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平穏への復帰
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全てはおれの勘違いで始まった珍事件だったけど、ともあれ大事には至らなかったので万事よかった。
向こうではRIKU☆と、☆兄さんがまだモメて(?)いるようだけど、内輪話には首を突っ込まない方がいいだろうな。
「しかし、ドクター。
紫苑さんが気を失う程のショックとは、一体何があったのだろうか」
「そうだな。
普段、冷静沈着な紫苑さんなんだ。
どんなショックなのかは、オレも気になるし」
事件は解決と言っても過言ではないのだけど、でもプリンスさんやクロウさんが言った通り、それについてはおれも気になるかもしれない。
しかも少しのショックでって言ってるって事は、ドクターには紫苑さんに何があったのか知ってるって事だよな?
しかしドクターはプリンスさんの質問には答えず、ただゆっくりと首を振るだけだった。
「彼は私の患者でもあるのでね。
患者の身体の事は、他人に喋るわけにはいかないのだよ」
「何だよソレ!」
「紫苑さんはボクたちにとっても、大切な人だ。
話を聞く権利はあると思うのだけどね」
プリンスさんたちが言うのもわかるけれど、ドクターの言い分も間違いはない。
おれは以前話を聞いてしまったから、紫苑さんが病気なのは何となく知ってたけど…。
ええと、なんて病気だったかな。
慢性貧血症候群?(謎)
「とにかく、患者をあのままにするわけにはいかない。
後は私に任せて、みなはもう帰るがよい」
「はぁぁ???」
「いくらドクターでも、そんな…」
「ん……っ
ここは………………」
その時だった。
紫苑さんの机から聞こえてきた声に、おれたちは一斉に振り返った。
「紫苑さん!!!」
もたれていた背中を起こし、頭痛がするのか髪をかきあげるように頭を押さえている紫苑さんに、おれたちはその名を大きく叫んだ。
「…煌?それに、クロウ、プリンス…。
僕は、一体今まで何を…」
自分でも記憶が曖昧なのか、今まで気絶していた事が思い出せない様子の紫苑さんだった。
ドクターが言ってた。
少しのショックで眠っているだけって。
何があったのか覚えてはないみたいだけど、でも無事みたいでよかったよ!
「…なんだ、もう目が覚めてしまったかな。
もう少し眠っていれば、私が介抱してあげたのだが」
「介………?
あ あんたはっ!?」
だがドクターの意味深なぼやきに気付いた紫苑さんは、その姿を見て何故か顔色を変えた。
「身体の調子はどうかな?
顔色は優れないようだが、良ければ私が夜通し診てあげるよ」
「___っ」
ニタリと赤い唇で妖しく笑うと、ドクターは紫苑さんの方へとゆっくり歩き出した。
だが紫苑さんはそんなドクターにビクリと身体を震わせると、イスから立ち上がって後ずさった。
「結構だ!
僕なら大丈夫だから、今日はもう帰ってくれ!」
「…そうかい。
では、また次の診察日に」
クルリ踵を返したドクターは、紫苑さんに言われるまま部屋から出て行った。
次の診察日に…て事は、やっぱり今日はドクターに診てもらう日だったんだ。
「…ったく、冗談じゃあないよ、変態エロ医者め。
僕は男の客は取らないって言ったってのに」
「紫苑さん…?」
まだヘルプのおれには知らないホスト業界の裏の仕事。
何だかそれが、今の紫苑さんから垣間見れた気がしたんだけど……気のせいかな…。
さて、殺害されたと思っていた紫苑さんは無事に意識を取り戻し、特にこれといった被害もなく事件は解決にと運びそうだ。
やっぱりRIKU☆は犯人なんかじゃなかったし、結局誰も犯罪者なんていなかったわけなんだ。
「やれやれ。
煌、ボクたちは暇じゃないんだよ。
次に会うプリンセスたちの為にも、夜は早く睡眠を取る事も大切な仕事なんだからね」
プリンセスというのは、姫さま。つまり、ホストクラブに来てくれるお客さんの事だ。
もう日はとっくに変わってしまったのだが、また今夜17時からは営業が開始される。
まだ残ってる仕事を終わらせて、おれたちも早くあがらなきゃ。
「…すみません。後の片付けは、おれが1人でやるんで…。
クロウさんとプリンスさんは先にあがって下さい」
「当然だ」
「つーか、もう帰るし」
ドクターに続いて、クロウさんプリンスさんも部屋を出て行った。
さて、1人でやるって言ったけれど、まだまだ片付けは残っている。
RIKU☆や☆兄さんは手伝ってくれるかなぁ…。
「あの、RIKU☆に、☆兄さん…」
「え?片付け?
