17 / 30
17 八方美人のコウちゃん
しおりを挟む
矢坂さんは、お客さんと話していた時、三十代後半だと言っていたような気がしたけれど、瑠伊さんは同級生と言っていたし、私の聞き間違い?
「アネキ、店では少しでも若く見られたいみたいで、三十代後半で通してるから。ヒロさんが同級生ってことはお客さんにバレてるし、ヒロさんも口裏合わせに付き合わされてるみたいですよ」
そういうことか。もちろん気持ちはわかる。
口裏合わせって……。瑠伊さんほどのナチュラルな人でも年齢は気になるんだ。私だけじゃないって安心したし、なんだかちょっと微笑ましい。
コウさんから、瑠伊さんが隠していたかったかもしれない本当の年齢を聞いてしまった。
「そんなに驚きました? アネキもそうだけど、葉摘さんも自分の年齢、そんなに気になるのかなぁ? 前に自分は四十だからとかなんとか、そんなことも言ってたけど」
コウさんが穏やかな顔つきで、また私のほうを覗き込んで来る。
「年齢は、正直気になります。女性は気にしない人の方が少ないと思います。誰でも若く見られたいっていうか。コウさんは男性だし、まだ三十代半ばで切実じゃないから、わからないかもしれませんけど。女心は色々……複雑なんです」
「でも四十だろうが、五十だろうが、葉摘さんは葉摘さんでしょう? 今まで生きてきたあなた自身の価値は年齢で下がったりしない。むしろ長く生きてる分上がると思うし。だから年齢のことであまり卑屈になって欲しくはないです」
私自身の価値?
今までおそらく平凡に普通に生きて来たけど、そもそも私は価値のある人間なの?
コウさんの真っ直ぐな視線が辛くなり、俯きそうになった時、繋いでいた手をコウさんにギュっとされた。
「自信持って。そのままのあなたがいいです」
そのままの私がいい? って……。
「オレ、葉摘さんとこうして一緒に過ごせて嬉しいし、楽しいですよ」
「ありがとうございます。……私もです」
コウさんは、私の欲しい言葉をくれる人。頬も緊張も緩んでしまう。コウさんみたいな人とずっと一緒にいられるなら、どんなに嬉しいことだろう。
お化け屋敷の方向へ歩きながら、コウさんから瑠伊さんたちが不妊治療を一時期行っていたことも聞いた。
「オレは姉の苦労を見て来てるんで、自分の子どもは自然の成り行きで良いと思ってます」
コウさんは独り言のような静かな口調で、喋っていて……。
それに対して、私は何も言えなかった。
繋いだままのコウさんの手の温もりを離したくはないけれど、それを望んで良いの?
ーーふたりで育てますか?
冗談よね。
◇◇◇
お化け屋敷前に着いて、調整中の立札の前でふたりで顔を見合わせた。
「あれ? やってない。惜しかったなあ。葉摘さんに、きゃあ怖い~って、ギューって腕にしがみついてもらおうと思ってたのに」
「ま、まさか、そんな理由で……?」
私にしがみついてもらって嬉しいの?
胸だって普通だし。
「お化け屋敷は、下心ありの選択です。男なんてそんなもんですよ」
どこかダークな色気を含んだ笑みを向けられて、また心臓にダメージを受けた。
「仕方がない。葉摘さん、何か他のアトラクションにしますか? それとも観覧車に乗って、遊園地は終わりにしますか?」
「あの、ふれあいコーナーを見てから観覧車でも良いですか?」
「ふれあいコーナー?」
「入り口でイベントの看板見たんです」
「ああ、小動物たちとふれあえるってやつですね。じゃあ、そこへ行きましよう」
「はい!」
ちらっとで良いから看板にあったフクロウとかうさぎとか、可愛い動物を間近で見てみたかった。そのくらいはコウさんも付き合ってくれるよね。
「葉摘さん、すごく嬉しそう。小動物好きなんですか?」
「好きです」
「……結構破壊力ありますね」
「?」
あれ? コウさん、横向いてる……引かれたかな。
ふれあいコーナーは、芝生広場の一角にあった。家族連れで大いに賑わっている。低めのフェンスの中にはたくさんのうさぎたちが放されていた。子どもたちにさわられたり軽く追いかけられたり、怖がっているかも。子どもたちに混じっていい大人女子がうさぎを追うのはさすがに憚られるので、ただ見るだけにした。
隅の方で、可愛らしい茶系のまだら模様のフクロウと、大きいオウムのような白い鳥が止まり木にいる。飼育員さんが傍にいて、家族連れになにやら特徴などを説明していた。
「あのフクロウ寝てるみたい? 触られても微動だにしない。確かに夜行性だもんなあ。葉摘さん、近くで見てみる?」
コウさんが誘ってくれた。
見たい!
頷いて、ふたりで近くに寄って行く。すぐに私たちの順番になった。
目を閉じたり半開きにしたり眠そうな小型のフクロウとオオバタンというギョロ目で大きなカーブした嘴を持つ体長四、五十センチの鳥が間近に!
可愛い!!
「この子たちは、モリフクロウのフクちゃんとオオバタンのコウちゃんです!」
という明るい女性飼育員さんの説明。
コ、コウちゃん?
思わずふきそうになって、慌てて口を手で抑えた。肩を揺らしたの、コウさんにバレた?
「……葉摘さん、我慢しないで笑っていいですよ。フクロウがフクちゃんなら、オオバタンはオオちゃんですよね。腑に落ちないなあ」
「ふふっ、そう? ごめんなさい。ふふ……」
腑に落ちないって、それ、コウさんおかしいったら。
妙にウケてしまって笑ったままでいると、コウさんも私につられたのか笑い出した。
オオバタンのコウちゃんに近づくと、コウちゃんが頭を下げて爪のあるごつい足でぎこちなく、おいでおいでーと私に何か訴えている。
「珍しい! コウちゃんが自分から頭撫でてって、意思表示してます。おねえさん、コウちゃんに気に入られたみたいです。良かったらコウちゃんの額とか嘴を優しく撫でていただいてもよろしいですか?」
「わ、私?」
おねえさん、ね。呼び方って難しいけど、お客さまで良くない?
「ぜひ、お願いします!」
飼育員さんが私にそうすすめるので、私はオオバタンのコウちゃんの額と嘴を用心深く撫でてあげた。すると、コウちゃんは大人しく頭を下げ、うっとりと目を細めて気持ち良さそうにしている。
可愛い!
「コウちゃん……」
呼びかけてしまった。
ふと横を見ると、人間のコウさんがスマホで明らかに私を撮影していた。
「や、写真?」
「いいのが撮れました。後で写真あげますね」
「ええっ……!?」
写真とか……困るのに。残るものは……。
「オオバタンは、寿命が五十年から七十年と言われてます。この子は今五歳です」
「え? すごい。オレたちより長生きするかもしれないんだ。気軽に飼えないね」
コウさんが感心している。飼うという発想はないけど、本当に一般人が飼うなら覚悟がいる。
オオバタンのコウちゃんが、足をゆっくり動かしてまた私にアピールしてきたので、もう一度額と嘴を丁寧に撫でてあげた。
「鳥さんたちは、嘴を撫でられると愛情を感じるそうです。仲良しの鳥さん同士は、嘴を擦り合わせたりもします」
飼育員さんが、さらにニコニコ説明してくれた。
嘴を擦り合わせるのは、愛情表現なのね。人間のキス……と似てる。
キス……嫌なこと思い出しちゃった。
列がいつの間にか長くなって来ていたので、私たちは、お礼を言ってそこから離れた。
名残惜しく振り返ると、コウちゃんは次に並んでいた小学校高学年くらいの女の子にも頭を下げて撫でてアピールをしていた。
え?
「サービス精神旺盛なのか、八方美人なだけか。女好きのコウちゃんめ……」
コウさんが私と同じ方を見て、ブツブツ言っているのがおかしくて、また笑ってしまった。
「葉摘さん、あんな奴とっとと忘れて、早く観覧車に行きましょう!」
コウさんは、離していた私の手をまたサッと握った。
「アネキ、店では少しでも若く見られたいみたいで、三十代後半で通してるから。ヒロさんが同級生ってことはお客さんにバレてるし、ヒロさんも口裏合わせに付き合わされてるみたいですよ」
そういうことか。もちろん気持ちはわかる。
口裏合わせって……。瑠伊さんほどのナチュラルな人でも年齢は気になるんだ。私だけじゃないって安心したし、なんだかちょっと微笑ましい。
コウさんから、瑠伊さんが隠していたかったかもしれない本当の年齢を聞いてしまった。
「そんなに驚きました? アネキもそうだけど、葉摘さんも自分の年齢、そんなに気になるのかなぁ? 前に自分は四十だからとかなんとか、そんなことも言ってたけど」
コウさんが穏やかな顔つきで、また私のほうを覗き込んで来る。
「年齢は、正直気になります。女性は気にしない人の方が少ないと思います。誰でも若く見られたいっていうか。コウさんは男性だし、まだ三十代半ばで切実じゃないから、わからないかもしれませんけど。女心は色々……複雑なんです」
「でも四十だろうが、五十だろうが、葉摘さんは葉摘さんでしょう? 今まで生きてきたあなた自身の価値は年齢で下がったりしない。むしろ長く生きてる分上がると思うし。だから年齢のことであまり卑屈になって欲しくはないです」
私自身の価値?
今までおそらく平凡に普通に生きて来たけど、そもそも私は価値のある人間なの?
コウさんの真っ直ぐな視線が辛くなり、俯きそうになった時、繋いでいた手をコウさんにギュっとされた。
「自信持って。そのままのあなたがいいです」
そのままの私がいい? って……。
「オレ、葉摘さんとこうして一緒に過ごせて嬉しいし、楽しいですよ」
「ありがとうございます。……私もです」
コウさんは、私の欲しい言葉をくれる人。頬も緊張も緩んでしまう。コウさんみたいな人とずっと一緒にいられるなら、どんなに嬉しいことだろう。
お化け屋敷の方向へ歩きながら、コウさんから瑠伊さんたちが不妊治療を一時期行っていたことも聞いた。
「オレは姉の苦労を見て来てるんで、自分の子どもは自然の成り行きで良いと思ってます」
コウさんは独り言のような静かな口調で、喋っていて……。
それに対して、私は何も言えなかった。
繋いだままのコウさんの手の温もりを離したくはないけれど、それを望んで良いの?
ーーふたりで育てますか?
冗談よね。
◇◇◇
お化け屋敷前に着いて、調整中の立札の前でふたりで顔を見合わせた。
「あれ? やってない。惜しかったなあ。葉摘さんに、きゃあ怖い~って、ギューって腕にしがみついてもらおうと思ってたのに」
「ま、まさか、そんな理由で……?」
私にしがみついてもらって嬉しいの?
胸だって普通だし。
「お化け屋敷は、下心ありの選択です。男なんてそんなもんですよ」
どこかダークな色気を含んだ笑みを向けられて、また心臓にダメージを受けた。
「仕方がない。葉摘さん、何か他のアトラクションにしますか? それとも観覧車に乗って、遊園地は終わりにしますか?」
「あの、ふれあいコーナーを見てから観覧車でも良いですか?」
「ふれあいコーナー?」
「入り口でイベントの看板見たんです」
「ああ、小動物たちとふれあえるってやつですね。じゃあ、そこへ行きましよう」
「はい!」
ちらっとで良いから看板にあったフクロウとかうさぎとか、可愛い動物を間近で見てみたかった。そのくらいはコウさんも付き合ってくれるよね。
「葉摘さん、すごく嬉しそう。小動物好きなんですか?」
「好きです」
「……結構破壊力ありますね」
「?」
あれ? コウさん、横向いてる……引かれたかな。
ふれあいコーナーは、芝生広場の一角にあった。家族連れで大いに賑わっている。低めのフェンスの中にはたくさんのうさぎたちが放されていた。子どもたちにさわられたり軽く追いかけられたり、怖がっているかも。子どもたちに混じっていい大人女子がうさぎを追うのはさすがに憚られるので、ただ見るだけにした。
隅の方で、可愛らしい茶系のまだら模様のフクロウと、大きいオウムのような白い鳥が止まり木にいる。飼育員さんが傍にいて、家族連れになにやら特徴などを説明していた。
「あのフクロウ寝てるみたい? 触られても微動だにしない。確かに夜行性だもんなあ。葉摘さん、近くで見てみる?」
コウさんが誘ってくれた。
見たい!
