アリス

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よろしくにゃ☆
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恋愛 連載中 ショートショート R18
汚いモノより綺麗なモノが好きだ。 二目と見れない醜男と二目と見ることが出来ないイケメンならイケメンの方がいい。 刺激のない日常なら刺激のある非日常なら非日常を覗きたい…それは誰もが思う〝刺激〟だろう。 ごくあり触れた日常にほんの僅かな“スパイス”。 …その点では“乙女ゲーム”は正に女子の理想そのものだろう。 仮想の世界で美形に囲まれ、その中で一人を選ぶ──そんな夢のような娯楽。 手軽に遊べて飽きたら中古屋に売却。 特にキャラ萌えもなければ腐…な友人のような趣味もない私にとっては乙女ゲームとはそう言った存在だった。 “飽き性”とも言う。 ごくごく普通の家庭の下に生まれごくごく普通に成人、そして──幼馴染みの男の子と結婚。 そんな“ありふれた幸福”こそが地味ながらも自分ではかわいい顔をしていると自負している私…そんな彼との夫婦生活はごくごく普通の家庭を築いた。 刺激もなければ、劇的な出会いもない…ただただごく普通の家族に看取られ──ん?んん?? 違う…私に“家族”がーー、双子の息子二人と娘が一人居た。 だけれど───…私…私は……、 ああ、そうか…──私はコ○ナ感染で死んだんだ。 あの男…電車内でマスクもせずゴホゴホ咳しながら笑っていたあの男に──私は夫共々感染して……そして、そしてーー。 幼い子供達を残して死んだんだ…病院のベッドで。 最期は呆気なく、誰にも看取られず──そんな寂しい生涯だった。 …………。 ……。 「…へ?この顔…髪色──どうみても『恋のフォーチュンクッキー☆7人の射手』のヒロイン(主人公)、メイア・ランスフォードじゃない…っ!?」 高くなく低くもない可愛らしい幼女の声──…ああ、間違いない! 心なしか記憶の中のヒロインよりやや高めなのは“まだ”子供だからだろう。 ……。 …ぼんやりしていたら、いつの間にか「私」はメイア・ランスフォードとして転生していた。 理解はーー、した。うん。 こんな明るいピンク髪に空色の瞳の女の子は現代日本にはいない。…いや、ウィッグとカラコンがあれば居るには居るだろうが──それでも朝からカラコンを着ける人はレイヤーでもいないと思うが。
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文字数 20,318 最終更新日 2021.11.24 登録日 2021.10.11
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「アリエル・マスノイア公爵令嬢!貴様との婚約を破棄する!!」 場所は王城、本日は陛下の誕生日パーティー…その善き日に──馬鹿を起こした唐変木は。 「…はい?王太子殿下…それは間違いなのでは?」 「ふんっ!白々しい…!!貴様は俺を愛するあまりこの俺が最も愛するエカテリーナ男爵令嬢を害したそうだな!? 証拠は挙がっているんだぞ?」 …エカテリーナ男爵令嬢? 最も愛するって……この阿波擦れ女が?? 王城の謁見の間をパーティー会場とした豪華絢爛な立食式パーティー、参列する貴族は高位から中位、下位問わず一部冒険者や商人も招かれた…フランクなパーティー。 ここでの事は“無礼講”にしても──、“まさか”この馬鹿筆頭……いや、「王家の恥部」と言われたポンコツ王太子──(候補)は何やら変な事を喚いてパーティーを台無しにしようとしている。 仕方ない、ここは私が── 「──マルクス、お前は廃嫡だ。衛兵、即刻その阿波擦れと阿呆を黙らせよ」 「はっ!」 「──ッ!?」 「……」 お馬鹿(元・王太子候補)と阿波擦れ(男爵令嬢)は会場の隅にいた衛兵に一撃で鎮められ、謁見の間を退出していった…。
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一度目の「裏切り」は私のお気に入りのお人形を貴方が壊したこと。 二度目の「裏切り」は私ではなく妹の手を取ったこと。 三度目の「裏切り」は私より妹と愛したこと。 …ねぇ、どちらが酷い? 私は「王妃教育」で<自由>など絵に描いた餅だと言うのに。 …ねぇ、どちらが酷い? 私の<自由>を犠牲に貴方は……私の妹と…どんなつもりで愛を交わしあっていたの? ………。 ……そう思っていたのは──そう、『思えていた』のは。 5回目の「自殺」だろうか…。 ━━━これは、剣と魔法の異世界<アリグレラ>のとある公爵令嬢の転生人生やり直し物語である。
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赤ちゃんからなんて聞いてない! 私はこのどうしようもない現実に苛立ちを覚えた。 前世ではブラック企業の会社員だったんだけどなんやかんやで過労で死んだ“私”…。 転生してくれるって言ってくれたあのド腐れ女神!! “転生させてくれたことには”有り難いよ? ──でもね、 「ばうぶぅばばぶぅ~~っ!!」 (※訳,赤ちゃんから…ってどういう事~~っ!?) …そんな私が異世界で赤ちゃんから始めるスローライフ。はじまりはじまり。 ……はあ、私の明日はどうなるのだろう…?
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完全フルダイブ型Perfect Virtual Program Game──略してPVP──は今や空前絶後のブーム…流行の最先端を突き進んでいた。 日々色々なゲームが現れては消えて──ゲームをやらない人でもPVPで使用するPVP専用同期フェイス“レチカ”を装着しての仮想世界(バーチャル)での授業や買い物は…多くの引きこもりの心を救った。 家に居て買い物も授業を受けれて、単位も付く。 …実際に店で“買い物”した品物は後日登録してある住所へと配達される。 最初の起動作業で住所や名前年齢性別…所属する学校や職場を登録、タウンマップで位置情報を追加登録、良く行く店や薬局、病院や美容院なんかを登録して置けば仮想世界での買い物──“仮想買い”が出来る。 …まあ、流石に手術や散髪だとかは無理だが──。 仮想世界で“こんなイメージ”で疑似体験──予行演習──して、後日予約した現実世界の店や病院でサービスを利用する、と。簡単な問診や診察の予約くらいなら取れる。それは美容院の予約くらいなら受けてくれる。 …そんな中、天音さくら(16)高校一年生もそんなPVPを使ったPVPMMO──『キャッスルメイキングオンライン』と言う“何でもアリ”なゲームにド嵌まりするのであった──。 「さあ、いっちょやったるかぁ~!」 これは──彼女のゲーム日記…かもしれない。
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皆様、初めまして。ご機嫌よう。 私の名はカナリア・ドロテア・ドロシー・アチェッタ伯爵家が三女です。 今…………私は戦々恐々としております(戸惑い)。 ええ、はい。その……何故??? ………… ……。 …えっと……。 私には実はここでない世界──所謂“前世”のようようなものがありまして…ええ。はい。戸惑いますよね?私も“始めは”戸惑いました。 ……だって?前世ですよ?! おまけにこの世界──前世なら「地球」と言うものに該当──シャングリアはファンタジーそのもの世界。 家電の代わりの魔道具が様々出ており、人々の生活水準事態は前世と遜色ない…ただ、魔物が居て魔物を狩る組合──所謂“冒険者ギルド”なるものがある…ラノベ並──いや、それ以上に発展した独自組織となっている。 彼等は国家には属さず、だが、“依頼料”から税金は天引きされる自由民。 狩った魔物から素材を手にして武器防具に仕立て常に危険と隣り合わせの冒険に生きる生き物…そんな冒険者と迷宮(ラビリンス)は切っても切れないだろう。 迷宮(ラビリンス)──それは所謂「ダンジョン」のこと。 迷路のように入り組んだ不思議空間…いや、そうとしか言えないのですよ。実際何度も潜った事のある身としては。 …前世の名前は覚えていませんが…。 仲の良い父母と弟妹、白い柴犬のコロ助…ああ、時々彼に無性に会いたくなります、コロ助…元気にしているでしょうか? コロコロと白い体毛、短足短尾の子犬…彼は私が実家に帰省途中の××インターで“もらい事故”で亡くなった…いや10台の自動車(トラック含む)の事故。 爆発炎上もしたし…、うだつ日の真夏の炎天下。火の勢いは止むことがなく…おまけに生温い風が一層炎の勢いを増す。 ああ、助からないだろうな…そう思っていました。 ──そうしたら。次の瞬間瞼を開いたら……銀髪碧眼の美形と深緑髪琥珀目の美女が私の両親と判明した日には…ポカーンと大きな口を開けていました…あ、気付いたら“赤ちゃん”でしたので。悪しからず。 …異世界転生、と言えば誰もが憧れるかもしれませんけど。 私、24歳のキャリアウーマンでしたので。夫?フフ、フフフフ。知 り ま せ ん よ 。あんなの!…あ、いや。多忙な方だったのです。典型的な事は言ってませんよ?“私と仕事どっちが大事?”とか。……めんどくさい女の典型的うざ絡みはしなかった…あの日も久々の帰省に実家に一人帰っていただけですし。 (子供がいなかったのはまだ結婚2年目で二人とも仕事が忙しく夜は寝るために帰っているような状態だったから) 身軽な内に親孝行…や、孫はまだかとずっと言われてましたねー、そう言えば。 兎も角!今、私はこの目の前の「夫」にいつの間にか囲まれていた…。 ──いや、どうしてこうなったのでしょうか?
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20××年2月14日──その日はバレンタイン。軍人兼女子高生の兎月(とづき)鈴音(すずね)は16歳でありながら日本軍に所属していた…。 世間が浮わつく日、残念ながら──鈴音には春はなかった…と言うか、片思いの相手とは歳が離れすぎてて異性として見られない…どうしたものか。 悩んでいる間にバレンタイン当日……バレンタインチョコ(市販の高級品)を手に飛び出したトラックから幼女を庇って轢かれ死んだ──筈だった。 鈴音が次目覚めた先──…そこは、とあるダンジョンの下層。 陸軍少佐であった鈴音──その身体は。 「な、」 なんじゃこりゃぁああ~~~ッッ!!!? …鈴音はミミックになっていました。 冗談じゃない!憧れの総司令(65歳)に告白すらしていないと言うのに…っ!そも、“デートのお誘い”すら『冗談』と取られる……そんな事は良いんだよ! それより!この身体…!! どうにかならないのかぁ~~っっ!?(嘆) シクシクシクシク…シクシクシクシク…シクシクシクシク…ッ!!(泣) 進め、ミミック鈴音!明日があるさ!きっと。…たぶん。 これはひょんな事から異世界〝アスモデウス〟にミミック転生した鈴音が紆余曲折を経て異世界を駆け巡る冒険譚である!! ──人化まで後99日。 出会いあり、再会あり、片想いあり、無双あり、別れあり、飯テロありーー。 頑張れスズ、負けるなスズ!
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「…なるほど。僕はどうやら“異世界転移”とやらをしてしまったらしい…まあ、いいか」 そう言った少女──いやいや、とても綺麗でかわいい顔立ちをしているが…れっきとした男の子である。 高校一年生。 16歳の少年、美少年が居るのは──どう見ても知らない森の中。
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リーンゴーンリンゴーンリーンゴーン──ッ リーンゴーンリンゴーンリーンゴーン──ッ 教会の鐘が鳴る時間…午後三時。 春の善き日…“本来なら”行われていたであろう慶事──そう、「結婚式」の日だった… だが、花嫁である女性…否、“少女”と呼べる18歳のうら若き乙女──名をヴェルダンディ・ローパー=グリムゾンペイン公爵令嬢──は透明なヴェール越しにまるでチベットスナギツネの如く真顔で純白のウェディングドレスに身を纏っていた。 「…愚かな人…何度も聞きましたわ。『このまま私と結婚していいのか?』って。貴方──いえ、元婚約者様? そこの女との結婚の為、全ての地位も権限も放棄しても構わないなら──せめて、結婚式(今日)教会から逃げようとなさらなければ宜しいのに。」 はあ。 “傾国の美姫”だの、“国王の愛人”だの、“帝国皇帝の殊中の珠”等と社交界で噂されていたその彼女はと言うと──目の前で衛兵に引っ捕られる元婚約者とその愛人…ララ・タンバリン男爵令嬢共々冷めた眼で見送っていた。 ──ついぞ彼女が元婚約者の名前を呼ぶことはなかった。 “それでも”──…それでも、彼女の評判は地に墜ちる事はなかった…。 何故なら── 「うぉおおお~~~ッッ!!」 「やった…やったぞ!!?」 「あンのバカ屑ウジ虫と家のかわいいかわいいかわいい姫様と完全に縁が切れた…!!今日ほど良い日はねぇぜ!?ああ!!なんて目出度い日なんだ…ッ!!」 「!?と、と言うことは…ッ!?私の御姉様はあの間抜けな“顔だけ”屑男と結婚しない……?──ハッ!?(゜ロ゜)!?ワンチャンあるかも!?」 「ハルモニア帝国万歳!」「ハルモニア帝国万歳!」 「ハルモニア皇帝陛下万歳!」「ハルモニア皇帝陛下万歳!」 「ヴェルダンディ様万歳!」「ヴェルダンディ様万歳!」 等々。 …いや、ねぇ? 他人事だと思って──他人事ですね、確かに。 こっちはそれどころじゃないと言うのに…。
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かごめ♪かごめ♪ 籠の中の鳥は いついつ出やる♪ 夜明けの晩に 鶴と亀が滑った♪ 後ろの正面、だあれ? 誰もが知るわらべ歌。 母が好きだった歌。 お母さんと私の思い出の歌。 …お母さんがあの男とどうして結婚したの? 生まれてこの方あの男に愛された記憶なんてない。 当然だろう。 …あの男にとって母以外は眼中にないのだから。 一緒に出掛けた記憶も、経験もない。 きっとあの男──父は私が嫌いなのだ。 母譲りの艶やかな黒髪、大きな黒目…顔立ち面立ちは母と瓜二つ。…性格はまるで似ていない。 少なくとも“私は” そう思う。 母は天使のような、聖母のような女性(ひと)だから…。 母が亡くなった時も…あの男は私を見てはくれなかった。 見てよ…私をーー、ううん、違う…私はあの男に認められたい訳じゃない。 嫌い…嫌いよ、大っ嫌いだわ…! …そうだ、蔵の奥の奥に厳重に封じられた玉虫色の箱──どこか、アラベスク調の異国情緒溢れる手のひらに乗る小型の箱。 「…あの男が私を嫌うなら、私だって容赦しない…ッ!」 【パンドラの箱】と呼ばれたあらゆる災厄が詰まれた箱。 我が家──“籠目家”の初代からずっと在る摩訶不思議なモノ。 躊躇いもせず、私は開けた──その瞬間から身の毛もよだつ悍ましい非日常の日々が、日常が─…、私の──いや、世界中に広がった。 朝鮮半島の“獄炎焦土”の事変、異能に覚醒(めざ)める若者の増加、凶暴化する動物達…ペットですら日頃の関係が良好でなければ容易く飼い主に牙を剥いた。 嗚呼、嗚呼…!!私…私は…っ!あの男を殺すわ。“生まれた力で”──!! 「──お父様、今そちらに参りますね?」 少女の憎悪が禁忌の箱を開けさせた。 あらゆる“災厄”が解き放たれた。
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恋とは何ですか、愛とは略奪の事を指すのですか? 私はそう尋ねました。 「ひ…っ、ひぃぃ……っ!?」 「ごめんなさい、ごめんなさい…ごめんなさい…っっ!!」 ……。 ……。 …どうして? キイテイルノハワタシデスヨ??
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西暦2530年、6月6日──とある完全没入型VRゲーム機、『タナトス』が売り出されて早くも30年の時が経った…よりリアルに、より安全に、より五感の再現ができるようになった昨今──一つのソフトが満を持して発売された。 [ロスト・ワールド・ファンタジー・オンライン] 荒廃した20世紀半ばの東京のビル街に似たような異世界…、『ロスト』でプレイヤーは<救世主>となって世界の謎や迷宮(ダンジョン)に挑んだり、また人々(NPC含む)と交流したり…好きに生きる。 その“ゲーム”の結末を最後まで追えるのか──、その前に余命3ヶ月と宣告された小夜の寿命が尽きるのが先か…。 ベッドから起き上がれない14歳の少女「小夜」と「LWF」との出会いは彼女の残り少ない命の灯をどのように彩るのだろう…? 「終わり」の見える明日に少女は幸せな夢を見る。
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