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第三章/駄目なんです。
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「さすがに目の前で男子とロマンス演じられたら複雑だろうし、お相手の騎士も女子にやってもらおうか」
部長が提案した途端、あちこちから“道長さん”“みっちー”とひそひそ声が上がった。
「じゃ、みちる、お願い出来る?」
「――ご要望とあらば、致し方ない」
妙に凛とした声が応えて、ひとりの女子が進み出る。女子としては長身で、すらっとした綺麗なスタイルをしている。胸が控えめで、髪もうなじを隠す程度のショートにまとめているから、確かに男子――というか、宝塚の男役っぽい雰囲気を纏っていた。
「完全アドリブでもいいんだけど、それだといつまで経っても話が進まなくなるかも知れないから、おおまかなシチュエーションと、どういう場面を演じるか、ふたりで相談して簡単にまとめて。三分以内」
「ははっ、厳しいなぁ」
やっぱり宝塚の男役みたいに優雅に笑うと、《みっちー》は泉澄をエスコートして、教室の隅に向かう。
「……惟花、あの相手役の女子……名前、《道長みちる》でいいのか?」
「左様。級友には《みちみち》と呼ばれているそうですが、当部ではその気品を称えて《みっちー》様とお呼びしております」
「“様”がつくのな……」
「他のみんなも、この役柄をやってみたい、とかあったら、今のうちに考えておいてね。あ、泉澄ちゃんのお兄さんも、やりたければ参加してもいいですよ♡」
「……遠慮しておきます」
「いいではありませぬか岳どの! 如何でしょう、折角なら愚生が新選組の隊士を演じますゆえ、岳どのはそんな愚生と道ならぬ恋に落ちる幕末の志士を」
「断固拒否する」
「断固」
馬鹿な会話を交わしてるうちに、打ち合わせを済ませた泉澄と《みっちー》が戻ってきた。
「だいたい固まった? それじゃ、あともつかえてるし、さっそく始めてもらおっか」
はい、とふたりが声を揃える。
部長も含めた残りの面々が教室後方に下がると、泉澄は下手の位置から上手を向いてひざまずいた。対する上手の《みっちー》は腰から抜いた見えない剣を、祈るように両手を組んだ泉澄へと突きつける。
「何故ここに来たのだ、姫君! 貴女は、ご自分の立場を解っているのか……?!」
意外なほど淀みなく朗々と、そして迫力のある声音だった。頷いた泉澄も、芝居がかった口振りで応える。
「承知しております。貴方は、いまや敵国に仕えるご身分。こうしてのこのこと現れた私を捕らえなければいけないお立場です」
「……この国の民は、貴国への復讐心に燃えている。もし、他の者に正体を悟られれば、どんな目に遭うか解りませぬ……!」
「でしたら、私の首を刎ねてください」
教室内がどよめいた。《みっちー》も、突然の極端な切り返しにたじろいだような気配があったが、すぐさま哀しげな笑みを繕って言う。
「解っていて仰有っているのですね……私が、貴女を斬ることなど出来ないことを。
裏切りに対してお怒りになるのは当然です。しかし私は、部下の命を救うために、寝返るよりほか選択肢はなかった。どうかこれ以上、私に罪を犯させないでください……!」
「それならなおさらに好都合です。私の首を持ち帰れば、こちらで信頼を得ることが出来、ご自身も部下の皆様もより安泰となるでしょう。貴方が、平穏に暮らせるのなら、私は本望です」
泉澄は髪をかき上げ、まとめるような仕草をしてから、ポニーテールに結った髪を前に垂らし、前傾の姿勢を取った。剣を下ろしやすいよう、首筋を差し出した、という体裁だろう。
「やめてください、姫……! どうして、そこまでなさるのです?!
私は……故国に脅威が及ぶことも、貴女が不幸になることも望みません! 現状を維持すれば、王宮にまで被害は及ばず、貴女は安寧に暮らせるはずです。なのに何故、わざわざ危険に身を委ねるのですか……?!」
感情を昂ぶらせた《みっちー》の問いかけに、泉澄はすぐに応えなかった。僅かに顔を上げ、視線を彷徨わせてから、“騎士”をひた、と見つめて、ゆっくりと口を開く。
「……それは、私が……貴方を愛してしまったから、です……」
教室内は、息遣いさえためらうほど静まり返っていた。みんなが《みっちー》と泉澄の芝居に惹きこまれている。
泉澄は《みっちー》を見上げ、更に切々と訴えた。
「私は、遠くでただ貴方を想っているだけでは、耐えられません。お傍にいて、貴方様の力になりたいのです。
でも、もしこの世界がそれを認めてくれないのなら……私は生き続けている理由がありません。それならばいっそのこと、貴方様の平穏の糧としてこの命を捧げます……!」
ふたたび泉澄は髪をかき上げ、頭を下げて首筋を晒す。
《みっちー》が構えた見えない剣が、揺れているのが解った。次の展開を探っているのか、もう計算ずくで動揺を演じているのか、見た目では判断できない。
やがて《みっちー》が、ぐらり、とたじろぐように後ずさった。構えていた剣を振り上げた仕草をしたかと思うと、その手を、左腕に向かって突き立てる。
「ぐうっ……!」
呻いて《みっちー》がよろめいた。一瞬あって泉澄は口許を覆い、息を呑む。
「……ここで私は、何者かに襲われ……手傷を負った。そして、行方をくらます……この国の民は、勝手に推測して……辻褄をつけてくれるでしょう。恐らく、部下たちに累は、及ばないっ……」
「騎士様!」
がくり、と膝を突いた《みっちー》に、泉澄が駆け寄り、肩を支えた。
「もはや私は、ここに残ることは、出来ませんっ……そんな私と、共に歩めば……貴女もまた、祖国に帰ることは、出来ない……誰にも真実を明かすことの出来ない、禁じられた、絆っ……それでも、本当に――」
ひし、と抱きしめられて、《みっちー》は言葉を呑み込む。《みっちー》の短い髪を愛おしげに撫でながら、泉澄は切なげに声を絞り出した。
「――たとえ禁じられていても、この胸に宿る想いを、偽ることは……出来ません。
ずっと、お傍にいさせてください、騎士様……」
泉澄と《みっちー》は見つめ合い、やがて無言で互いを抱きしめる。
しばしの静寂のあと、教室に黄色い歓声が弾けた。
「――すごいすごい泉澄ちゃん! 声優志望って言ってたけど、舞台でもいけるんじゃない?!」
興奮しきりで拍手しながら部長は泉澄に歩み寄ると、強引に手を取ってぶんぶん振り回す。
「あ、あの、部長? 私、手汗だらだらだから……」
「気にしないっ! この汗が泉澄ちゃんの頑張りの証だよ! むしろわたしの手で拭いて!」
「ちょっと……それは、さすがにアレですよぉ……」
「でも、本当に凄かったよ、泉澄ちゃん」《みっちー》が額の汗をハンカチで拭い、爽やかな笑みを覗かせた。「正直、首を差し出されたときは、どうしようかと思った」
「あ、す、すみません! 咄嗟に出ちゃって、私も言ってから、どうやってオチまで持っていこうか、悩みました……」
「いやいいんだ、あれのお陰で、短いけどいい見せ場が出来た。あの場であれだけの台詞をアドリブで出す度胸があるなら、絶対いい役者になれるよ、きっと」
「あ……ありがとうございます……!」
「ね、お兄さん! 妹ちゃんのお芝居、凄かったでしょ?!」
「え……あ、ああ。うん……凄かった」
部長から急に話を振られて、慌てて相槌を打った拍子に、泉澄と目が合ってしまう。熱演の直後で火照った頬が刹那、更に真っ赤に染めて、泉澄は顔を背けた。
ぽん、と背中を軽く叩かれて、俺は軽く飛び上がる。
「……なんだよ、惟花」
「……いやあ。いまのアドリブ、岳どのはどうお感じになったか、ちと気になりまして……」
「どう……って、何が?」
「アドリブであんな台詞が出てくるあたり、泉澄どのはなかなかの情熱派のご様子。兄君としては、不安ではありませぬか?」
「…………たまたま設定があれだったから、咄嗟に出ただけだろ。泉澄は、そんなタイプじゃない……」
「……ふむ」
ただ頷いただけで意味深に笑う惟花が、なんだか憎らしかった。
部長が提案した途端、あちこちから“道長さん”“みっちー”とひそひそ声が上がった。
「じゃ、みちる、お願い出来る?」
「――ご要望とあらば、致し方ない」
妙に凛とした声が応えて、ひとりの女子が進み出る。女子としては長身で、すらっとした綺麗なスタイルをしている。胸が控えめで、髪もうなじを隠す程度のショートにまとめているから、確かに男子――というか、宝塚の男役っぽい雰囲気を纏っていた。
「完全アドリブでもいいんだけど、それだといつまで経っても話が進まなくなるかも知れないから、おおまかなシチュエーションと、どういう場面を演じるか、ふたりで相談して簡単にまとめて。三分以内」
「ははっ、厳しいなぁ」
やっぱり宝塚の男役みたいに優雅に笑うと、《みっちー》は泉澄をエスコートして、教室の隅に向かう。
「……惟花、あの相手役の女子……名前、《道長みちる》でいいのか?」
「左様。級友には《みちみち》と呼ばれているそうですが、当部ではその気品を称えて《みっちー》様とお呼びしております」
「“様”がつくのな……」
「他のみんなも、この役柄をやってみたい、とかあったら、今のうちに考えておいてね。あ、泉澄ちゃんのお兄さんも、やりたければ参加してもいいですよ♡」
「……遠慮しておきます」
「いいではありませぬか岳どの! 如何でしょう、折角なら愚生が新選組の隊士を演じますゆえ、岳どのはそんな愚生と道ならぬ恋に落ちる幕末の志士を」
「断固拒否する」
「断固」
馬鹿な会話を交わしてるうちに、打ち合わせを済ませた泉澄と《みっちー》が戻ってきた。
「だいたい固まった? それじゃ、あともつかえてるし、さっそく始めてもらおっか」
はい、とふたりが声を揃える。
部長も含めた残りの面々が教室後方に下がると、泉澄は下手の位置から上手を向いてひざまずいた。対する上手の《みっちー》は腰から抜いた見えない剣を、祈るように両手を組んだ泉澄へと突きつける。
「何故ここに来たのだ、姫君! 貴女は、ご自分の立場を解っているのか……?!」
意外なほど淀みなく朗々と、そして迫力のある声音だった。頷いた泉澄も、芝居がかった口振りで応える。
「承知しております。貴方は、いまや敵国に仕えるご身分。こうしてのこのこと現れた私を捕らえなければいけないお立場です」
「……この国の民は、貴国への復讐心に燃えている。もし、他の者に正体を悟られれば、どんな目に遭うか解りませぬ……!」
「でしたら、私の首を刎ねてください」
教室内がどよめいた。《みっちー》も、突然の極端な切り返しにたじろいだような気配があったが、すぐさま哀しげな笑みを繕って言う。
「解っていて仰有っているのですね……私が、貴女を斬ることなど出来ないことを。
裏切りに対してお怒りになるのは当然です。しかし私は、部下の命を救うために、寝返るよりほか選択肢はなかった。どうかこれ以上、私に罪を犯させないでください……!」
「それならなおさらに好都合です。私の首を持ち帰れば、こちらで信頼を得ることが出来、ご自身も部下の皆様もより安泰となるでしょう。貴方が、平穏に暮らせるのなら、私は本望です」
泉澄は髪をかき上げ、まとめるような仕草をしてから、ポニーテールに結った髪を前に垂らし、前傾の姿勢を取った。剣を下ろしやすいよう、首筋を差し出した、という体裁だろう。
「やめてください、姫……! どうして、そこまでなさるのです?!
