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帝と巫女
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混乱する頭をどうにか落ち着けようと、真珠は胸の前で手を組んで、深呼吸を三回繰り返した。銀が教えてくれた方法だ。そうしていると、こちらに来る直前の出来事を思い出せた。
(……そうだ。宝石箱が、不自然に置いてあった……)
蛍は、真珠をこちらの世界に飛ばすため、わざとあの場所に置き、真珠に触れさせたのだ。全て蛍によって仕組まれていたのだと、真珠はやっと気付いた。
でも、なぜ。蛍はそんなことをする必要があったのか。
「……母は、この世界の状況を知っていて、私を?」
「恐らくそうだろう。蛍は聡明な女性だ。私と力の繋がりを持つ彼女は、自身の異変から私が弱っていることに気付いて、残っていた力でお前を真珠村に送ったんだ」
その力が、あの宝石箱に込められていたのだ。真珠は、いよいよ訳が分からなくなってきたが、帝は構わず話を続ける。
「蛍は、元の世界に愛している人がいると言っていた。それで、私に力を授けた後、私が彼女を送り帰したのだ。その後に生まれたのが、お前だということになる」
「じゃあ、私に不思議な力があるのも……」
「血だ。お前の母親の家系は遥か昔、代々神官として仕えていたと聞いた。その血が、巫女としての適性を引き出したのだろう。お前の母も、祖母も、更にその上も」
「えっ……待ってください。母も、祖母もってことは……巫女は、この世界に、何年かごとに呼ばれているということですか?」
「そうだ」
驚きの連続だった。自分だけが知らなかった。母からも祖母からも、そんな素振りは感じられなかったし、話を聞いてもいない。
「そんなに何度も、世界に危機がやってくる、と……?」
「代々の帝は、十数年おきに、巫女から力を授からないと困るのだ。国全体を守る結界を張るために」
「結界……?」
「アヤカシから国を守る結界だ。私が発病した後、急激にアヤカシが増えただろう。それは、私の力が弱まり、結果的に結界も弱まったからだ」
つまり、アヤカシ増加の原因は、帝自身が弱ってしまったことだった。そして、それを補うために巫女が呼ばれ、帝に力を授けて帰って行く。図式は単純だが、この真実を、村の人は誰も知らない。徹底して隠し通されている。
(どうして……?)
真珠は、働かない頭で必死に考えた。この事実を公表すると、帝は困るわけだ。ということは――真珠が正体を隠してきたのと同じで、国民の不満が帝に一極集中するのを防ぐため。だから、巫女についての情報が全く得られなかったのだ。
「いろいろと合点がいっているようだな」
パズルのピースが、少しずつ当てはまっていく。帝は力を欲して真珠を呼び出した。残る疑問は、巫女が帝にどうやって力を授けるか。
「それで、私は何を望まれているんでしょうか?」
「理解が早い。さすが、蛍の娘だ」
帝は顔に皺を刻みながら、微笑んで見せた。真珠は、嫌な予感を拭えない。黒曜の言ったことが、頭を過る。
「帝は巫女と身体を交わらせることで、力を得られる。よって、お前を私の妃とする」
「……え」
真珠が言葉を失うのと同時に、銀が真珠の前に出た。彼はそのまま、真珠を背中に庇う。
「銀さっ……」
「なるほど。今回も、一筋縄ではいかないか」
帝は、真珠を背にして睨みつける銀に対し、力なく溜め息をついた。
「銀さん、待ってください。話はまだ、終わっていないです」
「しかし……」
「銀? ああ、お前が剣術の達人として名高い、あの志士か」
銀の名声は、帝の耳にも入っているようだ。帝は銀を値踏みするように眺め、すぐに真珠へと視線を移す。
「お前の用心棒か?」
「そうです」
「そうか。巫女の用心棒としては申し分ない。が、今は出てきてもらっては困る」
「なにっ!?」
「銀さんっ。私、大丈夫ですから」
今にも帝に掴みかかりそうな銀の着物を、真珠は後ろに引っ張った。彼はしぶしぶと頷き、入口の方へと戻っていく。
真珠は驚きこそしたが、咄嗟に自分を守ってくれたことが嬉しかった。後で必ず礼を言おうと決めて、真珠は再び、帝に向き合う。
「母は妃にならなかったのに、どうして私だけ?」
「蛍にも、もちろん求婚した。だが、先程も言った通り、彼女には想い人がいた。私を受け入れてはくれなかった」
「では、私にも、どうするか選ぶ権利はありませんか?」
「事態はひっ迫している。私には子がいない。帝の血を引く子を作らなければ、この先結界を保っていけない。巫女が次にいつ現れるか、その保証もない。それならいっそ、巫女と帝、両方の力を持つ子を作ればいい」
真珠は動揺して、再び目を瞬かせた。帝は、蛍の時にそれを実行しようとしたが断られ、結局この事態になるまで、時を過ごしてきたということだ。
(このまま、妃になるしかないの……?)
