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第二章
週明けの学園2
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学園長室から出てきた一同
昼休憩の続きだと言わんばかりに王族専用サロンへと向かう
「やはり噂の出所はマルベリーだったか」
とアラン
「マリーはお断りしたんでしょ?」
とソフィア
「はい。キッパリとお断りいたしました」
とマリー
「しつこいやつだな。アルベルトは……」
「全くよ!アルベルトは確実にマリーを手に入れる方法を国に帰って考えているはずよ、お兄様もう結婚しちゃったらどう?」
「そうしたいのは山々なんだが……年齢がな」
「ねぇ?アラン様さ、誕生日会で立太子の礼があるんでしょ?姉様も出席するでしょ?」
「そりゃ婚約者だからな、準備もしている」
「そこでしっかりと姉様をお披露目してよ、いろんな国の重鎮も呼ばれてるんでしょ?そうすれば王太子の婚約者を狙う不埒な国だってなるから、さすがに手を出せなくなるんじゃない?」
「婚約のお披露目はまだ子どもだったから一部の貴族にしかお披露目はしてないな…」
「マルベリーも呼ばれてるわよ。誰がくるか分からないけど、アルベルトだったら面倒よ?」
「侯爵の意見も聞こうか。学園長も力になってくれるとの事だしな。」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
コンコンコン
「お父様、ローズマリアです」
「入りなさい」
「どうした?こんな時間に」
夕食の晩餐が終わり、就寝の支度をする時間帯である。リオネルは執務中だ
「ちょっと相談に乗ってもらいたくて」
「勿論いいよ。座りなさい」
とソファに腰掛ける
「この前アルベルト様に助けられる形になっちゃったでしょ?気になる事があってそれを聞いてほしいの」とマリー
いつもとは様子が違い思い詰めた顔つきだ
「なんだ?」
「アルベルト様があの時に邸まで送って下さったときに、【邸に連絡はいれてある】って言ったの。私がいる事をなぜ知っていたのかしら?扉を開けた時に私が居ても驚いた様子もなかったから不思議なの」
「そうだな、ヘルマンの事を秘密裏に調べていた。と言っていたわりに学園でマリーが拐われた時に気がつかないわけないよな。そこは私も不思議に思って、内密に調べさせている」
「やっぱりお父様も違和感を感じたのね?私に婚約者がいるのが分かっていて、評判が落ちるようなら、私の事を貰い受けるなんて言わないもの。わざと評判を落とそうとしてるのかな?邸に報告に来られた時も正装で来たでしょ?学園でも話をした事もないしあの時に初めて会話をしたのに、会話が噛み合わなくてなんだか気持ちが悪いの、レシピの事も知っていたし」
「何故レシピのことを知っていたんだと思う?」
「ヘルマンとアルベルトが繋がっていたのでは無いかと思っています。でも私の想像で確証はないから、大きな声では言えません」
「なるほど。きな臭いね、その線でも調べてみよう。相談してくれてありがとう。マリーはこの件に首を突っ込まない方が良い。また拐われでもしたら今度こそ帰ってこれなくなるぞ」
「それは嫌です。でも守られてばかりいるのも嫌なんです」
「ではどうしたいんだ?危険なことはして欲しくない、だからマリーの行動に制限をかけていた。将来はアラン殿下と結婚してこの国の王妃となる身なんだよ?わかってる?」
「はい。今度アラン様の立太子の礼の際に私は婚約者として出席します。他国の重鎮も来られます。それまでにマルベリー王国と話をしたいです。お父様マルベリー王国の出席者を調べていただけませんか?」
「良いけど、危険じゃない?アルベルト殿下だったらどうするの?」
「それでも構いません。」
「分かったよ、調べてくる。さっき言っていたヘルマンとの繋がりも調べてみる。少し時間をくれ」
「はい、執務中に手を止めていただきありがとうございました。それでは失礼します」
「おやすみ」とマリーの頬にキスをする
するといつもの愛らしいマリーに戻った。
「おやすみなさい」と部屋に戻るマリー
……これはどうしたもんか。
まだ調べている段階ではあるが、マリーの推測は大体当たっている。
アルベルト殿下が説明のために邸に来た時に感じた違和感。娘に対する思いはストレートなものではない。歪んだ感情が見て取れた。
はぁー。マルベリー王国か…厄介だな
甘やかせて育てたのだが、たまに大人びた事を言う時もある。
汚い世間を見て欲しくなかった、甘やかせてぬくぬくと私の手の中で育ってくれれば良かったものを……
今日のマリーは意志を固めた表情だったな……
守らめてばかりは嫌とは、あの子も成長したんだな。
しかし綺麗事ばかりでは片付かない。あの子は自分がどれだけ周りを魅惑しているのか、全く理解していない。バカだけどバカじゃないアンバランスさがまたあの子の魅力になっている。
