24 / 33
24.新しい朝食
しおりを挟むそして外に出た瞬間――リディアは思わず立ち止まって硬直した。
「う……わあ。……天井高い……」
廊下に出るとそこは吹き抜けのバルコニーであった。
天井には豪奢なシャンデリアが備え付けられており、朝日を反射してフロア全体を明るく照らしている。
あまりの豪奢さに、きょろきょろと忙しなく辺りを見渡したリディアはふと違和感を覚えた。
(こんなに広いのに……あまり人の気配がしない……?)
バルコニーから全体を見た時に、廊下を出歩く人がほとんどいないことに気づく。
首を傾げるリディアに、後ろからカインの案内の声が響いた。
「食堂はこちらでございます」
落ち着きを取り戻した執事カインの案内を受けリディアは食堂へと向かう。
分厚い樫の扉を抜けた先が食堂だった。
純白のテーブルクロスを掛けられた机の上には、自分とクライヴの食事が置かれていた。
リディアはクライヴと共に、シックな木製の椅子に腰を掛ける。
「家のコーヒーを飲むのは久しぶりだな」
「はい、遠征中に良いものが入りましたので、新鮮さを活かすようにブレンドを調整いたしました」
クライヴと言葉をかわしながら、カインは皿の上にある保温用のクローシュを取り食事を見せる。
そこにあるのは美味しそうなサンドウィッチだった。
それにより一気に空腹を思い出したリディアはごくりと息を呑んでいると。
「奥様、クライヴ様と同じものをご用意いたしましたが、駄目なものがありましたら遠慮なくおっしゃってくださいませね」
カインがそっと促すようにそう告げてくれる。
「いえ大丈夫です」
その所作に彼が目配りが届く有能な執事であることは疑いよう無い。
リディアが返答し、クライヴがそれを皮切りにナイフを手に取った。
「そうか、なら頂こう」
それから食事が始まった。エビと卵――そしてハムとレタスのサンドウィッチの二種類だった。
どちらも新鮮でぷりぷりと口の中で弾ける。
コーヒーもブラックなのにすっきりとした甘さがあり、とても飲みやすい。
「本当に美味しい……!」
リディアは感嘆の声を思わず上げながらサンドウィッチを食べた。
すっかり食べ終わり、あまりの口福に茫然となったリディアを見て、カインは笑みを浮かべた。
「お粗末様でございました。奥様は楽しそうに食べていただいて、作る側も非常に甲斐がございます」
そんなカインを気安げに見つめながら、クライヴは笑みを浮かべた。
「俺には作り甲斐が無いように聞こえるな?」
「ふふ、クライヴ様は愛想がないですからね。ですが、奥様相手に大変良い顔を見せていらっしゃったので安心しました」
「ごほっ……!?」
意地悪気なクライヴの言葉に、カインは澄まし顔で返した。
それにリディアは思わずコーヒーを吹き出しそうになった。
「こいつ、言うように……!」
思っていた以上の返しにクライヴが苦笑する。
リディアも先ほどとは別人のようなカインの洒脱な言葉に驚く。
限界を超えなければこの人は冷静な人なのだとリディアは思う。
「そういえば、この朝食は全部カインさんが作ったんですよね? すごいですね」
そんな中でリディアは、先程カインが口にした言葉で引っかかったことを告げた。
この規模のお屋敷なら、専任の料理人がいそうなものだ。
だが全てカインが作ったような感じだった。
引っかかったというけだけで何気ない質問だったのだが。
「あ、いえ……それは……確かに今は、私が食事の準備を全て行っておりますが」
その質問に、カインがはっと困った顔をした。
そして、クライヴの方に目配せをして判断を仰ぐような顔をした。
(何かまずいこと聞いちゃったかな)
カインの焦ったような顔にリディアは不安になる。
「カイン。ちょうどいいその話をしよう」
クライヴはナプキンで口の周りを拭いながら、口調を固くしてそう告げた。
「リディアはもう身内だ。込み入った話も聞いてもらって良い」
クライヴの目が細まった。それに自然と居住まいと正される。
どうも厄介なことがまた起きているらしい――とリディアは思った。
「はっ。承知いたしました」
恭しく頭を下げるカイン。
クライヴはリディアの方に向き直り話し始めた。
「リディア、この家はいま――厳戒体制中でな。この本棟には限られた人間しか入れないようになっている」
「限られた人間……ですか? ああ、それでバルコニーに人の気配がなかったのですね」
