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第5章 フォース・オブ・ザ・デッド パートⅡ
その6
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「一階の廊下に付いたら、そこで一旦止まれ」
カケルが教師に命令口調で言う。
キザムはカケルの少し後ろにいた。さらに最後尾には沙世理と慧子が控えている。状況を考えると、順当な並び順だろう。
鹿水とカケルが一階に着いた。カケルが階段の壁越しに顔を出して廊下の先を確認したが、すぐに慌てたように顔を引っ込めた。階上の沙世理の方に顔を向けて小さく首を振る。どうやら、よろしくない雰囲気だ。
キザムも一階までたどり着いた。カケルの隣まで素早く移動する。
「どうしたんだ?」
声を潜めて訊いてみる。
「一階の廊下をやつらが大量に徘徊している」
カケルも声を潜めて返してきた。
「そんなに多いのか?」
「ああ、ざっと見た感じでも、五十体以上はいるな」
「五十体も! そんなにゾンビが……」
キザムも壁から恐々と顔を覗かせてみた。視線の先に見えたのは、ゾンビ、ゾンビ、ゾンビ……ゾンビの大渋滞が出来上がっていた。
「────!」
急いで顔を戻して、カケルと見つめ合った。
「これだけの数だと、さすがに拳銃一丁では対応出来ないな」
「でも、それじゃどうするんだ?」
保健室はこの廊下の先にある。そして、そこには流玲がいるはずなのである。
「一旦窓から校舎の外に出るしかないな。でも、このゾンビの数からして、外から保健室に近付くのはあまりにも危険過ぎる行為だ」
「えっ、まさか流玲さんを見捨てろっていうのか?」
キザムは思わずカケルに詰め寄っていた。
「キザム、落ち着くんだ。おまえも今見ただろう? あれだけの数のゾンビがいるんだぞ。何も策を立てずに保健室に向かうのは、むざむざと殺されに行くようなもんと同じだ」
「だからって……」
「あら、ひとつ良い手があるじゃない」
救いの声を発したのは沙世理だった。
「そこにちょうどいいゾンビの『エサ』がいるでしょ?」
沙世理の目が向けられた先にいたのは、力なく壁に寄りかかっている鹿水だった。完全に怯え切っていた顔が、沙世理の言葉を聞いて豹変した。
「じょ、じょ、冗談……だろう……? ま、ま、まさか……ぼ、ぼ、ぼくに、囮になれっていうんじゃ……」
「あら先生、意外と頭の回転が速いのね。分かっているのならば話が早いわ。──風上くん、お願いね」
沙世理がいとも簡単に死刑宣告にも似た決断を冷徹に下す。
「先生、悪いね」
カケルが銃口の先を鹿水に躊躇することなく向けた。
あまりの展開の早さにキザムの脳は追いつかなかった。二人がやろうとしていることは、鹿水をゾンビの囮に使おうということなのだ。それは死ねと言っているのと同じである。とてもじゃないが、同義的に賛成出来る案ではない。
「カケル、それは絶対にダメだ!」
「だったら、流玲さんは助けられないぞ」
「いや、それは……でも……」
文字通り言葉を失うキザム。
「この男は『この為』に連れてきたのよ」
沙世理が冷酷に言い放った。
「なあ、許してくれよ……。なあ、頼むよ……。土下座でもなんでもするからさ……。お願いだから──」
その場で正座して、頭を廊下の床に擦り付けるようにして土下座を繰り返す鹿水。その姿は哀れを通り越して、惨めですらあった。大の大人が土下座をして命乞いをしているのだ。
「──どうせみんな死ぬんだって言ったのは、どこの誰だったかしら?」
ゾッとするほど冷たい声があがった。声を発したのは慧子である。恐怖で震えていた顔に、今は人間味の消え失せた無の表情が浮かんでいる。
「どうせみんな死ぬんだから、最後にセックスをさせろって言って襲ってきたのは、どこのどいつよ!」
言うなり階段を駆け下りてきて、素早くカケルの手から拳銃を奪った。一瞬の出来事にカケルも対応しきれなかったみたいだ。
「さあ、どうするの? ここでわたしの手で殺される? それとも最後に教師らしい姿を見せてくれる? どっちなの?」
慧子が手にした拳銃の銃口は微動だにしない。それだけの覚悟が出来ている証である。
「く、く、く、く、く、くそが……く、く、く、く、くそガキが……。ナ、ナ、ナメたこと言ってんじゃねえよ! いいか、お、お、お前なんて、ぼ、ぼ、僕が襲わなきゃ……誰からも相手をされない程度の、それぽっちの女なん──」
負け犬の遠吠えは、しかし、最後の部分は銃声で掻き消されてしまった。
慧子が手にした銃口の先からうっすらと紫煙が立ち昇っている。対して、鹿水の右肩からは真っ赤な血が流れ出している。
何が起きたかは一目瞭然だった。迷うことなく慧子が発砲したのである。
廊下の先から意味を成さない低いざわめき声が押し寄せてきた。銃声を聞いたゾンビたちが一斉にこちらに向かって動き出したのだ。
無論、キザムたちはゾンビの動きに気が付いていたが、慧子と鹿水のやり取りに口を挟めずにいた。慧子の気迫に飲み込まれていたのである。
「次はおまえの首を撃ち抜く。頭を撃ち抜いて即死させるんじゃ、わたしの気持ちが収まらないからね。首を撃ち抜かれて、あたりに血を撒き散らしながら、苦しみ悶えて死ねばいい」
慧子が銃口を再び鹿水に向けた。
「もう一度だけ訊く。──ここで撃たれるの? それとも最後に人の役に立って終わるの?」
「ぐ、ぐ、ぐ、ぐ、ぐ……」
こめかみにびっちりと脂汗を垂らしながら呻き声を漏らす鹿水。
「──よ、よ、よし……そ、そ、そこまで言うのなら……み、み、見せてやるよ……。ぼ、ぼ、僕にも……教師としての意地が……あるからな……」
鹿水が壁際から離れて、廊下に全身を晒す。
「へへへ……へへへへへ……み、み、見ろよ、ぼ、ぼ、僕の大好きな生徒たちが……廊下にいっぱいいるじゃないか……い、い、今から優しい先生が行くからね……そこで待っててくれよ……ぼ、ぼ、僕がいっぱい相手をしてあげるからね……」
鹿水の頭からネジが数本抜け落ちてしまったらしい。言動がおかしくなり、目がここではないどこかに飛んでいってしまっている。そして──。
「先生はみんなが大好きなんだよおおおおおおおおおおおおーーーーーーーっ!」
完全に振り切れてしまった声を張り上げながら、ゾンビの群れの真っ只中に向かって走っていった。
廊下に溜まっていたゾンビの集団が獲物を見つけたとばかりに、次から次に鹿水に飛び掛っていく。
「私たちも行くわよ!」
沙世理が呆然としている慧子の手を引っ張って廊下に飛び出した。そのまま全速力で走り出す。
「オレたちも続くぞ!」
カケルが飛び出す。
「う、う、うん……分かった!」
キザムもすぐさま後に続いた。
廊下の先から生々しい人の呻き声が聞こえてきたが聞こえない振りをした。粘着質の液体を啜る音と、肉を無理やり引き千切る音がしたが、頭の外に追い出した。
廊下の中央付近で右折して、別の廊下に入っていく。そのまま突き進んでいけば、保健室はすぐそこである。
「早く来て!」
一歩早く保健室にたどり着いた沙世理が手を振って合図を送ってきた。
あそこまで行けば流玲さんに会える。あそこまでいけば流玲さんに──。
キザムはその思いだけを力にして廊下を駆けて行き、そして、カケルの背中を追うようにしてやっとのことで保健室に飛び込んだ。
カケルが教師に命令口調で言う。
キザムはカケルの少し後ろにいた。さらに最後尾には沙世理と慧子が控えている。状況を考えると、順当な並び順だろう。
鹿水とカケルが一階に着いた。カケルが階段の壁越しに顔を出して廊下の先を確認したが、すぐに慌てたように顔を引っ込めた。階上の沙世理の方に顔を向けて小さく首を振る。どうやら、よろしくない雰囲気だ。
キザムも一階までたどり着いた。カケルの隣まで素早く移動する。
「どうしたんだ?」
声を潜めて訊いてみる。
「一階の廊下をやつらが大量に徘徊している」
カケルも声を潜めて返してきた。
「そんなに多いのか?」
「ああ、ざっと見た感じでも、五十体以上はいるな」
「五十体も! そんなにゾンビが……」
キザムも壁から恐々と顔を覗かせてみた。視線の先に見えたのは、ゾンビ、ゾンビ、ゾンビ……ゾンビの大渋滞が出来上がっていた。
「────!」
急いで顔を戻して、カケルと見つめ合った。
「これだけの数だと、さすがに拳銃一丁では対応出来ないな」
「でも、それじゃどうするんだ?」
保健室はこの廊下の先にある。そして、そこには流玲がいるはずなのである。
「一旦窓から校舎の外に出るしかないな。でも、このゾンビの数からして、外から保健室に近付くのはあまりにも危険過ぎる行為だ」
「えっ、まさか流玲さんを見捨てろっていうのか?」
キザムは思わずカケルに詰め寄っていた。
「キザム、落ち着くんだ。おまえも今見ただろう? あれだけの数のゾンビがいるんだぞ。何も策を立てずに保健室に向かうのは、むざむざと殺されに行くようなもんと同じだ」
「だからって……」
「あら、ひとつ良い手があるじゃない」
救いの声を発したのは沙世理だった。
「そこにちょうどいいゾンビの『エサ』がいるでしょ?」
沙世理の目が向けられた先にいたのは、力なく壁に寄りかかっている鹿水だった。完全に怯え切っていた顔が、沙世理の言葉を聞いて豹変した。
「じょ、じょ、冗談……だろう……? ま、ま、まさか……ぼ、ぼ、ぼくに、囮になれっていうんじゃ……」
「あら先生、意外と頭の回転が速いのね。分かっているのならば話が早いわ。──風上くん、お願いね」
沙世理がいとも簡単に死刑宣告にも似た決断を冷徹に下す。
「先生、悪いね」
カケルが銃口の先を鹿水に躊躇することなく向けた。
あまりの展開の早さにキザムの脳は追いつかなかった。二人がやろうとしていることは、鹿水をゾンビの囮に使おうということなのだ。それは死ねと言っているのと同じである。とてもじゃないが、同義的に賛成出来る案ではない。
「カケル、それは絶対にダメだ!」
「だったら、流玲さんは助けられないぞ」
「いや、それは……でも……」
文字通り言葉を失うキザム。
「この男は『この為』に連れてきたのよ」
沙世理が冷酷に言い放った。
「なあ、許してくれよ……。なあ、頼むよ……。土下座でもなんでもするからさ……。お願いだから──」
その場で正座して、頭を廊下の床に擦り付けるようにして土下座を繰り返す鹿水。その姿は哀れを通り越して、惨めですらあった。大の大人が土下座をして命乞いをしているのだ。
「──どうせみんな死ぬんだって言ったのは、どこの誰だったかしら?」
ゾッとするほど冷たい声があがった。声を発したのは慧子である。恐怖で震えていた顔に、今は人間味の消え失せた無の表情が浮かんでいる。
「どうせみんな死ぬんだから、最後にセックスをさせろって言って襲ってきたのは、どこのどいつよ!」
言うなり階段を駆け下りてきて、素早くカケルの手から拳銃を奪った。一瞬の出来事にカケルも対応しきれなかったみたいだ。
「さあ、どうするの? ここでわたしの手で殺される? それとも最後に教師らしい姿を見せてくれる? どっちなの?」
慧子が手にした拳銃の銃口は微動だにしない。それだけの覚悟が出来ている証である。
「く、く、く、く、く、くそが……く、く、く、く、くそガキが……。ナ、ナ、ナメたこと言ってんじゃねえよ! いいか、お、お、お前なんて、ぼ、ぼ、僕が襲わなきゃ……誰からも相手をされない程度の、それぽっちの女なん──」
負け犬の遠吠えは、しかし、最後の部分は銃声で掻き消されてしまった。
慧子が手にした銃口の先からうっすらと紫煙が立ち昇っている。対して、鹿水の右肩からは真っ赤な血が流れ出している。
何が起きたかは一目瞭然だった。迷うことなく慧子が発砲したのである。
廊下の先から意味を成さない低いざわめき声が押し寄せてきた。銃声を聞いたゾンビたちが一斉にこちらに向かって動き出したのだ。
無論、キザムたちはゾンビの動きに気が付いていたが、慧子と鹿水のやり取りに口を挟めずにいた。慧子の気迫に飲み込まれていたのである。
「次はおまえの首を撃ち抜く。頭を撃ち抜いて即死させるんじゃ、わたしの気持ちが収まらないからね。首を撃ち抜かれて、あたりに血を撒き散らしながら、苦しみ悶えて死ねばいい」
慧子が銃口を再び鹿水に向けた。
「もう一度だけ訊く。──ここで撃たれるの? それとも最後に人の役に立って終わるの?」
「ぐ、ぐ、ぐ、ぐ、ぐ……」
こめかみにびっちりと脂汗を垂らしながら呻き声を漏らす鹿水。
「──よ、よ、よし……そ、そ、そこまで言うのなら……み、み、見せてやるよ……。ぼ、ぼ、僕にも……教師としての意地が……あるからな……」
鹿水が壁際から離れて、廊下に全身を晒す。
「へへへ……へへへへへ……み、み、見ろよ、ぼ、ぼ、僕の大好きな生徒たちが……廊下にいっぱいいるじゃないか……い、い、今から優しい先生が行くからね……そこで待っててくれよ……ぼ、ぼ、僕がいっぱい相手をしてあげるからね……」
鹿水の頭からネジが数本抜け落ちてしまったらしい。言動がおかしくなり、目がここではないどこかに飛んでいってしまっている。そして──。
「先生はみんなが大好きなんだよおおおおおおおおおおおおーーーーーーーっ!」
完全に振り切れてしまった声を張り上げながら、ゾンビの群れの真っ只中に向かって走っていった。
廊下に溜まっていたゾンビの集団が獲物を見つけたとばかりに、次から次に鹿水に飛び掛っていく。
「私たちも行くわよ!」
沙世理が呆然としている慧子の手を引っ張って廊下に飛び出した。そのまま全速力で走り出す。
「オレたちも続くぞ!」
カケルが飛び出す。
「う、う、うん……分かった!」
キザムもすぐさま後に続いた。
廊下の先から生々しい人の呻き声が聞こえてきたが聞こえない振りをした。粘着質の液体を啜る音と、肉を無理やり引き千切る音がしたが、頭の外に追い出した。
廊下の中央付近で右折して、別の廊下に入っていく。そのまま突き進んでいけば、保健室はすぐそこである。
「早く来て!」
一歩早く保健室にたどり着いた沙世理が手を振って合図を送ってきた。
あそこまで行けば流玲さんに会える。あそこまでいけば流玲さんに──。
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