頷いて、ふたりで近くに寄って行く。すぐに私たちの順番になった。
目を閉じたり半開きにしたり眠そうな小型のフクロウとオオバタンというギョロ目で大きなカーブした嘴を持つ体長四、五十センチの鳥が間近に!
可愛い!!
「この子たちは、モリフクロウのフクちゃんとオオバタンのコウちゃんです!」
という明るい女性飼育員さんの説明。
コ、コウちゃん?
思わずふきそうになって、慌てて口を手で抑えた。肩を揺らしたの、コウさんにバレた?
「……葉摘さん、我慢しないで笑っていいですよ。フクロウがフクちゃんなら、オオバタンはオオちゃんですよね。腑に落ちないなあ」
「ふふっ、そう? ごめんなさい。ふふ……」
腑に落ちないって、それ、コウさんおかしいったら。
妙にウケてしまって笑ったままでいると、コウさんも私につられたのか笑い出した。
オオバタンのコウちゃんに近づくと、コウちゃんが頭を下げて爪のあるごつい足でぎこちなく、おいでおいでーと私に何か訴えている。
「珍しい! コウちゃんが自分から頭撫でてって、意思表示してます。おねえさん、コウちゃんに気に入られたみたいです。良かったらコウちゃんの額とか嘴を優しく撫でていただいてもよろしいですか?」
「わ、私?」
おねえさん、ね。呼び方って難しいけど、お客さまで良くない?
「ぜひ、お願いします!」
飼育員さんが私にそうすすめるので、私はオオバタンのコウちゃんの額と嘴を用心深く撫でてあげた。すると、コウちゃんは大人しく頭を下げ、うっとりと目を細めて気持ち良さそうにしている。
可愛い!
「コウちゃん……」
呼びかけてしまった。
ふと横を見ると、人間のコウさんがスマホで明らかに私を撮影していた。
「や、写真?」
「いいのが撮れました。後で写真あげますね」
「ええっ……!?」
写真とか……困るのに。残るものは……。
「オオバタンは、寿命が五十年から七十年と言われてます。この子は今五歳です」
「え? すごい。オレたちより長生きするかもしれないんだ。気軽に飼えないね」
コウさんが感心している。飼うという発想はないけど、本当に一般人が飼うなら覚悟がいる。
オオバタンのコウちゃんが、足をゆっくり動かしてまた私にアピールしてきたので、もう一度額と嘴を丁寧に撫でてあげた。
「鳥さんたちは、嘴を撫でられると愛情を感じるそうです。仲良しの鳥さん同士は、嘴を擦り合わせたりもします」
飼育員さんが、さらにニコニコ説明してくれた。
嘴を擦り合わせるのは、愛情表現なのね。人間のキス……と似てる。
キス……嫌なこと思い出しちゃった。
列がいつの間にか長くなって来ていたので、私たちは、お礼を言ってそこから離れた。
名残惜しく振り返ると、コウちゃんは次に並んでいた小学校高学年くらいの女の子にも頭を下げて撫でてアピールをしていた。
え?
「サービス精神旺盛なのか、八方美人なだけか。女好きのコウちゃんめ……」
コウさんが私と同じ方を見て、ブツブツ言っているのがおかしくて、また笑ってしまった。
「葉摘さん、あんな奴とっとと忘れて、早く観覧車に行きましょう!」
コウさんは、離していた私の手をまたサッと握った。
0
あなたにおすすめの小説
愛された側妃と、愛されなかった正妃
編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。
夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。
連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。
正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。
※カクヨムさんにも掲載中
※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります
※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる