『セカンドスクール 』 ガングロが生存していた頃のある通信制高校野球部の軌跡

ボブこばやし

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二学期の始まり。佐々木登場。

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  二学期の始業の朝会。校長が挨拶をしている中こっそりと遅刻をして入ってくる櫻井がいた。こそ泥のような歩き方をしている櫻井を見て女性教師が微笑みながら櫻井にお辞儀をした。中央奥に座って全体を見渡している教頭が職務怠慢に気がつき、櫻井を睨み付けた。
「櫻井先生!」 
  小声で叱責し、壁の時計を指さした。
「はい、すいません。」
 校長の挨拶を遮断した櫻井に、教師たちは笑った。
 教頭は挨拶している校長の顔を小心翼々として窺っていたかと思うと。校長の挨拶が終わった途端、一転して、高飛車に櫻井を指名した。
「夏休みの部活動の状況を報告していたのですが、野球部はどうでした。」
「はい、一回戦で負けました。」
 教師たちはまた笑った。
「そうですか。ご苦労様でした。」
 教頭はしてやったりという表情でひとり悦に入っていた。
 始業とはいえ生徒がまだ登校していない学校では教員が各自、机に向かって黙々と夏休みにたまったレポートを添削していた。壁には「自学自習」の文字が大きく掲示してあった。静寂の中に、赤いボールペンの音だけが聞こえていた。
 ここは通信制の高校である。全国には百十三校の通信制高校があり、約十四万人生徒が学んでいる。通信制高校では生徒が与えられたレポートを作成しながら学習し、教員はその添削をするという仕事が日課であった。
『スクーリング』それは生徒が登校する日であり、眠っていた学校が動き出す時であった。櫻井は未だにその静から動へのギャップに違和感を覚えていた。
 校門をくぐる生徒はまちまちのスタイルであった。ほとんどが茶髪、金髪であった。『何で白髪に染めなくてはいけないのか。』と櫻井は納得できなかったが、シルバーの生徒もいた。本当に白髪である年配の生徒もいた。『齢を重ねれば自然に白くなるのに何故待てないのか。』櫻井は合点がいかなかった。ほとんどが怠そうに歩いていた。ルーズソックスをはいた制服姿の女子学生の集団は、逆にエネルギッシュにはしゃぎながら飛び跳ねていた。露出した黒い肌を細い紐で強調する二〇歳代の生徒がいた。ほぼ直角のハイヒールを履いた生徒が膝をくの字に折って歩いていた。神経質そうな白い顔の小柄な生徒は小走りに昇降口に消えた。中年の女性が子供を連れて、何か子供に言い聞かせながら歩いていた。ほとんどの生徒はこの通信制が二番目の学校であった。三番目、四番目の生徒もいた。寄り道が本当の道になってしまった『後悔』ばかりに溢れた学校であると櫻井は思っていた。
 車体を低くした改造車が校門から入ってきた。バイクが爆音を響かせながら校門からジグザグ運転で入ってきた。許可書を持っているかチェックするのは教師の仕事であった。トラブルは当然あった。
「許可書を忘れたんだよ。仕事、終わって車じゃねいと遅刻するんだよ。」
「彼女迎えに来たんだよ。中に入れろよ。」
 その度に、教師は丁寧に詫びて帰ってもらった。
「うるっせいな。」
 悪態をつきながらも諦め、悔し紛れの『ぱらりらぱらりぱらりらりー』のクラクションの爆音は教師にとっては満更でもなった。勝ちを意味した。しかし、近隣の住民には迷惑な騒音でしかなったので、住民には丁重に詫びを入れなくてはならなかった。櫻井はこの学校の教員は頭を下げる回数が他の学校より断然多いのではないかと思うことがあった。
 週に一回、スクーリングがあった。スクーリングとは簡単に言えば授業のことである。通信制といっても、生徒は自分の履修している教科の授業を必要時間受けなければならない。スクーリングの日は生徒にとって自分が高校生であるということを確認する時であった。また、教師にとっても、教師を実感するときであった。
 教室には殺風景に机と椅子だけが並んでいた。生徒たちの学校生活の臭いはなかった。黒板の片隅に『授業中は携帯電話の電源を切っておくこと』という掲示が公民館の会議室のように貼ってあった。自分の席が決まっていないので、生徒は壁際、窓際、廊下側、最前列の順に座わり、真ん中だけがドーナツのように空いていた。
