184 / 284
第22章 ヒロト先生の新型ゴーレム開発日誌2
第181話
しおりを挟むゼルドの悲鳴混じりの制止の声をサクッと無視して、反対の腕を伸ばして火炎を発生させ、渦を巻く旋風の根本へと飛ばす。すると、まるで炎の龍が螺旋を描いて天へと昇るように一気に炎が立ち昇り、旋風が炎を纏う。
その光景を見ていた生徒達はーー おおっ⁉︎ ーー と歓声を上げる。
だが、本当の変化はここからだ。
ーーー 轟ォウッ…ッ‼︎ ーーー
「えっ?何っ!風が…っ⁉︎ 」
「う、うわっ!か、体が吸い寄せられてるっ⁉︎ 」
「あ、熱っ⁉︎ うわっ?うわっ⁉︎わぁぁぁぁぁっ!」
風を喰らって急激に大きくなった炎龍が、その暴食のままに更なる風を喰らわんと、周囲の空気を轟音と共に吸い上げ始めたのだ。
強烈な熱気に炙られ、悲鳴を上げながらも炎の竜巻に吸い寄せられまいと必死になって手足を踏ん張って耐える生徒達。
このままだと話しにならないので、炎の竜巻はそのままに、もう一枚外側に風の結界を作って吸い寄せる風を弱めてやる。
熱と風が弱まったことで、ようやっと安心した表情を見せる生徒達。ゼルドが恨めしそうにこちらを見ているが、取り敢えず無視だ。
「どうだ、凄いだろう?だが、こんなモノはまだまだ序の口、実際に【黒き武神】が使った《禍炎旋風龍》は数百ルグの高さにまで達したらしいぞ? 」
「数百ルグっ⁉︎ さ、さすが"英雄"ってことですね……!」
「は?何言ってんだキリエ。こんなモノ、訓練すればお前だって出来るぞ?」
「え?えぇぇぇぇぇぇぇぇっ⁉︎ 無理無理無理!絶対無理だよ先生っ!」
無理だと慌ててかぶりを振るキリエだが、無理なことはない。きっかけさえ作れれば、本当に出来るのだ。
ーー「火炎竜巻」ーー炎が渦を巻いて天をも焦がす竜巻になるなど、ゲームやアニメの中にしか存在しない魔法や必殺技のようだが、さにやあらん。
実は大変稀ではあるが、森林火災などの大規模火災の際に発生する実在の自然現象である。
「火炎竜巻」この表現だと英語表記だな。他には「ファイヤーデビル」なんて言い方もするらしい。和名では【火災旋風】と呼ばれ、過去、日本でも関東大震災や東京大空襲で東京の街が大火災に見舞われた際に、火災旋風が発生したとの記録があるそうだ。
その発生のメカニズムは、火災による強烈な炎に熱せられた空気が急激に上昇気流となり、炎を巻き込んで竜巻のように立ち昇る。というものだが、一旦発生すれば周囲の風を巻き込んで、どんどん規模が大きくなるという悪夢のような現象である。
【火災旋風】が発生する第一条件、"強烈な火勢"は、中級レベル程度の魔法の力があれば充分満たすことが出来るだろうから、おそらく発生させること自体はそんなに難しくはないだろう。
ーーだが、問題はそれよりも………?
「出来るさキリエ。さっき"白く輝く炎"を見せただろう?要は一緒のことだ。炎の力を凝縮して一点に収束させるか、広範囲に拡大するかの違いでしかない。"火の燃える仕組み"さえ理解していれば、後は全てその応用でしかない。だが、問題はそれよりも……… 」
「それより、も?」
「この炎の龍はな、発動したが最後次々と風を喰らって勝手にどんどん強く大きくなっていくんだ。おまけに術者の意に反して動き廻ろうとする。生半可な制御では言う事を聞かない、とんでもない"暴れ龍"だってことさ 」
「んな………っ⁉︎ 」
俺の説明を聞いて、キリエは表情を強張らせ、その口元は引き攣っていた。
そう、一番の問題とは、コイツは燃焼に必要な空気を求めて、一人勝手に動き廻るのだ。しかも当然その動きに規則性などあるはずがなく、ヘタをすれば発動した瞬間に、術者本人の居る方向へと向かって来る可能性だって充分にあり得るのだ。
「お前等コイツを見ておかしいと思わなかったか?確かに凄いことは凄いが、コレだけで一軍を壊滅出来るのか?ってな。そうだ、たとえこの十倍の規模があろうと、ただ在るだけならそこまでの事は出来はしないだろう。だがな、コイツはさっき言った通り"暴れ龍"だ。今は俺の〈魔力操作〉で完全に制御しているからいいが、もしもその制御を外せば獲物を求める魔獣の如く暴れ回って、この辺り一帯の人も建物も一切合切関係無くその全てを喰らい尽くし、焼き尽くすだろう 」
『『『『『 ………っ‼︎⁉︎ 』』』』』
「本来ならコイツは自然という強大な力が生み出す災害の類いのモノだ。【黒き武神】も発動したはいいが、制御には相当手古摺っただろうな?こんなモノを自在に操ろうなんて、巨獣の首に縄をつけて、王都の街中を被害を出すことなくお散歩させるようなもんだ 」
「巨獣を……、お散歩っ⁉︎ 」「王都の街中って……っ‼︎ 」「被害無しなんて出来るわけないじゃんっ!」
『『『『『 無理無理無理無理無理無理無理無理……っ‼︎‼︎ 』』』』』
………ありゃ?"火炎竜巻"よりも、巨獣の名前を出した方が反応が大きいぞ?全員が血相を変えて、ブンブンと首を振っている。
確かに学院の授業では魔獣について学ぶ時に、巨獣の脅威についても勉強はするんだが、それにしても反応が大き過ぎるような……?
………あっ!そうかっ⁉︎ セイリアが言ってたな、"王都には度々巨獣が現れる"って。
俺が王都に来てからはまだ一度も来ていないが、生徒達は子供の頃から、また何年かは王都に住んでいる。一度や二度は王都に向かって進撃してくる巨獣の姿を見たことがあるんだろう。
俺も「秀真の國」で攻め寄せて来た【黒殻龍蟲】を初めて見た時には吃驚した。まんま怪獣映画みたいだったもんなぁ……。
あんなモンの首に縄をつけてお散歩とか、そりゃ出来る訳ないよな!…うん、我ながらいい例えだったな!………逆に実感湧き過ぎて皆んな引いちゃったけどな……っ!
「ま、まあ、それぐらい大変ってことだよ。だがな、よく理解出来たようだから、しっかり覚えておけ。いくら強力だろうと、扱い切れなければ意味は無い。調子に乗って無闇矢鱈に振るえば、自分は疎か、最悪、敵どころか味方まで巻き込んで全滅なんて事まで起こり得る 」
『『『『『 ……………… 』』』』』
さっきまでの"引いてる"表情とは違い、神妙な顔つきでこちらを見ている生徒達を見回しながら、アイへと指示を出す。
『アイ、指を鳴らすから、それを合図に魔法を解除してくれ 』
『イエス、マイマスター。発動中の《火属性魔法》術式プログラム、《禍炎旋風龍》を解除します 』
アイへの指示通り、パキンッと指をひとつ鳴らすと、轟々と音を立てて渦巻いていた炎の竜巻は、その熱に炙られた熱い空気を孕んだ僅かな風を残滓と残し、跡形も無く消え去った。
しかし……、散々偉そうな事を言っておいて何だが、魔力こそ俺持ちだけど、俺も放出系の魔法は全部アイ任せなんだよなぁ…。な~にが『扱い切れなければ意味は無い!』だか。
『兵は詭道なり』とはいうものの、俺の方こそ自重しよう………。
「いいか?それがどの様なモノであったとしても、"力"ってのは「諸刃の剣」だ。素人が剣を振り回して、踏み込んだ自分の脛を斬っちまうってのは、戦場ではよくある話だ。中途半端な覚悟で振るえば、それはいつか自分に向かって牙を剥く。その力が大きくなればなるほどな。だから、日々の鍛錬を怠るな。使い熟してこそ"力"だ。そして、その力に溺れるな。それは"傲り"に繋がる。傲りは"油断"に変わり、結局お前達の身を滅ぼすだろう。上っ面の強さに耽溺するな。そんなもんは所詮見せかけに過ぎん。最期にモノを言うのは何物にも負けない「強い意志」「諦めない心」だ。心を鍛えろ。"生命"を鍛えろ!そうすればお前達はもっともっと強くなる!分かったな?」
『『『『『 はいっ‼︎‼︎ 』』』』』
うむ、良い返事だ。こいつらは将来ロードベルク王国を支えることになる大事な人材だからな。引き受けた以上は教えられることはきちんと教えよう。
と、そこで授業時間の終了を告げる鐘の音が修練場に鳴り響く。
「良し!今日はお前等が威力のある魔法にばかり目が行ってるみたいだからこういう講義をしたが、次回は威力の弱い、または威力の無い魔法でも、充分戦闘の役に立つってことを教えてやる。じゃあ、今日の授業はここまで。解散!」
『『『『『ありがとうございましたぁっ‼︎ 』』』』』
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
まったく、まったくっ!まぁったくっっ‼︎ なぁにを!考えてんだよぉっ!あの人はよおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ⁉︎
普通やるかっ⁉︎ いっくら出来るからって、こんな場所で《禍炎旋風龍》なんてよおっ!
