公爵家の父と娘

アリス

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第一話:公爵家は今日も平和です。

領都の寝室

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 「ふぁ…ぁぁんっ!♡お父様ぁ…っ!!♡ぁあーーっ!!はぁ…っ、~~ッッ!!♡♡」
パンパンッジュプジュプッ、グチャグチュッ、ズブズブン──ッ!!
深く交わり夫婦の寝室に甘やかな艶声が響いて…鼓膜を犯す。

 「アリー…はぁ…っ、堪らない……っ!!アリー…私の娘、私だけの妻…愛している…ッ!!♡」

今日も…血の繋がった親子の性愛の宴が開かれていた…。

夫婦の熱い睦合いの時間。
誰に邪魔されることもなく、誰に憚られることもなく…夫婦の甘やかで耽美な時間は──…最高に甘美な時間だ。
抱き合って触れ合う──この瞬間が至福の時間とき
愛する者をこの手に抱くこの時間が…堪らなく好きなのだ、と。愛しているのだと…私は亡き妻とアリーに誓おう──。

“ずっと貴女だけを愛している──”

と…。
…………。



ぴちゃぴちゃと湿った水音が心地よい微睡みの中自身の下腹部から聞こえてくる…なんだろう。生暖かい……?

 「…んっ、ぴちゃ…じゅるっ。れろ…じゅぷじゅぷっ♡お父様…ん。私で癒されて…んん~~っ!♡」

剛直に吐息が吹き掛けられぴくんぴくんと反応する…うっすら目を開けると──そこには桃源郷が…!♡

 「…ッ、アリー…ああ。気持ちいいよ…」
 「…ッ!?ふ、ふぁ…っ!♡フェル様ぁ…♡頑張りますわ…んんっ!ごく。ごくごくっ…ごくんっ!ぴちゃじゅぷっ…ズズーーッ!」

気持ち良さに目を細めた愛しい殿方の感じている姿は目に毒だ。
低く掠れたうめき声も…艶を孕んでいて…堪らなくなる。
血の繋がった父娘でこんなこと……本当は「いけない」のだ分かっている。
だけどーーこの世界は魔力がある。 
…まあ、だからと言って近親婚即OK!ではないけれど。

寧ろ無理矢理…だとか、そうとは知らず関係を強要すれば当然罪に問われるのは関係を強要した方になるのは前世とそんなに変わらない。

アリエルとフェルディナンドがこうして結ばれたのは当人達の努力と周知、周囲の理解──殊更に国王陛下の鶴の一声も後押しとなったのは周知の事実だろう。
でないと犯罪者だ、フェルディナンドは。

懸命に上目遣いに幸せそう綻んだ最愛の人の奉仕に快楽と満足感とが溢れて溢れて止まらない。
ああ──堪らなく愛しいな、アリー…。

 「…ッ、く…射精る──ッッ!!」
ドクッ、ドピュドピュッ、ドクンドクンッ!!

グッと頭を押し付け喉奥深くに剛直を押し込んだ。

嚥下えづいて涙目になる愛しい娘に居たたまれない…申し訳ない気持ちとがない交ぜになるも、結局は己の浅ましい欲は抑えきれなかった。

…気付いた時にはアリーの頭を掴んで喉奥に剛直を突き込んで子種を吐き出していた。気持ち良かった。

 「…すまん。やり過ぎたか…?今抜くからーーん?」
 「(フルフル)…ん。んんっ!…ごくごくっ…ごくんっ!…ぷはっ。
愛しているお父様の子種です、愛しているお父様の剛直ですもの。私はちっとも嫌ではありませんわ。…私はお父様にならーーフェル様になら何を嬉しいの…恋しい人に求められて拒む女なんて居ませんわ。」
 「…ッ、アリー…ッ!!」

年甲斐もなく私は堪らなくなり愛しい娘を己の腕の中に掻き抱いていた…。
すぐに勃ち上がった分身に内心苦笑しつつも、朝の挨拶奉仕 をしに来た学生服(もう卒業した学園の物)の上にエプロンを着けたポニーテールが可愛らしいアリーに良く似合っている…とそこまで思って──

 「…まさか、この恰好…私が希望したから、か?」
 「…ッ!?その…飛び級して殆んど着る機会なかったから…お父様凄く残念そうにしてらしたから。///」
頬を赤く染めてそっぽを向いた娘の表情かおは━━ああ、堪らなくかわいいな。
──これが“萌え”と言う感情なのか?
……。

 「ああ。凄く良い。アリー…私の天使。愛しているよ」
 
 「て、てん…ッ!?///」

照れて真っ赤になって狼狽える姿は正に正統派ヒロイン──ん?私は何を言っているんだ…?
…………。

 「服は着たまましよう。」
 「…ぅ、はい……///」

ブレザーの制服のボタンを外そうとしたその手を止めてそう言ったフェルディナンドは端から見れば締まりのない…非常に気持ち悪い鼻の下を伸ばしてにやけた──だらしのない笑みを浮かべながら売春を迫るエロ親父全開の非常に形容し難い気持ち悪い──笑みを浮かべて下半身をビンビンに頻り勃たせている……うむ、気持ち悪い。
だが、惚れた弱味か…フィルターか、アリエルの瞳には愛しさとほんの少しの期待と快楽が宿っている。
…こんなオッサンで実の父親に性交を求められているのだぞ、逃げるなら何時でも出来たはずだ──…なのに。

 「んっ、んぁ…はぁはぁ。…お父様…フェル様……ッ!♡」

M字に開いた両足の付け根──ヴァギナに下着越しに触れるフェルディナンドの手は熱い。
誰よりも愛しい妻との忘れ形見、けれどーー不埒な事をもしたいと心から想う…想える相手。
“父”である己がこんなにも“娘”であるアリエルに想いを寄せたのは一重のアリエル自身の涙ぐましい努力のお蔭でもある。
若い娘には様々な選択肢があった。
それこそ他国の王子とか皇子とか皇帝とかとか。
日々送られてくる“縁談”の申し出と絵姿、写真ーー。
その中からのは己なのだ、と…フェルディナンドに自信を着けたのもこの目の前の愛しい存在のお蔭だ。
とろん、と蕩けた瞳にはありありと己への愛しさと信頼が透けて見えるのだ。

 「…ほら、アリーのここもうこんなに濡れているよ?…ふふ、かわいいな」
 「…お、父様…んぁあ…っ!?♡」

己の指一つ視線一つでこんなにも乱れている…はしたない嬌声をあげている。
脳に効く声だ…自分は…私はこの声を聴くと堪らなくなる。理性も自制も何もかもどうでも良くなる──その事に気付いたのは何時だったか…最早覚えていない。

 「…捲るぞ?──!!ああ、厭らしい…なんと綺麗な花か。…私のアリー…こんなにも蜜を滴らせて。」

吸い寄せられるように私は娘の花弁へと口を寄せた。

甘い匂い…噎せ返るほどの若い女性特有の花蜜の味に脳も股間もショート寸前。
何時暴発しても可笑しくない。

じゅる…ぴちゃぴちゃ、ぐちゅっ、じゅるるっ、ずっ、ずぷっ、ずずーーっ!

 「ふぁ…んぁ゛,ぁああ━━っっ!?…ぁあ゛あ゛~~っ!♡お父様…ぁぅぅ~~!!///」

身悶える様すらも厭らしいとは…反則(?)だろう。
脚を閉じようとする太ももをぺちぺちと叩いて抗議しておく。
お父様の楽しみを邪魔してはいけないよ、と。

 「お、お父様…っ!?や、やらぁ~~ッ!!♡///」

涙目で掠れた喘ぎ声すらも愛らしい…ずっと喘がせてやりたい。。
柵も何もかも無くして──ずっと檻の中閉じ込められたならーーどれだけ良いのだろう。
溢れ出す花蜜は…私の為だけに溢れている。
夢中になって舌先を伸ばして…吸い込んだ花蜜の香りはとても甘く芳しく…厭らしい匂いだ。
私を囚えて離さない魅惑の花。アリー…お前だけを愛しているよ。
…10分近く花弁に夢中になっていたフェルディナンド。
甘くどろどろに蕩けた花弁はひくひくと開閉して…男の訪れを待っている──。

 「アリー…挿入いれるぞ?」
 「は、い…お父様。来て。」

両手をこちらへと伸ばして来る愛しい愛しい娘…何れ妻となり今は“婚約者”である私の最愛の人。
ああ、今お前の花弁なかに──…


──…ズブッ!!
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