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第一部 第一章 聖剣と新たな旅立ちの物語

レイティリア王国

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俺は今背中にかけているオリハルコンの大剣をアイテム袋に入れて聖剣を背中に掛ける。

元きた道をたどり外まで走るのだが、先程とは違いかなり体が軽く感じることに気付く、ここまで違うとなると、願いは叶ったのだと思えてきてつい微笑んでしまう


「(マスターどうですか、その体の感想は?)」


「(今までにないほど、体が軽いぞ!全力で走ってもないのに、前の体の倍は早く感じる)」


「(それは良かったです!気に入って貰えて)」


「(最初はどうすればいいのだと思ったが、今ではこの体になってよかったとさえ思えるよ、だからデュランありがとな)」


「(マスター....)」


俺は感謝の気持ちを、デュランに告げてモンスター達を避けて進み出口までこの体を堪能しながら向かう

日差しが差し込む所が見えて早足を遅くして行く、外に出ると先程とは少し空がが夕暮れ時になっていた、それを見て俺は戻れたんだと思いなんとも言えない達成感を感じて、リスタード領の街に帰るため道に沿って歩いていく。


「(なぁ、デュランこれから、どう動いていくか帰ったら相談に乗ってくれるか?)」


「(お任せ下さい、マスター私には過去から現在の事まである程度把握出来るのでお役に立てられると思います。)」


「(それなら安心だ、なら少し急いで帰るか、それにまだ俺の姿がどんなになっているか気になるしな)」


「(楽しみにしててください、私が全力を尽くした力作なので!!)」


「(それは楽しみだな)」


俺は軽足に似た速度で街へと戻るのだった。



▼▽



スキップ気分で街につき、俺はあることに気づく


「あ、俺服がそのままで少しダボダボだったわこれどうすればいいんだ?」


そう呟いたらデュランから声が掛る


「(マスターせっかくなので魔法を使ってはどうですか?今のマスターならなんだって使えるはずですよ!!)」


「(その手があったか!だが、初めて使うから勝手がわからん)」


「(マスター縮小魔法というのがあるんです、それを使いましょう!今の体に合うサイズのイメージをすればいいんです。)」


「(分かったやってみるよ)」


俺はそう言うと集中して、イメージを固めて縮小魔法を唱える


『減少』


そう唱えたら俺の服がみるみる縮んでいき体にフィットするようになった


「(おお!この魔法凄いな!)」


「(そうでしょ!そうでしょ!この魔法は無機質なモノならなんでも縮めることが出来る万能差があるんですよ!!)」


そう言うと上機嫌にデュランがえへんと腰に手を当ててドヤ顔をしてるように、見えてすごく微笑ましかった。

そして、服がきっちり収まって胸のサイズがなんとなくだけど分かるようになったこの大きさだとCぐらいだとなんとなくだがわかる。


「(意外と胸は控えめなんだな)」


「(ふっふん!私は大きいよりも大きすぎず小さすぎずの美乳が好きなので!!あとは戦闘時とかは、このサイズが1番いいんですよ。)」


そんなことを言ってきたので少し苦笑しながら街の中に入り昼間に泊まっていた宿に向かうのだった。


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聖剣の詳細


名前:聖剣デュランダル


能力:インテリジェンスウエポン(女神の知恵の欠片)

・テレパシー (脳内に直接言葉を放つ)

・世界情報システム (未来のことは予測不可で、世界で起きたことなら知ることが出来る)


女神によって生み出された業物、かつて勇者ヘイリー・ウィンの聖剣を務める。悪しきものを切り伏せた記憶を今でも覚えている


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