【完結】淫獄の玩具箱

asami

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第二十七話

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 学校の帰りに地下鉄を降りて家まで歩いているとすぐ目の前に女の子がゆっくりした足どりで歩いている。
追い越そうと思って急ぎ足で横を通りすぎようとしたとき「あら、夏彦ちゃんじゃないの」と女の子に声を掛けられた。
聞き覚えのある声は幼馴染みの典子ちゃんだ。
典子ちゃんは住まいが近所なので、小学校と中学校は同じ学校だった。
クラスも何度か同じクラスになった事があるが高校生になってからは学校が別であまりつき合いはない。
「夏彦ちゃんあいかわらず毎日ゲームばかりしてるんでしょう、たまには勉強しなさいよ」と典子ちゃんに言われたが余計なお世話だ。
「俺だって勉強くらいはしてるぜ、もう大学受験を考えなきゃいけない時期だしね」と典子ちゃんに言い返した。
二人でおしゃべりをしながら歩いていると近所の神社の近くまで来た。
子供の頃よくかくれんぼをした神社だ。
その時空が急に暗くなったのに気がついた。
あっというまに空が真っ暗になると大粒のヒョウが降り始めた。
握り拳くらいの大きさのヒョウはまともにあたったら命がない。
俺たちは慌てて神社の軒下まで走って逃げ出した。
なんとか神社の鳥居をくぐったとき急に激しい雷の音がして俺の体に激しい衝撃が襲った。
目が醒めたとき俺はベッドに寝ていた。
「典子ちゃん大丈夫」とベッドの側にいた女性に声を掛けられたが俺の母親ではない。
どっかで見た顔だと思ってよくよく思い出してみると典子ちゃんのお母さんらしい。
以前あったのは随分昔で典子ちゃんのお誕生会の時だったとなんとなく覚えている。
そのときよりはかなり老けた顔つきだが典子ちゃんのお母さんに間違いはない。
「典子ちゃんしっかりして、大丈夫よすぐ元気になれるから心配いらないわ」とまた典子ちゃんのお母さんが俺に声をかけてきた。
俺は典子ちゃんのお母さんが人違いをしているんだと思った。
「夏彦ちゃん目をさまして、しっかりして」と俺のすぐ近くで俺のお母さんの声が聞こえて俺は何だか変だと思った。
俺の寝ているベッドのすぐ横に並んだベッドの周りを俺のお母さんとお父さんが立っていて白衣をきた医者らしい男性がなにか話している。
「残念ですが、ご臨終です」と言っているように聞こえた。
神社の境内で雷にあったことは覚えている。
そのあと病院に運ばれたのなら俺の隣で寝ているのは典子ちゃんなはずだ。
だが隣のベッドの周りを取り囲んでいるのは俺のお母さんとお父さんなので話が合わない。
俺はベッドから起き上がろうとしたが体に力が入らない。
なんどか試してみたが体はまったく動かなかった。
なんとか声を出そうとしたが声もでない。
俺はいつの間にか気をうしなってしまった。
気がついたときは朝らしくて小鳥の声が聞こえた。
病室には誰もいない。
体を起こしてみると昨日は動かなかった体が不思議と自然に動いた。
隣のベッドを確かめてみたがやはり誰もいない。
体を起こしてみると何だか変だ。
俺はさっきから胸の上になにか乗っているような息苦しさを感じて変だと思って胸を触ってみた。
手の平に柔らかくて大きな肉の塊の感触がある。
俺は自分の胸が大きくなってるのに気がついた。
俺は変だと思って、下着の中に手を入れて確かめてみたがやっぱりあるはずの物がない。
どうやら俺は典子ちゃんの体に転生してしまったらしい。
そんなことあるはずがないと何度も思ったが他に説明がつかない。


 数日たって退院前に担当の医者の先生に診察を受けた。
「名前を言って貰えますか」と最初に先生に聞かれて俺は山本夏彦と答えそうになったがそんな返事をしたら退院させて貰えないかもしれない。
俺は典子ちゃんの名前を言うしかないと思って「深見典子」ですと答えた。
「生年月日は」と聞かれたが、俺は典子ちゃんの誕生会には何度も呼ばれていたので典子ちゃんの誕生日は覚えていた。
「4月22日」ですと答えると次は住所を聞かれた。
俺は答えられなかった。
お母さんの名前とお父さんの名前も聞かれたがやはり答えられない。
「事故の時に頭を打った衝撃で、記憶を失っているようですね。大丈夫しばらくしたら元にもどると思います」と先生が母親に答えていた。
退院すると典子ちゃんの家に連れて行かれた。
典子ちゃんの部屋に入ると綺麗に片づいていて、前来たときと変わらない。



 翌日学校に行くことになったが俺は困ってしまった。
典子ちゃんが通っていたのは松陰女子学院だとは知っていたが場所が分からない。
お母さんが心配をして一緒に学校までついて来るというので俺はお母さんと家をでた。
駅までの道をお母さんと一緒に歩いたが途中の景色に見覚えはない。
地下鉄に乗って学校のある駅に着いたあと、母親と一緒に歩き始めた。
しばらくして学校に着いたが、教室がどこかも分からない。
お母さんは授業参観に来たことがあるらしくて俺の教室を覚えていた。
教室のドアを開けると遅刻してしまったらしくてホームルームはもう始まっていた。
空いてる席が一つあったのでどうやらそこが俺の席らしい。
出席をとるとき先生が「深見典子」と呼んだとき俺はすぐには自分の名前だとは気がつかなかった。
先生は俺が返事をしないのを不審に思ったのかもう一度大きな声で「深見典子」と呼んでくれた。
俺は慌てて自分が呼ばれたのに気がついて「はい」と返事をした。
授業が始まっても先生の顔に見覚えもないし、教科書のどこを開けばいいのかも分からなかった。
午前中の授業も終わって午後の最後の授業は体育だ。
お母さんに渡された着替えを確かめてみると体操着はブルマーだ。
女の子なら体育の時はブルマーを着るのは当たり前だがまさか自分がブルマーを履くことになるとは思わなかった。
女子更衣室に行くと、女の子たちが体操着に着替えをしている。
俺も着替えようと思ってセーラー服とブラウスを脱いだがすぐに失敗したと気がついた。
女の子が体操着に着替えるときは、スカートの下にブルマーを履いてからスカートを脱ぐのが手順らしい。
それに体操着のシャツも、先にブラウスの上から着てブラジャーが見えないように体操着の下でブラウスを脱ぐらしい。
俺は男だからそんな事は知らない。
女の子は男性に下着姿を見られたくないのは当たり前だがが女の子同士でも下着姿は見られたくないらしい。
俺は脱いだ服を今更着るわけにもいかないので大急ぎでブルマーと体操着のシャツを着た。
女の子たちと一緒に体育館に行ってみると授業はバスケットボールだ。
バスケットボールなら俺も得意だが女の身体だと勝手が違う。
すこし動くだけで胸が大きくはずんでしまうのだ。
ブラジャーをしていても、胸の揺れを抑えるのには全然役に立たない。
胸を大きく揺すらないように気をつけて身体を動かすのは結構難しくて神経がいる。
それにバスケットボール部の女の子達は普段男の子の前で見せるしおらしさとは違って身体ごとぶつかってくる。
女の子同士だから胸がぶつかろうが尻がぶつかろうと全然平気なのだ。
本番の試合じゃないのだからすこしは手加減してくれるものと思っていたが、最初から最後まで本気でぶつかってくるので危なくて逃げるので精一杯だ。
授業が終わった時には俺はほとほと疲れ果てて床に座り込んでしまった。



 「おい深見。大丈夫か」俺は体育の教師の石原先生に声を掛けられた。
「お前しばらく入院していたんだろう、無理するな筋肉を痛めるぞ」と石原先生が言ってくれた。
「マッサージをしてやるからこっちに来い」と石原先生に言われて俺は体育の用具室に連れて行かれた。
「俺は柔道整体師だ、マッサージの資格はちゃんともってるんだから安心しろ」と石原先生が言うと俺のふくらはぎを揉み始めた。
「身体を動かした後はこうやってちゃんとマッサージすれば疲れもとれるし怪我もしないですむんだ」と石原先生に言われて随分と親切な先生だと思った。
「ところで深見。事故にあったあと記憶が戻らないんだってな」と石原先生に聞かれた。
「そうなんです、自分の事を全然覚えてなくて、友達の顔も忘れていて名前も覚えてないんです」と俺は答えた。
「それは大変だ、じゃあ俺のことも全然覚えてないのか」と石原先生に言われて俺は困ってしまった。
「全然覚えてません、先生の名前も今日初めて聞いたんです」と俺が正直に答えると石原先生は「俺がマッサージするのは今日が初めてじゃないんだぜ、前から何度もマッサージをしてやってるのを覚えてないのか」と俺を問い詰めた。
「ごめんなさい。全然覚えてません」と俺は答えた。
先生は俺の返事を聞いてとても信じられないという顔をした。
「俺は典子ちゃんの事を良く覚えているから心配するな」と石原先生が言ってくれたので俺はすこしだけ安心した。
石原先生はふくらはぎを揉み終えると太股を揉み始めた。
次第に石原先生の手が腿の上に移動してくると俺は何だか変な気分になってきた。
女の身体は男の身体とちがって身体を揉まれると気持ちよくなる場所があるらしい。
石原先生は俺の反応に気がついたのかわざと指先を震わせるようにしてオXXコのすぐ近くを揉み始めた。
俺は思わず声をだしそうになったが必死で堪えた。
「どうだもっと気持ちよくなりたいだろう、いつもみたいにして欲しいんだろう」と石原先生に言われたが俺は返事ができなかった。
「本当に全然覚えてないのか」と石原先生が言うと指先をまたオXXコに近づけてきた。
「困ります、私本当に困るんです」と俺は石原先生に抗議したが石原先生は指先の動きを止めようとはしなかった。
石原先生はマッサージを続けながら「俺の事を思い出させてやるぜ、お前は俺のことは絶対に忘れられないはずだ、俺とお前がどんな関係なのかお前の身体は覚えてるはずだ」と言い出した。
俺は石原先生の言葉を聞いて不安な気持ちになった。
もしかして俺は体育の先生と特別な男と女の関係だったのかもしれない。
「私、先生とどんな関係だったんですか」と俺は思い切って石原先生に聞いてみた。
「俺のオXンXンが大好きだっていつも言ってたのを覚えてないのか」と石原先生に言われてやっぱりと俺は思った。
「本当ですか、私そんなこと言ってたんですか」と俺は石原先生の言葉を信じられなくて聞き返した
「思い出せないなら思い出させてやるぜ」と石原先生が言うと俺のブルマーの上からオXXコに手を当てて小刻みに震わせてきた。
「だめ、石原先生だめです」と俺は思わず大声をだした。
女の身体は男に責められると気持ちよくなって抵抗できなくなってしまうらしい。
言葉ではだめといっても身体は石原先生の手の動きに反応して気持ちよくて死にそうになった。
女の身体は男で居た時には想像もつかないくらい気持ちいいのだ。
「どうだ思い出したろう」と言うと石原先生は俺のブルマーを脱がして身体を重ねてきた。
「だめです許してください」と俺は言うだけは言ってみたがとても抵抗する気力はなかった。
「俺がすぐに今までの事を思い出させてやるぜ、お前もその方がいいだろう。いつまでも記憶を失っていたんじゃ困るだろう」と石原先生に言われて俺もその通りだと思った。
欲望の嵐が激しい竜巻となって俺の体に襲いかかってきた。
しだいに激しさを増す欲望には抵抗する気力もなくなるほどの荒々しさがあった。
これが運命の決めた時だとあきらめの気持ちは、やがてあふれ出る泉を呼び起こした。
竜巻のような激しい勢いで吹き抜ける嵐の中では、もう逃げることもできなかった。
意志を失った人形の体を女の宿命が支配し続けた。
予期しない律動が俺の身体を捕らえると、震えながら奧までしっかり届いてきた。
支配者の剣は俺の体を十分に楽しむと、ようやく最後の一撃で俺を打ち抜いた。
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