 櫻井は廊下にべっとりと座り込む女子生徒の生足の間を踏まないようにぴょんぴょんと跳ねながら渡っていた。
教室に入ると決まり文句を並べた。
「これから地理のスクーリングを始めます。出席票を回しますから、生徒番号と名前を書いて下さい。・・・・。レポートと教科書、地図帳も出して下さい。携帯電話の電源は切ってください。」
 最前列の生徒が大きな鞄から、学習ワンセットを机の上に出した。布の筆箱は、はち切れんばかりであった。勉強をするために来る生徒の席は、前から二列目までに固定された。単位を修得するだけの生徒はその場の気持ち次第でどこでもよかった。暇つぶしにやってくる生徒は末席を汚し、注意されると退席した。野球部の生徒は大きな勘違いをしていて『学校は野球をするための所。』と考えているので教室にいない場合が多かった。あの堀井さえ、その傾向があった。
 教卓と最前列の机の間には空間が造られていて、そこはどこの教室でも車椅子専用であった。櫻井のスクーリングでも、今年入学した女子生徒の指定席であった。小学生のような童顔な顔、つぶらな瞳。折れてしまいそうな白い細い腕と足。高校一年生には決してそぐわない管が無慈悲に鼻に入れられ、痛々しかった。車椅子の背には仰々しく酸素ボンベが取り付けられていた。しかし、授業への気力は人一倍あった。櫻井の言葉を一言一句聞き漏らさないという気迫に満ちていた。
 櫻井は廊下で待機している付き添いの父親と目が合い、軽く礼をした。
『小学校、中学と義務教育は病院に入院していた。通信制とはいえ、初めて学校という所に登校し、たくさんの生徒と授業を共にすることに心弾ませていた。高校生活を送っているという実感を持てた。子供だけでなく親も今まで考えたことのなかった希望が持てた。』
 こんな言葉を父親から後日聞いた。熱く話す父親の眼は娘と同じようにキラキラ光っていた。半分は涙だった。
 しかし、それから半年後に彼女の命は尽きてしまった。父親は葬儀で気丈に振舞っていたが、喪主の挨拶の時、背後にいた櫻井には見えた。父親の後ろに組んだ数珠を巻きつけた手がぶるぶると震えているのを。櫻井はその手を見て泣いた。
「レポートを出してください・・・・」
 櫻井が言ったとたん遅刻した生徒が入ってきた。
「まだ、大丈夫ですか?」
 櫻井は壁の時計を見た。 
「もう、チャイムが鳴って十分経つから駄目だな。来週、地理あるから来週来て下さい。」
 生徒は無言でドアを閉め、出て行った。
「先生、いいかい。」
 パンチパーマに日焼けした生徒が前のドアを開け、ノソっと首を覗かせた。耳たぶにぶら下がっている宝石のようなガラスの玉が光った。
「君も一〇分経っているから受けられません。」
 櫻井は、マニュアルにあるように、黒板の上にある時計を確認し宣言した。見た目で人を判断してはいけないというが、櫻井が予想したのと寸分狂わず、こういう生徒は必ず、こういうだろうという言葉が返ってきた。
「仕事で遅くなったんだから、しょうがないじゃん。いいだろ。おれ、今年はやる気だしてんだからよ。お前がやる気をなくすようなこというもんじゃねえよ。」
 櫻井は教壇を降り、生徒の開けかけたドアを閉めた。
「来週!」
 櫻井は繰り返し叫んだ。
「来週は仕事があるから来られねんだよ。」
 生徒は櫻井の言葉を遮るように閉められたドアをバンバンと叩いた。
「そういっても、駄目なんだよ。規則なんだから。」
 櫻井はまた、金科玉条を突きつけた。どうしてこの規則があるんだとその根拠を説明はできなかったが、『規則だ。』というと説明責任を果たしたように感じてしまった。
「規則、規則って、そっちの言い分だろ。こっちの都合も考えろよ。」生徒のほうも引くに引けなくなる。
「でも、規則だから。」
 櫻井は繰り返した。
 生徒はドアの子窓に顔をつけ、首を左右に突き出した。
「だから、学校なんて、~たるいんだよ。」
 生徒がドアを蹴った。櫻井は外れたドアを両手で少し持ち上げ直した。
「むかつく!」
 ドアを元に戻して教壇に立った櫻井に遠くの方から悪態が聞こえた。
「ドン!」
 壁を殴ったであろう音も聞こえた。
