あなたにとって一番辛いと思われる復讐をご用意させていただきました

asami

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第二十話

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 近所に野菜の仕分けバイトで募集している会社があったから応募することにした。週一で一時間から入れると書かれており、グーグルマップで場所を確認してみるとフォークリフトで運ぶためのパレットのようなものがたくさん置かれていたことから資格持ちの自分に有利かもと考えたためである。その後すぐ電話が来てとりあえず見学に来てほしいと言われた。面接ではなくそういうことを言われたのは初めてだったためよくわからなかったが実際行ってみると今人手がかなり足りない状態らしく、面接もなく来てくれたら採用するという感じだと伝えられた。フォークリフト(見学するとカウンター式とリーチ式の両方が使用されていた)については野菜の仕分けが今回の業務なので関係はないが、休憩時間など空いているときに自由に練習するのもかまわないと言われかなりよさげな感じがしていた。だがしかし問題があった。トイレである、トイレの場所を聞いたところ屋外で使用されるような簡易トイレしかないというのである。自宅のシャワートイレになれている自分からすれば正直これはきつい、しかも短時間からOKと書かれていたためそれならなんとかちょっと無理でもすれば我慢できなくもないと思っていたことについても即否定された。短時間のスタッフはすぐに埋まってしまいフルタイムで出られるもののみ募集している状態だというのである。あの落ち着かないトイレを使う可能性が十分あると思った自分は結局そこへ二度と足を運ぶことはなかった……。

 近くで小学生向け体操クラブのスタッフを募集していたので応募することにした。自分も前にいた世界では小さいころそんな感じ(同じ世界じゃないからもちろんはっきりそうとは言い切れないけれど)の体操の習い事に通っていたためか懐かしくなったというのもあったからだ。2時間~OKと短時間からやれるとなっていたのも魅力であったしかし、面接を受けて見ると2時間~と書かれてあったのが実際は4時間はやらないと難しいと言われた。それだと見たい(というかリアルタイムで普段実況している)番組に間に合わなくなるじゃないか! もうその時点で受け答えも落としてくれと言わんばかりに適当にやった。(まあ受かりたい気持ちでやったところで結果は同じだっただろうが)当然採用通知は来なかった……。

「野菜の仕分けは落とされてなかったのになんでいかないのよ! それとこの世界に来て普通に仕事の時間に重なるような時間にお気に入りのテレビ番組見つけてんじゃないわよぉおおおおおおおおおおおおおおお!!」

ビリビリリリリィイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!

ただでさえこんな世界にアレなみためにされて飛ばされて不採用くらいまくってるんだから息抜きでテレビ見るくらい良いじゃないか……
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