だよねー!すぐ行くすぐ行く!!
えっと、時間外手当てってつくのかなー?」
「陸! 俺はまだ話は終わってな…」
「義兄貴っ
いくらバイトでも、時給が発生してる間は仕事仕事!」
「~~~~~っ」
…何だか半分以上は、RIKU☆の都合みたいになっちゃったな。
でもまだ残った仕事を片付けるのに、人手があって助かったぁ。
「店長ーっ
時間外手当て、よろしくお願いしまーす」
「ふんっ、何が店長だ。
バイト終わったら覚悟しとけよ、陸!」
「うへー」
…まだまだ兄弟喧嘩は、終わらないみたいだな。
とまぁそんなわけで、RIKU☆と☆兄さんも部屋から出て行った。
そうして紫苑さんの部屋に、紫苑さんとおれが残った。
てっきり紫苑さんの血と勘違いしてしまったブドウジュースのシミは、今もまだ変わらずカーペットに残っている。
ドラマや映画のサスペンスシーンみたいで痛々しいけれど、考えてみたら紫苑さんには何の傷痕もないもんな。
…いや?
首筋に小さな傷痕が2つあるんだっけ。
でも、それは今回の事件には関係ないし。ホント、結局おれの早とちりでみんなを騒がせただけだな。
「すみませんでした、紫苑さん。
だけど、紫苑さんが無事で本当によかったです!
あの時は…スゴいショックで、本当に気が動転してて…」
「無事…でもないけどね」
「え? あぁそうか、カーペット…」
血のように赤く染まっている、もとは紫色のカーペット。
きっと紫苑さんの具合が悪くなってフラついた時、手が当たってそれで床に落としてジュースがこぼれたんだろう。
おれには相場はわからないけど紫苑さんのオーダーメイドものなんだ、きっとおれじゃ買えないほどの値がしたんだろうなぁ。
「あ、そうだ!えっと、これ、今日の簡単な売り上げ報告です」
そもそもプリントアウトしたデータを持ってこようとして、それでグッタリした紫苑さんを殺されたと勘違いしてこうなったんだっけ。
ジャケットのポケットにしまっていたデータを取り出したおれは、すっかりクシャクシャになったのを手で伸ばしながら紫苑さんに渡した。
「…す すみませんっ
やっぱキレイなの、用意し直してきましょうか」
「いや…いいよ。ちょっと身体の調子もいまいちなんでね。
今日は先にあがらせてもらうから」
「あ、はいっ
大丈夫…ですか?」
「あぁ…」
そういえばドクターも、心配してたっけ。
仕事中は疲れた顔を見せない紫苑さんだから、休める時には休ませてあげなきゃな。
カーペットの汚れはまたにするという事でそのままにし、おれたちは一緒に部屋を出ると、紫苑さんはカギを閉めた。
「じゃあ、悪いけど後は頼んだよ」
「はいっ
紫苑さんこそ、無理しないで早く休んで下さいね」
「…ありがとう」
おれよりもずっとかっこよくって、ずっとキラキラ輝いている紫苑さんなんだけど。
「……………」
具合がよくないせいか、歩く後ろ姿はやけに小さく見えた。
「紫苑さん…」
だけど、生きていてくれて本当によかった。
あの人は、おれの一生の目標だからなぁ。
「さぁって、早く片付けを終わらせて、おれも帰ろう!」
おれはあくびをしながらウンと背伸びをすると、店の方で先に片付けをしてくれているRIKU☆たちの方へと急いだ。
早く行かなきゃ、RIKU☆と☆兄さんの様子も気になるからなぁ(笑)
…だけど。
紫苑さんの安否に安心してしまったおれたちは、もうすっかり頭から消えていた。
RIKU☆が飲んでしまったブドウジュースに、睡眠薬を入れた人物が確かにいたという事を______…
向こうではRIKU☆と、☆兄さんがまだモメて(?)いるようだけど、内輪話には首を突っ込まない方がいいだろうな。
「しかし、ドクター。
紫苑さんが気を失う程のショックとは、一体何があったのだろうか」
「そうだな。
普段、冷静沈着な紫苑さんなんだ。
どんなショックなのかは、オレも気になるし」
事件は解決と言っても過言ではないのだけど、でもプリンスさんやクロウさんが言った通り、それについてはおれも気になるかもしれない。
しかも少しのショックでって言ってるって事は、ドクターには紫苑さんに何があったのか知ってるって事だよな?
しかしドクターはプリンスさんの質問には答えず、ただゆっくりと首を振るだけだった。
「彼は私の患者でもあるのでね。
患者の身体の事は、他人に喋るわけにはいかないのだよ」
「何だよソレ!」
「紫苑さんはボクたちにとっても、大切な人だ。
話を聞く権利はあると思うのだけどね」
プリンスさんたちが言うのもわかるけれど、ドクターの言い分も間違いはない。
おれは以前話を聞いてしまったから、紫苑さんが病気なのは何となく知ってたけど…。
ええと、なんて病気だったかな。
慢性貧血症候群?(謎)
「とにかく、患者をあのままにするわけにはいかない。
後は私に任せて、みなはもう帰るがよい」
「はぁぁ???」
「いくらドクターでも、そんな…」
「ん……っ
ここは………………」
その時だった。
紫苑さんの机から聞こえてきた声に、おれたちは一斉に振り返った。
「紫苑さん!!!」
もたれていた背中を起こし、頭痛がするのか髪をかきあげるように頭を押さえている紫苑さんに、おれたちはその名を大きく叫んだ。
「…煌?それに、クロウ、プリンス…。
僕は、一体今まで何を…」
自分でも記憶が曖昧なのか、今まで気絶していた事が思い出せない様子の紫苑さんだった。
ドクターが言ってた。
少しのショックで眠っているだけって。
何があったのか覚えてはないみたいだけど、でも無事みたいでよかったよ!
「…なんだ、もう目が覚めてしまったかな。
もう少し眠っていれば、私が介抱してあげたのだが」
「介………?
あ あんたはっ!?」
だがドクターの意味深なぼやきに気付いた紫苑さんは、その姿を見て何故か顔色を変えた。
「身体の調子はどうかな?
顔色は優れないようだが、良ければ私が夜通し診てあげるよ」
「___っ」
ニタリと赤い唇で妖しく笑うと、ドクターは紫苑さんの方へとゆっくり歩き出した。
だが紫苑さんはそんなドクターにビクリと身体を震わせると、イスから立ち上がって後ずさった。
「結構だ!
僕なら大丈夫だから、今日はもう帰ってくれ!」
「…そうかい。
では、また次の診察日に」
クルリ踵を返したドクターは、紫苑さんに言われるまま部屋から出て行った。
次の診察日に…て事は、やっぱり今日はドクターに診てもらう日だったんだ。
「…ったく、冗談じゃあないよ、変態エロ医者め。
僕は男の客は取らないって言ったってのに」
「紫苑さん…?」
まだヘルプのおれには知らないホスト業界の裏の仕事。
何だかそれが、今の紫苑さんから垣間見れた気がしたんだけど……気のせいかな…。
さて、殺害されたと思っていた紫苑さんは無事に意識を取り戻し、特にこれといった被害もなく事件は解決にと運びそうだ。
やっぱりRIKU☆は犯人なんかじゃなかったし、結局誰も犯罪者なんていなかったわけなんだ。
「やれやれ。
煌、ボクたちは暇じゃないんだよ。
次に会うプリンセスたちの為にも、夜は早く睡眠を取る事も大切な仕事なんだからね」
プリンセスというのは、姫さま。つまり、ホストクラブに来てくれるお客さんの事だ。
もう日はとっくに変わってしまったのだが、また今夜17時からは営業が開始される。
まだ残ってる仕事を終わらせて、おれたちも早くあがらなきゃ。
「…すみません。後の片付けは、おれが1人でやるんで…。
クロウさんとプリンスさんは先にあがって下さい」
「当然だ」
「つーか、もう帰るし」
ドクターに続いて、クロウさんプリンスさんも部屋を出て行った。
さて、1人でやるって言ったけれど、まだまだ片付けは残っている。
RIKU☆や☆兄さんは手伝ってくれるかなぁ…。
「あの、RIKU☆に、☆兄さん…」
「え?片付け?
だよねー!すぐ行くすぐ行く!!
えっと、時間外手当てってつくのかなー?」
「陸! 俺はまだ話は終わってな…」
「義兄貴っ
いくらバイトでも、時給が発生してる間は仕事仕事!」
「~~~~~っ」
…何だか半分以上は、RIKU☆の都合みたいになっちゃったな。
でもまだ残った仕事を片付けるのに、人手があって助かったぁ。
「店長ーっ
時間外手当て、よろしくお願いしまーす」
「ふんっ、何が店長だ。
バイト終わったら覚悟しとけよ、陸!」
「うへー」
…まだまだ兄弟喧嘩は、終わらないみたいだな。
とまぁそんなわけで、RIKU☆と☆兄さんも部屋から出て行った。
そうして紫苑さんの部屋に、紫苑さんとおれが残った。
てっきり紫苑さんの血と勘違いしてしまったブドウジュースのシミは、今もまだ変わらずカーペットに残っている。
ドラマや映画のサスペンスシーンみたいで痛々しいけれど、考えてみたら紫苑さんには何の傷痕もないもんな。
…いや?
首筋に小さな傷痕が2つあるんだっけ。
でも、それは今回の事件には関係ないし。ホント、結局おれの早とちりでみんなを騒がせただけだな。
「すみませんでした、紫苑さん。
だけど、紫苑さんが無事で本当によかったです!
あの時は…スゴいショックで、本当に気が動転してて…」
「無事…でもないけどね」
「え? あぁそうか、カーペット…」
血のように赤く染まっている、もとは紫色のカーペット。
きっと紫苑さんの具合が悪くなってフラついた時、手が当たってそれで床に落としてジュースがこぼれたんだろう。
おれには相場はわからないけど紫苑さんのオーダーメイドものなんだ、きっとおれじゃ買えないほどの値がしたんだろうなぁ。
「あ、そうだ!えっと、これ、今日の簡単な売り上げ報告です」
そもそもプリントアウトしたデータを持ってこようとして、それでグッタリした紫苑さんを殺されたと勘違いしてこうなったんだっけ。
ジャケットのポケットにしまっていたデータを取り出したおれは、すっかりクシャクシャになったのを手で伸ばしながら紫苑さんに渡した。
「…す すみませんっ
やっぱキレイなの、用意し直してきましょうか」
「いや…いいよ。ちょっと身体の調子もいまいちなんでね。
今日は先にあがらせてもらうから」
「あ、はいっ
大丈夫…ですか?」
「あぁ…」
そういえばドクターも、心配してたっけ。
仕事中は疲れた顔を見せない紫苑さんだから、休める時には休ませてあげなきゃな。
カーペットの汚れはまたにするという事でそのままにし、おれたちは一緒に部屋を出ると、紫苑さんはカギを閉めた。
「じゃあ、悪いけど後は頼んだよ」
「はいっ
紫苑さんこそ、無理しないで早く休んで下さいね」
「…ありがとう」
おれよりもずっとかっこよくって、ずっとキラキラ輝いている紫苑さんなんだけど。
「……………」
具合がよくないせいか、歩く後ろ姿はやけに小さく見えた。
「紫苑さん…」
だけど、生きていてくれて本当によかった。
あの人は、おれの一生の目標だからなぁ。
「さぁって、早く片付けを終わらせて、おれも帰ろう!」
おれはあくびをしながらウンと背伸びをすると、店の方で先に片付けをしてくれているRIKU☆たちの方へと急いだ。
早く行かなきゃ、RIKU☆と☆兄さんの様子も気になるからなぁ(笑)
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