 櫻井はフッと生徒に分からない小さなため息をついてた。
「では、始めます。」
 頭を切り替えないと授業はできない。櫻井はリセットしてまた生徒に対峙した。ところが、窓際の女生徒が大きな鏡を出して化粧をし始めた。
「君、化粧は止めましょう。」
 櫻井はまた、ふっ~とため息をついた。
 職員室に戻ると、先輩の後藤が大きな両手で肘掛けを押さえつけながら、自分の巨体の座り位置をなおしていた。
「どうした、ため息なんかついて。」
 意気消沈した櫻井を軽く笑った。櫻井はその余裕が羨ましかった。
「難しいです。」
「まだ、慣れないか。」
「もう、二学期なのにうまくいきません。教材研究バッチリだったのに、授業に入る前で時間かかってしまって十分の一もできませんでした。」
 櫻井は情けなく笑って座った。
「やっと、授業の体勢ができても、壁に向かって話しているようで。自分の声がただ、壁から跳ね返って来るようで。」
 櫻井は頭をかいた。
「こだまだね。」
 後藤は笑った。櫻井はそんな後藤の笑いを冷笑とは感じなかった。後藤のことを素直に尊敬していた。後藤は、今は減ってきた男気のある頼れる教師であった。今は、このタイプの人間は教育委員会で採用しないだろうと思った。正義感が強く、ある時は情に流されることもあり、ある時は山師のようなタフな男である。絶対に教育委員会の走狗にはなれないだろうと思った。
「昔の生徒はよかったな。まず、目つきが違う。先生の一言一言を漏らさず聞いてやる・・・。そう聞いてやらなきゃ損。何て言うか、気配、迫力みたいなものがありましたよ。本当の勤労学生だったからな。ほとんど。大人も多かったし、学習する意欲がひしひしと伝わってきて、真剣勝負だったよ。スクーリングは。」
 後藤の眼は遠くを見て回想しているようであった。
「分からないことがあると、ドンドン質問が飛んでくる。そうそう、後ろの方で、おしゃべりする若い生徒がいようものなら『こらっ!』て教師に代わって注意しちゃう。私語などできる雰囲気じゃなかったな。
今は、変ったよ。中退者の受け皿だからな。通信制は。」 
 今を憂えているというより、昔を懐かしんでいるようであった。
              *
 職員室のドアがバタッと開いて、バタッと閉まった。
「失礼します。質問に来ました。」
 太い、女性の声がした。
「先生、ファンが来ましたね。」 
 後藤はその声の持ち主に矢庭に気づき、櫻井の肩を軽くもみながらニヤッと笑った。
「え?」
 櫻井は誰だか分からない素振りはしたがもちろん気がついて、顔を曇らせた。
大柄な佐々木は机の列の間をすり抜けながら、櫻井に何十年振りかに再会したように手を振った。両手には買い物袋が重そうにぶる下がっていた。川の字に置いてある椅子や机、座っている教師の背中にぶつかるのもお構いなしであった。姿勢良くシャキシャキと櫻井の前に突進してきた。
「先生。」
「はい。」
 櫻井は少し無愛想に応じた。
「元気ないですね。」
「え。まあ。そんなことありません。」
「あ~あ。しんど。ここに腰掛けてもいいですか。」
「担任でもないのに学校に来ると櫻井先生のところに真っ先にいらっしゃるのは、地理のレポートのことですか。」
 自分の椅子を取られてしまった後藤は二人を見比べながら櫻井の方を向いてまたニヤッとした。
「それもありますけど。」
 佐々木は机に向かっている櫻井の顔を下から嘗めるように覗いた。櫻井がびっくりして仰け反るのを見て後藤は声を出して笑った。
「佐々木さんは櫻井先生、お気に入りですからね。」
 櫻井は手を横に振り、一生懸命、後藤の発言を打ち消そうとした。周りの教師は添削の手を休めて笑った。
「息子にそっくりなんですよ。」
 母親の眼で後藤に言った。今にも櫻井の曲がったネクタイを直しそうであった。
「あ、私たちと同業の息子さんですよね。」
「よく、ご存じで。」 
 佐々木は軽く頭を下げた。
「この前、お話くださったじゃないですか。」
 後藤は櫻井に茶化すような視線を送った。
「ま、この頃、物忘れが激しくて。そんな身内のことなんか、言いましたっけ。そうなんですよ。その息子とそっくりなんです。櫻井先生が。ほんと頼り無いところが。」
 周りの教員たちは爆笑した。
「ごめんなさい先生。」 
