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37.巻き返しの再演へ
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次、舞台に立ったとき。俺はまた生き急ぐように調子を取り戻そうとするものだと思っていた。実際、マロンと向かい合って剣を構え、睨み合いながらセリフを吐くとともに首筋を冷や汗が伝っていった。細剣を握る手には変に力が入ったし、呼吸も不規則なものを重ねた。
ただ、がむしゃらにしがみつくことしかできていなかったのに。
それなのに、真剣な琥珀色の目をじっと見て、いつの間にか荒ぶっていた心は凪いでいた。
「『理想を語り、目を背けてばかりいるのはあなたでしょう?』」
「『っ……だから、私はお前の戯言など聞きたくないと、そう言っている!』」
以前、桎月に褒められたことのあるセリフ。それが皮切りだった。
見透かされるような目に重ねる言い訳が役にぴたりとハマった、心地よい感覚。炭酸が弾けるような衝撃。一度大きく心臓が脈を打ち、その存在を主張してきた。
「『何度も民に協力を仰いだ。結果は? 上手くいっていたならばこの国を形作る菓子は崩壊を止め、このような惨状は広がっていないはずだろう』」
「『はあ……。オペラ、オペラは焦り過ぎてるんです。あんな高圧的に命令したって、誰も力添えしようなんて思えない。ね、分かるでしょう?』」
「『お、まえに。そんなこと言われる筋合いは……ない、はずだ』」
必死に絞り出す、揺らぐ掠れた声。
それまで頭に血が上ってマロンに対し否定的な言葉を吐き続けたオペラが、ここでたった数秒の戸惑いを見せる。
理由は簡単。それまで頑なに破られることのなかった平民と王族の壁を、拒み続けたマロンが飛び越えてきたからだ。
不敬だからと崩されることのなかった距離感のある敬語を少し崩してフラットな声に乗せ、手を伸ばせば届く距離にいても触れ合うことのなかった状態で力強く両肩を掴まれて。どれだけ孤独と警戒の壁で阻んでも、それを越えられてしまえばあとは柔い心の臓が残るだけ。
まあ、見せたのは数秒の戸惑いとはいえ、これで一度ペースを崩されればあとはごろごろと壊れていくだけなわけだけど。
初めてこのシーンを読んだときは、恋に人を変えてしまうほどの力があるとは到底思えなかったし、なんて都合の良い免罪符なんだろうと、思ったけれど。
時折、オペラに呑まれそうだと感じていた理由がようやく分かった。分かって、しまった。
本当に、俺もオペラもどうしようもないくらい頑固で、バカで、面白いほど恋とやらに踊らされてる。
「『オペラはもう少し、他人に頼ることを覚えたほうが今度のためだと思いますよ。だって、今のあなた、何かあれば全部自分だけの力でなんとかしようとするでしょう』」
「『そのほうが効率も良い』」
「『と言って、この有り様で?』」
「『それは、っ……』」
「『……そのために、僕にお手伝いさせてくださいって言いに来たんですよ』」
しっかりと目を合わせて言われる真っ直ぐな言葉は、どんなものよりも温かくて、泣き出してしまいたいくらい心地が良い。
オペラも初めて他人から心の隙間に勝手に踏み込まれて、孤独から引っ張り出されて。きっと、不快感を覚えつつも欠けていた何かがうめられていくような、抗えない妙な充足感に戸惑いながら身を寄せ、頬を擦り付けていたんだろう。
あまりの心地よさに、ずっと凍え続けてきた手元に転がり込んできた体温を離さず、腕の中に閉じ込めてしまいたいような。
その気持ちは、よく分かる。
それと同時に変わってしまった自分の感情に怖気付いて離したくない大切なものを遠ざけたいと拒絶することも。
「『でしゃばり過ぎだ。必要ない』」
弱く、戻れなくなってしまう前に。マロンの手を振り解くと拒絶の言葉を紡ぎ、舞台の端まで大股で逃げていく。舞台袖に消えてしまおうとしたところで掴まれた手首が後ろに引かれ、腕の中に抱き込まれる。
「『そんなこと言わないでください。オペラは一人じゃないんだから。僕だって、敬愛するあなたの力になれるならそれ以上のことなんてありませんもん。思い悩むくらいなら、聞かせてくださいよ』」
役柄のせいとはいえ、桎月の匂いも体温も全身で感じて顔は熱くなるし、寒くもないのに身は震える。
ここは練習でもリハーサルでも、桎月を意識してしまって不自然な演技をしてしまうことが多かった場所。
ぷつりと飛んだ、オペラのセリフ。
気をつけないとと思っていたのに。良くなり始めた調子は手のひらを返して、セリフが白飛びした。そればかりか脳裏に過ぎる、舞台袖で聞いた桎月の声。
『好きな人には楽しそうに笑ってて欲しいと思うのは、そこまでおかしい話ではないと思うんだけどな』
心なしか寂しげにも見えた顔が記憶に焼き付いて、思い出せばそれしか考えられなくなっていく。桎月は俺が楽しんでいることを望んでいて。けれど俺はもう、舞台上での楽しみ方なんか忘れてきてしまった。それだけじゃない。失態を犯してばかりで。
だめだ。集中、しないと。今は本番で、失敗すれば後はない。
セリフ、セリフ。
言葉が飛ぶことなんか、今まで一度もなかったのに。どうして、今になって。少しずつまた本調子に戻りかけていたのに。楽しまなきゃ、セリフを思い出さなきゃ。
あれ、今、俺はどこを演じていたっけ。
役は誰で、舞台はどこで。地に足がつかない。
どうしよう。また失望される。桎月にも、見放されて。そうしたら、俺は——。
『僕が舞台でマロンを演じるのが楽しいと思うのは、絆と舞台に立ててるから』
「……」
ふと時が、止まった。
頭が引っ張り出してきた言葉の意味をようやく飲み込んで、理解した。
待って、ちょっと待って。そんなの、聞いてない。桎月は楽しそうに演技していて、それをどこかで羨ましいと思っていたけど。それは、俺と同じ舞台に立つから……?
……そんなの、ずるいだろ。俺だって桎月と同じ舞台に立てるのは、立てるのは。ちっとも嫌じゃなくなっているし、練習は何度だってやりたかったし、本当は、もっと……全力の俺で桎月にぶつかってみたかったのに。
不調? ふざけるな。なにを悩んで、立ち止まってる。そんな暇はない。桎月と立てる舞台はこれが最初で最後かもしれないのに。悲劇のヒロイン気取りで助けを待っている間に、奈落の底へ足は引っ張られ溺れ死ぬ。
どうせこれ以上落ちることはない。落ちようもない。
この舞台は一度きり。隣には桎月がいる。俺の演技に、いっそ気味が悪いほどぴったりと合わせて寄り添ってくれる桎月が。
ああ、そう。ここのマロンのセリフは一人で思い悩まず聞かせろ、ってところか。マロンも桎月も、とことんわがままだ。
でも、それなら。
「『——ふっ、はは。それでいいのか? 私のことを知ろうとするなら、もう離せなくなるかもしれない、けれども』」
マロンの腕から抜け出して、いたずらに笑って見せる。僅かに目を見張ったみたいだけど、今までの無茶なアドリブの数々で慣れたのかすぐに対応してきた桎月はこれまた好戦的な悪い笑みで口を開いた。
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次、舞台に立ったとき。俺はまた生き急ぐように調子を取り戻そうとするものだと思っていた。実際、マロンと向かい合って剣を構え、睨み合いながらセリフを吐くとともに首筋を冷や汗が伝っていった。細剣を握る手には変に力が入ったし、呼吸も不規則なものを重ねた。
ただ、がむしゃらにしがみつくことしかできていなかったのに。
それなのに、真剣な琥珀色の目をじっと見て、いつの間にか荒ぶっていた心は凪いでいた。
「『理想を語り、目を背けてばかりいるのはあなたでしょう?』」
「『っ……だから、私はお前の戯言など聞きたくないと、そう言っている!』」
以前、桎月に褒められたことのあるセリフ。それが皮切りだった。
見透かされるような目に重ねる言い訳が役にぴたりとハマった、心地よい感覚。炭酸が弾けるような衝撃。一度大きく心臓が脈を打ち、その存在を主張してきた。
「『何度も民に協力を仰いだ。結果は? 上手くいっていたならばこの国を形作る菓子は崩壊を止め、このような惨状は広がっていないはずだろう』」
「『はあ……。オペラ、オペラは焦り過ぎてるんです。あんな高圧的に命令したって、誰も力添えしようなんて思えない。ね、分かるでしょう?』」
「『お、まえに。そんなこと言われる筋合いは……ない、はずだ』」
必死に絞り出す、揺らぐ掠れた声。
それまで頭に血が上ってマロンに対し否定的な言葉を吐き続けたオペラが、ここでたった数秒の戸惑いを見せる。
理由は簡単。それまで頑なに破られることのなかった平民と王族の壁を、拒み続けたマロンが飛び越えてきたからだ。
不敬だからと崩されることのなかった距離感のある敬語を少し崩してフラットな声に乗せ、手を伸ばせば届く距離にいても触れ合うことのなかった状態で力強く両肩を掴まれて。どれだけ孤独と警戒の壁で阻んでも、それを越えられてしまえばあとは柔い心の臓が残るだけ。
まあ、見せたのは数秒の戸惑いとはいえ、これで一度ペースを崩されればあとはごろごろと壊れていくだけなわけだけど。
初めてこのシーンを読んだときは、恋に人を変えてしまうほどの力があるとは到底思えなかったし、なんて都合の良い免罪符なんだろうと、思ったけれど。
時折、オペラに呑まれそうだと感じていた理由がようやく分かった。分かって、しまった。
本当に、俺もオペラもどうしようもないくらい頑固で、バカで、面白いほど恋とやらに踊らされてる。
「『オペラはもう少し、他人に頼ることを覚えたほうが今度のためだと思いますよ。だって、今のあなた、何かあれば全部自分だけの力でなんとかしようとするでしょう』」
「『そのほうが効率も良い』」
「『と言って、この有り様で?』」
「『それは、っ……』」
「『……そのために、僕にお手伝いさせてくださいって言いに来たんですよ』」
しっかりと目を合わせて言われる真っ直ぐな言葉は、どんなものよりも温かくて、泣き出してしまいたいくらい心地が良い。
オペラも初めて他人から心の隙間に勝手に踏み込まれて、孤独から引っ張り出されて。きっと、不快感を覚えつつも欠けていた何かがうめられていくような、抗えない妙な充足感に戸惑いながら身を寄せ、頬を擦り付けていたんだろう。
あまりの心地よさに、ずっと凍え続けてきた手元に転がり込んできた体温を離さず、腕の中に閉じ込めてしまいたいような。
その気持ちは、よく分かる。
それと同時に変わってしまった自分の感情に怖気付いて離したくない大切なものを遠ざけたいと拒絶することも。
「『でしゃばり過ぎだ。必要ない』」
弱く、戻れなくなってしまう前に。マロンの手を振り解くと拒絶の言葉を紡ぎ、舞台の端まで大股で逃げていく。舞台袖に消えてしまおうとしたところで掴まれた手首が後ろに引かれ、腕の中に抱き込まれる。
「『そんなこと言わないでください。オペラは一人じゃないんだから。僕だって、敬愛するあなたの力になれるならそれ以上のことなんてありませんもん。思い悩むくらいなら、聞かせてくださいよ』」
役柄のせいとはいえ、桎月の匂いも体温も全身で感じて顔は熱くなるし、寒くもないのに身は震える。
ここは練習でもリハーサルでも、桎月を意識してしまって不自然な演技をしてしまうことが多かった場所。
ぷつりと飛んだ、オペラのセリフ。
気をつけないとと思っていたのに。良くなり始めた調子は手のひらを返して、セリフが白飛びした。そればかりか脳裏に過ぎる、舞台袖で聞いた桎月の声。
『好きな人には楽しそうに笑ってて欲しいと思うのは、そこまでおかしい話ではないと思うんだけどな』
心なしか寂しげにも見えた顔が記憶に焼き付いて、思い出せばそれしか考えられなくなっていく。桎月は俺が楽しんでいることを望んでいて。けれど俺はもう、舞台上での楽しみ方なんか忘れてきてしまった。それだけじゃない。失態を犯してばかりで。
だめだ。集中、しないと。今は本番で、失敗すれば後はない。
セリフ、セリフ。
言葉が飛ぶことなんか、今まで一度もなかったのに。どうして、今になって。少しずつまた本調子に戻りかけていたのに。楽しまなきゃ、セリフを思い出さなきゃ。
あれ、今、俺はどこを演じていたっけ。
役は誰で、舞台はどこで。地に足がつかない。
どうしよう。また失望される。桎月にも、見放されて。そうしたら、俺は——。
『僕が舞台でマロンを演じるのが楽しいと思うのは、絆と舞台に立ててるから』
「……」
ふと時が、止まった。
頭が引っ張り出してきた言葉の意味をようやく飲み込んで、理解した。
待って、ちょっと待って。そんなの、聞いてない。桎月は楽しそうに演技していて、それをどこかで羨ましいと思っていたけど。それは、俺と同じ舞台に立つから……?
……そんなの、ずるいだろ。俺だって桎月と同じ舞台に立てるのは、立てるのは。ちっとも嫌じゃなくなっているし、練習は何度だってやりたかったし、本当は、もっと……全力の俺で桎月にぶつかってみたかったのに。
不調? ふざけるな。なにを悩んで、立ち止まってる。そんな暇はない。桎月と立てる舞台はこれが最初で最後かもしれないのに。悲劇のヒロイン気取りで助けを待っている間に、奈落の底へ足は引っ張られ溺れ死ぬ。
どうせこれ以上落ちることはない。落ちようもない。
この舞台は一度きり。隣には桎月がいる。俺の演技に、いっそ気味が悪いほどぴったりと合わせて寄り添ってくれる桎月が。
ああ、そう。ここのマロンのセリフは一人で思い悩まず聞かせろ、ってところか。マロンも桎月も、とことんわがままだ。
でも、それなら。
「『——ふっ、はは。それでいいのか? 私のことを知ろうとするなら、もう離せなくなるかもしれない、けれども』」
マロンの腕から抜け出して、いたずらに笑って見せる。僅かに目を見張ったみたいだけど、今までの無茶なアドリブの数々で慣れたのかすぐに対応してきた桎月はこれまた好戦的な悪い笑みで口を開いた。
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