その力で人の身を焼く“悪魔”の聖女にしか、第三王子は救えない

カズヤ

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24.新しい朝食

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 そして外に出た瞬間――リディアは思わず立ち止まって硬直した。

「う……わあ。……天井高い……」

 廊下に出るとそこは吹き抜けのバルコニーであった。
 天井には豪奢なシャンデリアが備え付けられており、朝日を反射してフロア全体を明るく照らしている。
 あまりの豪奢さに、きょろきょろと忙しなく辺りを見渡したリディアはふと違和感を覚えた。

(こんなに広いのに……あまり人の気配がしない……?)

 バルコニーから全体を見た時に、廊下を出歩く人がほとんどいないことに気づく。
 首を傾げるリディアに、後ろからカインの案内の声が響いた。

「食堂はこちらでございます」

 落ち着きを取り戻した執事カインの案内を受けリディアは食堂へと向かう。
 分厚い樫の扉を抜けた先が食堂だった。
 純白のテーブルクロスを掛けられた机の上には、自分とクライヴの食事が置かれていた。
 リディアはクライヴと共に、シックな木製の椅子に腰を掛ける。

「家のコーヒーを飲むのは久しぶりだな」

「はい、遠征中に良いものが入りましたので、新鮮さを活かすようにブレンドを調整いたしました」

 クライヴと言葉をかわしながら、カインは皿の上にある保温用のクローシュを取り食事を見せる。
 そこにあるのは美味しそうなサンドウィッチだった。
 それにより一気に空腹を思い出したリディアはごくりと息を呑んでいると。

「奥様、クライヴ様と同じものをご用意いたしましたが、駄目なものがありましたら遠慮なくおっしゃってくださいませね」

 カインがそっと促すようにそう告げてくれる。

「いえ大丈夫です」

 その所作に彼が目配りが届く有能な執事であることは疑いよう無い。
 リディアが返答し、クライヴがそれを皮切りにナイフを手に取った。

「そうか、なら頂こう」

 それから食事が始まった。エビと卵――そしてハムとレタスのサンドウィッチの二種類だった。
 どちらも新鮮でぷりぷりと口の中で弾ける。
 コーヒーもブラックなのにすっきりとした甘さがあり、とても飲みやすい。

「本当に美味しい……!」

 リディアは感嘆の声を思わず上げながらサンドウィッチを食べた。
 すっかり食べ終わり、あまりの口福に茫然となったリディアを見て、カインは笑みを浮かべた。

「お粗末様でございました。奥様は楽しそうに食べていただいて、作る側も非常に甲斐がございます」

 そんなカインを気安げに見つめながら、クライヴは笑みを浮かべた。

「俺には作り甲斐が無いように聞こえるな?」

「ふふ、クライヴ様は愛想がないですからね。ですが、奥様相手に大変良い顔を見せていらっしゃったので安心しました」

「ごほっ……!?」

 意地悪気なクライヴの言葉に、カインは澄まし顔で返した。
 それにリディアは思わずコーヒーを吹き出しそうになった。

「こいつ、言うように……!」

 思っていた以上の返しにクライヴが苦笑する。
 リディアも先ほどとは別人のようなカインの洒脱な言葉に驚く。
 限界を超えなければこの人は冷静な人なのだとリディアは思う。
 
「そういえば、この朝食は全部カインさんが作ったんですよね? すごいですね」

 そんな中でリディアは、先程カインが口にした言葉で引っかかったことを告げた。
 この規模のお屋敷なら、専任の料理人がいそうなものだ。
 だが全てカインが作ったような感じだった。
 引っかかったというけだけで何気ない質問だったのだが。

「あ、いえ……それは……確かに今は、私が食事の準備を全て行っておりますが」

 その質問に、カインがはっと困った顔をした。
 そして、クライヴの方に目配せをして判断を仰ぐような顔をした。

(何かまずいこと聞いちゃったかな)

 カインの焦ったような顔にリディアは不安になる。

「カイン。ちょうどいいその話をしよう」

 クライヴはナプキンで口の周りを拭いながら、口調を固くしてそう告げた。

「リディアはもう身内だ。込み入った話も聞いてもらって良い」

 クライヴの目が細まった。それに自然と居住まいと正される。
 どうも厄介なことがまた起きているらしい――とリディアは思った。

「はっ。承知いたしました」

 恭しく頭を下げるカイン。
 クライヴはリディアの方に向き直り話し始めた。

「リディア、この家はいま――厳戒体制中でな。この本棟には限られた人間しか入れないようになっている」

「限られた人間……ですか? ああ、それでバルコニーに人の気配がなかったのですね」

「それもこれも明日の叙勲式に向けてだ」

 食堂に入る前、広いバルコニーに人の気配が殆どなかったことを思い出す。
 大きなお屋敷で不思議に思っていたがどうやら理由があるらしい。
 そこで一旦言葉を切ってクライヴは顔の険しさを深くして告げた。

「……明日俺はまた命を狙われるかもしれん」

 とんでもないことを言われた。
 確かにクライヴの英雄勲章と将軍位を授かる式は明日だ。
 そんなめでたい日の裏側でまさかそんな恐ろしい陰謀が動いていたとは。

「暗殺……ま、またですか!?」

 リディアの脳裏に過去の経験が呼び起こされ、焦って叫んだ。

「俺が正式に叙勲を受ければ、手が出しづらくなるからな。今が最後のチャンスと色々と水面下で動いているようだ」

 クライヴは腕組みして淡々と説明を続ける。

「この屋敷の広さから、暗殺者が送り込まれても把握しづらい。大きいのにも困ったものだ」

 涼しげな顔で淡々と言うクライヴにリディアは思わず立ち上がった。

「お、落ち着きすぎではないですか!? 命を狙われてるのでしょう!?」

 リディアの脳裏に、聖女シリルとその連れによる暗殺未遂事件が思い起こされる。
 あれと同じような状況がまた起こる可能性があると聞かされたのだ。
 そんなリディアを落ち着かせるようにカインがずいと顔を近づけた。

「ご安心くださいませ奥様。私が居る限り、好きにさせません」

 そんなカインの自信あふれる顔を見て、クライヴはニヤリと笑った。
 悪い笑みだった。

「――カイン、お前のことだ。すでに手は撃っているんだろう?」

 カインはクライヴの笑みを受けるように口の端を歪め、告げた。

「屋敷に送り込まれた者は『3人』……その全て把握しております。その氏素性、前歴まで」

 その情報を告げたカインの口調には確かな自負心があった。

「流石だな。これで身内に忍び込んだ不穏分子は一網打尽というわけだ」

 クライヴは肩をすくめた。カインの言葉に間違いはないと信頼している様子だった。

「え……あ……じゃあ心配はいらない……んですか?」

 それを当然と言わんばかりに受け入れるクライヴに、リディアは気が抜けたように胸をなでおろした。

「万事こちらの想定通りです。後は……網にかけて、捕らえます」

 ぎらりとカインの目が光った。

「明日、クライヴ様の叙勲式の間に、懐にいる危険分子を一掃してご覧にれましょう」

 気迫をみなぎらせてカインは告げる。
 犯人の目星もついており、対策も万全な状態だ。
 カインの手腕からしてもケアレスミスなど無いようにやってくれるだろう。

「色々と考えられているようで……安心しました」

 リディアは胸をなでおろした。
 話を聞く限り、クライヴが現場に居ないというのも大きい。
 鍛え上げられた軍人とは言え、クライヴは病み上がりなのだ。
 そんな彼が渦中と別の場所にいる計画と聞いただけで安心できるものだがあった。

「そういうわけでなリディア。明日屋敷が騒がしくなる」

 クライヴは視線をリディアに戻し、声のトーンを少し崩した。

「だからリディアは、今日にはこの屋敷から離れもらい、別の場所で一晩過ごしてもらう」

「ちょっとまってください。クライヴ様のお側から離れると!? それは……」

 それに対してリディアは口を開きかけた。
 大切な時に別の場所にいるのは嫌だと言おうとした。

「屋敷にいるとリディアを人質に取られる危険性がある。あんな想いはもう二度としたくない……」

 だが続くクライヴの言葉でリディアは言葉を飲み込まざるを得なかった。
 聖女シリルに捕縛され、人質として利用された記憶が蘇った。
 確かにああなってしまえばクライヴの足を引っ張ってしまう。
 クライヴは決して人質になった自分を見捨てないだろう。
 そう思うと、受け入れるしか無いと思えた

「修道院の寮に戻るのがよろしいでしょう。あそこは留学生が多いので元より警備が厳重です」

「それが良いな。……公爵家から借りた護衛は全てリディアにつけてくれ」

 カインが後ろから具体的な案を出した。
 それに追従するようにクライヴもアイディアを出す。
 確かに修道院は、王国の支配権が及ぶ各地から淑女を集めて教育しているため警備が厳重だ。
 論理と感情、どちらからも説得させてしまい、リディアはうなずいた。

「わかりました。そうまでおっしゃられるなら寮に戻ります。お側にいられないのは辛いですけど……」

 硬い表情をしてうなずくリディアを、カインのため息が遮った。
 苦慮を思わせる声音でカインは頭を下げた。

「申し訳ございません奥様……もっと信頼できる人間がいれば先手を打てたのですが……」

 その言葉にリディアはたしかに――と思った。
 この目もくらむようなお屋敷で、いまここには本邸には人の気配がほとんど居ない。
 クライヴは「心の底から信頼できる人間しか入れない」と言った。
 つまりクライヴの周囲には、カインと数人しか信頼できる人間がいないということになる。

「この際です。再三申し上げますが、クライヴ様は味方を作らなさすぎます」

 重い空気に再び陥ったのを契機に、カインが固い口調でクライヴへと話しかけた。
 
「ご入院されている時、お見舞いにも行けなかったのは辛うございました……」

 堪えきれないため息と同時にカインはそう言った。
 それにバツの悪そうにクライヴは反応する。

「……ああ。カイン一人しか屋敷を任せられる人間が居ないからな」

 リディアはそれを聞いて、クライヴの見舞いが本当に少なかった理由を真に理解した。
 このためだったのだ。
 同時におそらく、治療担当が自分一人しかいなかったのはクライヴの孤立が原因だったのだろう。
 事実、自分の後釜の聖女シリルが暗殺者だったのだ。

「お母様の件で貴族の方々に思うところがあるのはわかりますが、何卒……人の和を大事にされるようお願い致します」

 讒言するカインだが、諦めの表情がある。
 何度も同じことを言って拒絶された経験が多いのだろう。
 クライヴは目をつぶってその言葉を受け止め。
 そして目を開いてカインを見た。

「……わかっている。カイン、今まですまなかったな」

 クライヴは頭を下げた。

「え?」

 その態度にカインは呆然と口を開いたまま固まった。
 付き合いが短いリディアでも解る、“らしからな”さだった。
 そのくらい衝撃的だったのだろう。

「俺ももう……一人じゃない。貴族は嫌いだが、これから王都にも味方は増やしていくつもりだ」

 クライヴはちらりとリディアを見て、そう告げた。
 その言葉から、クライヴの瞳の奥底に会った誰も寄せ付けないような空気が消えていた。
 それを見てリディアは微笑んだ。
 ――もともとクライヴは優しい人なのだ。
 弱い人を助けるという言葉を本気で成し遂げられる人なのだから。

「……そんな、まさか、クライヴ様からそんな言葉が聞けるとは……!?」

 カインが全身をおののかせながら声を上げた。
 感激の声であった。

「リディアがそう教えてくれたからな」

 その激しい反応に少し照れたように頬をかきながらクライヴは返答する。
 カインは感極まった様子で、リディアの手をがしりと掴み身を震わせながら頭を下げた。

「……お、奥様……! 貴女は本当にクライヴ様の恩人です……! この家に仕えて十余年……こんな成長したクライヴ様を見られるなんて……! 私は嬉しい……!」

 そんな冷静さを完全に失った様子のカインを見てリディアは察した。
 
(あ、またスイッチが……)

 想定外の衝撃を受けすぎると情緒が暴走してしまうカインのスイッチが完全に入ってしまったことをリディアは理解した。

「これは結構長いぞ」

 クライヴもそれを理解したようでこっそりと耳打ちしながら、リディアから手を離させる。

「そうだ。クライヴ様、わたし退院手続きの書類を作ってきます」

 カインとしても、取り乱した様子の自分をあまり見られたくないだろうと気を使ったリディアは、そっと席を立ち上がった。

「それなら執務机の一番下の引き出しだな。俺たちが泊まったベッドルームのすぐ向かいの書斎だ。鍵はこれ……」

 クライヴはうなずいてそう説明をした横から、カインが今度はクライヴに抱きついて思い切り号泣し始めた。

「クライヴ様……私は……私は」

 それを抱きとめながら、クライヴは苦笑しつつその手を取った。

「落ち着けカイン……年寄のくせに涙もろいなもう……」

 リディアは食堂を後にする少し前にもう一度振り返り、抱き合う二人の主従の姿を見た。
 ――自分と同じくらいクライヴを大切に思う人がここにはいる。
 なんとなくここに嫁いで、うまくやっていけるような直感をいだきつつ、リディアは食堂を後にした。


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