126 / 149
BACK TO THE OCEAN Chapter2
第19章 鞭と飴の演説【5】
しおりを挟む
「ありがとう……」
礼を言って、ルーナはそっと僕の手を取る。
今まではへとへとな表情をしていたルーナだったが、しかしその時だけ、彼女は頬を緩ませてくれた。
それからルーナの手を放さないよう、しっかりと握り、僕は先頭を歩きながら人を掻き分け、彼女はその後を着いて来る。
しばらく上ると階段は終わり、僕にとっては既に天敵となりつつある、自動改札機が見えてきた。
「わたしが先に行こうか?」
すると改札を前にして、ルーナが僕にそう提案してきた。
「えっ?」
「さっき警告音鳴らしたから、苦手意識持ってるんじゃないの?」
「あはは……よくお分かりで」
「ふふ、じゃあ先に行くから、ほら」
「ん?」
「手を放してよ。行けないじゃない」
「あっ……ああ、そうだね! そうだった……」
言われて、僕はやっとルーナの手を放した。
改札の通り道は一人しか通れないようにできているので、手を放すのは当たり前だということは頭で分かっていても、それでも体が惜しんでしまい、彼女に言われるまでずっと繋ぎっぱなしにしてしまっていた。
「それじゃあ……」
ルーナは切られた切符を、黒いデニムのショートパンツのポケットから取り出し、そして乗車時の改札と同じように、最も手前にある溝に切符を入れ、金属の棒を回して通る。
切られた切符はどうやら、乗車時のように通った後に出てくることは無いらしく、勝手に改札機によって回収されてしまうようだ。
うむ……後から切符が出てこないんだったら、僕でも大丈夫だ!
それから僕は、コートのポケットの奥に無くさないように入れていた切符を手にして、ルーナと同様、今度は警告音を鳴らすことなく、難なく通過した。
「ふう……どうにか通れた」
「なに改札通っただけでやり切った顔してるのよ……それより、はい」
そう言ってルーナは、僕の前に手を差し出してくる。すると僕は、今度はその意味を瞬時に理解し、すぐに彼女の手を握った。
放す時は鈍感だったのに、繋ぐ時は異常なほど敏感だった。
「それじゃあ向かいましょ」
「おう!」
僕達は手を繋いで、人の流れに乗りながら駅舎の外へと出て行く。
「おおっ……!」
そして駅舎の外の風景を見て、僕は思わず息を呑んだ。
そこには空に伸びゆく無数の摩天楼が三百六十度立ち並んでおり、もう夕方になっていたので、それらの建物からは無数の光が放たれている。
そしてその中でも、最も目につくものと言ったらやっぱり、正面にあるビルの巨大ディスプレイだろうか。
巨大ディスプレイと言っても、ただ四角い巨大なディスプレイがビルに着いているのではなく、そのビルの下から半分までが全て丸ごと、映像を映し出すディスプレイとなっていたのだ。
やはり僕の予想は正しかった……ここはマグナブラよりも断然、格上の規模の都市だ。
さすがは最大交易都市と呼ばれるだけのことはある。
広い通りは既に人で埋め尽くされており、その影響で車は渋滞と言うよりかは、もうまったく動くことが無い通行止め状態となってしまい、永遠と先まで並んでいる。
そしてそこに居る人々のほとんど全員が、青い色の黄色い線が描かれたシャツを着用しており、どこからともなくブーイングを飛ばしたり、わけの分からない大声を上げたりと、最早お祭り騒ぎのレベルはとっくに凌駕している、まさにカオス状態に陥っていた。
