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第10話 失格冒険者、恩讐の彼方に
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ー旧前線基地ー
茂みの中から敵を探す。
見張りが1人、他は基地内にいるか。
ハンドガンのスライドを引いて薬室に弾丸が装填されているのを確認し、再びホルスターに戻す。予備マガジン位置確認。ナイフの位置確認。
「さあ……始めようか畜生共」
見張りの背後から忍び寄り、左手で目を隠した勢いで引き寄せ、右手のナイフで喉を突き刺す。
「おごおぉおうッ……ゴボォッ」
噴水のように吹き出す血液が腕を濡らした。
死体を捨て、入口に向かう。
基地の扉を開けるとそこには2人の兵士がいた。
「貴様は……村で楯突いたクソ冒険者か」
ホルスターのハンドガンのセーフティを解除する。
「……リーゼは何処だ」
「なんだそれ?あの小娘の事か?」
そう言うと2人の兵士は薄気味悪く笑いだした。
「アイツかぁ!あの小娘は今基地の最奥で隊長が犯してるよ!」
「クッククククハハハハハッ!あの小娘、威勢よく反抗してた癖によぉ……いざ1発殴られたら泣き出して必死に謝ってやんのぉギャハハハッ!」
「……黙れ」
「俺は『リーゼは何処にいる』と聞いた」
ホルスターからハンドガンを抜き、発砲。
弾丸が兵士の前歯を折り、喉を穿つ。
「がうぉぉぉおおおうおッ!」
被弾した兵士は崩れ落ち、悶絶する。
「きっ貴様!やりやがったな!」
そう言ってもう1人の兵士が剣を振り下ろす。
1歩後ろに下がって回避しハンドガンを連射。
腹部、胸部、脳天を撃ち抜く。
血が廊下に飛び散った。
最初の兵士が血のあぶくを吹きながら言った。
「貴様ッゴホッ……冒険者だろ……ゴホゴホッ……兵士を殺した罪はその命で償うことになるぞ」
「そんな地位はもう捨てた」
俺は足で兵士の頭を固定し照準を合わせる。
死を覚悟した兵士は黄ばんだ歯を見せるようにニィと笑った。
トリガーを引き、2発の弾丸を顔面に撃ち込み、とどめをさす。
「……この奥か」
俺はリロードしながら廊下を進んだ。
突き当たりのドアを蹴飛ばして中に突撃する。
「ッーーーーーーー!」
鎖に繋がれたリーゼが白目を向いて力無く倒れていた。
服は一切来ておらず、全身あざと切り傷だらけで
━━━━━━右足の膝より下が、無かった。
彼女の血液は白かったであろうシーツを赤黒く染めている。固まり始めている血が時間を物語っている。
「あ……あああああぁぁあぁぁぁ」
「俺は……俺はッ!」
絶望、恐怖、後悔……
負の感情が溢れ出し、その場に崩れ落ちる。
「……そいつなぁ」
振り向くと、そこには村で俺を暴行し始めた兵士が全裸で座っていた。
「ずっと叫んでたぜぇ『お母さん!アキラァ!誰か助けてよぉ』ってさ」
「そんな子娘を犯すのはよぉ……最高だったぜぇヘヘッ」
俺は……
「ヤるのに飽きたから殴って、ナイフで切ってそこに塩かけたらさぁ」
「いい声で鳴きやがるんだよぉ!」
俺は……
「ッたく……俺達に逆らうからこうなるんだよぉ」
「酒酌拒否した上に噛みつきやがって」
「なにが『バンディットが来てるんだよ!』だ」
さてとと言って兵士は剣を持って立ち上がった。
人間とはかけ離れた暗く淀んだ目で俺を見下す。
「コレ見られたからお前殺すわ」
そう言ってゆっくりと歩き、俺の前で止まった。
兵士が剣を振り上げたが、避ける気は怒らない。
ああ……俺は本当に駄目なやつだ。
6年前のあの日から何一つ変わってないじゃん。
強くなったと思い違えて、今度はみんなを守れるなんて崇高な勘違いをして……
本当にダメなやつだ。
兵士は剣を振り下ろした。
『娘を……助けてあげてください』
そう俺に伝えたカーラの顔が脳裏に浮かんだ。
「刀身強化魔術・カルマナイフ」
腰のナイフを抜き、降りかかる剣を腕ごと切り飛ばす。
「がああああああああ!俺の腕がああああ!」
切断面から噴き出す血が俺の顔まで飛んできた。
「くそがッ!スキル・ビーストナイフ!」
兵士は反対の手でナイフを抜き、スキルを発動。
刀身部分が甲高い音を響かせて振動し始める。
そのナイフが俺の鎧を貫通し、胸部を貫いた。
血が吹き出す。
意識が……遠のいて行く。
気がつくと俺は白い空間にいた。
何も無い、真っ白な空間。
ただ、俺の目の前に1人の少年が立っていた。
「俺は……死んだのか」
「うん、死んだよ」
少年は平然と返す。
「俺は……あのままじゃ死ねない」
「なんで?」
「……俺は彼女を助けられなかった」
「うん」
「せめて彼女の代わりに……復讐をしなければ」
「それで何が変わるの?」
「何も変わらない……でも、それで彼女も少しは報われるはず」
わかっている、俺が言っていることは間違っている。
死んでいったリーゼはもう報われない。
助けられなかった俺が……なにをほざいてるんだ。
少しの沈黙の後、少年は笑い出した。
「フフッ、いいね」
「僕君の事が気に入ったよ」
少年は俺によって来て薄く笑う。
「もう一度……復讐したい?」
迷いは無い。
「……ああ」
「ならその力をあげるよ、ほら」
「貴様ッ何故まだ生きている!?」
胸に刺さった兵士のナイフを引き抜く。
すると傷口が光を帯びて、一瞬でふさがった。
ゆらりと立ち上がり、兵士のナイフを近くにころがっていた塩の袋に突っ込む。
「ば、化け物が!くたばれ!」
「最上位スキル・ブラッドソードオ!」
兵士はそう叫び、赤黒く煌めく剣持って突っ込んできた。
身体が動かない。スキルの効果か……
目をつぶると少年の声が聞こえた。
「さぁ、今こそその力を使う時だよ」
あぁ、分かっているとも。そして静かに目を開く。
憎悪だ。憎悪だけが今の俺を導いてくれる。
その力に身を委ねるだけ。
『虚空の代行者の力が限定発動可能になりました』
そのテキストが視界に表示されると左手に黒いランプが出現した。
ガラスの中で漆黒の炎が揺らめいている。
これがなんなのか、俺には分からない。
だが、使い方が頭の中に流れ込んでくる。
俺はランプを突き出し、大声で叫んだ。
「虚空の代行者が命ずる」
「我に原初の力を与えたまえ」
「限虚の扉」
ランプから展開した衝撃波が兵士とスキルの効果を吹き飛ばす。
「は、馬鹿な!ブラッドソードの効果で動けないはず……」
混乱した兵士の右目にナイフを突き刺す。
「があああああああぁぁぁぁあぁああぁ!」
これは……何も出来ない、弱くて、醜い自分への復讐だ。
俺はこんな自分を殺して。
強くなる。
兵士の目に刺さったナイフを思いっきり殴る。
ゴキリ、と骨を砕く感触。
「おっおおおおおぉぉぉぉ……ぉ……ぉ……」
兵士は泡を拭きながら痙攣して、それから動かなくなった。
ベットの上のリーゼを見下ろす。
リーゼ、君は本当に強い子だ。
怖かっただろう、でも君は必死に奴らに立ち向かった。
君は奴らの怒りを自分だけに向けることによってお母さんを助けたんだね。
俺は弱い自分を許さない。
弱い自分を殺して、いつか本当の強さを手に入れるから。
大切なことを気づかせてくれてありがとう。
俺は冷たくなったリーゼの前で祈った。
