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第2話「愛想の切れ目が縁の切れ目」
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運命の夜会から、半年が経った。
ストイックな食事制限に加えて、毎日ビアンカの監督のもとこってりと『魔素詰まりの汁』を垂れ流しつつダイエットに挑んだお陰で、ポルコの外見は武藤がネット広告でよく見掛けた豚怪人の様相から固太りの青年にまで改善していた。
これまで魔素詰まりを溜め放題していたため、伸び代は豊富なポルコである。
「受け取ってきました」
「ご苦労さん」
ビアンカにはダイエットの監督だけで十分だとポルコは告げているのだが、それではタダ飯食らいのようなものだとビアンカがきまり悪そうにする。
そのため、このところのポルコはビアンカに伝書鳩を依頼していた。物の本やこの世界の食客はどいつも一芸は秀でていても偉そうな居候だというのに、生真面目なものだ。
「来週、会ってくれるそうだ。場所は――俺だけで行ったら騒ぎになりそうだな」
このところはポルコとビアンカの秘密基地めいてきている書斎には、王都で買えるだけの新聞にマンツォ公爵の子飼いの諜報員が集めた情報にと、悪巧みの素がひしめいている。
どうせ悪役の立場なのだから、やれることはやってやろうとポルコは思う。持つべきものは実家の力。ポルコが齧る親の脛は、屋久杉より太く、タングステンより強い。
「ビアンカ、ついてきてくれるか?」
「良いですよ。ネルさんにはまた遊びに来なさいって言われてますし」
「……随分と親しくなったようだな」
面会の可否に対しての、素っ気ないほど短い了承の文面とビアンカの言葉のアンバランスさに、銀のペーパーナイフを弄びながら、ポルコはふむと溜息を吐いた。
王都の貴婦人向け単身者住宅には、訳ありの住人たちが息を潜めるようにして暮らしている。
貴族の婚外子や夫の暴挙に耐えかねて夜逃げしてきた貴族の夫人に混じって、本来であればアントネラ伯爵令嬢として傅かれ、下にも置かれぬ立場であるはずの彼女――ネルは、人一倍に息を潜めるように暮らしていた。
「ビアンカちゃんからは話を聞いていましたが……見違えるほどお痩せになりましたね、ポルコ公子」
ネルの世辞抜きの称賛に、ポルコのダイエットを監督したビアンカがどこか得意げにしている。
加重のために重いフルアーマーを着込んで「暑い、臭い」とぼやきながらも健気にポルコの減量に協力してくれているのだから、ありがたい限りだ。
「久しいな、ネル」
「ええ……前回お目もじいたしましたのは、侯爵家を辞する前でしたからね」
ネルはポルコがリリアーナの不貞を断罪した夜会の少し前まで、リリアーナの侍女として侯爵家に仕えていた。
しかし、ポルコとの茶会を嫌がりカルロスとの密会を重ねるリリアーナの様子を侍女長に報告したことが原因でリリアーナの不興を買い、解雇されたのだ。
ネルは次期当主である兄――この男もリリアーナ信奉者のようだ――により実家に戻る事を許されず、現在はこうして、この狭い集合住宅に押し込められているというわけだ。
ちなみに、武藤は知らない原作本編。ネルが侍女長に報告するシーンに、連載時には『☆侍女の卑劣な告げ口にリリアーナは――』という、煽り文が付いていた。いつから卑劣という言葉は変数になったのだろうか。
「送った手紙の通り、俺はお前の元主人と間男皇子に不貞の代償を払わせるつもりだ。力を貸してくれるな?」
ポルコの念押しするような言葉は、ネルの居処を突き止めて以降、文章でやり取りを交わした彼女の言葉の端々に、不貞に耽るリリアーナを止められなかった自分自身への、自責を読み取ってのことだ。
「……リリアーナ様を、裏切れと仰るのですね?」
「先に裏切られたのはお前だ。お前は、悪化するリリアーナの不貞を食い止めようとした忠臣じゃないか」
武藤の感覚からしても主の貞操と侯爵家の行く末を想って行動したネルの解雇は不当解雇だし、世間知らずだったポルコの知識にこの世界の法と常識とを詰め込んだ結果の答え合わせも、同様であった。
しかしやはり、リリアーナに絡む事柄ばかり、異様なまでに常識と良識が捻じくれてしまっている。
「無愛想で可愛げが無い私とは違って、春の女神のように可憐なお方――リリアーナ様を、私はお慕いしておりました」
しばしの沈黙の後、ぽつり、ぽつりとネルはリリアーナとの因縁を語りだした。
曰く、幼少期から侯爵家に行儀見習いとして奉公した後、リリアーナのたっての希望で彼女の侍女となったということだが、そうした価値観も長年の周囲による刷り込みではないかとポルコは思う。
「そう自分を、卑下したもんでも無いと思うがな……」
黒髪をきっちりと結い上げて眼鏡を掛け、背が高くメリハリが効いた体つきのネルは、小柄でふわふわとした亜麻色の髪の庇護欲をそそるようなリリアーナとは、対照的な印象だ。
重たい前髪で眉が隠れて表情は読めないが、眼窩が深い灰色の目は、今のポルコの目には十分に美形の範疇に見える。
「ふふ……本当にお変わりになられましたね、ポルコ公子」
「うん? ああ……自分から変わらなければ、目的が果たせないからな」
ポルコの記憶からはもう消えているが、かつてネルはポルコから待ち惚けの腹立ち紛れに、可愛げが無い女だと罵られたことがある。
その時は当たり前のように受け入れた言葉が、今になって可笑しくなったのだ。かつてとはまるで違う、意志の炎が灯った眼差しのポルコが、まるであべこべに殊勝な労りを示してきたからかもしれない。
「ええ。私も、変わらなければいけません。この長年胸に燻ぶらせてきた忠義を……正しく終わらせなければ」
ネルは無駄のない動きで立ち上がると、壁と一体化した引き戸を引いた。現れた本棚にぎっしりと詰め込まれているのは、日記帳のようだ。
「侯爵家にお仕えしていた時分に付けていた日記です。カルロス殿下が訪われた日のことも……あの方がリリアーナ様へ贈られた品々も、全て暗号にて記録しております」
予想を上回った嬉しい誤算にポルコはぶるりと身震いし、隣に大人しく腰掛けていたビアンカは小さく歓声を上げる。
ポルコは荒く息を吐いて、ネルに告げた。
「その日記帳も、お前自身も――お前の胸に燻った忠義ごと、俺に預けろ。無論、見合うだけの報酬と立場は約束する」
「そのお言葉、しかと承りました」
流れるような臣下の礼を執るネルに、ポルコは鷹揚に頷いた。
予行練習にと始めた事業が当たったこともあり、ネルの雇用主は公爵家ではなくポルコ自身となる。福利厚生も、日本でも手厚さに定評がある企業に勤めていた武藤仕込みのホワイトさだ。
満足のいく話し合いに鼻息を鳴らし、雇用に関する書類について考えを巡らせていたポルコに、また何か思い出し笑いをしているネルが軽口を叩いてきた。
「最初は、ふふ……ビアンカちゃんのこと、男の子だと思ったのですよ?」
「ああ。なりは男みたいだしな」
「私てっきり、ポルコ公子が少年趣味に走られたのかと……」
「やめろ。俺には少年趣味も少女趣味も無い」
ネルの爆弾発言に、ポルコは食い気味にそれを否定する。確かにビアンカはすこぶる美形だし、少年であればあの往年の銀幕スターもかくやというような崇拝者が現れたことだろう。
しかしポルコも武藤も、生憎ながらビアンカのような少女と少年を反復横跳びしているような十四才の子供に、おかしな気を起こすつもりは無い。
「ポルコ様、しょうねんしゅみってなんですか?」
「お前は知らんでよろしい」
ぴしゃりと言い付けたポルコに対してビアンカは唇をへの字に曲げて不服を示すが、健康優良少女にはそうした語彙は不要だ。
今後、ネルにはビアンカの前での不適切用語の使用は控えるよう指導することが、ポルコの新たな目標の一端を埋めた。
ストイックな食事制限に加えて、毎日ビアンカの監督のもとこってりと『魔素詰まりの汁』を垂れ流しつつダイエットに挑んだお陰で、ポルコの外見は武藤がネット広告でよく見掛けた豚怪人の様相から固太りの青年にまで改善していた。
これまで魔素詰まりを溜め放題していたため、伸び代は豊富なポルコである。
「受け取ってきました」
「ご苦労さん」
ビアンカにはダイエットの監督だけで十分だとポルコは告げているのだが、それではタダ飯食らいのようなものだとビアンカがきまり悪そうにする。
そのため、このところのポルコはビアンカに伝書鳩を依頼していた。物の本やこの世界の食客はどいつも一芸は秀でていても偉そうな居候だというのに、生真面目なものだ。
「来週、会ってくれるそうだ。場所は――俺だけで行ったら騒ぎになりそうだな」
このところはポルコとビアンカの秘密基地めいてきている書斎には、王都で買えるだけの新聞にマンツォ公爵の子飼いの諜報員が集めた情報にと、悪巧みの素がひしめいている。
どうせ悪役の立場なのだから、やれることはやってやろうとポルコは思う。持つべきものは実家の力。ポルコが齧る親の脛は、屋久杉より太く、タングステンより強い。
「ビアンカ、ついてきてくれるか?」
「良いですよ。ネルさんにはまた遊びに来なさいって言われてますし」
「……随分と親しくなったようだな」
面会の可否に対しての、素っ気ないほど短い了承の文面とビアンカの言葉のアンバランスさに、銀のペーパーナイフを弄びながら、ポルコはふむと溜息を吐いた。
王都の貴婦人向け単身者住宅には、訳ありの住人たちが息を潜めるようにして暮らしている。
貴族の婚外子や夫の暴挙に耐えかねて夜逃げしてきた貴族の夫人に混じって、本来であればアントネラ伯爵令嬢として傅かれ、下にも置かれぬ立場であるはずの彼女――ネルは、人一倍に息を潜めるように暮らしていた。
「ビアンカちゃんからは話を聞いていましたが……見違えるほどお痩せになりましたね、ポルコ公子」
ネルの世辞抜きの称賛に、ポルコのダイエットを監督したビアンカがどこか得意げにしている。
加重のために重いフルアーマーを着込んで「暑い、臭い」とぼやきながらも健気にポルコの減量に協力してくれているのだから、ありがたい限りだ。
「久しいな、ネル」
「ええ……前回お目もじいたしましたのは、侯爵家を辞する前でしたからね」
ネルはポルコがリリアーナの不貞を断罪した夜会の少し前まで、リリアーナの侍女として侯爵家に仕えていた。
しかし、ポルコとの茶会を嫌がりカルロスとの密会を重ねるリリアーナの様子を侍女長に報告したことが原因でリリアーナの不興を買い、解雇されたのだ。
ネルは次期当主である兄――この男もリリアーナ信奉者のようだ――により実家に戻る事を許されず、現在はこうして、この狭い集合住宅に押し込められているというわけだ。
ちなみに、武藤は知らない原作本編。ネルが侍女長に報告するシーンに、連載時には『☆侍女の卑劣な告げ口にリリアーナは――』という、煽り文が付いていた。いつから卑劣という言葉は変数になったのだろうか。
「送った手紙の通り、俺はお前の元主人と間男皇子に不貞の代償を払わせるつもりだ。力を貸してくれるな?」
ポルコの念押しするような言葉は、ネルの居処を突き止めて以降、文章でやり取りを交わした彼女の言葉の端々に、不貞に耽るリリアーナを止められなかった自分自身への、自責を読み取ってのことだ。
「……リリアーナ様を、裏切れと仰るのですね?」
「先に裏切られたのはお前だ。お前は、悪化するリリアーナの不貞を食い止めようとした忠臣じゃないか」