「おーい二人とも! こっちだ!」
声が聞こえ、そちら側を振り向くと、先に地上へと上がっていたマジスターがライフ・ゼロを連れて大きく手を振っていた。
僕達は二人の元へと、人を掻き分けながら進んで行き、そして合流する。
「いやしかし、すごい人だかりだなこれは……まさかこれほどのものになっているとは……」
マジスターは大騒ぎをする人の群れを見ながら、しみじみとそんなことを言ってみせる。
「ああ……でもそれだけ、ヤツの言葉っていうのには力があるってことだよな」
「そうだな……セブルス・カレンダーは今や、マグナブラのトップ2だ。ヤツの言葉は即ち、外からはマグナブラの声だと捉えられ、内側ではあの男がそうだと言えば、国はそうやって動く。今やそれほどの権力を有した実力者だ」
「ふん……真実を明るみに出せば、それだけで大騒ぎを起こせそうだ」
「だがそれもすぐに揉み消される……力とはそれほどに強固で、揺るがないものだ」
「…………」
僕達のような非力な者達が何と叫ぼうと、世界はそんなに安直には変わらない。
そう……ここで罵声を浴びせている人々も同じこと。彼らが何と言おうと、何と叫ぼうと、おそらくマグナブラとアクトポートの統合が無くなることは無い。
本当に変えたいのなら、言葉に出すだけではダメなんだ。戦わなければ、ダメ。
そしてそのためには、対等に戦える力を持たなければ……。
「ロクヨウ見て!」
ルーナが、僕の手を握っている手とは反対の方で、先程僕が見て感動していた、下から半分までがディスプレイとなっている正面のビルを指差す。
すると、さっきまでは炭酸飲料の映像が流れていたディスプレイには、背後にマグナブラの国旗が掲げられている、演台の映像が映し出されたのだ。
その瞬間、ドンチャン騒ぎとなっていた周囲の状況が一変して、しんと静かになった。
『大臣、お時間です』
『ふむ……』
一人は知らない男の声、そしてもう一人は、僕のよく知っている男の声が聞こえてくる。
そしてその直後、画面の端からセブルスが姿を現し、そしてやつは演台へと立って、演説の第一声をあげた。
『アクトポートの皆さん、わたしはマグナブラの国防大臣、そしてマグナブラ兵団中枢管理委員会の長官を兼任しております、セブルス・カレンダーです。わたしは今、アクトポート庁舎より映像を通して、皆様へ向けて演説を行っておりますが、アクトポートスクエアの光景は中継にて、随時わたしの方で確認できるようになっております。これだけ大勢の方々にお越しいただき、ありがとうございます』
そう言って画面の中のセブルスは、頭を下げる。
「中継で演説とは侵略者のくせに高みの見物かっ! 堂々と前に出てきやがれぇっ!」
「この臆病者ぉっ!!」
「ここは民主主義の街だっ! ここに独裁主義者の言葉を発する場所など無いっ!!」
「そうだそうだぁ~っ!!」
すると、周りのデモ隊だと思われる人々がこぞって罵声をあげだし、再び周囲は演説が行われる前の、取り留めの無いカオス状態へと返る。
おそらくこの光景はセブルスの言った通り、ヤツに見えているのだろう。アイツは黙ったまま一分ほど待機していたのだが、それでも自然と人々の収拾が着く気配が無かったため、やつは黙って右手を挙げた。
その刹那、このアクトポートスクエアの至る場所から何十発もの銃声が聞こえ、煮えたぎっていた場は一気に凍り付き、沈静化させられた。
「…………」