彼女の魂が幸せな場所へ辿り着くように。
窓から差し込む月明かりが彼女を優しく包んだ。
茂みの中から敵を探す。
見張りが1人、他は基地内にいるか。
ハンドガンのスライドを引いて薬室に弾丸が装填されているのを確認し、再びホルスターに戻す。予備マガジン位置確認。ナイフの位置確認。
「さあ……始めようか畜生共」
見張りの背後から忍び寄り、左手で目を隠した勢いで引き寄せ、右手のナイフで喉を突き刺す。
「おごおぉおうッ……ゴボォッ」
噴水のように吹き出す血液が腕を濡らした。
死体を捨て、入口に向かう。
基地の扉を開けるとそこには2人の兵士がいた。
「貴様は……村で楯突いたクソ冒険者か」
ホルスターのハンドガンのセーフティを解除する。
「……リーゼは何処だ」
「なんだそれ?あの小娘の事か?」
そう言うと2人の兵士は薄気味悪く笑いだした。
「アイツかぁ!あの小娘は今基地の最奥で隊長が犯してるよ!」
「クッククククハハハハハッ!あの小娘、威勢よく反抗してた癖によぉ……いざ1発殴られたら泣き出して必死に謝ってやんのぉギャハハハッ!」
「……黙れ」
「俺は『リーゼは何処にいる』と聞いた」
ホルスターからハンドガンを抜き、発砲。
弾丸が兵士の前歯を折り、喉を穿つ。
「がうぉぉぉおおおうおッ!」
被弾した兵士は崩れ落ち、悶絶する。
「きっ貴様!やりやがったな!」
そう言ってもう1人の兵士が剣を振り下ろす。
1歩後ろに下がって回避しハンドガンを連射。
腹部、胸部、脳天を撃ち抜く。
血が廊下に飛び散った。
最初の兵士が血のあぶくを吹きながら言った。
「貴様ッゴホッ……冒険者だろ……ゴホゴホッ……兵士を殺した罪はその命で償うことになるぞ」
「そんな地位はもう捨てた」
俺は足で兵士の頭を固定し照準を合わせる。
死を覚悟した兵士は黄ばんだ歯を見せるようにニィと笑った。
トリガーを引き、2発の弾丸を顔面に撃ち込み、とどめをさす。
「……この奥か」
俺はリロードしながら廊下を進んだ。
突き当たりのドアを蹴飛ばして中に突撃する。
「ッーーーーーーー!」
鎖に繋がれたリーゼが白目を向いて力無く倒れていた。
服は一切来ておらず、全身あざと切り傷だらけで
━━━━━━右足の膝より下が、無かった。
彼女の血液は白かったであろうシーツを赤黒く染めている。固まり始めている血が時間を物語っている。
「あ……あああああぁぁあぁぁぁ」
「俺は……俺はッ!」
絶望、恐怖、後悔……
負の感情が溢れ出し、その場に崩れ落ちる。
「……そいつなぁ」
振り向くと、そこには村で俺を暴行し始めた兵士が全裸で座っていた。
「ずっと叫んでたぜぇ『お母さん!アキラァ!誰か助けてよぉ』ってさ」
「そんな子娘を犯すのはよぉ……最高だったぜぇヘヘッ」
俺は……
「ヤるのに飽きたから殴って、ナイフで切ってそこに塩かけたらさぁ」
「いい声で鳴きやがるんだよぉ!」
俺は……
「ッたく……俺達に逆らうからこうなるんだよぉ」
「酒酌拒否した上に噛みつきやがって」
「なにが『バンディットが来てるんだよ!』だ」
さてとと言って兵士は剣を持って立ち上がった。
人間とはかけ離れた暗く淀んだ目で俺を見下す。
「コレ見られたからお前殺すわ」
そう言ってゆっくりと歩き、俺の前で止まった。
兵士が剣を振り上げたが、避ける気は怒らない。
ああ……俺は本当に駄目なやつだ。
6年前のあの日から何一つ変わってないじゃん。
強くなったと思い違えて、今度はみんなを守れるなんて崇高な勘違いをして……
本当にダメなやつだ。
兵士は剣を振り下ろした。
『娘を……助けてあげてください』
そう俺に伝えたカーラの顔が脳裏に浮かんだ。
「刀身強化魔術・カルマナイフ」
腰のナイフを抜き、降りかかる剣を腕ごと切り飛ばす。
「がああああああああ!俺の腕がああああ!」
切断面から噴き出す血が俺の顔まで飛んできた。
「くそがッ!スキル・ビーストナイフ!」
兵士は反対の手でナイフを抜き、スキルを発動。
刀身部分が甲高い音を響かせて振動し始める。
そのナイフが俺の鎧を貫通し、胸部を貫いた。
血が吹き出す。
意識が……遠のいて行く。
気がつくと俺は白い空間にいた。
何も無い、真っ白な空間。
ただ、俺の目の前に1人の少年が立っていた。
「俺は……死んだのか」
「うん、死んだよ」
少年は平然と返す。
「俺は……あのままじゃ死ねない」
「なんで?」
「……俺は彼女を助けられなかった」
「うん」
「せめて彼女の代わりに……復讐をしなければ」
「それで何が変わるの?」
「何も変わらない……でも、それで彼女も少しは報われるはず」
わかっている、俺が言っていることは間違っている。
死んでいったリーゼはもう報われない。
助けられなかった俺が……なにをほざいてるんだ。
少しの沈黙の後、少年は笑い出した。
「フフッ、いいね」
「僕君の事が気に入ったよ」
少年は俺によって来て薄く笑う。
「もう一度……復讐したい?」
迷いは無い。
「……ああ」
「ならその力をあげるよ、ほら」
「貴様ッ何故まだ生きている!?」
胸に刺さった兵士のナイフを引き抜く。
すると傷口が光を帯びて、一瞬でふさがった。
ゆらりと立ち上がり、兵士のナイフを近くにころがっていた塩の袋に突っ込む。
「ば、化け物が!くたばれ!」
「最上位スキル・ブラッドソードオ!」
兵士はそう叫び、赤黒く煌めく剣持って突っ込んできた。
身体が動かない。スキルの効果か……
目をつぶると少年の声が聞こえた。
「さぁ、今こそその力を使う時だよ」
あぁ、分かっているとも。そして静かに目を開く。
憎悪だ。憎悪だけが今の俺を導いてくれる。
その力に身を委ねるだけ。
『虚空の代行者の力が限定発動可能になりました』
そのテキストが視界に表示されると左手に黒いランプが出現した。
ガラスの中で漆黒の炎が揺らめいている。
これがなんなのか、俺には分からない。
だが、使い方が頭の中に流れ込んでくる。
俺はランプを突き出し、大声で叫んだ。
「虚空の代行者が命ずる」
「我に原初の力を与えたまえ」
「限虚の扉」
ランプから展開した衝撃波が兵士とスキルの効果を吹き飛ばす。
「は、馬鹿な!ブラッドソードの効果で動けないはず……」
混乱した兵士の右目にナイフを突き刺す。
「があああああああぁぁぁぁあぁああぁ!」
これは……何も出来ない、弱くて、醜い自分への復讐だ。
俺はこんな自分を殺して。
強くなる。
兵士の目に刺さったナイフを思いっきり殴る。
ゴキリ、と骨を砕く感触。
「おっおおおおおぉぉぉぉ……ぉ……ぉ……」
兵士は泡を拭きながら痙攣して、それから動かなくなった。
ベットの上のリーゼを見下ろす。
リーゼ、君は本当に強い子だ。
怖かっただろう、でも君は必死に奴らに立ち向かった。
君は奴らの怒りを自分だけに向けることによってお母さんを助けたんだね。
俺は弱い自分を許さない。
弱い自分を殺して、いつか本当の強さを手に入れるから。
大切なことを気づかせてくれてありがとう。
俺は冷たくなったリーゼの前で祈った。
彼女の魂が幸せな場所へ辿り着くように。
窓から差し込む月明かりが彼女を優しく包んだ。
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