「それもこれも明日の叙勲式に向けてだ」
食堂に入る前、広いバルコニーに人の気配が殆どなかったことを思い出す。
大きなお屋敷で不思議に思っていたがどうやら理由があるらしい。
そこで一旦言葉を切ってクライヴは顔の険しさを深くして告げた。
「……明日俺はまた命を狙われるかもしれん」
とんでもないことを言われた。
確かにクライヴの英雄勲章と将軍位を授かる式は明日だ。
そんなめでたい日の裏側でまさかそんな恐ろしい陰謀が動いていたとは。
「暗殺……ま、またですか!?」
リディアの脳裏に過去の経験が呼び起こされ、焦って叫んだ。
「俺が正式に叙勲を受ければ、手が出しづらくなるからな。今が最後のチャンスと色々と水面下で動いているようだ」
クライヴは腕組みして淡々と説明を続ける。
「この屋敷の広さから、暗殺者が送り込まれても把握しづらい。大きいのにも困ったものだ」
涼しげな顔で淡々と言うクライヴにリディアは思わず立ち上がった。
「お、落ち着きすぎではないですか!? 命を狙われてるのでしょう!?」
リディアの脳裏に、聖女シリルとその連れによる暗殺未遂事件が思い起こされる。
あれと同じような状況がまた起こる可能性があると聞かされたのだ。
そんなリディアを落ち着かせるようにカインがずいと顔を近づけた。
「ご安心くださいませ奥様。私が居る限り、好きにさせません」
そんなカインの自信あふれる顔を見て、クライヴはニヤリと笑った。
悪い笑みだった。
「――カイン、お前のことだ。すでに手は撃っているんだろう?」
カインはクライヴの笑みを受けるように口の端を歪め、告げた。
「屋敷に送り込まれた者は『3人』……その全て把握しております。その氏素性、前歴まで」
その情報を告げたカインの口調には確かな自負心があった。
「流石だな。これで身内に忍び込んだ不穏分子は一網打尽というわけだ」
クライヴは肩をすくめた。カインの言葉に間違いはないと信頼している様子だった。
「え……あ……じゃあ心配はいらない……んですか?」
それを当然と言わんばかりに受け入れるクライヴに、リディアは気が抜けたように胸をなでおろした。
「万事こちらの想定通りです。後は……網にかけて、捕らえます」
ぎらりとカインの目が光った。
「明日、クライヴ様の叙勲式の間に、懐にいる危険分子を一掃してご覧にれましょう」
気迫をみなぎらせてカインは告げる。
犯人の目星もついており、対策も万全な状態だ。
カインの手腕からしてもケアレスミスなど無いようにやってくれるだろう。
「色々と考えられているようで……安心しました」
リディアは胸をなでおろした。
話を聞く限り、クライヴが現場に居ないというのも大きい。
鍛え上げられた軍人とは言え、クライヴは病み上がりなのだ。
そんな彼が渦中と別の場所にいる計画と聞いただけで安心できるものだがあった。
「そういうわけでなリディア。明日屋敷が騒がしくなる」
クライヴは視線をリディアに戻し、声のトーンを少し崩した。
「だからリディアは、今日にはこの屋敷から離れもらい、別の場所で一晩過ごしてもらう」
「ちょっとまってください。クライヴ様のお側から離れると!? それは……」
それに対してリディアは口を開きかけた。
大切な時に別の場所にいるのは嫌だと言おうとした。
「屋敷にいるとリディアを人質に取られる危険性がある。あんな想いはもう二度としたくない……」
だが続くクライヴの言葉でリディアは言葉を飲み込まざるを得なかった。
聖女シリルに捕縛され、人質として利用された記憶が蘇った。
確かにああなってしまえばクライヴの足を引っ張ってしまう。
クライヴは決して人質になった自分を見捨てないだろう。
そう思うと、受け入れるしか無いと思えた
「修道院の寮に戻るのがよろしいでしょう。あそこは留学生が多いので元より警備が厳重です」
「それが良いな。……公爵家から借りた護衛は全てリディアにつけてくれ」
カインが後ろから具体的な案を出した。
それに追従するようにクライヴもアイディアを出す。
確かに修道院は、王国の支配権が及ぶ各地から淑女を集めて教育しているため警備が厳重だ。
論理と感情、どちらからも説得させてしまい、リディアはうなずいた。
「わかりました。そうまでおっしゃられるなら寮に戻ります。お側にいられないのは辛いですけど……」
硬い表情をしてうなずくリディアを、カインのため息が遮った。
苦慮を思わせる声音でカインは頭を下げた。
「申し訳ございません奥様……もっと信頼できる人間がいれば先手を打てたのですが……」
その言葉にリディアはたしかに――と思った。
この目もくらむようなお屋敷で、いまここには本邸には人の気配がほとんど居ない。
クライヴは「心の底から信頼できる人間しか入れない」と言った。
つまりクライヴの周囲には、カインと数人しか信頼できる人間がいないということになる。
「この際です。再三申し上げますが、クライヴ様は味方を作らなさすぎます」
重い空気に再び陥ったのを契機に、カインが固い口調でクライヴへと話しかけた。
「ご入院されている時、お見舞いにも行けなかったのは辛うございました……」
堪えきれないため息と同時にカインはそう言った。
それにバツの悪そうにクライヴは反応する。
「……ああ。カイン一人しか屋敷を任せられる人間が居ないからな」
リディアはそれを聞いて、クライヴの見舞いが本当に少なかった理由を真に理解した。
このためだったのだ。
同時におそらく、治療担当が自分一人しかいなかったのはクライヴの孤立が原因だったのだろう。
事実、自分の後釜の聖女シリルが暗殺者だったのだ。
「お母様の件で貴族の方々に思うところがあるのはわかりますが、何卒……人の和を大事にされるようお願い致します」
讒言するカインだが、諦めの表情がある。
何度も同じことを言って拒絶された経験が多いのだろう。
クライヴは目をつぶってその言葉を受け止め。
そして目を開いてカインを見た。
「……わかっている。カイン、今まですまなかったな」
クライヴは頭を下げた。
「え?」
その態度にカインは呆然と口を開いたまま固まった。
付き合いが短いリディアでも解る、“らしからな”さだった。
そのくらい衝撃的だったのだろう。
「俺ももう……一人じゃない。貴族は嫌いだが、これから王都にも味方は増やしていくつもりだ」
クライヴはちらりとリディアを見て、そう告げた。
その言葉から、クライヴの瞳の奥底に会った誰も寄せ付けないような空気が消えていた。
それを見てリディアは微笑んだ。
――もともとクライヴは優しい人なのだ。
弱い人を助けるという言葉を本気で成し遂げられる人なのだから。
「……そんな、まさか、クライヴ様からそんな言葉が聞けるとは……!?」
カインが全身をおののかせながら声を上げた。
感激の声であった。
「リディアがそう教えてくれたからな」
その激しい反応に少し照れたように頬をかきながらクライヴは返答する。
カインは感極まった様子で、リディアの手をがしりと掴み身を震わせながら頭を下げた。
「……お、奥様……! 貴女は本当にクライヴ様の恩人です……! この家に仕えて十余年……こんな成長したクライヴ様を見られるなんて……! 私は嬉しい……!」
そんな冷静さを完全に失った様子のカインを見てリディアは察した。
(あ、またスイッチが……)
想定外の衝撃を受けすぎると情緒が暴走してしまうカインのスイッチが完全に入ってしまったことをリディアは理解した。
「これは結構長いぞ」
クライヴもそれを理解したようでこっそりと耳打ちしながら、リディアから手を離させる。
「そうだ。クライヴ様、わたし退院手続きの書類を作ってきます」
カインとしても、取り乱した様子の自分をあまり見られたくないだろうと気を使ったリディアは、そっと席を立ち上がった。
「それなら執務机の一番下の引き出しだな。俺たちが泊まったベッドルームのすぐ向かいの書斎だ。鍵はこれ……」
クライヴはうなずいてそう説明をした横から、カインが今度はクライヴに抱きついて思い切り号泣し始めた。
「クライヴ様……私は……私は」
それを抱きとめながら、クライヴは苦笑しつつその手を取った。
「落ち着けカイン……年寄のくせに涙もろいなもう……」
リディアは食堂を後にする少し前にもう一度振り返り、抱き合う二人の主従の姿を見た。
――自分と同じくらいクライヴを大切に思う人がここにはいる。
なんとなくここに嫁いで、うまくやっていけるような直感をいだきつつ、リディアは食堂を後にした。
0
あなたにおすすめの小説
存在感のない聖女が姿を消した後 [完]
風龍佳乃
恋愛
聖女であるディアターナは
永く仕えた国を捨てた。
何故って?
それは新たに現れた聖女が
ヒロインだったから。
ディアターナは
いつの日からか新聖女と比べられ
人々の心が離れていった事を悟った。
もう私の役目は終わったわ…
神託を受けたディアターナは
手紙を残して消えた。
残された国は天災に見舞われ
てしまった。
しかし聖女は戻る事はなかった。
ディアターナは西帝国にて
初代聖女のコリーアンナに出会い
運命を切り開いて
自分自身の幸せをみつけるのだった。
夫と息子に邪険にされたので王太子妃の座を譲ります~死に戻ってから溺愛されても今更遅い
青の雀
恋愛
夫婦喧嘩の末に置き去りにされた妻は、旦那が若い愛人とイチャついている間に盗賊に襲われ、命を落とした。
神様の温情により、10日間だけこの世に戻った妻と護衛の騎士は、その10日間の間に心残りを処分する。それは、娘の行く末と……もし、来世があるならば、今度は政略といえども夫以外の人の妻になるということ。
もう二度と夫と出会いたくない彼女は、彼女を蔑ろにしてきた息子とも縁を切ることを決意する。
生まれかわった妻は、新しい人生を強く生きることを決意。
過去世と同じ轍を踏みたくない……
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
お飾りの婚約者で結構です! 殿下のことは興味ありませんので、お構いなく!
にのまえ
恋愛
すでに寵愛する人がいる、殿下の婚約候補決めの舞踏会を開くと、王家の勅命がドーリング公爵家に届くも、姉のミミリアは嫌がった。
公爵家から一人娘という言葉に、舞踏会に参加することになった、ドーリング公爵家の次女・ミーシャ。
家族の中で“役立たず”と蔑まれ、姉の身代わりとして差し出された彼女の唯一の望みは――「舞踏会で、美味しい料理を食べること」。
だが、そんな慎ましい願いとは裏腹に、
舞踏会の夜、思いもよらぬ出来事が起こりミーシャは前世、読んでいた小説の世界だと気付く。
転生したら地味ダサ令嬢でしたが王子様に助けられて何故か執着されました
古里@3巻電子書籍化『王子に婚約破棄され
恋愛
皆様の応援のおかげでHOT女性向けランキング第7位獲得しました。
前世病弱だったニーナは転生したら周りから地味でダサいとバカにされる令嬢(もっとも平民)になっていた。「王女様とか公爵令嬢に転生したかった」と祖母に愚痴ったら叱られた。そんなニーナが祖母が死んで冒険者崩れに襲われた時に助けてくれたのが、ウィルと呼ばれる貴公子だった。
恋に落ちたニーナだが、平民の自分が二度と会うことはないだろうと思ったのも、束の間。魔法が使えることがバレて、晴れて貴族がいっぱいいる王立学園に入ることに!
しかし、そこにはウィルはいなかったけれど、何故か生徒会長ら高位貴族に絡まれて学園生活を送ることに……
見た目は地味ダサ、でも、行動力はピカ一の地味ダサ令嬢の巻き起こす波乱万丈学園恋愛物語の始まりです!?
小説家になろうでも公開しています。
第9回カクヨムWeb小説コンテスト中間選考通過作品
冷徹団長の「ここにいろ」は、騎士団公認の“抱きしめ命令”です
星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー全16話+後日談5話⭐︎
王都最硬派、規律と責任の塊――騎士団長ヴァルド・アークライトは、夜の見回り中に路地で“落とし物”を拾った。
……いや、拾ったのは魔物の卵ではなく、道端で寝ていた少女だった。しかも目覚めた彼女は満面の笑みで「落とし物です!拾ってくださってありがとうございます!」と言い張り、団長の屋敷を“保護施設”だと勘違いして、掃除・料理・当番表作りに騎士の悩み相談まで勝手に開始。
追い出せば泣く、士気は落ちる、そして何より――ヴァルド自身の休息が、彼女の存在に依存し始めていく。
無表情のまま「危ないから、ここにいろ」と命令し続ける団長に、周囲はざわつく。「それ、溺愛ですよ」
騎士団内ではついに“団長語翻訳係”まで誕生し、命令が全部“愛の保護”に変換されていく甘々溺愛コメディ!
神様の手違いで、おまけの転生?!お詫びにチートと無口な騎士団長もらっちゃいました?!
カヨワイさつき
恋愛
最初は、日本人で受験の日に何かにぶつかり死亡。次は、何かの討伐中に、死亡。次に目覚めたら、見知らぬ聖女のそばに、ポツンとおまけの召喚?あまりにも、不細工な為にその場から追い出されてしまった。
前世の記憶はあるものの、どれをとっても短命、不幸な出来事ばかりだった。
全てはドジで少し変なナルシストの神様の手違いだっ。おまけの転生?お詫びにチートと無口で不器用な騎士団長もらっちゃいました。今度こそ、幸せになるかもしれません?!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる