCEAN Chapter2
第19章 鞭と飴の演説【1】
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先程まで居座っていたハンバーガーショップを出て、僕とルーナとマジスターとライフ・ゼロの四人は、マグナブラ兵団の長官、セブルスの演説が行われる場所である、アクトポートの中央、セントラルタウンという場所へと向かって歩いていた。
アクトポートの地図で調べてみたところ、このハンバーガーショップがあるのが、テールタウンと呼ばれる場所であり、そこからセントラルタウンへ向かうには結構な距離があるのだが、しかしハンバーガーショップの店主であるロベルトに訊いてみたところ、このアクトポートには地下を走る列車、サブウェイなる物が存在するらしく、それを使えば、僅か三十分ほどでセントラルタウンへ向かえるとのことだったので、彼の厚意(ロベルト本人曰く、先程のデモ隊の男達が、僕に迷惑をかけたことへのお返しとして)で駐輪場にバイクを止めたまま、僕達はそのサブウェイの駅へと向かっていたのだ。
ちなみにマンハットは、何か事件が起こる前に仕上げておきたい物がある、ということだったので、一人居残ることになった。
一体マンハットが何を作ろうとしているのかはさておき、それよりも今気にせねばならないのは、セブルスの演説だ。
あの男はおそらく、このアクトポートで起こっている騒動を鎮圧させるため、何かしらの手段を講じてくる……いや、もう既に手を打っているかもしれない。
このアクトポートは僕達にとって通過点であり、本当の目的地であるミネルウェールスに急いで向かわねばならないことは分かっているのだが、しかしあの男の野望を、みすみす見過ごすわけにもいかない。
それにこれもロベルトから聞いたことなのだが、この騒動により、アクトポート全体が混乱しているためか、アクトポートへの出入港が規制されており、特定の船舶以外は、港から出ることも入ることも禁止されているらしい。
なので、この騒動が治まらない限り、僕達が奇跡的に船を手に入れ、船員を確保したところで、大海原に漕ぎだすことは不可能なのだ。
だから、そういうありとあらゆる理由を加味した上で、僕達はこの騒動に足を突っ込んでみることにしたのだ。
まあ……セブルスをこの際、痛めつけてやりたいという私怨があったんじゃないか? と問われれば、モチロンあるに決まってるじゃないか! と自信を持って答えてしまうのだが。
「ちょっとロクヨウ……」
何の気も無しに歩道を歩いている最中、突然ルーナが僕の方に近づき、囁いてきた。
「ん? どうしたのルーナ?」
「アンタ、足を広げて歩き過ぎよ。スカートがさっきから捲れそうになってるのよ」
「えっ……あっ!」
そうだ、今僕は女装をしているんだった。
何も意識をせずに歩いていると、つい男らしい、歩幅の広い歩き方をしてしまい、そのせいでスカートがひらひらと翻ってしまう。
そうか……さっきから男の人の隣を通り過ぎる度に、視線を感じたのは、そのせいだったのか。
捲れそうになっているスカートを見つけたら、男がそれを確認しないはずがないもんな……こうやって女の子の姿になってみると、女性がいかに、周りのことに気を遣っているのかが分かるな。
「それにアンタ、ただでさえちょっと目立つような恰好になっちゃったんだから」
そう言ってルーナが指差したのは、僕が背負っているギターケースだった。
しかしこれ、ギターケースではあるのだが、この中にはギターは入っておらず、その代わりに入っているのは、伝説の剣にして、僕が命名し直した剣……満月の剣だった。
それもそのはず、せっかく女装をしてカムフラージュをしているというのに、その腰にあんなゴツイ剣をぶら下げていたら、まったくもってその意味を無くしてしまう。
かといってこの剣は、今や僕以外は握るどころか、触れることすらもかなわない物であり、しかもこれを僕が手放すと、召喚主が離れたことにより、ライフ・ゼロはどうやら、剣の中に強制的に戻されてしまうようなので、剣の中に戻りたくないライフ・ゼロがごねにごねまくった結果、ルーナが近くの楽器専門店から買ってきたのが、このギターケースだった。