私は……故国に脅威が及ぶことも、貴女が不幸になることも望みません! 現状を維持すれば、王宮にまで被害は及ばず、貴女は安寧に暮らせるはずです。なのに何故、わざわざ危険に身を委ねるのですか……?!」
感情を昂ぶらせた《みっちー》の問いかけに、泉澄はすぐに応えなかった。僅かに顔を上げ、視線を彷徨わせてから、“騎士”をひた、と見つめて、ゆっくりと口を開く。
「……それは、私が……貴方を愛してしまったから、です……」
教室内は、息遣いさえためらうほど静まり返っていた。みんなが《みっちー》と泉澄の芝居に惹きこまれている。
泉澄は《みっちー》を見上げ、更に切々と訴えた。
「私は、遠くでただ貴方を想っているだけでは、耐えられません。お傍にいて、貴方様の力になりたいのです。
でも、もしこの世界がそれを認めてくれないのなら……私は生き続けている理由がありません。それならばいっそのこと、貴方様の平穏の糧としてこの命を捧げます……!」
ふたたび泉澄は髪をかき上げ、頭を下げて首筋を晒す。
《みっちー》が構えた見えない剣が、揺れているのが解った。次の展開を探っているのか、もう計算ずくで動揺を演じているのか、見た目では判断できない。
やがて《みっちー》が、ぐらり、とたじろぐように後ずさった。構えていた剣を振り上げた仕草をしたかと思うと、その手を、左腕に向かって突き立てる。
「ぐうっ……!」
呻いて《みっちー》がよろめいた。一瞬あって泉澄は口許を覆い、息を呑む。
「……ここで私は、何者かに襲われ……手傷を負った。そして、行方をくらます……この国の民は、勝手に推測して……辻褄をつけてくれるでしょう。恐らく、部下たちに累は、及ばないっ……」
「騎士様!」
がくり、と膝を突いた《みっちー》に、泉澄が駆け寄り、肩を支えた。
「もはや私は、ここに残ることは、出来ませんっ……そんな私と、共に歩めば……貴女もまた、祖国に帰ることは、出来ない……誰にも真実を明かすことの出来ない、禁じられた、絆っ……それでも、本当に――」
ひし、と抱きしめられて、《みっちー》は言葉を呑み込む。《みっちー》の短い髪を愛おしげに撫でながら、泉澄は切なげに声を絞り出した。
「――たとえ禁じられていても、この胸に宿る想いを、偽ることは……出来ません。
ずっと、お傍にいさせてください、騎士様……」
泉澄と《みっちー》は見つめ合い、やがて無言で互いを抱きしめる。
しばしの静寂のあと、教室に黄色い歓声が弾けた。
「――すごいすごい泉澄ちゃん! 声優志望って言ってたけど、舞台でもいけるんじゃない?!」
興奮しきりで拍手しながら部長は泉澄に歩み寄ると、強引に手を取ってぶんぶん振り回す。
「あ、あの、部長? 私、手汗だらだらだから……」
「気にしないっ! この汗が泉澄ちゃんの頑張りの証だよ! むしろわたしの手で拭いて!」
「ちょっと……それは、さすがにアレですよぉ……」
「でも、本当に凄かったよ、泉澄ちゃん」《みっちー》が額の汗をハンカチで拭い、爽やかな笑みを覗かせた。「正直、首を差し出されたときは、どうしようかと思った」
「あ、す、すみません! 咄嗟に出ちゃって、私も言ってから、どうやってオチまで持っていこうか、悩みました……」
「いやいいんだ、あれのお陰で、短いけどいい見せ場が出来た。あの場であれだけの台詞をアドリブで出す度胸があるなら、絶対いい役者になれるよ、きっと」
「あ……ありがとうございます……!」
「ね、お兄さん! 妹ちゃんのお芝居、凄かったでしょ?!」
「え……あ、ああ。うん……凄かった」
部長から急に話を振られて、慌てて相槌を打った拍子に、泉澄と目が合ってしまう。熱演の直後で火照った頬が刹那、更に真っ赤に染めて、泉澄は顔を背けた。
ぽん、と背中を軽く叩かれて、俺は軽く飛び上がる。
「……なんだよ、惟花」
「……いやあ。いまのアドリブ、岳どのはどうお感じになったか、ちと気になりまして……」
「どう……って、何が?」
「アドリブであんな台詞が出てくるあたり、泉澄どのはなかなかの情熱派のご様子。兄君としては、不安ではありませぬか?」
「…………たまたま設定があれだったから、咄嗟に出ただけだろ。泉澄は、そんなタイプじゃない……」
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