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フランソワ
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学園の下見がてら街の様子を見に行くフランソワ
ブロッサム家からはもちろん護衛とメイドが付けられているので護衛の一人と街を歩くことにした。
街に出ると言うと立派な馬車を貸してくれると言われたが、豪華すぎてドン引きするフランソワ…「結構です、うちの馬車で…」
逃げるように王宮から脱出する
「良い人だよな、レオナルド殿下…」
護衛のサイラスに話しかける。
サイラスは護衛兼従者であり、ブロッサム家の諜報員でもある。
フランソワには諜報員と言うことは知らされてはおらず、飄々とした若い男であるが仕事が早いと言うことで、今回フランソワに付けられたのだった。
「そうですね!イケメンだし」
「モテるだろうに…姉様に会ったのが運の尽きだったか…」
「残念なイケメンってやつですか…」
「不敬だぞ…」
「誰も聞いちゃいませんよ」
街外れで馬車から降り、街を散策するフランソワとサイラス
「昨日馬車の中から見た時よりも活気がある」
「そうですね、人も明るいですし、土地柄ですかね?暑いですし」
「かもね、へー見た事ないものばかりだ」
そこにはマルベリー特有の刺繍がほどこされた見事なテーブルクロスやハンカチなどが飾ってあった。
刺繍を見るとローズマリアの事を思い出した
「お土産に今度買いに来ようかな…」
「なんだかんだと、お優しいですね、フランソワ様は」
その後も見たことのないフルーツや野菜などがあり、見ていて飽きない
「教会の方が賑やかしいですね!」
サイラスが教会の方に目をやる
「行ってみるか!」
教会の門を過ぎるとバザーが開催されているようで、手縫いの物やお菓子、花などが販売されている。
先ほど見た刺繍とはまた違い、色鮮やかな糸を使いマルベリーの国花が刺繍されたハンカチが目に止まった。
「へーすごいな、細かい…」
「お兄さん、男の方なのに刺繍の細かさに気がつくなんてすごいですね?」
にこっと微笑み少女に声をかけられた
「身内に刺繍が得意な人がいて、よく見てたから凄いなと思ったんだ」
普段のフランソワなら話しかけられても面倒なので無視をする所だが、異国で無碍にするわけにはいかず、うっかり話し込む
「へー!そうなんですね、この糸はマルベリー特産の植物を使って色付けしてあるのよ!だから色鮮やかなの!」
嬉しそうに話をする少女
「どこに売ってるの?」
「教会を出た先をまっすぐに行って、八百屋さんを右に曲がるとお店があるのよ。行ったらすぐわかるわよ?」
丁寧に道を教えてくれる
「そうか、ありがとう今度行ってみるよ」
にこりと笑いお礼を言うフランソワ
「えぇ、刺繍がお好きなご家族の方が喜ばれると良いわね」
「ふふ、そうだね、それじゃ」
フランソワと少女が別れた
「明るい国ですねぇ…」
サイラスが改めてフランソワに言うと
「そうだね、良い国だ、ジェオルジ王国にいた時は知ろうともしなかった。来て良かったよ」
理由はどうあれ留学中はマルベリー王国を満喫しようと思ったフランソワ
「そろそろ学園の下見に行くか」
「はい、今日は中には入れないそうなので、ぐるりと回ってきましょう!」
サイラスが言う
「調べてくれたんだ、悪いね」
「えぇ、仕事ですからねぇ」
その後学園に向かい校舎を遠目から見る
「立派な学園だ、驚いたよ、寮もあるじゃないか!くそっ!」
フランソワがため息を吐く
「王宮に何か不満が?」
「不満っていうか、待遇が良すぎて困るよ、僕ただの異国の侯爵の次男なんだけど…」
「ただのじゃないですよ!ブロッサム侯爵家の次男です!」
「なんでも良いよ……みんな良い人だよな」
ブロッサム家からはもちろん護衛とメイドが付けられているので護衛の一人と街を歩くことにした。
街に出ると言うと立派な馬車を貸してくれると言われたが、豪華すぎてドン引きするフランソワ…「結構です、うちの馬車で…」
逃げるように王宮から脱出する
「良い人だよな、レオナルド殿下…」
護衛のサイラスに話しかける。
サイラスは護衛兼従者であり、ブロッサム家の諜報員でもある。
フランソワには諜報員と言うことは知らされてはおらず、飄々とした若い男であるが仕事が早いと言うことで、今回フランソワに付けられたのだった。
「そうですね!イケメンだし」
「モテるだろうに…姉様に会ったのが運の尽きだったか…」
「残念なイケメンってやつですか…」
「不敬だぞ…」
「誰も聞いちゃいませんよ」
街外れで馬車から降り、街を散策するフランソワとサイラス
「昨日馬車の中から見た時よりも活気がある」
「そうですね、人も明るいですし、土地柄ですかね?暑いですし」
「かもね、へー見た事ないものばかりだ」
そこにはマルベリー特有の刺繍がほどこされた見事なテーブルクロスやハンカチなどが飾ってあった。
刺繍を見るとローズマリアの事を思い出した
「お土産に今度買いに来ようかな…」
「なんだかんだと、お優しいですね、フランソワ様は」
その後も見たことのないフルーツや野菜などがあり、見ていて飽きない
「教会の方が賑やかしいですね!」
サイラスが教会の方に目をやる
「行ってみるか!」
教会の門を過ぎるとバザーが開催されているようで、手縫いの物やお菓子、花などが販売されている。
先ほど見た刺繍とはまた違い、色鮮やかな糸を使いマルベリーの国花が刺繍されたハンカチが目に止まった。
「へーすごいな、細かい…」
「お兄さん、男の方なのに刺繍の細かさに気がつくなんてすごいですね?」
にこっと微笑み少女に声をかけられた
「身内に刺繍が得意な人がいて、よく見てたから凄いなと思ったんだ」
普段のフランソワなら話しかけられても面倒なので無視をする所だが、異国で無碍にするわけにはいかず、うっかり話し込む
「へー!そうなんですね、この糸はマルベリー特産の植物を使って色付けしてあるのよ!だから色鮮やかなの!」
嬉しそうに話をする少女
「どこに売ってるの?」
「教会を出た先をまっすぐに行って、八百屋さんを右に曲がるとお店があるのよ。行ったらすぐわかるわよ?」
丁寧に道を教えてくれる
「そうか、ありがとう今度行ってみるよ」
にこりと笑いお礼を言うフランソワ
「えぇ、刺繍がお好きなご家族の方が喜ばれると良いわね」
「ふふ、そうだね、それじゃ」
フランソワと少女が別れた
「明るい国ですねぇ…」
サイラスが改めてフランソワに言うと
「そうだね、良い国だ、ジェオルジ王国にいた時は知ろうともしなかった。来て良かったよ」
理由はどうあれ留学中はマルベリー王国を満喫しようと思ったフランソワ
「そろそろ学園の下見に行くか」
「はい、今日は中には入れないそうなので、ぐるりと回ってきましょう!」
サイラスが言う
「調べてくれたんだ、悪いね」
「えぇ、仕事ですからねぇ」
その後学園に向かい校舎を遠目から見る
「立派な学園だ、驚いたよ、寮もあるじゃないか!くそっ!」
フランソワがため息を吐く
「王宮に何か不満が?」
「不満っていうか、待遇が良すぎて困るよ、僕ただの異国の侯爵の次男なんだけど…」
「ただのじゃないですよ!ブロッサム侯爵家の次男です!」
「なんでも良いよ……みんな良い人だよな」
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