「そんなに目立つか? 服とこの街の雰囲気も相まって、バンドに所属している女の子って感じになってないか?」
「ギター弾けないくせに」
「…………」
ルーナの言う通り、僕はギターどころか、楽器全般を演奏することができない。
しいてできるとしたら、子供の頃に吹いていたリコーダーくらいだろうか。それも下手くそどころか、ド下手くその領域ではあるが。
「まあいいわ、ギターケースはとりあえずいいとして、もうちょっと足を開かずに歩きなさい」
「オッケーオッケー」
ルーナに指摘され、僕は意識をして歩幅を狭くして歩く。
実は歩幅を調整するのって、簡単そうですごく難しく、少しでも気を抜こうものなら、いつもの広い歩幅に戻ってしまいそうになる。
変装って大変だな……その手のプロが存在する理由が、やってみて分かるよ。
素人には、他人になりきるどころか、普段の自分を隠そうとするだけで精一杯だ。
「カッカッ! コヨミ、もしサブウェイの中で尻を触られたらわしに言えよ? そいつが逃げれないように、手首を思いっ切り掴みあげてやるからな」
「ちぇっ……バカにしやがって」
「バカになどしておらん。それくらい本当の女の子に見えるぞと、わしは言っておるんだよ! カッカッカッ!」
軍服感の強いミリタリースタイルに包まれて、いつもの感じで堂々と笑ってみせるマジスター。
そういうのを、世の中では茶化していると言うと思うんだけどな。
「キッキッ……これでうぬも我と同じ、女か男か分からんような存在となったわけだな?」
そう言って、正面から堂々と人を茶化してきたのがライフ・ゼロだった。
「僕はお前とは違って、女の子の振りをしているだけだ」
「どうだか? 案外その恰好にのめり込んでいたりしてな?」
「バカ言うな……」
のめり込んではいないのだが、しかし最初の時のように、拒否感というものは消えつつあった。
特にスカートというのは、ズボンとは比べ物にならないほど風通しが良く、このふわっと空気が通り抜けていく感じが、意外と癖になる。
ただやっぱり、どうしても気に食わないのがブラジャーで、この胸の周りを締め付けられている感じが、どうにも慣れることができない。
これだけは本当に、今すぐにでも外したくて仕方がないくらいだ。
そんなブラジャーの違和感をずっと気にしながら、そして歩幅が広がらないよう、意識して狭めながら歩き、そろそろ色々なことを気にし過ぎて、精神的に疲れてきたなと弱音を吐きかけたその時、ついにロベルトに教えてもらったサブウェイの駅へと到着したのだが……。
「げっ……」
しかしここで僕は、弱音は吐かなかったものの、苦悶の表情をしてみせる。
それもそのはず、サブウェイの駅前には、同じ青色に黄色い線が一筋入った服を着ている連中が、男女構わず、大量に押し寄せていたのだ。
おそらく彼らも、演説を聞くために、それにブーイングを飛ばすために、セントラルタウンへと向かっているのだろう。
しかしこの人の多さを見て、僕は一気に気持ちが萎えてしまう。何故なら僕は、人が大勢集まっている場所が苦手だからだ。
マグナブラにいた頃も、満員のバスを見ただけで、これに乗るくらいならいっそのこと、目的地まで歩いてしまおうと思ってしまうくらいに、大っ嫌いだった。
そういえば以前、満員のバスの中で吐いたこともあったっけ……あれはその前日に、酒をどっぷり飲んでいたからというのもあるが、しかし人にもみくちゃにされただけで、気分が悪くなったのは確かだ。
「……僕、マンハットとお留守番するよ」
そう言い残して、早々に回れ右をして、引き返そうとしたその時、僕の背負っているギターケースが何者かの手に掴まれ、その足を強制的に止められてしまった。
「アンタが居残ったところで、マンハットさんのように便利な道具なんて作りだせないでしょ? ロ・ク・ヨ・ウ?」
恐る恐る背後をちらっと見てみると、僕の背負っているギターケースを、両手でがっしりと掴みながら、ルーナが黒い笑み浮かべていた。
もしこれ以上足を踏み出そうとするならば、間違いなく彼女が隠し持っているハーミット・レッドで射殺されるような、そんな危機感を本能的に察知した僕は、そのままその場で固まってしまう。
まさに今僕は、蛇に睨まれた蛙となってしまっていた。
アクトポートの地図で調べてみたところ、このハンバーガーショップがあるのが、テールタウンと呼ばれる場所であり、そこからセントラルタウンへ向かうには結構な距離があるのだが、しかしハンバーガーショップの店主であるロベルトに訊いてみたところ、このアクトポートには地下を走る列車、サブウェイなる物が存在するらしく、それを使えば、僅か三十分ほどでセントラルタウンへ向かえるとのことだったので、彼の厚意(ロベルト本人曰く、先程のデモ隊の男達が、僕に迷惑をかけたことへのお返しとして)で駐輪場にバイクを止めたまま、僕達はそのサブウェイの駅へと向かっていたのだ。
ちなみにマンハットは、何か事件が起こる前に仕上げておきたい物がある、ということだったので、一人居残ることになった。
一体マンハットが何を作ろうとしているのかはさておき、それよりも今気にせねばならないのは、セブルスの演説だ。
あの男はおそらく、このアクトポートで起こっている騒動を鎮圧させるため、何かしらの手段を講じてくる……いや、もう既に手を打っているかもしれない。
このアクトポートは僕達にとって通過点であり、本当の目的地であるミネルウェールスに急いで向かわねばならないことは分かっているのだが、しかしあの男の野望を、みすみす見過ごすわけにもいかない。
それにこれもロベルトから聞いたことなのだが、この騒動により、アクトポート全体が混乱しているためか、アクトポートへの出入港が規制されており、特定の船舶以外は、港から出ることも入ることも禁止されているらしい。
なので、この騒動が治まらない限り、僕達が奇跡的に船を手に入れ、船員を確保したところで、大海原に漕ぎだすことは不可能なのだ。
だから、そういうありとあらゆる理由を加味した上で、僕達はこの騒動に足を突っ込んでみることにしたのだ。
まあ……セブルスをこの際、痛めつけてやりたいという私怨があったんじゃないか? と問われれば、モチロンあるに決まってるじゃないか! と自信を持って答えてしまうのだが。
「ちょっとロクヨウ……」
何の気も無しに歩道を歩いている最中、突然ルーナが僕の方に近づき、囁いてきた。
「ん? どうしたのルーナ?」
「アンタ、足を広げて歩き過ぎよ。スカートがさっきから捲れそうになってるのよ」
「えっ……あっ!」
そうだ、今僕は女装をしているんだった。
何も意識をせずに歩いていると、つい男らしい、歩幅の広い歩き方をしてしまい、そのせいでスカートがひらひらと翻ってしまう。
そうか……さっきから男の人の隣を通り過ぎる度に、視線を感じたのは、そのせいだったのか。
捲れそうになっているスカートを見つけたら、男がそれを確認しないはずがないもんな……こうやって女の子の姿になってみると、女性がいかに、周りのことに気を遣っているのかが分かるな。
「それにアンタ、ただでさえちょっと目立つような恰好になっちゃったんだから」
そう言ってルーナが指差したのは、僕が背負っているギターケースだった。
しかしこれ、ギターケースではあるのだが、この中にはギターは入っておらず、その代わりに入っているのは、伝説の剣にして、僕が命名し直した剣……満月の剣だった。
それもそのはず、せっかく女装をしてカムフラージュをしているというのに、その腰にあんなゴツイ剣をぶら下げていたら、まったくもってその意味を無くしてしまう。
かといってこの剣は、今や僕以外は握るどころか、触れることすらもかなわない物であり、しかもこれを僕が手放すと、召喚主が離れたことにより、ライフ・ゼロはどうやら、剣の中に強制的に戻されてしまうようなので、剣の中に戻りたくないライフ・ゼロがごねにごねまくった結果、ルーナが近くの楽器専門店から買ってきたのが、このギターケースだった。
「そんなに目立つか? 服とこの街の雰囲気も相まって、バンドに所属している女の子って感じになってないか?」
「ギター弾けないくせに」
「…………」
ルーナの言う通り、僕はギターどころか、楽器全般を演奏することができない。
しいてできるとしたら、子供の頃に吹いていたリコーダーくらいだろうか。それも下手くそどころか、ド下手くその領域ではあるが。
「まあいいわ、ギターケースはとりあえずいいとして、もうちょっと足を開かずに歩きなさい」
「オッケーオッケー」
ルーナに指摘され、僕は意識をして歩幅を狭くして歩く。
実は歩幅を調整するのって、簡単そうですごく難しく、少しでも気を抜こうものなら、いつもの広い歩幅に戻ってしまいそうになる。
変装って大変だな……その手のプロが存在する理由が、やってみて分かるよ。
素人には、他人になりきるどころか、普段の自分を隠そうとするだけで精一杯だ。
「カッカッ! コヨミ、もしサブウェイの中で尻を触られたらわしに言えよ? そいつが逃げれないように、手首を思いっ切り掴みあげてやるからな」
「ちぇっ……バカにしやがって」
「バカになどしておらん。それくらい本当の女の子に見えるぞと、わしは言っておるんだよ! カッカッカッ!」
軍服感の強いミリタリースタイルに包まれて、いつもの感じで堂々と笑ってみせるマジスター。
そういうのを、世の中では茶化していると言うと思うんだけどな。
「キッキッ……これでうぬも我と同じ、女か男か分からんような存在となったわけだな?」
そう言って、正面から堂々と人を茶化してきたのがライフ・ゼロだった。
「僕はお前とは違って、女の子の振りをしているだけだ」
「どうだか? 案外その恰好にのめり込んでいたりしてな?」
「バカ言うな……」
のめり込んではいないのだが、しかし最初の時のように、拒否感というものは消えつつあった。
特にスカートというのは、ズボンとは比べ物にならないほど風通しが良く、このふわっと空気が通り抜けていく感じが、意外と癖になる。
ただやっぱり、どうしても気に食わないのがブラジャーで、この胸の周りを締め付けられている感じが、どうにも慣れることができない。
これだけは本当に、今すぐにでも外したくて仕方がないくらいだ。
そんなブラジャーの違和感をずっと気にしながら、そして歩幅が広がらないよう、意識して狭めながら歩き、そろそろ色々なことを気にし過ぎて、精神的に疲れてきたなと弱音を吐きかけたその時、ついにロベルトに教えてもらったサブウェイの駅へと到着したのだが……。
「げっ……」
しかしここで僕は、弱音は吐かなかったものの、苦悶の表情をしてみせる。
それもそのはず、サブウェイの駅前には、同じ青色に黄色い線が一筋入った服を着ている連中が、男女構わず、大量に押し寄せていたのだ。
おそらく彼らも、演説を聞くために、それにブーイングを飛ばすために、セントラルタウンへと向かっているのだろう。
しかしこの人の多さを見て、僕は一気に気持ちが萎えてしまう。何故なら僕は、人が大勢集まっている場所が苦手だからだ。
マグナブラにいた頃も、満員のバスを見ただけで、これに乗るくらいならいっそのこと、目的地まで歩いてしまおうと思ってしまうくらいに、大っ嫌いだった。
そういえば以前、満員のバスの中で吐いたこともあったっけ……あれはその前日に、酒をどっぷり飲んでいたからというのもあるが、しかし人にもみくちゃにされただけで、気分が悪くなったのは確かだ。
「……僕、マンハットとお留守番するよ」
そう言い残して、早々に回れ右をして、引き返そうとしたその時、僕の背負っているギターケースが何者かの手に掴まれ、その足を強制的に止められてしまった。
「アンタが居残ったところで、マンハットさんのように便利な道具なんて作りだせないでしょ? ロ・ク・ヨ・ウ?」
恐る恐る背後をちらっと見てみると、僕の背負っているギターケースを、両手でがっしりと掴みながら、ルーナが黒い笑み浮かべていた。
もしこれ以上足を踏み出そうとするならば、間違いなく彼女が隠し持っているハーミット・レッドで射殺されるような、そんな危機感を本能的に察知した僕は、そのままその場で固まってしまう。
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