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王宮にて
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学園の終わりに王宮へと赴く。今日も王宮の教師から王国の事を学ぶ。
知らないことばかりで、興味深くスポンジのように吸収するフェリシア
「覚えがとても早いですね」
教師に褒められるも浮かない顔のフェリシア
「知らないことばかりで恥ずかしいです…」
夜会に出てこなかったので、まず貴族の顔や家柄など覚える事が多い。
ダンスやマナー話し方に至るまで覚える事は沢山ある。
ダンスはファビオとエクトル以外踊った事がない…夜会に出ていなかったツケが回ってきたような気がした
「頭がパンクしそうです…」
「それではお茶に致しましょう」
簡単にお茶と言われても、お茶の飲み方や姿勢、お菓子の食べ方などこれも授業の一環だ
「どうですか?疲れていない?」
「「王妃様」」
サッと立ち上がり淑女の礼をするフェリシア
「頭を上げてちょうだい」
「はい、王妃様」
頭を上げ王妃様を見る
「今からお茶の時間?お邪魔してもよろしいかしら?」
チラッと教師を見る王妃
「勿論でございます」
教師が答えるので、椅子に腰掛ける王妃
「授業はどう?」
優しく話かけてくださる王妃様はとても優雅で気品があり美しい…さすが王国のトップレディだ!
「はい覚える事が沢山ありまして、頭がパンク寸前で…」
情けない顔をするフェリシア
「今まで進んで社交界に出なかった事が悪く出ているようです」
しゅん肩を落とす。
嘘をつくことも出来ない。事実である
「そうよね、幻姫だものね」
くすくすと楽しそうに笑みを溢す
「えっ?」
そのネーミングを王妃様も知っておられた事に驚く
「私がつけた渾名なのよ!」
ふふふと笑いフェリシアを見る
「えっ?!」
驚きカップをかちゃんと音を立てて置いてしまった…しかも王妃様の前で!教師の顔を見ると、笑っていた!怖い。絶対怒られる…
「し、失礼いたしました」
背中に冷や汗をかきながら謝罪する
「良いのよ、今はプライベートなんだから私が驚かせたのが悪いのよ、良いわね?」
王妃様が教師をチラッと見ると教師が頭を下げていた
「…エミリオがね、貴女に会わせろとうるさくてね…しばらくフェリシアさんには夜会を欠席するようにと伯爵にお願いしたのよ。そしたらね伯爵は喜んで貴女を欠席させていたのよ」
申し訳なさそうな顔をする王妃様
「申し訳ございません。存じませんでした」
王妃様の話もあり夜会に出なかったのか…出たいと思わなかったのが救いなのだろう
「口止めをしてたからしょうがないわよ。こちらこそごめんなさいね、年頃の未婚の令嬢が夜会に出席しないなんて変な噂を立てられてしまうでしょう?だから幻姫と言っていたのよ。まるで幻のように美しいお嬢さんと言う意味を込めてね、幻だと嘘か誠か分からなくなってしまうわね…」
なんと答えたら正解なのだろうか…
分からないが…
「そのような渾名も存じませんでした」
先日母から聞いだばかりだった
「エミリオが貴女を困らせてない?幻が現実になったものだから」
「あ、はい、えっと…」
しどろもどろになるフェリシア
「もう!困った子ね…」
知らないことばかりで、興味深くスポンジのように吸収するフェリシア
「覚えがとても早いですね」
教師に褒められるも浮かない顔のフェリシア
「知らないことばかりで恥ずかしいです…」
夜会に出てこなかったので、まず貴族の顔や家柄など覚える事が多い。
ダンスやマナー話し方に至るまで覚える事は沢山ある。
ダンスはファビオとエクトル以外踊った事がない…夜会に出ていなかったツケが回ってきたような気がした
「頭がパンクしそうです…」
「それではお茶に致しましょう」
簡単にお茶と言われても、お茶の飲み方や姿勢、お菓子の食べ方などこれも授業の一環だ
「どうですか?疲れていない?」
「「王妃様」」
サッと立ち上がり淑女の礼をするフェリシア
「頭を上げてちょうだい」
「はい、王妃様」
頭を上げ王妃様を見る
「今からお茶の時間?お邪魔してもよろしいかしら?」
チラッと教師を見る王妃
「勿論でございます」
教師が答えるので、椅子に腰掛ける王妃
「授業はどう?」
優しく話かけてくださる王妃様はとても優雅で気品があり美しい…さすが王国のトップレディだ!
「はい覚える事が沢山ありまして、頭がパンク寸前で…」
情けない顔をするフェリシア
「今まで進んで社交界に出なかった事が悪く出ているようです」
しゅん肩を落とす。
嘘をつくことも出来ない。事実である
「そうよね、幻姫だものね」
くすくすと楽しそうに笑みを溢す
「えっ?」
そのネーミングを王妃様も知っておられた事に驚く
「私がつけた渾名なのよ!」
ふふふと笑いフェリシアを見る
「えっ?!」
驚きカップをかちゃんと音を立てて置いてしまった…しかも王妃様の前で!教師の顔を見ると、笑っていた!怖い。絶対怒られる…
「し、失礼いたしました」
背中に冷や汗をかきながら謝罪する
「良いのよ、今はプライベートなんだから私が驚かせたのが悪いのよ、良いわね?」
王妃様が教師をチラッと見ると教師が頭を下げていた
「…エミリオがね、貴女に会わせろとうるさくてね…しばらくフェリシアさんには夜会を欠席するようにと伯爵にお願いしたのよ。そしたらね伯爵は喜んで貴女を欠席させていたのよ」
申し訳なさそうな顔をする王妃様
「申し訳ございません。存じませんでした」
王妃様の話もあり夜会に出なかったのか…出たいと思わなかったのが救いなのだろう
「口止めをしてたからしょうがないわよ。こちらこそごめんなさいね、年頃の未婚の令嬢が夜会に出席しないなんて変な噂を立てられてしまうでしょう?だから幻姫と言っていたのよ。まるで幻のように美しいお嬢さんと言う意味を込めてね、幻だと嘘か誠か分からなくなってしまうわね…」
なんと答えたら正解なのだろうか…
分からないが…
「そのような渾名も存じませんでした」
先日母から聞いだばかりだった
「エミリオが貴女を困らせてない?幻が現実になったものだから」
「あ、はい、えっと…」
しどろもどろになるフェリシア
「もう!困った子ね…」
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