発達障害の長男と母としての私

遥彼方

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次男について

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ずっと長男について語っていましたが、次男についても語りましょう。

長男の次男への嫉妬は激しいものでしたので、私は次男へ殆ど近づきませんでした。母乳をあげるときと、長男が昼寝をしている隙、夜寝ている時だけが次男と私の時間。

赤ちゃんの間、殆ど抱いてやることが出来なかった。

次男は大人しく、自分を主張しませんでした。いえ、正確には大人しくないけれど、大人にああしてくれ、こうしてくれと訴えることはしない。

さらに長男の事が大好きでした。ハイハイが出来るようになると、どんなに長男と離していても、側に来てしまう。

さらに歩けるようになり、言葉も分かるようになってくると、今度は長男の世話を焼きたがる。
私の膝の上にいても、長男が退けと言えば退ける。
長男が次男の分のお菓子を欲しいと言えば、あげる。オモチャも譲る。

なのに、長男は次男へ滅茶苦茶冷たい。
なんと報われない。

我が儘を言わない。癇癪を起こさない。空気を読む。
長男と正反対!!

びっくりするくらいに手がかからない。

でも、私はこれはまずいと思った。
この子は聞き分けのいい「良い子」じゃない。
この子は感情を全部抑え込んでるだけだ。これ、絶対このままじゃ駄目なやつだ!!

大体、我が儘言わない子供なんておかしい。2、3歳くらいの子供の反抗期は、自立の芽生えと親への信頼がある証拠なのです。
その子によって個人差はあるけど、全くないのはおかしい。

小学校に入り長男が落ち着いたこともあり、私は5歳の次男をべったべたに甘やかしました。暇があれば次男を膝に乗せて一緒に遊び、周囲にもう大きいのに、と笑われても構わずに抱っこしまくりました。

2、3ヶ月ほどすると、ちゃんと我が儘を言い始めました。
今では、一番気難しく、文句を言います。一番甘えん坊です。一番ひょうきんで、ムードメーカーでもあります。

あの時の君は、愛されたいと必死だったのかもしれないね。
長男に転ばされても、叩かれても、噛みつかれても、諦めずに側に寄っていった君。アザだらけになっても、長男に笑いかける君を見て、私は長男の側から離すのを諦めたよ。凄い根性だ。

今、ちゃんと長男へ文句を言って喧嘩出来る君を見て、あの時、ちゃんとサインに気付いてやれて、良かったと本気で思います。
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