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孫2
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「まあまあ、昴流も良いじゃないか。はじめまして。宙光君でいいかな? 俺は喜屋武大君。正真正銘、昴流の父親で君の祖父に当たる……らしいね」
「マジ? 嘘だろ、俺てっきり親父の頭がイカれたのかと思ってた」
「だからそう思うのも無理はないがと先に断ってから説明しただろう」
「いや、普通信じねぇだろ冷凍保存とか何とか。親父も親父でフューマンのことしか頭にねぇんだからさ、とうとう自分の父親までフューマンで作っちまった、とか考える方が普通だろ」
「呆れたものだな」
「いや昴流待て。確かに言われてみれば宙光君の言う方が正常な考え方かも知れない」
「父さんまで」
「いや、でも解るよ? 親父に対しての態度でさ。本当にお爺ちゃんなんだ」
「信じてくれてありがとう」
「あ、すいません。知ってるとは思いますけど孫の宙光です。色々あって、渡月宙光と名乗っていますが、どうやら血は繋がっているようです。これからよろしくお願いします」
「こちらこそよろしく……昴流、礼儀正しく良い子じゃないか」
「父さん、親からすると色々あるんだよ」
「いやむしろさ、親父はさして興味ないくせに干渉しようとし過ぎなんだよ。俺はフューマンと違って言いなりじゃないの、人間なの」
「ほら父さん、こう言うところなんだよ」
そんな調子で言い合い続ける様子を見て、大君は堪えきれずに大口を開けて笑い出した。
「マジ? 嘘だろ、俺てっきり親父の頭がイカれたのかと思ってた」
「だからそう思うのも無理はないがと先に断ってから説明しただろう」
「いや、普通信じねぇだろ冷凍保存とか何とか。親父も親父でフューマンのことしか頭にねぇんだからさ、とうとう自分の父親までフューマンで作っちまった、とか考える方が普通だろ」
「呆れたものだな」
「いや昴流待て。確かに言われてみれば宙光君の言う方が正常な考え方かも知れない」
「父さんまで」
「いや、でも解るよ? 親父に対しての態度でさ。本当にお爺ちゃんなんだ」
「信じてくれてありがとう」
「あ、すいません。知ってるとは思いますけど孫の宙光です。色々あって、渡月宙光と名乗っていますが、どうやら血は繋がっているようです。これからよろしくお願いします」
「こちらこそよろしく……昴流、礼儀正しく良い子じゃないか」
「父さん、親からすると色々あるんだよ」
「いやむしろさ、親父はさして興味ないくせに干渉しようとし過ぎなんだよ。俺はフューマンと違って言いなりじゃないの、人間なの」
「ほら父さん、こう言うところなんだよ」
そんな調子で言い合い続ける様子を見て、大君は堪えきれずに大口を開けて笑い出した。
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