その時、ルーナは黙って周りを見回していたが、しかし彼女の手には明らかに力がこもっており、そこから恐れというものを、僕は繋いでいた手から感じ取った。
だから僕は、少しでも彼女の不安を和らげようと、彼女の手を強く握り、そしてこう声を掛けたのだった。
「ルーナ、大丈夫。何があっても僕が守るから」
「えっ……」
不意の出来事だったので、ルーナは一時的に戸惑っていたようだが、しかしすぐに僕の言葉の意図を理解してくれたのか、表情を和らげ、そして優しい口調で返事を返してくれた。
「うん……ありがとう」
そんな互いに勇気づけている僕達とは裏腹に、周囲は恐怖と動揺に包まれ、沈黙しきっていたのだが、しかしその静寂を破ったのは、おそらくそうなるように企てた、画面に映っているセブルスだった。
『フフ……アクトポートの皆さんは威勢が良い。しかし人の話は最後まで聞きましょうと、学校で習いませんでしたか? ここは互いの意見を戦わせる討論会の会場でも無ければ、ヤジが飛び交うだけで、まともな法案も練れない議会でもありません。わたしの演説会場です。#聴衆__オーディエンス__には、静粛に、円滑にわたしの演説を聴いていただけますよう、街の至る場所に兵を配置いたしました。今の銃声はわたしの合図で、彼らが上空に向かって空砲を撃っただけですので、あしからずご了承ください』
セブルスは落ち着いた笑みを口元に浮かべ、そして今度は先程よりも浅く、会釈をする程度に頭を下げてみせた。
アイツはそれっぽく言っているが、要するにセブルスが言いたいのは、お前らは兵士に囲まれていて、自分のサイン一つで蜂の巣にすることができるのだから、無駄な抵抗は諦めて、黙って自分の話を聞け……ということだ。
アイツのことだ……おそらく街を包囲しているのとは別に、この民衆の中にも兵士を紛れ込ませて、いつでも交戦できる準備を整えているのだろう。
そう、まさにこのアクトポートスクエア全体が、今やセブルスの独壇場となっていたのだ。
礼を言って、ルーナはそっと僕の手を取る。
今まではへとへとな表情をしていたルーナだったが、しかしその時だけ、彼女は頬を緩ませてくれた。
それからルーナの手を放さないよう、しっかりと握り、僕は先頭を歩きながら人を掻き分け、彼女はその後を着いて来る。
しばらく上ると階段は終わり、僕にとっては既に天敵となりつつある、自動改札機が見えてきた。
「わたしが先に行こうか?」
すると改札を前にして、ルーナが僕にそう提案してきた。
「えっ?」
「さっき警告音鳴らしたから、苦手意識持ってるんじゃないの?」
「あはは……よくお分かりで」
「ふふ、じゃあ先に行くから、ほら」
「ん?」
「手を放してよ。行けないじゃない」
「あっ……ああ、そうだね! そうだった……」
言われて、僕はやっとルーナの手を放した。
改札の通り道は一人しか通れないようにできているので、手を放すのは当たり前だということは頭で分かっていても、それでも体が惜しんでしまい、彼女に言われるまでずっと繋ぎっぱなしにしてしまっていた。
「それじゃあ……」
ルーナは切られた切符を、黒いデニムのショートパンツのポケットから取り出し、そして乗車時の改札と同じように、最も手前にある溝に切符を入れ、金属の棒を回して通る。
切られた切符はどうやら、乗車時のように通った後に出てくることは無いらしく、勝手に改札機によって回収されてしまうようだ。
うむ……後から切符が出てこないんだったら、僕でも大丈夫だ!