爺ちゃんと気が合うはずだぜ!やらかす事がメチャクチャだっ⁉︎
最後は何だかいい感じの話しにして誤魔化してたけどな、分かってンだよ俺はっ!
教官、アんた、カマしたかっただけだろうっ!
しかもその"カマし"は、単にジョージとかにイラッとしたとかじゃなくて………!
「ゼルドっ!凄いねクーガ先生!ゼルドの言う通りだったよ!…って、どしたの?妙に疲れた顔して?」
教官…いや、クーガ先生の"波乱"の授業の終了後、俺はグッタリとその場にしゃがみ込んで、教官への(言えない)文句を愚痴っていると、やたらといい笑顔のキリエが話しかけてきた。
「ああ、キリエか…。そりゃ疲れもするさ…。確かに凄かったけど、ありゃあヤリ過ぎだろ…… 」
「ああっ!違う違う、アレも凄かったけどさ、あたしが言ってるのは"白く光る炎"とかの方だよ。野営の時、火を大きくするのに息とか吹き掛けてたけどさ、"風(空気)が火を大きく強くする"なんて焚き火だけのことで考えてた。先生が言う通り、しっかり観察して応用すれば、もっと便利なこと、役に立つことがきっといっぱいあるんだろうな?って 」
キラキラした目でさっきの授業のことを楽しそうに話しをするキリエ。
まぁ…、気持ちは分かる。俺も近衛騎士団との特別訓練の中で、教官からあの話を聞いた時には驚いた。だが、実際に訓練中に試してみて、その効果の高さにもう一度驚いたのを覚えている。
「本当にな。あんなことを教えてくれる先生なんて今までいなかったよな 」
そう言って近付いてきたのはジョージだ。
「俺さ、本当はコンプレックスだったんだ。《水属性魔法》は使えるけど、そんなに強くはないし、他の火・風・土みたいに攻撃にはあんまり適して無いって思ってたんだ…。けどさ、直接じゃなくても、戦いを有利に進める為には《水属性》が有利に働くって初めて聞いてさ、嬉しかったんだ。それから、さっきクーガ先生が修練場を出ていく前に、「今度あの"白く光る炎"みたいに、《水属性》を強化する方法を教えてやる 」って!」
驚いた…。コイツは本当に"皮肉屋ジョージ"なのか?
いつも斜に構えて、盛り上がる皆んなの気分に水を差すことの多いジョージが、照れ臭そうに、だが、今まで見たこともない顔で嬉しそうに笑っている。信じられん………⁉︎
………だが、そうか、お前そんな風に悩んでたのか。だからあんな物言いが多かったんだな………。
「でっしょ~~~~っ!ジョージもそう思う⁉︎ あたしもさ、得物が短剣じゃん?鱗とか、防御力の高い魔獣とかにはイマイチ決定力に欠けてたんだよね。だから、アレを見た時「コレだっ‼︎ 」ってさ!だから、あたし絶っ対に!白く光る炎をモノにしてやるんだっ‼︎ 」
「俺も……、クーガ先生の教えてくれることを頑張れば、まだまだ強くなれるのかな……って 」
「あっ、じゃあさ、先生コツは教えてやるって言ってたし、授業以外でも先生に聞きに行かないっ⁉︎ 」
何だか俺を置き去りにして、教官に教えを受けに行こう!と二人で盛り上がっているキリエとジョージ。
キリエもプライドが高い、というか、人の意見にはあんまり耳を傾けないタイプの生徒だ。そんな二人が自分から人に意見を求めに行く相談を、こんなに楽しそうにしているなんて………っ⁉︎
………これだよ……。どこまで狙っていたのかは分からないが、こういうのを狙ってカマしたんだろう、教官?
アンタの狙い通り、問題児二人は一番アンタの信奉者になっちまったよ!
ああもう…っ!
きっとこれからもこんな感じで授業が続くんだろうな………。
ーーーー ハァ………。
俺は楽しそうに話す二人は放って、更に増した疲労感を肩に感じながら、修練場を後にするのだった………。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
さようなら竜生、こんにちは人生
永島ひろあき
ファンタジー
最強最古の竜が、あまりにも長く生き過ぎた為に生きる事に飽き、自分を討伐しに来た勇者たちに討たれて死んだ。
竜はそのまま冥府で永劫の眠りにつくはずであったが、気づいた時、人間の赤子へと生まれ変わっていた。
竜から人間に生まれ変わり、生きる事への活力を取り戻した竜は、人間として生きてゆくことを選ぶ。
辺境の農民の子供として生を受けた竜は、魂の有する莫大な力を隠して生きてきたが、のちにラミアの少女、黒薔薇の妖精との出会いを経て魔法の力を見いだされて魔法学院へと入学する。
かつて竜であったその人間は、魔法学院で過ごす日々の中、美しく強い学友達やかつての友である大地母神や吸血鬼の女王、龍の女皇達との出会いを経て生きる事の喜びと幸福を知ってゆく。
※お陰様をもちまして2015年3月に書籍化いたしました。書籍化該当箇所はダイジェストと差し替えております。
このダイジェスト化は書籍の出版をしてくださっているアルファポリスさんとの契約に基づくものです。ご容赦のほど、よろしくお願い申し上げます。
※2016年9月より、ハーメルン様でも合わせて投稿させていただいております。
※2019年10月28日、完結いたしました。ありがとうございました!
誰一人帰らない『奈落』に落とされたおっさん、うっかり暗号を解読したら、未知の遺物の使い手になりました!
ミポリオン
ファンタジー
旧題:巻き込まれ召喚されたおっさん、無能で誰一人帰らない場所に追放されるも、超古代文明の暗号を解いて力を手にいれ、楽しく生きていく
高校生達が勇者として召喚される中、1人のただのサラリーマンのおっさんである福菅健吾が巻き込まれて異世界に召喚された。
高校生達は強力なステータスとスキルを獲得したが、おっさんは一般人未満のステータスしかない上に、異世界人の誰もが持っている言語理解しかなかったため、転移装置で誰一人帰ってこない『奈落』に追放されてしまう。
しかし、そこに刻まれた見たこともない文字を、健吾には全て理解する事ができ、強大な超古代文明のアイテムを手に入れる。
召喚者達は気づかなかった。健吾以外の高校生達の通常スキル欄に言語スキルがあり、健吾だけは固有スキルの欄に言語スキルがあった事を。そしてそのスキルが恐るべき力を秘めていることを。
※カクヨムでも連載しています
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~
よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】
多くの応援、本当にありがとうございます!
職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。
持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。
偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。
「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。
草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。
頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男――
年齢なんて関係ない。
五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!!
2巻2月9日電子版解禁です!!
紙は9日に配送開始、12日発売!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2巻出版!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
12日には、楽天koboにおいてファンタジー5位となりました!皆様のおかげです!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
オリコンランキングライトノベル 週間BOOKランキング 18位(2025年9月29日付)
異世界召喚されたけどスキルが地味だったので、現代知識とアイテムボックスで絶品料理を作ったら大商会になっちゃいました
黒崎隼人
ファンタジー
手違いで剣も魔法もない異世界に召喚された、しがない日本のサラリーマン、湊カイリ。
彼に与えられたのは、無限に物が入る【アイテムボックス】と、物の名前が分かる【鑑定】という、あまりにも地味な二つのスキルだけだった。
戦闘能力は皆無。途方に暮れるカイリだったが、異世界の食事が絶望的に不味いことを知り、大きなチャンスに気づく。
現代日本の「当たり前」の知識は、この世界ではとんでもない「宝」なのだと!
「醤油?味噌?そんなものがあれば、この世界の食文化はひっくり返るぞ!」
ひょんなことから出会った没落貴族の美少女・リリアナと共に、カイリは現代知識と地味スキルを駆使して屋台から商売をスタート。
絶品料理で人々の胃袋を掴み、さらには便利な生活用品を次々と発明していく。
伝説の神獣の幼体「フェン」やドワーフの鍛冶師など、頼れる仲間たちも加わり、彼らが立ち上げた「サンライズ商会」は瞬く間に大躍進!
迫り来る悪徳商会や腐敗した貴族の妨害も、現代のマーケティング術と知恵で痛快に打ち破る!
これは、平凡なサラリーマンが異世界の常識を覆し、食と生活に革命を起こして一代で大商会を築き上げる、痛快成り上がりファンタジー!
美味しい料理と、もふもふな相棒、そして仲間との絆。
人生、逆転できないことなんて何もない!
おばさんは、ひっそり暮らしたい
蝋梅
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる