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母の実家 ファルク公爵家
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~ニコラウス視点~
「ティーナ!」
「ニコラウスお兄様」
再会のハグをしてティーナの陶器のようなツルツルとした両頬にちゅちゅっとキスをする。久しぶりの再会だから多めに!
父上に白い目で見られたけど無視した
「ますます綺麗になったね。ルアン王国へきてくれるなんて嬉しいよ」
ティーナの肩に手を置いたままだ
「お兄様もますます素敵になられましたね」
笑顔のティーナは可愛い。これからティーナと一緒に過ごせると思うと嬉しい。
シーバ国のバカな殿下よありがとう!心の中で感謝する
「ニコラウスお兄様にお手紙を預かってきましたの」
ティーナに渡された手紙。宛名を見るとユリウスとイザークからだ。開封すると書かれていた内容
【ティーナは俺たちの妹だ!迎えに行くまで余計なことしたらただでは済まん】
そう書かれてあった。ティーナがこっちにきたんだ、もうティーナは俺の妹だろ。
手紙をメイドに渡し捨てるように伝えた
ティーナは公爵家の大事な姫だ。
国外に出る事はままならないし、国が違う為に中々会えない…。年に一度だけ俺がシーバ国へ行った時に会える楽しみだった。
ユリウスとイザークはいつも邪魔をしてきてティーナといる時間も中々なかったのが残念だった。あいつらが羨ましくて羨ましくてしょうがなかった!
俺にもこんな可愛い妹が欲しかった!
フェデリカ叔母さんに似ていて愛らしい見目のティーナを父上は目に入れても痛くないと言う。見た目の華やかさとはうらはらに、性格は素直で優しく、ティーナより素敵な令嬢なんていないだろう。
身内の贔屓?ではない
父上はフェデリカ叔母さんと仲良く溺愛していた。と噂で聞いた。噂なんて少し話を盛るものだろうが、ティーナを見ていると噂は本当だと思った。ユリウス達もそんな感じだ
『ティーナをしばらく預かって欲しいと』連絡があった時、父上は秒で返事を書き、今すぐ迎えに行く!と返事をしたらしい
フェデリカ叔母さんや公爵に止められたそうだ…
あまりこちらから、ぐいぐい行くと面倒くさがられて預け先を変えられる心配があったので、我慢した
邸には肖像画が沢山飾られている。
先祖の絵も多いがフェデリカ叔母さんの絵が多い。亡くなった母上よりも多いんじゃないか?と数えていたら母上の方が多かったのにはなんとなくホッとした。
今日からティーナは俺の妹!嬉しくて堪らない。
ティーナの友達のオーバリ侯爵令嬢の噂は耳に入っている、どこの国にもバカな王子とは必ずいるもんだ…呆れた
その後第二王子のフランク殿下は男爵令嬢と別れたそうだ
男爵令嬢は平民に落とされ、王都から離れた修道院に入れられた。
監視も付けられているし、王都へは足を踏み入れられないようになっていると言う。
フランク殿下も卒業後はどうなることやら…すぐに婚約者は見つからないだろう。
その後の調べで男爵令嬢は、怪しいクスリを使ってフランク殿下を騙していたと分かったが、そんな女に騙される殿下も悪い。
男爵家はお家断絶、財産没収の上、強制労働が強いられている。男爵は知っていて娘にクスリを渡していた。我が国には死刑制度はない、罪は生きて償うしかない
オーバリ侯爵家の嫡男マティアス殿が妹の冤罪を訴え、調査した結果だった
調査員はなにをしていたんだ?クビが飛ばなかったのも甘い。あっという間にマティアス殿が解決してしまったんだ。
今頃ユリウスとイザークも動いてるだろう。だがティーナはうちにいる!思いっきり可愛がろう
なにやらティーナは、父上と話をしている
デザイナーが来る。制服を作らせると言っていた。表向きは留学だ、よし初日は送って行く事にしよう
「ニコラウス、オーバリ侯爵令嬢をうちに招くからその時はお前もいろよ」
父上に言われるが、もちろんだろ。ティーナの友達で恩人だからな。「はい」と返事をしておいた
「ティーナ部屋に案内するよ」
「お兄様、ありがとうございます」
「ティーナの部屋はフェデリカ叔母さんが使っていた部屋を改築したんだ。使っていない部屋は傷んでしまうから、そのままと言うわけにはいかなかった。父上がフェデリカ叔母さんの部屋をそのままにしていたけど主人は戻って来ないからね」
扉を開けた先には応接室、その奥の扉を開けると寝室へと繋がる
「わぁ。広い…学園の寮でもよかったのに…」
「そんな訳に行かないよ!絶対無理だから。ティーナがルアン王国にいるのに寮に入らせるなんて父上も俺も許すわけないよ!」
「居候の身なのに、申し訳なくて」
「居候だなんて…ティーナと過ごせると思うだけで嬉しくて堪らないんだよ、明日は画家が来る、記念に肖像画を描いてもらうんだってさ」
「え!何かの記念日ですか?」
「ティーナがファルク家に来た記念だよ」
「そうですか…。」
「デザイナーが来たら呼ぶからまずは部屋を見ると良い。何か気になる点があったらすぐに直すからね…」
パタンと扉を閉めた
ティーナのドレスを選べる日が来るなんて最高かよ!シーバ国のバカ王子よ!俺は貴方に感謝するぞ!
「ティーナ!」
「ニコラウスお兄様」
再会のハグをしてティーナの陶器のようなツルツルとした両頬にちゅちゅっとキスをする。久しぶりの再会だから多めに!
父上に白い目で見られたけど無視した
「ますます綺麗になったね。ルアン王国へきてくれるなんて嬉しいよ」
ティーナの肩に手を置いたままだ
「お兄様もますます素敵になられましたね」
笑顔のティーナは可愛い。これからティーナと一緒に過ごせると思うと嬉しい。
シーバ国のバカな殿下よありがとう!心の中で感謝する
「ニコラウスお兄様にお手紙を預かってきましたの」
ティーナに渡された手紙。宛名を見るとユリウスとイザークからだ。開封すると書かれていた内容
【ティーナは俺たちの妹だ!迎えに行くまで余計なことしたらただでは済まん】
そう書かれてあった。ティーナがこっちにきたんだ、もうティーナは俺の妹だろ。
手紙をメイドに渡し捨てるように伝えた
ティーナは公爵家の大事な姫だ。
国外に出る事はままならないし、国が違う為に中々会えない…。年に一度だけ俺がシーバ国へ行った時に会える楽しみだった。
ユリウスとイザークはいつも邪魔をしてきてティーナといる時間も中々なかったのが残念だった。あいつらが羨ましくて羨ましくてしょうがなかった!
俺にもこんな可愛い妹が欲しかった!
フェデリカ叔母さんに似ていて愛らしい見目のティーナを父上は目に入れても痛くないと言う。見た目の華やかさとはうらはらに、性格は素直で優しく、ティーナより素敵な令嬢なんていないだろう。
身内の贔屓?ではない
父上はフェデリカ叔母さんと仲良く溺愛していた。と噂で聞いた。噂なんて少し話を盛るものだろうが、ティーナを見ていると噂は本当だと思った。ユリウス達もそんな感じだ
『ティーナをしばらく預かって欲しいと』連絡があった時、父上は秒で返事を書き、今すぐ迎えに行く!と返事をしたらしい
フェデリカ叔母さんや公爵に止められたそうだ…
あまりこちらから、ぐいぐい行くと面倒くさがられて預け先を変えられる心配があったので、我慢した
邸には肖像画が沢山飾られている。
先祖の絵も多いがフェデリカ叔母さんの絵が多い。亡くなった母上よりも多いんじゃないか?と数えていたら母上の方が多かったのにはなんとなくホッとした。
今日からティーナは俺の妹!嬉しくて堪らない。
ティーナの友達のオーバリ侯爵令嬢の噂は耳に入っている、どこの国にもバカな王子とは必ずいるもんだ…呆れた
その後第二王子のフランク殿下は男爵令嬢と別れたそうだ
男爵令嬢は平民に落とされ、王都から離れた修道院に入れられた。
監視も付けられているし、王都へは足を踏み入れられないようになっていると言う。
フランク殿下も卒業後はどうなることやら…すぐに婚約者は見つからないだろう。
その後の調べで男爵令嬢は、怪しいクスリを使ってフランク殿下を騙していたと分かったが、そんな女に騙される殿下も悪い。
男爵家はお家断絶、財産没収の上、強制労働が強いられている。男爵は知っていて娘にクスリを渡していた。我が国には死刑制度はない、罪は生きて償うしかない
オーバリ侯爵家の嫡男マティアス殿が妹の冤罪を訴え、調査した結果だった
調査員はなにをしていたんだ?クビが飛ばなかったのも甘い。あっという間にマティアス殿が解決してしまったんだ。
今頃ユリウスとイザークも動いてるだろう。だがティーナはうちにいる!思いっきり可愛がろう
なにやらティーナは、父上と話をしている
デザイナーが来る。制服を作らせると言っていた。表向きは留学だ、よし初日は送って行く事にしよう
「ニコラウス、オーバリ侯爵令嬢をうちに招くからその時はお前もいろよ」
父上に言われるが、もちろんだろ。ティーナの友達で恩人だからな。「はい」と返事をしておいた
「ティーナ部屋に案内するよ」
「お兄様、ありがとうございます」
「ティーナの部屋はフェデリカ叔母さんが使っていた部屋を改築したんだ。使っていない部屋は傷んでしまうから、そのままと言うわけにはいかなかった。父上がフェデリカ叔母さんの部屋をそのままにしていたけど主人は戻って来ないからね」
扉を開けた先には応接室、その奥の扉を開けると寝室へと繋がる
「わぁ。広い…学園の寮でもよかったのに…」
「そんな訳に行かないよ!絶対無理だから。ティーナがルアン王国にいるのに寮に入らせるなんて父上も俺も許すわけないよ!」
「居候の身なのに、申し訳なくて」
「居候だなんて…ティーナと過ごせると思うだけで嬉しくて堪らないんだよ、明日は画家が来る、記念に肖像画を描いてもらうんだってさ」
「え!何かの記念日ですか?」
「ティーナがファルク家に来た記念だよ」
「そうですか…。」
「デザイナーが来たら呼ぶからまずは部屋を見ると良い。何か気になる点があったらすぐに直すからね…」
パタンと扉を閉めた
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