キラキラ狼は偏食の吸血鬼に喰らわれたい

小桜けい

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シーズン1

8 ラクシュさんがアーウェンくんに、イけないことをしていまーす

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 ・ 陶器皿3枚・グラス二個(ラクシュさんを押し倒した弾みで落下、粉砕)
 ・ 陶器マグカップ一個(ラクシュさんのお出かけ宣言に、取っ手を握り潰した)
 ・ 木盆一枚(ラクシュさんの代用ゴハン発言に、真っ二つ)
 ・ ラクシュさんのローブ一枚(脱がせる際に焦ってビリビリ)
 ・ ラクシュさんのネグリジェ一枚(ローブと同理由)
 ・ ラクシュさんの下着3枚(ローブと同理由)

「……」

 アーウェンは、自分が一ヶ月余りというわずかな期間で、破壊した品々を思い浮かべる。
 普段の彼は、いたって物を大切にする性質だ。
 食材は無駄なく使い切るし、馬鹿力を自覚しているから、繊細なガラス食器類だって、滅多に壊したことはなかった。
 それが、この猛烈な破壊獣ぶり。
 我ながら落ち込む。ラクシュが怒るのも当然だ。

「あの……ラクシュさん……?」

 心地よい湯気がたつ浴室で、アーウェンは壁に背をつけて、洗い場にペタンと座っていた。その両膝を跨いで、向かい合わせにラクシュが座っている。
 浴室なのだから、二人とも裸だ。
 しかし納得いかないのは、アーウェンの両腕と手首は、魔力をかけたツル草によって、背後で厳重に縛られていることだった。

 ラクシュのネグリジェを破いた罰として、一緒に風呂へ入るように命じられたのは、数分前だ。
 だが、アーウェンにとって一緒に入浴など、嬉しいだけで何の罰にもならない。
 むしろ情事で汚れた彼女の身体を洗ってあげるなど、想像しただけで鼻血が出そうだ。そのまま風呂場で、また事に及んでしまいそうだ。
 いや、確実にそうなる。断言してもいい。

 ラクシュを抱きかかえて風呂場に連れて行く途中、黙っていたい誘惑に負けそうになったが、やはり白状することにした。
 彼女はいつもアーウェンに誠実だから、自分だって彼女に対しては誠実でありたい。
 ところが、洗い場にラクシュを降ろして、そう説明すると、彼女は少し考えた後に、やっぱり一緒に入るという。
 そしてアーウェンと自分の身体を簡単に湯で流すと、浴室の窓から外のツル草を抜きとって魔力で十分な長さと強度にし、問答無用でアーウェンを縛り上げたのだった。


「俺を縛ったりして、一体なにを……」

 浴室は、二人で入っても十分な広さだ。
 家の建て主は風呂好きだったらしく、温水シャワーや排水溝の浄化装置などの設備が整えられ、乳白色のバスタブや床は、遺跡から発掘される特殊石材の一種で造られていた。
 強度はあるのに普通の石とは違い、身体をぶつけてもそれほど痛くはない。それに保温に優れ、身体や湯がすぐ冷えてしまうのも防げた。
 家を買い取ったときには温水機能も壊れ、荒れていたが、綺麗に掃除をして新しい魔道具を設置した結果、庶民階級には信じられないような風呂になった。
 アーウェンもこの浴室は好きだし、ラクシュと一緒に入りたいと密かに渇望していたのは確かだ。
 しかし、自分が縛られているのは、まったくもって想定外である。

「ん……考えた」

 重々しく頷いた彼女は、薬液の入った瓶を持っている。
 薬草と香料を混ぜた液体石鹸のようなもので、泡はまったくたたないが、汚れはよく落ちるし、疲労回復の効果もある代物だ。

「アーウェン、私と特訓、する。少し、待てるように、なればきっと……服、破かない」

「特訓……っ!?」

 聞き返すと、ラクシュが瓶を傾け、薄水色のトロリとした液体を、アーウェンに振り掛けた。
 花の香りが立ち昇り、彼女はソースでもかけるように、無言で薬液を振りかけていく。自分にもふりかけ、二人とも十分すぎるほど薬液まみれになると、ようやく瓶を傍らにおいた。
 そしてアーウェンの両腕を首に回し、上半身を密着させて抱きつく。

「うわっ!?」

 密着した互いの素肌が薬液で滑り、なんとも言えないぬりゅんとした感触がした。

「あっ、ちょ……ラクシュさん!!!???」

「ん……動くの、ダメ……きみは少し、我慢、する……ん、ん……」

「だ、ダメって……っ、く、ぅ……っ!!」

 首筋にだきついたラクシュは、少しだけ腰を浮かせると、身体を擦り付けはじめた。薄い小ぶりの胸も密着し、硬くとがった先端がアーウェンの胸にコリコリと擦れる。

「ラクシュさんっ!!」

 荒くなり始めた息の合間から、悲鳴混じりに抗議の声をあげた。
 ぬるつく肌から伝わる性感と見せ付けられる痴態に、昨夜あれだけ吐き出したのに、アーウェンの雄がたちまち反応し始める。
 人狼の体力は底なしと言われるほどだし、薬液の疲労回復効果もあるのだろう。薬液が塗りつけたられた箇所から、じんわりと暖かさが染みこんでいく。
 しかし、くちくちと音を立てながら素肌を滑らされ、心地よい暖かさは、たちまち淫靡な熱となった。

 ラクシュは無言で身体を擦り付け続ける。
 一番熱くなっている雄へも、ときおり柔らかな太腿や際どい付け根が当たり、中途半端な快楽を与えてはすぐ離れる。
 薬液なのかラクシュの内側からこぼれる蜜なのか、とろとろした熱い粘液をまぶされた雄が、ヒクヒクと震えた。
 普段は無表情なラクシュも、抱かれて感じているときには、快楽に表情を蕩けさせるが、首筋に顔を埋めているので見えない。
 ただ、わずかに甘い吐息が漏れ、ときおり小さく息を飲むのも聞えた。
 それが余計にアーウェンを煽り、組み敷いて思う存分に抱きたいという欲を燃え立たせる。

「は、ぁ……ラクシュさ……反省してます……からっ!」

 涙目でアーウェンが訴えるのに、それほど時間はかからなかった。
 気持ち良いのに、もどかしくて苦しい。
 十分すぎるほど煽られて、今にも欲を吐き出してしまいそうなのに、決定的な刺激をもらえず、寸前でお預けをくらい、飢えだけが募っていく。
 ピタっとラクシュが動きをとめ、首筋に埋めていた顔をこちらに向けた。白い頬が濃い色に染まり、赤い瞳が情欲に潤んでいる。
 きっぱりと、首を横に振られた。

「まだ、だめ」

 濃い桃色の小さな舌で、アーウェンの唇をペロリと舐めてから、柔らかく塞がれる。ゾクリと腰まで甘い疼痛が走り、くぐもった呻きを出した。
 自棄になり、口の中に忍び込んできた舌を捕らえ、夢中で自分の舌を絡ませて吸い上げる。

 非常にローテンションと見えるラクシュだが、意外と熱血体育会系な部分があるのを、長い付き合いでアーウェンは知っている。
 だからきっと、今日も非常に一生懸命に努力して、アーウェンを躾けるつもりなのだろう……この生殺しで。

 ― 自業自得とはいえ、心底から後悔した。

 腕を戒めるツル草は、幾ら力を込めても締め付けるばかりで千切れない。
 何度も唇の角度を変えて互いの口内を貪り尽くしてから、ようやくラクシュが荒い呼吸を吐いて唇を離した。
 間近にある赤い瞳は熱に蕩けて、そこに同じくらい蕩けた自分の顔が映っている。

「駄目ですか……?」

 耳朶を甘噛みして囁くと、細く白い身体がビクンと跳ねた。こんなに細く非力そうなのに、軽く肩を押えられているだけで、立ち上がることもできない。

「ん」

 ラクシュはきっぱりと頷いてみせたが、辛そうに眉をひそめ、腰を揺らめかせている。
 可愛くて卑猥で、たまらないほど欲情を煽られた。
 音の響く浴室に、二人分の荒い呼吸が反響する。アーウェンの眼はとっくに虹彩を帯び、オリーブ色の髪からは狼の耳が出てしまっている。同色の尻尾が、濡れた床を跳ね打っていた。

「ラクシュさん、ちょっと膝立ちになってください……」

「ん?」

 小首を傾げたラクシュは、それでも素直に向かい合ったまま膝立ちになる。アーウェンのちょうど顔の前に、真っ白な乳房がつきだされる位置になった。

「じゃあ、ラクシュさんも我慢できなくなったら、許してくれますか?」

 そう囁き、返事を待たずに濡れ光る胸に舌を這わせる。薄甘い薬液の味がしたが、舐めても特に害はないものだ。

「ん、んぅ……」

 ラクシュがアーウェンの頭をかき抱くようにして、ビクビクと身体を痙攣させる。
 薄赤く充血した乳首を唇で挟み、舌で転がした。両手が使えないのがもどかしいが、慎重に舐め、口に含んで吸うと、何度も小さく息を飲む声が聞えた。

「ラクシュさんを、思い切り抱きたい……」

 すっかり尖りきった先端に息を吹きかけながら訴える。片足を曲げ、中腰になっているラクシュの、蕩けた秘所を膝で軽く擦った。

「んあっ!」

 とたんに彼女から、悲鳴があがる。膝で嬲った場所は驚くほど熱を持っていて、ねっとりと零れおちた蜜が糸をひいて滴った。
 粘着音をたてながら更に嬲ると、悲鳴とともに腰を引かれてしまった。

「……めっ」

 消え入りそうな声と共に、ペチンと前髪をはじかれる。赤い瞳が潤みきり、唇は充血して赤みを増していた。

「アーウェン……動く、だめ……」

 抑揚のない声すらも濡れた艶を含んでいて、聴覚を刺激する。
 ラクシュのほっそりした指が雄の屹立に絡み、ゆっくりと腰を降ろしていく。
 じれったいほどの動きで先端が飲み込まれ、再びラクシュがアーウェンの首に両腕を伸ばして掴まる。

「っ! ぁ……っ!」

 先端だけを埋め込んだ状態で止まられ、今度はアーウェンが泣きそうな悲鳴をあげた。散々煽られ、もう少しで達してしまいそうなほどなのに。
 歯を喰いしばり、拷問じみたもどかしい快楽に耐える。

「ん、くぅ……」

 ラクシュのほうでも、もどかしげに眉を潜めて喉を反らしていた。たまらず不自由な身体を精一杯動かし、噛み付くように口づけた。
 唇を合わせる合間合間で、切れ切れに頼んだ。

「ラクシュさん、好きです……抱きたい……抱かせてください……」

「……反省、した?」

 ラクシュも相当に我慢しているらしく、声が震えている。。

「はい……でも……」

 とても申し訳なかったが、正直に言うならこうとしか言えない。

「もう絶対しない自信はないです……前からラクシュさんを大好きだったのに、もっと好きになってきて……止まらなくなる」

「ん、アーウェン……」

 困惑したようなラクシュの頬へ、慎重に丁寧に口づけた。

「もちろん、できるだけ気をつけます。ラクシュさんの嫌な事はしたくないし……」

 頬擦りをすると、いつもスベスベしている白い頬は薬液と汗で少し粘ついていた。赤い瞳を見つめて頼み込む。

「それでも暴走しちゃったら、また叱ってくれますか?」

 自分でも苦笑いするしかないような言い草だが、ラクシュは重々しく頷いてくれた。

「ん……」

 あれだけしっかり腕を拘束していたツル草が、嘘のようにあっけなく外れて床に落ちる。
 そして短く息を詰めたラクシュが、腰を一気に下まで降ろした。

「っ!」

 衝撃と快楽にアーウェンも眩暈がしたが、喉を反らして無言で喘いでいるラクシュの背を、慌てて抱きしめる。
 やっぱり腕が自由なのは良い気分だ。
 それにもう二人とも裸だから、衣服を破いてしまう心配もない。

「アーウェ……欲しい……」

「はい、俺も……」

 互いに我慢していた分、思い切り激しく求めあった。
 ラクシュを抱く時、いつも激しい焦りがあったのは確かだ。
 彼女が自分の前を去ると言った時、目の前が真っ暗になった。両足をへし折ってでも引き止めたいと、暗い凶暴な思いに飲み込まれそうになった。
 あれほど和やかで幸せな十年を積み重ねても、たった一瞬で終わりにされてしまうなら、どんなに憎まれてもいいから、喰らいつくして手に入れてしまいたいと思った。

「っは……」

 対面で座ったまま繋がり、ゆっくり息を吐いて、濡れた白い髪を撫でる。
 こうして繋がっていても、こみ上げる焦燥を完璧にはまだぬぐえないけれど、それでもラクシュは約束してくれた。

 アーウェンと一緒にいたいから、彼が間違いを犯した時には、故郷を捨てた時のように去るのではなく、きちんと怒ってくれると。

***

 ようやく落ち着いた頃には、浴槽の湯もさすがにすっかり冷めてしまっており、魔道具で暖めなおして一緒に浸かった。 
 心地いい湯の中で、膝の上にラクシュを大切に抱える。

「……本当はずっと前から、ラクシュさんと、一緒に入りたかったんですよ」

 少し照れくさかったが、この際だからきちんと白状した。

「ふぅん?」

 ラクシュが驚いたように、少しだけ胡乱な眼を見開く。

「これからも、こうして一緒に入ってくれますか?」

 尋ねると、ラクシュは少し考え込むように黙った。
 そして、うんうんと重々しく頷く。

「ん。きみが、そうしたいなら……私、がんばるよ」

 腹をくくったと言わんばかりの、決意溢れる様子に、アーウェンはヒクリと顔をひきつらせた。

「念のために言っておきますが……俺は、普通の入浴を一緒にしたいと言ったんですよ?」

「え?」

「緊縛は無しでお願いします!!」

 キョトンと小首をかしげるラクシュに、危ないところだったと、盛大な冷や汗をかいた。
 ラクシュの媚態は魅力的だったが、あんな苦しい生殺しは、もうごめん被りたい。

「そっか……ん」

 ラクシュが頷く。
 その口元は、ほんのわずか……よくよく見なければ気づかないほど少しだけ、嬉しそうにほころんでいた。


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