 佐々木は上品ぶって、たじろいだ。
「いいですよ。その通りですから。」
 相変わらず櫻井は無愛想であった。
「そのすぐすねる所も、そっくり。」
 佐々木が追い打ちをかけると、後藤は机を叩きながら馬鹿笑いをした。
「佐々木さん、ほんと、何か用事なんですか。」
 櫻井は気恥ずかしさを隠すように強い口調で、後藤を睨んだ。
「先生ごめんなさい。お邪魔して。レポートがいくら教科書見てもわからなくて。」
「そうですか。」
 耳たぶまで櫻井は赤面していた。
「先生、ここで教えて頂くと周りの先生のご迷惑になりますから。どこか空いている教室でお願いできますか。」
 佐々木は急に小声にかわると、バックからレポートの束を出した。
「たくさんありますので、分からないところが。すいません。」
「櫻井先生、佐々木さんは先生と2人きりで話がしたいんですよ。ね。ね。」
 後藤は佐々木の顔を覗き込みながら茶化した。
 佐々木は遙か昔、小学校のフォークダンスで男の子と手をつないで踊っているところを輪に入れない悪がきに冷やかされた時のことを思い出した。おかっぱの少女に戻ったように無邪気に笑った。
「止めましょうよ。そういうこというの。じゃ、201の教室が空いていると思いますから、そこに行きましょう。」
 櫻井は勢いよく立ち上がり、早足で職員室を出ていった。椅子につまずいた櫻井を見て教員たちはまた笑った。
                    *
 201教室で瞬時に少女からおばさんに戻った佐々木はごそごそ大きな買い物バックを探っている。スーパーの袋をだした。袋からパックに入った寿司を出す。ウーロン茶のパック、紙皿、紙コップ、おしぼりと次々に机の上に並べた。
「先生、お昼まだでしょう。一緒に食べましょうよ。さ、座って。」
「え。いいですよ。」
「どうせ、どこかにラーメンでも食べに行くんでしょう。栄養あるもの食べなきゃ駄目ですよ。」
「いいですよ。」
「先生、御小遣い、もらってないんでしょう。お昼代、節約してるんでしょ。分かるんですよ。その格好を見れば。」
「はい?」
 櫻井は頼り無い声で聞き返した。
「そんなことありません。」
 櫻井はまた我に返って否定した。
「まあ、いいです。早く、おすわんなさい。・・・。それとも、年寄りと一緒に食べたくないんですか。あ、こんなもん食べれないんだ。」
「そんなことありませんよ。」
「じゃ、はやく頂きましょう。時間もありませんから。」
「はい。」
 櫻井はアリ地獄に落とされるのを覚悟した。
 佐々木がバックから包丁を出し、太巻きを切りながら盛んに食べるように進めた。櫻井は無理矢理、頬張った。
「本当に内の息子もだらしないんですよ。先生。」
「はい?」 
 櫻井は太巻きがのどに詰まり、佐々木が背中をたたいた。
「私が女一人で育ててきたのに、その恩も忘れて。今じゃ、嫁の言うとおり。情けないったら無いじゃないですか。・・・。先生と同じで、私、息子から小遣いなんか全然もらったこと無いですよ。みんな、嫁の使い放題。」
「佐々木さん、その話し、前にも。」 
 ウーロン茶を喉に流し込みながら、櫻井は苦しそうに言った。
「いいから、聞いて下さいよ。この前も、私に内緒でブランドバックなんか買ってあげて。私なんかこれ何年使っていると思います。」
 櫻井の目の前に、使い込んで塩がふいたようなブヨブヨなバックを差し出した。
「うちの嫁ったら、鏡台の前で、ブランドバック、右手で持ったり、左手で持ったり、こうして前で提げたりして、にやにやして。そうかとおもったら、ハイヒールはいたつもりになって、背伸びなんかしちゃって。」
 佐々木は嫁の物真似をするというか、もはや嫁になりきって、おちょぼ口にしたり歯を出したりした。櫻井は、太巻きを食べながら見ていた。
「私が、『素敵なバックね。』っていったら。先生、その時の嫁の顔、見せてあげたかったわ。こう。」
 佐々木は般若の様な形相をした。櫻井は、今度は太巻きを噴出した。佐々木は、櫻井が吹き出したものを手でじかに片づけた。
「笑い事じゃ、ないでんですよ。まったく。」
「はあ。そうですね。」
 櫻井は気持ちなく肯定するだけった。
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