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北の神殿、そして終結へ
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「あの烏天狗の魂には、銀の父親のものが混ざっているようなんだ」
「……えっ」
「真珠が祈りを捧げている間に、『琥珀か?』と……銀の本名を呼んだ。ほぼ間違いない」
「そ、そんな! 辛すぎます。どうして、銀さんに止めを刺させるんですか?」
「いや。銀はきっと、自分でけりを付けたいんだと思うよ」
真珠は銀を見つめた。刀を持つ手が震えている。
『琥珀、立派な志士になった。幸せになれ、と魂の一つが言っている』
「ああ、ありがとう。やっと黄泉に行けるな。俺は必ず幸せになるからと、そう、伝えてくれ」
『……今、伝えた。では、頼んだ』
烏天狗は、黄色の目を閉じた。銀が駆け出し、その身体に刀を振るうと、切られたところから砂になり、さらさらと崩れていった。その前で立ち尽くす銀の後ろ姿に、真珠は静かに涙を零した。
*****
「こんなにすいすい馬車が進むなんて、生まれて初めてなんだけど!」
「瑠璃、はしゃいでいないで、御所まで急いでください」
真珠たちは神殿の跡を離れ、馬車に乗りこみ御所に直行していた。アヤカシが消えたことで襲撃に遭わなくなり、瑠璃は機嫌よく手綱を握っている。
「期限まであと一日というところでしたから。なんとか、間に合いそうですね」
「……はい。運がよかった。帝にも礼を言わないと……」
玻璃がにこやかに真珠に話し掛けた。衰弱しきった真珠は、銀の身体にもたれ、支えてもらっている。
「玻璃、こいつは疲れているんだ。御所までの間寝かせるから、話しかけるな」
「銀さんが、真珠さんを僕に任せてくれるならいいですよ」
「ふざけるな。誰が任せるか」
「もうそれは銀の特権になってしまったね」
瑪瑙も楽しそうに笑っている。銀も、玻璃に悪態をついてはいるが、吹っ切れた顔をしていた。
(よかった……皆、笑ってる)
安堵感から真珠が笑うと、銀が真珠の頭を抱き寄せる。寝ろ、ということらしい。真珠は厚意に甘えて目を閉じた。
「甘い匂い、完全にしなくなってるな」
「そう、ですか……?」
「力を使い切ったからか。これからは、頑張りすぎて倒れるなよ」
「……はい」
色香がなくなって、真珠は少し名残惜しさを感じたが、嬉しさの方が大きかった。色香がなくても、自分を好きでいてくれる人が、隣にいる。その事実だけで充分だ。
(好き……)
巫女と色香には結びつきがあったはずだが、結局、色香の原因は分からずじまいだった。これは真珠の仮説だが、色香に惑わされない、巫女を守ってくれる心の強い男性を選別するための機能だったのではないか。そう思っている。
そして、出逢わせてくれたのが、銀だった。
頬を銀の胸にすり寄せ、真珠は穏やかな眠りへと誘われていった。
*****
銀に身体を支えられながら、真珠は御所内の謁見の間へと入った。真珠の着物は砂で汚れ、銀も負傷した上腕を布で縛っているという、国の上の人間に会うにはみすぼらしい状態だが、帝は快く迎え入れてくれた。
「まさか、本当にやってのけるとは……」
「北の神殿に関する助言を頂かなければ、成し得なかったことです。ありがとうございました」
「いや。礼を言うのはこちらの方だ。国を救ってくれて、感謝する」
痩せ細って青白かった帝の顔は、先日よりも赤みがさして、調子が良さそうだ。結界を張る必要がなくなり、重責から解き放たれたからだろうか。
「本当は、蛍の娘を妃に迎えられるかもしれないと、少し期待していたんだが……お前の力を侮っていた。この国の歴史に残り、永遠に語り継がれる存在になるだろう」
「あ、ありがとうございます。もしかして、母のこと、女性としても好きだったんですか?」
「……そうだ。お前は蛍によく似ているが、度胸は娘の方が上だったな」
帝が目に皺を作りながら笑う。彼がようやく本心を話してくれた気がして、真珠も微笑んだ。
「私に力が残っていれば、褒美に元の世界に帰してやれたのだが。すまない」
「い、いえ! 私、この世界で……大切な人が、できたので。もう、戻らないつもりでした」
「……そうか。それは、蛍が悲しむだろうが、彼女も分かっていたかもしれないな」
「え?」
「娘をここに飛ばすと決めた時、きっと腹を括っていただろう。お前は、母親の想いの分まで、精一杯幸せになれ」
「……はい」
「私は、妃の候補を募ることにするよ。国を統べる者として、世継ぎはやはり必要なのでな」
真珠は帝に頭を下げ、銀と共に御所を後にした。
帝が今まで誰も娶らなかったのは、恐らく、蛍への想いが残っていたからなのだろう。三十年もの間、この世界に居ない人を想い、一人でいるということがどれだけ寂しいことか。
どうか彼も幸せになるようにと、真珠は願わずにはいられなかった。
*****
翌朝、ぼろぼろの状態で真珠村に帰り着いた五人を、村人が大勢で迎えた。黒曜によりアヤカシが消滅したことを知らされ、それが巫女の功績であることも、瞬く間に広まったらしい。
「おかえり!」
「ただいま! 無事に帰ってきました!」
「真珠~!」
黒曜が広げた胸の中に、真珠は飛び込んだ。しかし、すぐに自分が汚れまみれだということに気付いて離れた。黒曜は目を細め、笑窪を作っている。
「あ! 真珠にとっては、残念なお知らせかもしれないんだけれど……」
「えっ? なんですか?」
「元の世界に帰せるような術式は、どんなに頑張っても、私には完成できなかったわ。異空間を移動するには、計り知れないほどの強大な力が要るの」
「……そうですか。試してくださって、ありがとうございます」
「あら? あまり残念そうじゃないわね?」
黒曜はきっと分かっている。真珠が、もう戻りたいとは願っていないことを。わざとらしく首を傾げ、いつかのように耳打ちをした。
『銀と、末永くお幸せにね』
真珠が顔を真っ赤にして飛び上がると、すかさず銀が二人の元へとやってきた。黒曜に険しい顔を向けている。
「おい、今度は何を吹き込んだ?」
「だから、こういうのは女性同士の秘密なの。知りたいことを何でも根掘り葉掘り聞いていると、好きな子に嫌われるわよ」
「なっ……! そう、なのか……」
銀は大きい衝撃を受けたらしく、それ以降黙ってしまった。黒曜はさすがに悪いことをしたと思ったのか、銀の肩を叩いて励ましている。
『巫女様ー!』
『ありがとうー!』
集まった人々の中から、歓声と感謝の声が聞こえる。まるで英雄のような扱いに、真珠は戸惑った。もう正体が知られてしまったので仕方がないが、今後はこうやって注目され続けるのだろうか。
「真珠、堂々として。胸を張っていい。君は、それだけのことをやってのけたんだ」
「瑪瑙さん……」
瑪瑙が真珠の背中を押した。村人たちに、挨拶をしてこいということらしい。
「あの……本当に、今日までありがとうございました」
「いいえ。私たちこそ、真珠にたくさん与えてもらったし、助けてもらったよ」
真珠は後ろを振り返り、瑪瑙と玻璃、瑠璃に対し、これまで用心棒を務めてくれたことへの感謝を述べた。それだけの繋がりではなかったが、彼らに身も心も支えてもらった感謝は、計り知れないほど深い。
「どういたしまして! でもこれから、お姉さんに憧れる男が増えると思うんだけど、まだ護衛しなくて大丈夫?」
「僕も瑠璃と同じことを思いました。用心棒はこれからも必要じゃないですか?」
「二人も懲りないね。用心棒はもう、銀一人で足りるだろう」
瑠璃と玻璃が不服そうに唇を尖らせ、瑪瑙は苦笑した。同時に、真珠のところへ、黒曜が銀の背中を押して連れてくる。
「銀も、真珠と一緒に挨拶をしてきなさい」
「はっ? なんで、俺が……」
黒曜にそう言われた銀は、心底嫌そうに眉をしかめた。真珠と同じで、彼も目立つのは苦手のようだ。
「巫女の用心棒として、恋人として、自分の存在を知らせておくのは損じゃないと思うよ」
「そういうことなら……分かった」
瑪瑙の言葉で、銀はしぶしぶと了承し、真珠の手を握る。真珠もその手を握り返し、演説台のある中央広場への道を歩き出した。二人の様子に、ただならぬ関係だと気付いた村の人々は、更に歓声を大きくした。
「真珠」
「はい、琥珀さん」
「あの約束は、守ってもらえるか?」
「もちろんです。だから、もう一度、あの言葉を聞かせてください」
足を止め、村人たちが見守る中、二人は向き合った。銀はかつてないほどに顔を紅潮させ、真珠も同じように赤くなっている。
「俺と結婚してほしい。必ず、幸せにする」
「……はいっ」
村人たちが拍手で祝福する中、真珠が銀の胸に飛び込み、銀はそれを抱き留めた。強く抱きしめ合いながら、この先も共に困難を乗り越えることを、二人は心に固く誓った。
「……えっ」
「真珠が祈りを捧げている間に、『琥珀か?』と……銀の本名を呼んだ。ほぼ間違いない」
「そ、そんな! 辛すぎます。どうして、銀さんに止めを刺させるんですか?」
「いや。銀はきっと、自分でけりを付けたいんだと思うよ」
真珠は銀を見つめた。刀を持つ手が震えている。
『琥珀、立派な志士になった。幸せになれ、と魂の一つが言っている』
「ああ、ありがとう。やっと黄泉に行けるな。俺は必ず幸せになるからと、そう、伝えてくれ」
『……今、伝えた。では、頼んだ』
烏天狗は、黄色の目を閉じた。銀が駆け出し、その身体に刀を振るうと、切られたところから砂になり、さらさらと崩れていった。その前で立ち尽くす銀の後ろ姿に、真珠は静かに涙を零した。
*****
「こんなにすいすい馬車が進むなんて、生まれて初めてなんだけど!」
「瑠璃、はしゃいでいないで、御所まで急いでください」
真珠たちは神殿の跡を離れ、馬車に乗りこみ御所に直行していた。アヤカシが消えたことで襲撃に遭わなくなり、瑠璃は機嫌よく手綱を握っている。
「期限まであと一日というところでしたから。なんとか、間に合いそうですね」
「……はい。運がよかった。帝にも礼を言わないと……」
玻璃がにこやかに真珠に話し掛けた。衰弱しきった真珠は、銀の身体にもたれ、支えてもらっている。
「玻璃、こいつは疲れているんだ。御所までの間寝かせるから、話しかけるな」
「銀さんが、真珠さんを僕に任せてくれるならいいですよ」
「ふざけるな。誰が任せるか」
「もうそれは銀の特権になってしまったね」
瑪瑙も楽しそうに笑っている。銀も、玻璃に悪態をついてはいるが、吹っ切れた顔をしていた。
(よかった……皆、笑ってる)
安堵感から真珠が笑うと、銀が真珠の頭を抱き寄せる。寝ろ、ということらしい。真珠は厚意に甘えて目を閉じた。
「甘い匂い、完全にしなくなってるな」
「そう、ですか……?」
「力を使い切ったからか。これからは、頑張りすぎて倒れるなよ」
「……はい」
色香がなくなって、真珠は少し名残惜しさを感じたが、嬉しさの方が大きかった。色香がなくても、自分を好きでいてくれる人が、隣にいる。その事実だけで充分だ。
(好き……)
巫女と色香には結びつきがあったはずだが、結局、色香の原因は分からずじまいだった。これは真珠の仮説だが、色香に惑わされない、巫女を守ってくれる心の強い男性を選別するための機能だったのではないか。そう思っている。
そして、出逢わせてくれたのが、銀だった。
頬を銀の胸にすり寄せ、真珠は穏やかな眠りへと誘われていった。
*****
銀に身体を支えられながら、真珠は御所内の謁見の間へと入った。真珠の着物は砂で汚れ、銀も負傷した上腕を布で縛っているという、国の上の人間に会うにはみすぼらしい状態だが、帝は快く迎え入れてくれた。
「まさか、本当にやってのけるとは……」
「北の神殿に関する助言を頂かなければ、成し得なかったことです。ありがとうございました」
「いや。礼を言うのはこちらの方だ。国を救ってくれて、感謝する」
痩せ細って青白かった帝の顔は、先日よりも赤みがさして、調子が良さそうだ。結界を張る必要がなくなり、重責から解き放たれたからだろうか。
「本当は、蛍の娘を妃に迎えられるかもしれないと、少し期待していたんだが……お前の力を侮っていた。この国の歴史に残り、永遠に語り継がれる存在になるだろう」
「あ、ありがとうございます。もしかして、母のこと、女性としても好きだったんですか?」
「……そうだ。お前は蛍によく似ているが、度胸は娘の方が上だったな」
帝が目に皺を作りながら笑う。彼がようやく本心を話してくれた気がして、真珠も微笑んだ。
「私に力が残っていれば、褒美に元の世界に帰してやれたのだが。すまない」
「い、いえ! 私、この世界で……大切な人が、できたので。もう、戻らないつもりでした」
「……そうか。それは、蛍が悲しむだろうが、彼女も分かっていたかもしれないな」
「え?」
「娘をここに飛ばすと決めた時、きっと腹を括っていただろう。お前は、母親の想いの分まで、精一杯幸せになれ」
「……はい」
「私は、妃の候補を募ることにするよ。国を統べる者として、世継ぎはやはり必要なのでな」
真珠は帝に頭を下げ、銀と共に御所を後にした。
帝が今まで誰も娶らなかったのは、恐らく、蛍への想いが残っていたからなのだろう。三十年もの間、この世界に居ない人を想い、一人でいるということがどれだけ寂しいことか。
どうか彼も幸せになるようにと、真珠は願わずにはいられなかった。
*****
翌朝、ぼろぼろの状態で真珠村に帰り着いた五人を、村人が大勢で迎えた。黒曜によりアヤカシが消滅したことを知らされ、それが巫女の功績であることも、瞬く間に広まったらしい。
「おかえり!」
「ただいま! 無事に帰ってきました!」
「真珠~!」
黒曜が広げた胸の中に、真珠は飛び込んだ。しかし、すぐに自分が汚れまみれだということに気付いて離れた。黒曜は目を細め、笑窪を作っている。
「あ! 真珠にとっては、残念なお知らせかもしれないんだけれど……」
「えっ? なんですか?」
「元の世界に帰せるような術式は、どんなに頑張っても、私には完成できなかったわ。異空間を移動するには、計り知れないほどの強大な力が要るの」
「……そうですか。試してくださって、ありがとうございます」
「あら? あまり残念そうじゃないわね?」
黒曜はきっと分かっている。真珠が、もう戻りたいとは願っていないことを。わざとらしく首を傾げ、いつかのように耳打ちをした。
『銀と、末永くお幸せにね』
真珠が顔を真っ赤にして飛び上がると、すかさず銀が二人の元へとやってきた。黒曜に険しい顔を向けている。
「おい、今度は何を吹き込んだ?」
「だから、こういうのは女性同士の秘密なの。知りたいことを何でも根掘り葉掘り聞いていると、好きな子に嫌われるわよ」
「なっ……! そう、なのか……」
銀は大きい衝撃を受けたらしく、それ以降黙ってしまった。黒曜はさすがに悪いことをしたと思ったのか、銀の肩を叩いて励ましている。
『巫女様ー!』
『ありがとうー!』
集まった人々の中から、歓声と感謝の声が聞こえる。まるで英雄のような扱いに、真珠は戸惑った。もう正体が知られてしまったので仕方がないが、今後はこうやって注目され続けるのだろうか。
「真珠、堂々として。胸を張っていい。君は、それだけのことをやってのけたんだ」
「瑪瑙さん……」
瑪瑙が真珠の背中を押した。村人たちに、挨拶をしてこいということらしい。
「あの……本当に、今日までありがとうございました」
「いいえ。私たちこそ、真珠にたくさん与えてもらったし、助けてもらったよ」
真珠は後ろを振り返り、瑪瑙と玻璃、瑠璃に対し、これまで用心棒を務めてくれたことへの感謝を述べた。それだけの繋がりではなかったが、彼らに身も心も支えてもらった感謝は、計り知れないほど深い。
「どういたしまして! でもこれから、お姉さんに憧れる男が増えると思うんだけど、まだ護衛しなくて大丈夫?」
「僕も瑠璃と同じことを思いました。用心棒はこれからも必要じゃないですか?」
「二人も懲りないね。用心棒はもう、銀一人で足りるだろう」
瑠璃と玻璃が不服そうに唇を尖らせ、瑪瑙は苦笑した。同時に、真珠のところへ、黒曜が銀の背中を押して連れてくる。
「銀も、真珠と一緒に挨拶をしてきなさい」
「はっ? なんで、俺が……」
黒曜にそう言われた銀は、心底嫌そうに眉をしかめた。真珠と同じで、彼も目立つのは苦手のようだ。
「巫女の用心棒として、恋人として、自分の存在を知らせておくのは損じゃないと思うよ」
「そういうことなら……分かった」
瑪瑙の言葉で、銀はしぶしぶと了承し、真珠の手を握る。真珠もその手を握り返し、演説台のある中央広場への道を歩き出した。二人の様子に、ただならぬ関係だと気付いた村の人々は、更に歓声を大きくした。
「真珠」
「はい、琥珀さん」
「あの約束は、守ってもらえるか?」
「もちろんです。だから、もう一度、あの言葉を聞かせてください」
足を止め、村人たちが見守る中、二人は向き合った。銀はかつてないほどに顔を紅潮させ、真珠も同じように赤くなっている。
「俺と結婚してほしい。必ず、幸せにする」
「……はいっ」
村人たちが拍手で祝福する中、真珠が銀の胸に飛び込み、銀はそれを抱き留めた。強く抱きしめ合いながら、この先も共に困難を乗り越えることを、二人は心に固く誓った。
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