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その21(使えるものは使っとけ)
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「アランー、リオネルの所行ってきたんでしょ?ローズマリアちゃんとお話出来た?」
「ええ。招待状も渡しましたし、母上が会うのを楽しみにしているという事も伝えてあります」
母上主催のお茶会の話だ。
「あー。楽しみねぇ、何年ぶりかしら?きっとセシリアに似て可愛いんでしょうねぇ。さてはアランは狙っちゃってるの?」
「……………………。」
「あら。まぁ。」
ニヤリとなんとも言えない顔をしている
「セシリアの子が私の息子のお嫁さんに来てくれるならこんなに嬉しい事はないわ。
アランがその気なら応援しちゃう」
「……母上は何もしないで下さい」
「なんでよ?!あの家の連中はそんなに簡単に娘を渡してくれないわよ」
「だからですよ!」
「なんだ。好きなんじゃない」
「……………………。」
バレた。
「婚約者候補を探すという旨は伝えていません。まずはソフィアの友達になって貰います。」
「使えるものは使っとけ作戦ね!」
………なんだよその作戦名は!
「敵は手強いわよ!セシリアを手に入れるのにわざと男を近寄らせる様な男なの!
ちょっとーー!ソフィアを呼んできて」
側仕えのメイドに伝える
「早めに仕留めないと、取られちゃうわよ!最初が肝心なのに、あんた一回失敗してるんだからね!」
「ワカッテイマス」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「お母様?お呼びでしょうか?」
ソフィア・ド・フローレス
ジェルジオ王国第一王女
現在七歳で俺からみると二つ下の妹だ
「呼んだわよー。今度のお茶会の話よ。アラン好きな子がいるんだって!でも相手の家が手強くってね、まずソフィアの友達になってもらって、アランと近付けちゃおう!!題して、使えるものは使っとけ!作戦よ」
「…………アランお兄様は最低ですね」
キッと睨んでくる
「ソフィー。あなたも友達だけじゃなくて、婚約者探しても良いのよー?」
「まだ早くないですか?お兄様の婚約者が決まってからで良いですわ」
「じゃぁ尚更、この作戦は決行とします。異論はありますか?ないですね?ハイ決定」
パンと手を叩く母上
「と、いう事でソフィアにかかってるんだよ」
……もう開き直ることにしよう。
「ブロッサム侯爵のユーリアス様の妹よね?」
「あぁ。」
「お兄様は仲良いんじゃないの?」
「あの家はな、シスコンが過ぎるんだよ。警戒されて会えないの!お前、俺に抱きつかれたらどうする?」
「悲鳴あげちゃうかも……」
それはそれで傷つくな……
「あの家はな、普通なんだよ。兄にも抱きつくし、弟にも抱きつくんだよ!それをあいつらは喜んで受け止めるんだぞ!」
「………仲がよろしいことで」
「だろ?」
「あなた達もハグしなさいよ。ハイ練習!」
…なんという事を言うんだよ。
「遠慮しとくよ」
「遠慮いたします」
ふたり同時に返事をする。
「なーんだ。気が合うのね。仲良しじゃない!安心したわ!」
「これが普通の兄妹だよな?」
「多分そうだと思います」
妹が可愛くないわけではない。
ソフィアはウェーブがかった金髪、少しだけつり目の大きな青い瞳は芯が強そうだが、白い肌にスッと通った小さい鼻それに合わせた様なピンクの唇は将来美人になるだろう。
幸せになって欲しいと願うが相手が出来ても邪魔するつもりなど毛頭ない!
これが普通だろ?
「ソフィアに聞くけど、父上に抱っこされて嬉しいか?」
「お父様に?嬉しくないこともないですけど、出来れば遠慮致します」
「俺がソフィアの頭にキスを落としたらどうする?」
「悲鳴あげちゃうかも」
ゾッとした顔をする
だから傷付くって……
「あの家はなそれが普通なんだよ」
「そうですか、お兄様に勝ち目はないと言うことね。仕方ありません。貸しにしますよ」
「………長期戦になりそうね……」
母上がため息を吐く
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ええ。招待状も渡しましたし、母上が会うのを楽しみにしているという事も伝えてあります」
母上主催のお茶会の話だ。
「あー。楽しみねぇ、何年ぶりかしら?きっとセシリアに似て可愛いんでしょうねぇ。さてはアランは狙っちゃってるの?」
「……………………。」
「あら。まぁ。」
ニヤリとなんとも言えない顔をしている
「セシリアの子が私の息子のお嫁さんに来てくれるならこんなに嬉しい事はないわ。
アランがその気なら応援しちゃう」
「……母上は何もしないで下さい」
「なんでよ?!あの家の連中はそんなに簡単に娘を渡してくれないわよ」
「だからですよ!」
「なんだ。好きなんじゃない」
「……………………。」
バレた。
「婚約者候補を探すという旨は伝えていません。まずはソフィアの友達になって貰います。」
「使えるものは使っとけ作戦ね!」
………なんだよその作戦名は!
「敵は手強いわよ!セシリアを手に入れるのにわざと男を近寄らせる様な男なの!
ちょっとーー!ソフィアを呼んできて」
側仕えのメイドに伝える
「早めに仕留めないと、取られちゃうわよ!最初が肝心なのに、あんた一回失敗してるんだからね!」
「ワカッテイマス」
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「お母様?お呼びでしょうか?」
ソフィア・ド・フローレス
ジェルジオ王国第一王女
現在七歳で俺からみると二つ下の妹だ
「呼んだわよー。今度のお茶会の話よ。アラン好きな子がいるんだって!でも相手の家が手強くってね、まずソフィアの友達になってもらって、アランと近付けちゃおう!!題して、使えるものは使っとけ!作戦よ」
「…………アランお兄様は最低ですね」
キッと睨んでくる
「ソフィー。あなたも友達だけじゃなくて、婚約者探しても良いのよー?」
「まだ早くないですか?お兄様の婚約者が決まってからで良いですわ」
「じゃぁ尚更、この作戦は決行とします。異論はありますか?ないですね?ハイ決定」
パンと手を叩く母上
「と、いう事でソフィアにかかってるんだよ」
……もう開き直ることにしよう。
「ブロッサム侯爵のユーリアス様の妹よね?」
「あぁ。」
「お兄様は仲良いんじゃないの?」
「あの家はな、シスコンが過ぎるんだよ。警戒されて会えないの!お前、俺に抱きつかれたらどうする?」
「悲鳴あげちゃうかも……」
それはそれで傷つくな……
「あの家はな、普通なんだよ。兄にも抱きつくし、弟にも抱きつくんだよ!それをあいつらは喜んで受け止めるんだぞ!」
「………仲がよろしいことで」
「だろ?」
「あなた達もハグしなさいよ。ハイ練習!」
…なんという事を言うんだよ。
「遠慮しとくよ」
「遠慮いたします」
ふたり同時に返事をする。
「なーんだ。気が合うのね。仲良しじゃない!安心したわ!」
「これが普通の兄妹だよな?」
「多分そうだと思います」
妹が可愛くないわけではない。
ソフィアはウェーブがかった金髪、少しだけつり目の大きな青い瞳は芯が強そうだが、白い肌にスッと通った小さい鼻それに合わせた様なピンクの唇は将来美人になるだろう。
幸せになって欲しいと願うが相手が出来ても邪魔するつもりなど毛頭ない!
これが普通だろ?
「ソフィアに聞くけど、父上に抱っこされて嬉しいか?」
「お父様に?嬉しくないこともないですけど、出来れば遠慮致します」
「俺がソフィアの頭にキスを落としたらどうする?」
「悲鳴あげちゃうかも」
ゾッとした顔をする
だから傷付くって……
「あの家はなそれが普通なんだよ」
「そうですか、お兄様に勝ち目はないと言うことね。仕方ありません。貸しにしますよ」
「………長期戦になりそうね……」
母上がため息を吐く
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