武藤の感覚からしても主の貞操と侯爵家の行く末を想って行動したネルの解雇は不当解雇だし、世間知らずだったポルコの知識にこの世界の法と常識とを詰め込んだ結果の答え合わせも、同様であった。
しかしやはり、リリアーナに絡む事柄ばかり、異様なまでに常識と良識が捻じくれてしまっている。
「無愛想で可愛げが無い私とは違って、春の女神のように可憐なお方――リリアーナ様を、私はお慕いしておりました」
しばしの沈黙の後、ぽつり、ぽつりとネルはリリアーナとの因縁を語りだした。
曰く、幼少期から侯爵家に行儀見習いとして奉公した後、リリアーナのたっての希望で彼女の侍女となったということだが、そうした価値観も長年の周囲による刷り込みではないかとポルコは思う。
「そう自分を、卑下したもんでも無いと思うがな……」
黒髪をきっちりと結い上げて眼鏡を掛け、背が高くメリハリが効いた体つきのネルは、小柄でふわふわとした亜麻色の髪の庇護欲をそそるようなリリアーナとは、対照的な印象だ。
重たい前髪で眉が隠れて表情は読めないが、眼窩が深い灰色の目は、今のポルコの目には十分に美形の範疇に見える。
「ふふ……本当にお変わりになられましたね、ポルコ公子」
「うん? ああ……自分から変わらなければ、目的が果たせないからな」
ポルコの記憶からはもう消えているが、かつてネルはポルコから待ち惚けの腹立ち紛れに、可愛げが無い女だと罵られたことがある。
その時は当たり前のように受け入れた言葉が、今になって可笑しくなったのだ。かつてとはまるで違う、意志の炎が灯った眼差しのポルコが、まるであべこべに殊勝な労りを示してきたからかもしれない。
「ええ。私も、変わらなければいけません。この長年胸に燻ぶらせてきた忠義を……正しく終わらせなければ」
ネルは無駄のない動きで立ち上がると、壁と一体化した引き戸を引いた。現れた本棚にぎっしりと詰め込まれているのは、日記帳のようだ。
「侯爵家にお仕えしていた時分に付けていた日記です。カルロス殿下が訪われた日のことも……あの方がリリアーナ様へ贈られた品々も、全て暗号にて記録しております」
予想を上回った嬉しい誤算にポルコはぶるりと身震いし、隣に大人しく腰掛けていたビアンカは小さく歓声を上げる。
ポルコは荒く息を吐いて、ネルに告げた。
「その日記帳も、お前自身も――お前の胸に燻った忠義ごと、俺に預けろ。無論、見合うだけの報酬と立場は約束する」
「そのお言葉、しかと承りました」
流れるような臣下の礼を執るネルに、ポルコは鷹揚に頷いた。
予行練習にと始めた事業が当たったこともあり、ネルの雇用主は公爵家ではなくポルコ自身となる。福利厚生も、日本でも手厚さに定評がある企業に勤めていた武藤仕込みのホワイトさだ。
満足のいく話し合いに鼻息を鳴らし、雇用に関する書類について考えを巡らせていたポルコに、また何か思い出し笑いをしているネルが軽口を叩いてきた。
「最初は、ふふ……ビアンカちゃんのこと、男の子だと思ったのですよ?」
「ああ。なりは男みたいだしな」
「私てっきり、ポルコ公子が少年趣味に走られたのかと……」
「やめろ。俺には少年趣味も少女趣味も無い」
ネルの爆弾発言に、ポルコは食い気味にそれを否定する。確かにビアンカはすこぶる美形だし、少年であればあの往年の銀幕スターもかくやというような崇拝者が現れたことだろう。
しかしポルコも武藤も、生憎ながらビアンカのような少女と少年を反復横跳びしているような十四才の子供に、おかしな気を起こすつもりは無い。
「ポルコ様、しょうねんしゅみってなんですか?」
「お前は知らんでよろしい」
ぴしゃりと言い付けたポルコに対してビアンカは唇をへの字に曲げて不服を示すが、健康優良少女にはそうした語彙は不要だ。
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