それから僕は、コートのポケットの奥に無くさないように入れていた切符を手にして、ルーナと同様、今度は警告音を鳴らすことなく、難なく通過した。
「ふう……どうにか通れた」
「なに改札通っただけでやり切った顔してるのよ……それより、はい」
そう言ってルーナは、僕の前に手を差し出してくる。すると僕は、今度はその意味を瞬時に理解し、すぐに彼女の手を握った。
放す時は鈍感だったのに、繋ぐ時は異常なほど敏感だった。
「それじゃあ向かいましょ」
「おう!」
僕達は手を繋いで、人の流れに乗りながら駅舎の外へと出て行く。
「おおっ……!」
そして駅舎の外の風景を見て、僕は思わず息を呑んだ。
そこには空に伸びゆく無数の摩天楼が三百六十度立ち並んでおり、もう夕方になっていたので、それらの建物からは無数の光が放たれている。
そしてその中でも、最も目につくものと言ったらやっぱり、正面にあるビルの巨大ディスプレイだろうか。
巨大ディスプレイと言っても、ただ四角い巨大なディスプレイがビルに着いているのではなく、そのビルの下から半分までが全て丸ごと、映像を映し出すディスプレイとなっていたのだ。
やはり僕の予想は正しかった……ここはマグナブラよりも断然、格上の規模の都市だ。
さすがは最大交易都市と呼ばれるだけのことはある。
広い通りは既に人で埋め尽くされており、その影響で車は渋滞と言うよりかは、もうまったく動くことが無い通行止め状態となってしまい、永遠と先まで並んでいる。
そしてそこに居る人々のほとんど全員が、青い色の黄色い線が描かれたシャツを着用しており、どこからともなくブーイングを飛ばしたり、わけの分からない大声を上げたりと、最早お祭り騒ぎのレベルはとっくに凌駕している、まさにカオス状態に陥っていた。
「おーい二人とも! こっちだ!」
声が聞こえ、そちら側を振り向くと、先に地上へと上がっていたマジスターがライフ・ゼロを連れて大きく手を振っていた。
僕達は二人の元へと、人を掻き分けながら進んで行き、そして合流する。
「いやしかし、すごい人だかりだなこれは……まさかこれほどのものになっているとは……」
マジスターは大騒ぎをする人の群れを見ながら、しみじみとそんなことを言ってみせる。
「ああ……でもそれだけ、ヤツの言葉っていうのには力があるってことだよな」
「そうだな……セブルス・カレンダーは今や、マグナブラのトップ2だ。ヤツの言葉は即ち、外からはマグナブラの声だと捉えられ、内側ではあの男がそうだと言えば、国はそうやって動く。今やそれほどの権力を有した実力者だ」
「ふん……真実を明るみに出せば、それだけで大騒ぎを起こせそうだ」
「だがそれもすぐに揉み消される……力とはそれほどに強固で、揺るがないものだ」
「…………」
僕達のような非力な者達が何と叫ぼうと、世界はそんなに安直には変わらない。
そう……ここで罵声を浴びせている人々も同じこと。彼らが何と言おうと、何と叫ぼうと、おそらくマグナブラとアクトポートの統合が無くなることは無い。
本当に変えたいのなら、言葉に出すだけではダメなんだ。戦わなければ、ダメ。
そしてそのためには、対等に戦える力を持たなければ……。
「ロクヨウ見て!」
ルーナが、僕の手を握っている手とは反対の方で、先程僕が見て感動していた、下から半分までがディスプレイとなっている正面のビルを指差す。
すると、さっきまでは炭酸飲料の映像が流れていたディスプレイには、背後にマグナブラの国旗が掲げられている、演台の映像が映し出されたのだ。
その瞬間、ドンチャン騒ぎとなっていた周囲の状況が一変して、しんと静かになった。
『大臣、お時間です』
『ふむ……』
一人は知らない男の声、そしてもう一人は、僕のよく知っている男の声が聞こえてくる。
そしてその直後、画面の端からセブルスが姿を現し、そしてやつは演台へと立って、演説の第一声をあげた。
『アクトポートの皆さん、わたしはマグナブラの国防大臣、そしてマグナブラ兵団中枢管理委員会の長官を兼任しております、セブルス・カレンダーです。わたしは今、アクトポート庁舎より映像を通して、皆様へ向けて演説を行っておりますが、アクトポートスクエアの光景は中継にて、随時わたしの方で確認できるようになっております。これだけ大勢の方々にお越しいただき、ありがとうございます』
