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序章 自虐系幼馴染み
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「そういや教師生活はどう?もう7年目なんでしょう。」
「うん。ずっと私立に雇われてるからね。でもやっぱり僕じゃダメなのかなって思うな…」
再び暗い顔になってまさくんが答えた。
「生徒になめられたり?」
「まあね…それに教える側の僕がよくミスしてしまったりするから教師が向いてないような気すらするよ。」
これ以上暗くなっては困るので誉める言葉をひねり出す。
「でも六年以上も進学校の教師やっていけるなんてスゴいと思うよ!」
「そうかな?」
「そうだよ!私なんてぺーペーなんだから本当に偉いと思うよ。」
そう言うとまさくんは暗くした表情をもとに戻して
「とりあえず明るくやってかないと教師失格だからなあ…ごめんね、迷惑かけて。」
と呟く。
「大丈夫だよ!まさくんが笑ってくれたらそれだけで私は充分だから。」
恐らくまさくんはお世辞だと受け止めるだろうが、これは私の偽らざる本心である。でなければここまで付き合わない。
「うん。ずっと私立に雇われてるからね。でもやっぱり僕じゃダメなのかなって思うな…」
再び暗い顔になってまさくんが答えた。
「生徒になめられたり?」
「まあね…それに教える側の僕がよくミスしてしまったりするから教師が向いてないような気すらするよ。」
これ以上暗くなっては困るので誉める言葉をひねり出す。
「でも六年以上も進学校の教師やっていけるなんてスゴいと思うよ!」
「そうかな?」
「そうだよ!私なんてぺーペーなんだから本当に偉いと思うよ。」
そう言うとまさくんは暗くした表情をもとに戻して
「とりあえず明るくやってかないと教師失格だからなあ…ごめんね、迷惑かけて。」
と呟く。
「大丈夫だよ!まさくんが笑ってくれたらそれだけで私は充分だから。」
恐らくまさくんはお世辞だと受け止めるだろうが、これは私の偽らざる本心である。でなければここまで付き合わない。
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