アラン殿下の立太子の礼まであと二ヶ月。間に合うと良いが……
昼休憩の続きだと言わんばかりに王族専用サロンへと向かう
「やはり噂の出所はマルベリーだったか」
とアラン
「マリーはお断りしたんでしょ?」
とソフィア
「はい。キッパリとお断りいたしました」
とマリー
「しつこいやつだな。アルベルトは……」
「全くよ!アルベルトは確実にマリーを手に入れる方法を国に帰って考えているはずよ、お兄様もう結婚しちゃったらどう?」
「そうしたいのは山々なんだが……年齢がな」
「ねぇ?アラン様さ、誕生日会で立太子の礼があるんでしょ?姉様も出席するでしょ?」
「そりゃ婚約者だからな、準備もしている」
「そこでしっかりと姉様をお披露目してよ、いろんな国の重鎮も呼ばれてるんでしょ?そうすれば王太子の婚約者を狙う不埒な国だってなるから、さすがに手を出せなくなるんじゃない?」
「婚約のお披露目はまだ子どもだったから一部の貴族にしかお披露目はしてないな…」
「マルベリーも呼ばれてるわよ。誰がくるか分からないけど、アルベルトだったら面倒よ?」
「侯爵の意見も聞こうか。学園長も力になってくれるとの事だしな。」
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コンコンコン
「お父様、ローズマリアです」
「入りなさい」
「どうした?こんな時間に」
夕食の晩餐が終わり、就寝の支度をする時間帯である。リオネルは執務中だ
「ちょっと相談に乗ってもらいたくて」
「勿論いいよ。座りなさい」
とソファに腰掛ける
「この前アルベルト様に助けられる形になっちゃったでしょ?気になる事があってそれを聞いてほしいの」とマリー
いつもとは様子が違い思い詰めた顔つきだ
「なんだ?」
「アルベルト様があの時に邸まで送って下さったときに、【邸に連絡はいれてある】って言ったの。私がいる事をなぜ知っていたのかしら?扉を開けた時に私が居ても驚いた様子もなかったから不思議なの」
「そうだな、ヘルマンの事を秘密裏に調べていた。と言っていたわりに学園でマリーが拐われた時に気がつかないわけないよな。そこは私も不思議に思って、内密に調べさせている」
「やっぱりお父様も違和感を感じたのね?私に婚約者がいるのが分かっていて、評判が落ちるようなら、私の事を貰い受けるなんて言わないもの。わざと評判を落とそうとしてるのかな?邸に報告に来られた時も正装で来たでしょ?学園でも話をした事もないしあの時に初めて会話をしたのに、会話が噛み合わなくてなんだか気持ちが悪いの、レシピの事も知っていたし」
「何故レシピのことを知っていたんだと思う?」
「ヘルマンとアルベルトが繋がっていたのでは無いかと思っています。でも私の想像で確証はないから、大きな声では言えません」
「なるほど。きな臭いね、その線でも調べてみよう。相談してくれてありがとう。マリーはこの件に首を突っ込まない方が良い。また拐われでもしたら今度こそ帰ってこれなくなるぞ」
「それは嫌です。でも守られてばかりいるのも嫌なんです」
「ではどうしたいんだ?危険なことはして欲しくない、だからマリーの行動に制限をかけていた。将来はアラン殿下と結婚してこの国の王妃となる身なんだよ?わかってる?」
「はい。今度アラン様の立太子の礼の際に私は婚約者として出席します。他国の重鎮も来られます。それまでにマルベリー王国と話をしたいです。お父様マルベリー王国の出席者を調べていただけませんか?」
「良いけど、危険じゃない?アルベルト殿下だったらどうするの?」
「それでも構いません。」
「分かったよ、調べてくる。さっき言っていたヘルマンとの繋がりも調べてみる。少し時間をくれ」
「はい、執務中に手を止めていただきありがとうございました。それでは失礼します」
「おやすみ」とマリーの頬にキスをする
するといつもの愛らしいマリーに戻った。
「おやすみなさい」と部屋に戻るマリー
……これはどうしたもんか。
まだ調べている段階ではあるが、マリーの推測は大体当たっている。
アルベルト殿下が説明のために邸に来た時に感じた違和感。娘に対する思いはストレートなものではない。歪んだ感情が見て取れた。
はぁー。マルベリー王国か…厄介だな
甘やかせて育てたのだが、たまに大人びた事を言う時もある。
汚い世間を見て欲しくなかった、甘やかせてぬくぬくと私の手の中で育ってくれれば良かったものを……
今日のマリーは意志を固めた表情だったな……
守らめてばかりは嫌とは、あの子も成長したんだな。
しかし綺麗事ばかりでは片付かない。あの子は自分がどれだけ周りを魅惑しているのか、全く理解していない。バカだけどバカじゃないアンバランスさがまたあの子の魅力になっている。
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