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本物の愛、見つけました! 1
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翌日の10時。
今日も私は慎吾くんの病院に来た。
明日も来るって言っちゃったし、やっぱり事故の後だもん、身体が心配なのもあるの。
「おじゃましま…
…あれ?」
そっと病室のドアを開けて入ると、ベッドの上の慎吾くんは静かに身体を横たえたまま目を閉じていた。
「…寝ちゃってるんだね。
静かにしとこう」
私はバッグを台の上に置かせてもらうと、ベッドの側に置いてあったパイプイスに腰掛けた。
「………………」
特に用事があったわけじゃない。
元気そうな顔が見れたらいいの。
だけど…そう言えば、慎吾くんの寝顔なんて初めて見るなぁ。
今日は包帯も取れ、長い前髪が閉じた目の上を覆ってる。
少しだけ開いた唇からは、スゥスゥと気持ちよさそうな寝息が聞こえてくるの。
…これまで散々私にドキドキさせたクセに、今はこんなにも無防備なんだから笑っちゃう。
「…慎吾くん、私の事を忘れちゃうんだったら、私も慎吾くんの事を忘れたかったよぉ…」
だけど、どんなに忘れようと思っても忘れられない。
これが、現実なんだね。
私はパイプイスから立ち上がると、そっと音を立てないようにしてベッドの側に立った。
「………」
それから目を閉じて眠っている慎吾くんの顔に寄ると、私も目をつむりゆっくりと…唇を重ねた。
(…慎吾くん…!)
やっぱり私は、慎吾くんの事は忘れられない。
今までの事を全て忘れ、母親として接していかなきゃならないなんて、どうしてもできないもの。
だから…もう…
全部、諦める事にしたよ。
「───────…」
そっと唇を離すと、私は台の上に置いていたバッグを持った。
「…さようなら、慎吾くん。
もう会わない方がいいね」
忘れられたという事は、失恋した事と同じ。
慎吾くんへの恋は、記憶と一緒に失ってしまったんだよ。
私は慎吾くんの彼女にもお母さんにもならないから。
だから、盆子原さんとも…
「…ひな子さん?」
「────っ
…盆子原さん!」
突然病室のドアが開いたかと思ったら、そこには盆子原さんが立っていたのだ。
どうして?
仕事があるんなら、こんな時間に来るハズないんだけど…っ。
今日も私は慎吾くんの病院に来た。
明日も来るって言っちゃったし、やっぱり事故の後だもん、身体が心配なのもあるの。
「おじゃましま…
…あれ?」
そっと病室のドアを開けて入ると、ベッドの上の慎吾くんは静かに身体を横たえたまま目を閉じていた。
「…寝ちゃってるんだね。
静かにしとこう」
私はバッグを台の上に置かせてもらうと、ベッドの側に置いてあったパイプイスに腰掛けた。
「………………」
特に用事があったわけじゃない。
元気そうな顔が見れたらいいの。
だけど…そう言えば、慎吾くんの寝顔なんて初めて見るなぁ。
今日は包帯も取れ、長い前髪が閉じた目の上を覆ってる。
少しだけ開いた唇からは、スゥスゥと気持ちよさそうな寝息が聞こえてくるの。
…これまで散々私にドキドキさせたクセに、今はこんなにも無防備なんだから笑っちゃう。
「…慎吾くん、私の事を忘れちゃうんだったら、私も慎吾くんの事を忘れたかったよぉ…」
だけど、どんなに忘れようと思っても忘れられない。
これが、現実なんだね。
私はパイプイスから立ち上がると、そっと音を立てないようにしてベッドの側に立った。
「………」
それから目を閉じて眠っている慎吾くんの顔に寄ると、私も目をつむりゆっくりと…唇を重ねた。
(…慎吾くん…!)
やっぱり私は、慎吾くんの事は忘れられない。
今までの事を全て忘れ、母親として接していかなきゃならないなんて、どうしてもできないもの。
だから…もう…
全部、諦める事にしたよ。
「───────…」
そっと唇を離すと、私は台の上に置いていたバッグを持った。
「…さようなら、慎吾くん。
もう会わない方がいいね」
忘れられたという事は、失恋した事と同じ。
慎吾くんへの恋は、記憶と一緒に失ってしまったんだよ。
私は慎吾くんの彼女にもお母さんにもならないから。
だから、盆子原さんとも…
「…ひな子さん?」
「────っ
…盆子原さん!」
突然病室のドアが開いたかと思ったら、そこには盆子原さんが立っていたのだ。
どうして?
仕事があるんなら、こんな時間に来るハズないんだけど…っ。
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