自分の親ほど歳が離れていて、素性も全く知らない相手。素直に、「はい、分かりました」とは頷けない。
しかし、真珠が断れば、国のアヤカシは増え続け、今より被害は酷いことになっていく。政略結婚ってこんな感じなのだろうかと、真珠は諦めかけた。
「真珠」
「……銀さん?」
「他に方法はないのか、打開策を考えるんだ」
名前を呼ばれて後ろを振り返ると、銀がそう言った。『自信を持ってやり遂げろ』という彼の言葉が、蘇ってくる。銀は真珠を信じてくれた。ならば、簡単に諦めてはいけない。
真珠は、帝をしっかりと見つめ返した。
「あの……そのやり方では、国もあなたも、帝の役目を継ぐ子どもたちも、疲弊するだけではありませんか?」
「そうだ。だが、それが帝の役目だ」
「でも、結果的に一時しのぎであって、根本的な解決にはなっていません。アヤカシを根絶できれば、結界を張らなくて済むんですよね?」
「アヤカシの根絶? そんなことができるのか? 今まで誰もできなかったのに?」
帝の声が、鋭く冷たくなった。それは、一種の皮肉を含んでいる。「何も知らない小娘が、生意気なことを言うな」と罵倒されているようだ。
(これで怯んだら、負け……!)
真珠は目を逸らさないように努めた。解決策を探す時間がほしい。考えた末に、真珠は条件を提示することにした。
「一週間、時間をください。その間に、アヤカシをどうにかできなければ、私はあなたの妃になります」
「……真珠!」
銀が怒鳴った。勝手なことを言って、怒っているようだ。優しい彼ゆえの行動だった。
けれど、もう後がない。帝も、身体がそれまでもつかどうかの勝負をしてもらうことになる。真珠はじっと返事を待った。
「ふふ……あはははっ! おもしろい! やはり、蛍の娘だ。いいだろう、待ってやる」
「ほ、本当ですか!」
帝は一転して、機嫌よく笑った。条件を飲んでくれるようだ。
「ただし、約束は必ず守ってもらう。一週間以内に、お前がアヤカシを根絶できたのなら、私も役目は終わるから喜ばしいことだが……できなかった時は、必ず私の妃になるように」
「分かりました」
「……くそっ」
銀が悔しそうに苛立つ姿を見て、真珠の胸はチクリと痛んだ。これでよかったとは言えないが、ひとまず少しの猶予はできた。その中で、一生懸命あがいてみるしかない。
「手掛かりになるか分からないが、一つ、情報をやろう」
「えっ?」
帝は、唐突にそう切り出した。
「ここより北にある平原の先に、遥か昔、まだアヤカシが存在しなかった頃、巫女が代々祈祷を行っていた神殿がある。今はもうアヤカシの巣窟になっていて、誰も近づかないが」
「神殿、ですか?」
「神聖なはずの場所に、アヤカシが住み着く……なにか理由があるのだろうが、調査に行った者は全員そのまま帰って来ないのでな。実態は分かっていない」
死者が相当数出ている、危険な場所だということだ。そこに踏み入れるかどうかは、皆で話し合って決めるしかない。今はとにかく、情報も時間も惜しかった。
「分かりました。情報をありがとうございます」
「一週間……どう転ぶのか、楽しみにしているぞ」
「はい。では、これで失礼します」
真珠は帝に頭を下げ、踵を返す。眉間に皺を寄せ、険しい表情をしている銀を伴い、御所を後にした。
(……そうだ。宝石箱が、不自然に置いてあった……)
蛍は、真珠をこちらの世界に飛ばすため、わざとあの場所に置き、真珠に触れさせたのだ。全て蛍によって仕組まれていたのだと、真珠はやっと気付いた。
でも、なぜ。蛍はそんなことをする必要があったのか。
「……母は、この世界の状況を知っていて、私を?」
「恐らくそうだろう。蛍は聡明な女性だ。私と力の繋がりを持つ彼女は、自身の異変から私が弱っていることに気付いて、残っていた力でお前を真珠村に送ったんだ」
その力が、あの宝石箱に込められていたのだ。真珠は、いよいよ訳が分からなくなってきたが、帝は構わず話を続ける。
「蛍は、元の世界に愛している人がいると言っていた。それで、私に力を授けた後、私が彼女を送り帰したのだ。その後に生まれたのが、お前だということになる」
「じゃあ、私に不思議な力があるのも……」
「血だ。お前の母親の家系は遥か昔、代々神官として仕えていたと聞いた。その血が、巫女としての適性を引き出したのだろう。お前の母も、祖母も、更にその上も」
「えっ……待ってください。母も、祖母もってことは……巫女は、この世界に、何年かごとに呼ばれているということですか?」
「そうだ」
驚きの連続だった。自分だけが知らなかった。母からも祖母からも、そんな素振りは感じられなかったし、話を聞いてもいない。
「そんなに何度も、世界に危機がやってくる、と……?」
「代々の帝は、十数年おきに、巫女から力を授からないと困るのだ。国全体を守る結界を張るために」
「結界……?」
「アヤカシから国を守る結界だ。私が発病した後、急激にアヤカシが増えただろう。それは、私の力が弱まり、結果的に結界も弱まったからだ」
つまり、アヤカシ増加の原因は、帝自身が弱ってしまったことだった。そして、それを補うために巫女が呼ばれ、帝に力を授けて帰って行く。図式は単純だが、この真実を、村の人は誰も知らない。徹底して隠し通されている。
(どうして……?)
真珠は、働かない頭で必死に考えた。この事実を公表すると、帝は困るわけだ。ということは――真珠が正体を隠してきたのと同じで、国民の不満が帝に一極集中するのを防ぐため。だから、巫女についての情報が全く得られなかったのだ。
「いろいろと合点がいっているようだな」
パズルのピースが、少しずつ当てはまっていく。帝は力を欲して真珠を呼び出した。残る疑問は、巫女が帝にどうやって力を授けるか。
「それで、私は何を望まれているんでしょうか?」
「理解が早い。さすが、蛍の娘だ」
帝は顔に皺を刻みながら、微笑んで見せた。真珠は、嫌な予感を拭えない。黒曜の言ったことが、頭を過る。
「帝は巫女と身体を交わらせることで、力を得られる。よって、お前を私の妃とする」
「……え」
真珠が言葉を失うのと同時に、銀が真珠の前に出た。彼はそのまま、真珠を背中に庇う。
「銀さっ……」
「なるほど。今回も、一筋縄ではいかないか」
帝は、真珠を背にして睨みつける銀に対し、力なく溜め息をついた。
「銀さん、待ってください。話はまだ、終わっていないです」
「しかし……」
「銀? ああ、お前が剣術の達人として名高い、あの志士か」
銀の名声は、帝の耳にも入っているようだ。帝は銀を値踏みするように眺め、すぐに真珠へと視線を移す。
「お前の用心棒か?」
「そうです」
「そうか。巫女の用心棒としては申し分ない。が、今は出てきてもらっては困る」
「なにっ!?」
「銀さんっ。私、大丈夫ですから」
今にも帝に掴みかかりそうな銀の着物を、真珠は後ろに引っ張った。彼はしぶしぶと頷き、入口の方へと戻っていく。
真珠は驚きこそしたが、咄嗟に自分を守ってくれたことが嬉しかった。後で必ず礼を言おうと決めて、真珠は再び、帝に向き合う。
「母は妃にならなかったのに、どうして私だけ?」
「蛍にも、もちろん求婚した。だが、先程も言った通り、彼女には想い人がいた。私を受け入れてはくれなかった」
「では、私にも、どうするか選ぶ権利はありませんか?」
「事態はひっ迫している。私には子がいない。帝の血を引く子を作らなければ、この先結界を保っていけない。巫女が次にいつ現れるか、その保証もない。それならいっそ、巫女と帝、両方の力を持つ子を作ればいい」
真珠は動揺して、再び目を瞬かせた。帝は、蛍の時にそれを実行しようとしたが断られ、結局この事態になるまで、時を過ごしてきたということだ。
(このまま、妃になるしかないの……?)
自分の親ほど歳が離れていて、素性も全く知らない相手。素直に、「はい、分かりました」とは頷けない。
しかし、真珠が断れば、国のアヤカシは増え続け、今より被害は酷いことになっていく。政略結婚ってこんな感じなのだろうかと、真珠は諦めかけた。
「真珠」
「……銀さん?」
「他に方法はないのか、打開策を考えるんだ」
名前を呼ばれて後ろを振り返ると、銀がそう言った。『自信を持ってやり遂げろ』という彼の言葉が、蘇ってくる。銀は真珠を信じてくれた。ならば、簡単に諦めてはいけない。
真珠は、帝をしっかりと見つめ返した。
「あの……そのやり方では、国もあなたも、帝の役目を継ぐ子どもたちも、疲弊するだけではありませんか?」
「そうだ。だが、それが帝の役目だ」
「でも、結果的に一時しのぎであって、根本的な解決にはなっていません。アヤカシを根絶できれば、結界を張らなくて済むんですよね?」
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帝の声が、鋭く冷たくなった。それは、一種の皮肉を含んでいる。「何も知らない小娘が、生意気なことを言うな」と罵倒されているようだ。
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けれど、もう後がない。帝も、身体がそれまでもつかどうかの勝負をしてもらうことになる。真珠はじっと返事を待った。
「ふふ……あはははっ! おもしろい! やはり、蛍の娘だ。いいだろう、待ってやる」
「ほ、本当ですか!」
帝は一転して、機嫌よく笑った。条件を飲んでくれるようだ。
「ただし、約束は必ず守ってもらう。一週間以内に、お前がアヤカシを根絶できたのなら、私も役目は終わるから喜ばしいことだが……できなかった時は、必ず私の妃になるように」
「分かりました」
「……くそっ」
銀が悔しそうに苛立つ姿を見て、真珠の胸はチクリと痛んだ。これでよかったとは言えないが、ひとまず少しの猶予はできた。その中で、一生懸命あがいてみるしかない。
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帝は、唐突にそう切り出した。
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「神殿、ですか?」
「神聖なはずの場所に、アヤカシが住み着く……なにか理由があるのだろうが、調査に行った者は全員そのまま帰って来ないのでな。実態は分かっていない」
死者が相当数出ている、危険な場所だということだ。そこに踏み入れるかどうかは、皆で話し合って決めるしかない。今はとにかく、情報も時間も惜しかった。
「分かりました。情報をありがとうございます」
「一週間……どう転ぶのか、楽しみにしているぞ」
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