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お姉様と
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「とても良い方でしたね第三王子殿下」
フェリシアが邸に帰る馬車の中でアリシアに言う
「そうでしょう?エクトル殿下もとっても楽しそうだったわね、仲良くなれそう?」
首を傾げ確認するような仕草を見せるアリシア
「…仲良く?ですか?」
姉の婚約者と必要以上に仲良くする事は出来ないのだがどう言う意味か分からず、困った顔をする
「えぇ、そうよフェリシアは歳が近いから話も合うんじゃないかなって、思ったの」
うんうんと頷くアリシア
アリシアは二十一歳、エクトルは十八歳、フェリシアは十七歳だ
因みにこの国での成人は十八歳
エクトルは留学をしていて今年になり国に戻ってきた
「エクトル殿下は大人びてらっしゃいますし…お二人でお話をする姿を見てとても素敵だと思いました」
不思議そうに首を傾げる
エクトルとの年齢差を気にしているのだろうか…?
「そう?とても博識でねお話をしていると確かに楽しいわね」
ふふふと美しく微笑むアリシアの顔を見てほっとするフェリシアだった
…気のせいだったのかな?
次の週もお茶会をするとのことでアリシアの付き添いでフェリシアもまた行くことになった
王宮の庭には藤棚があり、今回は藤棚の近くに席が用意されていた。
「二人ともようこそ」
笑顔で迎えるエクトルにアリシアとフェリシアは淑女の礼をする
「顔を上げて、気軽にして」
藤の美しさに目を輝かせるフェリシア
「どう?中々の迫力だよね?」
エクトルに声をかけられ
「…とても幻想的で、夢の中にいるみたいです」
口に指を当て上品にくすくすと笑うエクトル
「それ、この前も言っていたよ、現実だからね、気を確かにね?」
語彙力の少なさに恥ずかしくなるフェリシア、顔が赤くなる
「あっ、そうだこの前お土産に渡したお茶は美味しく淹れれた?」
思い出したようにエクトルがフェリシアに聞く
「温度が難しくて…私は上手く淹れることが出来なくて、お姉様に教えてもらいました」
フェリシアがアリシアの方を向くと、にこりと微笑まれ
「教えただなんて…次からは上手に淹れることが出来たんですよ、とても美味しかったわ」
その後エクトルとアリシアの会話に相槌を打ちながら今日も時間が過ぎていく
また二人の邪魔をしてしまったようだ
「お姉様、私お邪魔でしょうからそろそろ」
申し訳なく思い席を立とうとするフェリシア
「もうっ、フェリシアったらそんなにあちらの藤棚が気になるの?」
「えっ?」
キョトンとすると共に一生懸命頭の中で考える何の事だろうか?藤棚はとても綺麗だけど…?姉はまたよからぬ事を考えているのではないだろうか!
「エクトル殿下申し訳ございませんが、妹にお庭を案内して貰ってもよろしいですか?」
嬉しそうに微笑むアリシアの頼みに
「あぁ、勿論喜んで案内するよ」
フェリシアが邸に帰る馬車の中でアリシアに言う
「そうでしょう?エクトル殿下もとっても楽しそうだったわね、仲良くなれそう?」
首を傾げ確認するような仕草を見せるアリシア
「…仲良く?ですか?」
姉の婚約者と必要以上に仲良くする事は出来ないのだがどう言う意味か分からず、困った顔をする
「えぇ、そうよフェリシアは歳が近いから話も合うんじゃないかなって、思ったの」
うんうんと頷くアリシア
アリシアは二十一歳、エクトルは十八歳、フェリシアは十七歳だ
因みにこの国での成人は十八歳
エクトルは留学をしていて今年になり国に戻ってきた
「エクトル殿下は大人びてらっしゃいますし…お二人でお話をする姿を見てとても素敵だと思いました」
不思議そうに首を傾げる
エクトルとの年齢差を気にしているのだろうか…?
「そう?とても博識でねお話をしていると確かに楽しいわね」
ふふふと美しく微笑むアリシアの顔を見てほっとするフェリシアだった
…気のせいだったのかな?
次の週もお茶会をするとのことでアリシアの付き添いでフェリシアもまた行くことになった
王宮の庭には藤棚があり、今回は藤棚の近くに席が用意されていた。
「二人ともようこそ」
笑顔で迎えるエクトルにアリシアとフェリシアは淑女の礼をする
「顔を上げて、気軽にして」
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「どう?中々の迫力だよね?」
エクトルに声をかけられ
「…とても幻想的で、夢の中にいるみたいです」
口に指を当て上品にくすくすと笑うエクトル
「それ、この前も言っていたよ、現実だからね、気を確かにね?」
語彙力の少なさに恥ずかしくなるフェリシア、顔が赤くなる
「あっ、そうだこの前お土産に渡したお茶は美味しく淹れれた?」
思い出したようにエクトルがフェリシアに聞く
「温度が難しくて…私は上手く淹れることが出来なくて、お姉様に教えてもらいました」
フェリシアがアリシアの方を向くと、にこりと微笑まれ
「教えただなんて…次からは上手に淹れることが出来たんですよ、とても美味しかったわ」
その後エクトルとアリシアの会話に相槌を打ちながら今日も時間が過ぎていく
また二人の邪魔をしてしまったようだ
「お姉様、私お邪魔でしょうからそろそろ」
申し訳なく思い席を立とうとするフェリシア
「もうっ、フェリシアったらそんなにあちらの藤棚が気になるの?」
「えっ?」
キョトンとすると共に一生懸命頭の中で考える何の事だろうか?藤棚はとても綺麗だけど…?姉はまたよからぬ事を考えているのではないだろうか!
「エクトル殿下申し訳ございませんが、妹にお庭を案内して貰ってもよろしいですか?」
嬉しそうに微笑むアリシアの頼みに
「あぁ、勿論喜んで案内するよ」
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