そう言って画面の中のセブルスは、頭を下げる。
「中継で演説とは侵略者のくせに高みの見物かっ! 堂々と前に出てきやがれぇっ!」
「この臆病者ぉっ!!」
「ここは民主主義の街だっ! ここに独裁主義者の言葉を発する場所など無いっ!!」
「そうだそうだぁ~っ!!」
すると、周りのデモ隊だと思われる人々がこぞって罵声をあげだし、再び周囲は演説が行われる前の、取り留めの無いカオス状態へと返る。
おそらくこの光景はセブルスの言った通り、ヤツに見えているのだろう。アイツは黙ったまま一分ほど待機していたのだが、それでも自然と人々の収拾が着く気配が無かったため、やつは黙って右手を挙げた。
その刹那、このアクトポートスクエアの至る場所から何十発もの銃声が聞こえ、煮えたぎっていた場は一気に凍り付き、沈静化させられた。
「…………」
その時、ルーナは黙って周りを見回していたが、しかし彼女の手には明らかに力がこもっており、そこから恐れというものを、僕は繋いでいた手から感じ取った。
だから僕は、少しでも彼女の不安を和らげようと、彼女の手を強く握り、そしてこう声を掛けたのだった。
「ルーナ、大丈夫。何があっても僕が守るから」
「えっ……」
不意の出来事だったので、ルーナは一時的に戸惑っていたようだが、しかしすぐに僕の言葉の意図を理解してくれたのか、表情を和らげ、そして優しい口調で返事を返してくれた。
「うん……ありがとう」
そんな互いに勇気づけている僕達とは裏腹に、周囲は恐怖と動揺に包まれ、沈黙しきっていたのだが、しかしその静寂を破ったのは、おそらくそうなるように企てた、画面に映っているセブルスだった。
『フフ……アクトポートの皆さんは威勢が良い。しかし人の話は最後まで聞きましょうと、学校で習いませんでしたか? ここは互いの意見を戦わせる討論会の会場でも無ければ、ヤジが飛び交うだけで、まともな法案も練れない議会でもありません。わたしの演説会場です。#聴衆__オーディエンス__には、静粛に、円滑にわたしの演説を聴いていただけますよう、街の至る場所に兵を配置いたしました。今の銃声はわたしの合図で、彼らが上空に向かって空砲を撃っただけですので、あしからずご了承ください』
セブルスは落ち着いた笑みを口元に浮かべ、そして今度は先程よりも浅く、会釈をする程度に頭を下げてみせた。
アイツはそれっぽく言っているが、要するにセブルスが言いたいのは、お前らは兵士に囲まれていて、自分のサイン一つで蜂の巣にすることができるのだから、無駄な抵抗は諦めて、黙って自分の話を聞け……ということだ。
アイツのことだ……おそらく街を包囲しているのとは別に、この民衆の中にも兵士を紛れ込ませて、いつでも交戦できる準備を整えているのだろう。
そう、まさにこのアクトポートスクエア全体が、今やセブルスの独壇場となっていたのだ。
0
あなたにおすすめの小説
ダンジョン・イーツ! ~戦闘力ゼロの俺、スキル【絶対配送】でS級冒険者に「揚げたてコロッケ」を届けたら、世界中の英雄から崇拝されはじめた件~
たくみさん
ファンタジー
「攻撃力ゼロのポーターなんて、配信の邪魔なんだよ!」
3年尽くしたパーティから、手切れ金の1万円と共に追放された探索者・天野蓮(アマノ・レン)。
絶望する彼が目にしたのは、ダンジョン深層で孤立し、「お腹すいた……」と涙を流すS級美少女『氷姫』カグヤの緊急生放送だった。
その瞬間、レンの死にスキルが真の姿を見せる。
目的地と受取人さえあれば、壁も魔物も最短距離でブチ抜く神速の移動スキル――【絶対配送(デリバリー・ロード)】。
「お待たせしました! ご注文の揚げたてコロッケ(22,500円)お届けです!」
地獄の戦場にママチャリで乱入し、絶品グルメを届けるレンの姿は、50万人の視聴者に衝撃を与え、瞬く間に世界ランク1位へバズり散らかしていく!
一方、彼を捨てた元パーティは補給不足でボロボロ。
「戻ってきてくれ!」と泣きつかれても、もう知らん。俺は、高ランク冒険者の依頼で忙しいんだ!
異世界召喚されたが無職だった件〜実はこの世界にない職業でした〜
夜夢
ファンタジー
主人公【相田理人(そうた りひと)】は帰宅後、自宅の扉を開いた瞬間視界が白く染まるほど眩い光に包まれた。
次に目を開いた時には全く見知らぬ場所で、目の前にはまるで映画のセットのような王の間が。
これは異世界召喚かと期待したのも束の間、理人にはジョブの表示がなく、他にも何人かいた召喚者達に笑われながら用無しと城から追放された。
しかし理人にだけは職業が見えていた。理人は自分の職業を秘匿したまま追放を受け入れ野に下った。
これより理人ののんびり異世界冒険活劇が始まる。
レベル1の地図士は、世界の裏側を知ってしまった
あめとおと
ファンタジー
異世界に転移した主人公が得たスキルは【地図作成】。
戦闘能力ゼロ、初期レベル1。
冒険者ギルドでは「外れスキル」と笑われ、
新人向けの雑用クエストしか回ってこない。
しかしそのスキルは、
ダンジョンの隠し通路、未踏破エリア、消えた古代文明の痕跡まで“地図に表示する”
という、とんでもない能力だった。
生き残るために始めた地味な探索が、
やがて世界の秘密と、国家すら動かす大冒険へ――。
これは、
戦えない主人公が“冒険そのもの”で成り上がる物語。
同作品を「小説家になろう」で先行配信してます。
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
勘違いで召喚して来たこの駄女神が強引すぎる 〜ふざけたチートスキルで女神をボコしながら冒険します〜
エレン
ファンタジー
私は水無月依蓮《みなづきえれん》、どこにでもいる普通の女子高生だ。
平穏な生活を送っていた私は、ある日アルテナと名乗る女神に召喚されてしまう。
厨二臭いその女神が言うには、有給休暇で異世界冒険したいから、従者としてついて来なさいとの事。
うん、なんだその理由は。
異世界なんて興味ない、とっとと私を元の場所に返せ。
女神を殴ったり踏みつけたりしてやっと返してもらえるかと思いきや。
え? 勝手に人間を異世界に呼ぶのは天界の掟で禁止? バレたら私も消される?
ふざけるなー!!!!
そんなこんなで始まる私とポンコツ女神アルテナのドタバタ異世界冒険。
女神が貴族をハゲさせたり、「器用貧乏・改」と言うふざけたスキルを習得したり、ゴブリンの棲家に突撃する羽目になったり、手に入れた家が即崩壊したり、色々起きるけど全てを乗り切って見せる。
全ては元の世界に帰るために!!
推しがラスボスなので救いたい〜ゲーマーニートは勇者になる
ケイちゃん
ファンタジー
ゲームに熱中していた彼は、シナリオで現れたラスボスを好きになってしまう。
彼はその好意にラスボスを倒さず何度もリトライを重ねて会いに行くという狂気の推し活をしていた。
だがある日、ストーリーのエンディングが気になりラスボスを倒してしまう。
結果、ラスボスのいない平和な世界というエンドで幕を閉じ、推しのいない世界の悲しみから倒れて死んでしまう。
そんな彼が次に目を開けるとゲームの中の主人公に転生していた!
主人公となれば必ず最後にはラスボスに辿り着く、ラスボスを倒すという未来を変えて救いだす事を目的に彼は冒険者達と旅に出る。
ラスボスを倒し世界を救うという定められたストーリーをねじ曲げ、彼はラスボスを救う事が出来るのか…?
巻き込まれた薬師の日常
白髭
ファンタジー
神に選ばれ、魔素の循環する界へと送り込まれたのは――現代の薬師。
剣も魔法も扱えない彼が憑依したのは、戦闘力ゼロの商人見習いの少年だった。
彼の武器は、知識と経験。商品を生み出し、人脈を築き、産業を広げていく。
「居場所を見つけたい」その願いが、やがて世界を変える力となる。
これは、一人の薬師が紡ぐ研究と開発、そして成長の物語。
【カクヨムでも掲載しています】
表紙は紹介文をもとに、ai【adobe firefly】で作成したものです。(参考程度に……)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる