ストーカーから逃げたかっただけなのに男に買われるなんて

ちょろぎ

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5 契約書を作成してください※

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 ガッと肩を掴まれた。目が怖い。

「初めてです!した事ありません!AVで観たことがあるだけです!!」
「⋯そうか、私が初めてか」

 左様でございます。俺はそこまでふしだらな人生歩んでおりません。

「では、ここに男を受け入れた事は?」

 ひぃぃっ!セヴランさんのお指が!俺のお尻に!

「ありません!童貞処女です!」

 堂々と宣言したが、元々のマチュさんがどうだったのか知らない。
 とんでもない性豪だったらどうしよう。

「ひんっ⋯!」

 セヴランさんは俺を手早く脱がせると後ろに指を突っ込んできた。性急すぎないか?!
 息を弾ませながら浅い所で指を回している。

「いやっ⋯、あっ、⋯っあああッ!」

 中を掻き回されると勝手に濡れて、ぐちゅりと水音が聞こえてきた。

「ー⋯えっ?!」

 尻が濡れるなんて聞いた事ねえぞ。異世界の常識?!
 あまりの衝撃に惚けたのを待っていたかのように深く差し込まれる指。中で蠢いているのが分かる。
 掌底は睾丸を撫でていて、それすら気持ちいい。

「ひんっ、ひっ、あっあっ!」

 奥を突かれる度に勝手に声が出てはしたないけど我慢できない。

 尻を濡らすという未体験の感覚に耽っていたら指が引き抜かれてしまった。
 深く荒い、空腹の獣のような息遣いが俺を獲物のように狙っている。
 セヴランさんのチンポはいつの間にか復活していて俺の尻に照準を定めていた。

 え、生でヤッて大丈夫なもんなの?
 俺、この世界の感染症とか分かんないよ。

「やめっ、せめてっせめてゴムだけは着けてえぇ!」
「そんな物はこの世に無い」

 俺の必死のお願いはあっさり切り捨てられた。そっかー、存在しないか。無いのに伝わるなんて異世界すごいな。

 覚悟を決めた俺は目をぎゅっと瞑ってセヴランさんの腕に手を添えた。痛くしないで。痛くしないで。

「ー⋯っ、辛かったら、言え」

 俺の尻に何度か擦り付けた後、突端がゆっくりと挿入された。

「はいって⋯、はいってる⋯!」

 絶対入らないと思っていた質量を飲み込んでしまう。自分の中に他人が埋まる日が来るなんて。

「うぁー⋯、あー⋯、」
「ちゃんと呼吸をしろ」
「ちょっと無理、です」

 やばいやばい。痛みの奥で快楽が待ち構えている感覚。
 ああ駄目だ。快楽に引き摺り込まれる。
 何か他の事考えなきゃ縋りついて求めてしまいそう。

「け⋯っ、」
「⋯⋯け?」
「契約書!」

 セヴランさんの動きが止まった。

「契約書を作成してください!」
「⋯あとでな」

 苦し紛れで放った言葉はあっさりかわされ、セヴランさんがイくまで俺は喘ぐ事しか出来なかった。




「⋯で、契約書とは?」

 情事の匂いが色濃く残ったベッドの上で俺たちは並んで寝転がっている。
 俺を買った男と一緒に寝ていいのかとも思ったが、セヴランさんに上掛けを掛けられたので大人しく横になる。

「お金が絡む事なので⋯」

 俺の体は1回おいくらになるのだろうか。
 この世界の文字は読めたが、複雑すぎてちょっとまだ書くのは難しそう。

 セヴランさんがその辺から紙を引っ張ってきて数字を書き出した。

「この世界では大体、この位の価格で売買されている」
「⋯⋯ほう、」
「で、君は異世界から来た希少種という事も加味すると、⋯この位か」
「えっ!」

 俺の1回は3万。
 初めては10倍の30万で買い取ってもらえたらしい。
 体はこちらの物なのに、いいんでしょうか?と聞いてみたら「別に構わない」との事。
 えー!めっちゃいい人じゃん。

 と言う事はあと90回。
 週2でやったとしたら9ヶ月位か。
 利子の話はしてないから大丈夫だよな?指摘しないでおこう。

「ただし私を拒絶するな。無理矢理は好かん」
「はい喜んで!」

 思ったより嫌悪感もなかった俺はあっさり頷いた。自分の変わり身の早さに笑ってしまう。

 早速作成された契約書を拝見する。
 小さく注意事項が書かれていないか、目を皿のようにして確認。

 互いのサインを記入したら契約完了。

「ところで1回というのは、1射精1回という数え方でしょうか?」

 ならもう少し早くお勤めも終わる。

「⋯⋯⋯⋯一日単位だ」

 たっぷり熟考したあと、セヴランさんは答えた。

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