5 / 10
1
君と僕
しおりを挟む「出会いが欲しい」
ポツリと本音を零す祥太郎と歩に俺は思わず歩の方を見た。出会いが欲しい?歩には俺がいるのに?出会いなんていらないじゃん。って言いたかったが歩は俺の気持ちに気付いてないので当然言えるわけでもなく、ぐっ、と我慢した。
「何でいきなり出会いが欲しい、だなんて言うの?」
俺は歩の方見て聞いた。
「彼女が欲しい」 俺の質問に何故か答えたのは祥太郎で、俺は思わず 祥太郎に聞いてねぇよ と言ってしまった。しかし祥太郎も歩も運良くアホなので俺のその発言に疑問など持たず、祥太郎は酷い酷い、と泣く振りをしだす。
「歩は?何で出会いが欲しいって思うの?」
歩はそれを聞くとうーんと悩みだした。ここで悩むのか、と内心つっこんだ。
「特に理由はないけど彼女欲しいな。ほぼ祥太郎と同じ理由だな」
歩はケラケラと笑うと祥太郎となぁ?と分かり合えてた。俺はその発言にぎゅ、と胸が締め付けられた。
自分が女だったら、歩のとこ行って彼女にしてもらえてたのかな?歩に好きって言われてたかな?など色々考えてた。
0
あなたにおすすめの小説
美澄の顔には抗えない。
米奏よぞら
BL
スパダリ美形攻め×流され面食い受け
高校時代に一目惚れした相手と勢いで付き合ったはいいものの、徐々に相手の熱が冷めていっていることに限界を感じた主人公のお話です。
※なろう、カクヨムでも掲載中です。
寂しいを分け与えた
こじらせた処女
BL
いつものように家に帰ったら、母さんが居なかった。最初は何か厄介ごとに巻き込まれたのかと思ったが、部屋が荒れた形跡もないからそうではないらしい。米も、味噌も、指輪も着物も全部が綺麗になくなっていて、代わりに手紙が置いてあった。
昔の恋人が帰ってきた、だからその人の故郷に行く、と。いくらガキの俺でも分かる。俺は捨てられたってことだ。
【完結】義兄に十年片想いしているけれど、もう諦めます
夏ノ宮萄玄
BL
オレには、親の再婚によってできた義兄がいる。彼に対しオレが長年抱き続けてきた想いとは。
――どうしてオレは、この不毛な恋心を捨て去ることができないのだろう。
懊悩する義弟の桧理(かいり)に訪れた終わり。
義兄×義弟。美形で穏やかな社会人義兄と、つい先日まで高校生だった少しマイナス思考の義弟の話。短編小説です。
王様の恋
うりぼう
BL
「惚れ薬は手に入るか?」
突然王に言われた一言。
王は惚れ薬を使ってでも手に入れたい人間がいるらしい。
ずっと王を見つめてきた幼馴染の側近と王の話。
※エセ王国
※エセファンタジー
※惚れ薬
※異世界トリップ表現が少しあります
偽物勇者は愛を乞う
きっせつ
BL
ある日。異世界から本物の勇者が召喚された。
六年間、左目を失いながらも勇者として戦い続けたニルは偽物の烙印を押され、勇者パーティから追い出されてしまう。
偽物勇者として逃げるように人里離れた森の奥の小屋で隠遁生活をし始めたニル。悲嘆に暮れる…事はなく、勇者の重圧から解放された彼は没落人生を楽しもうとして居た矢先、何故か勇者パーティとして今も戦っている筈の騎士が彼の前に現れて……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる