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第7章 強さの意味
第44話
しおりを挟む俺はソニアに問いかけながら、あの人のニヤリとした男臭い笑みを脳裏に思い浮かべていた。
『いいか大翔、お前は獣じゃねえ、人間だ。もう、あんな連中の言いなりになって食う為だけに殺さなくていいんだ。これからは俺がお前の父親になってやるからな…………。』
「兄貴…、ごめんよ、アタイはあんまり頭良くないからさ、上手く言えない…っていうかよく分からない。…けど、秀真の國が襲われた時は、まだ姐さんはLv37だったんだよな?なのに、兄貴について行った。その姐さんの気持ちは分かる気がするんだ。その”想い”があったからこそ、姐さんは自分の弱さを乗り越える事が出来たんじゃないか?って。アタイも…アタイだって、兄貴と居たい!どんな時だって、何があったって!……この気持ちを貫く為に強くなりたい…。今は……それじゃダメかな……?」
真っ直ぐに、俺の目を見返して自分なりの今の答えをぶつけて来たソニア。「想いを貫く為の強さ」裏も表も無い、ただ一つの純粋な答え。
「ダメなんかじゃないさ、それがソニアの理由、立派な答えだ。ゴウナム、お前はどうだ? 」
やや俯いて、握り締めた自分の拳を見つめていたゴウナムが、その顔を上げて視線が交錯する。
「兄貴、俺の思いは変わらねえ。俺は【微笑みの剣鬼】みたいな冒険者に、漢になりたいんだ!どんな困難も跳ね返して、守りたいと思ったものを何があろうと守り切れる力、それが俺の求める”強さ”だ 」
ゴウナムの視線が一瞬だけレイナルドさんへと向けられ、クッっと小さく頷くと、ソニアと同じく真っ直ぐに俺の目を見つめ返して来た。
「二人の気持ちは分かった。「自分の意思を貫く為」「どんな困難も跳ね返す為」……どっちも立派な答えだよ」
この二人なら、上っ面の強さに溺れることは無いだろう。何より俺が居るしな?
「ただ、そうだな?参考になるかは分からんが、ひとつ昔話をしようか?」
「……昔話? 」
「ああ、”馬鹿なガキ”のお話だ。……あるクソガキが、”本当に強い人”だった父親にこんな質問をしたんだ。『敵をいっぱいやっつければ、敵の兵士を沢山殺せば英雄になれるのか?」ってな。
「兄貴…、それって…!? 」
「まぁ、聞けよ。するとな、その父親はこう言ったんだ、『馬鹿かお前?それじゃあ殺人鬼は英雄か?違うだろ、そうじゃねえんだよ。戦争なんてなァ結局ただの殺し合いだ。どっちが良いも悪いもねえんだよ本当は。どっちにだってそれぞれの”正義”があるんだしな。大事な事は、どれだけ多くの敵を倒したか?なんて軽いもんじゃねえ、どれだけの「覚悟」があるかなんだよ。 想いを貫く為、力無き、牙無き人達を守る為に、それが罪と知りながら返り血を浴び続ける「覚悟」だ。そして、自分が倒した者達の事すら己の”魂”に刻み込んで、それが血塗られた道だとしても、それでも尚、足を前に踏み出して行ける者こそが、本当の戦士って奴で、そんな背中を見た奴等が初めてそこで、そいつを【英雄】と呼ぶんだよ。いいか?勘違いしてんじゃねえぞ?』ってな 」
「ヒロト様……… 」
セイリア達、秀真の面々が、沈鬱な表情で俺を見つめている。皆んなには親父が亡くなったと伝えてあるからだろう。
「それからな、こうも言ったそうだ。『強くなれ、どんな奴等にもその意思を捻じ曲げられる事がないように。強くなれ、大切な者を決して傷付けさせないように。上っ面の強さだけに溺れること無く、”本当の強さ”を魂に刻み込む為に、今はただガムシャラに心も身体(技)も鍛え続けろ。”本当に強いヤツ”ってのは、まず心が強いもんだぜ?諦めなきゃあ、いつか絶対に辿り着けるさ、頑張んな 』だとさ 」
レイナルドさんが、湯気を立てるマグカップを持って歩み寄り、俺へと差し出して来る。…良い香りだ。礼を言って受け取り、熱いカーフを一口啜る。
「それでヒロト様、その”クソガキ”とやらはどうなったのですか? 」
しんみりとしてしまった場の空気を変える為か、レイナルドさんはワザと戯けたように聞いてきた。
「ええ、父親の言い付け通り鍛え続けてますよ、心も、身体(技)もね。上っ面の強さに溺れないように、勘違いしてしまわないように…… 」
ーーピィィーーッ!ピィィーーッ!ピィィーーッ!!ーー
そこまで話していたところで、突然頭の中で警報が鳴り響く。
『アラート!! マスター!先程の《炎槍》を放った南西の方角より敵性個体が接近中です。距離七千二百! 』
『分かった。規模は?』
『敵性個体数四十二、魔獣の群れです 』
『引き続き索敵。アイ、《魔弾》弾種7.62ミリ、モード〈アサルト〉で待機だ 』
『イエス、マイマスター!』
話の途中で突然黙り込み、南西の方角へと視線を向けた俺に、レイナルドさんが話しかけて来る。
「ヒロト様、如何なされましたか? 」
「お客さんですよ。南西の方角、約七ケルグ(キロ)先から魔獣の群れがこっちに向かっているようです。数は四十二匹 」
ーー「「「「……!?」」」」ーー
俺の答えに、その場の一同に緊張が走るが、さすがレイナルドさんは一言ーー「ふむ…?」ーーと頷いただけで、小揺るぎもしない。
「ヒロト様、こちらに向かっている魔獣はどんなモノか分かりませんか? 」
「ああ、ちょっと待って下さい?えぇと、熊の様なゴツい身体をしてますが、狼型の魔獣のようですね? 」
アイに指示を出して視覚をズームにし、見えた魔獣の姿の情報を皆んなに伝える。すると、慌てた様子でソニアが聞き返してきた。
「熊の様な狼?兄貴、そいつは本当かい!?」
「ああ、本当だ。体色は灰色っぽい感じだな。知ってるか? 」
「知ってる。そいつはたぶん【グリズリー・ハウンド】だよ。熊のような怪力に、狼の素早さと連携力を持った魔獣なんだ。単体なら〈ランクD〉なんだけど、狼系の魔獣は群れになると途端に厄介になるんで、討伐依頼は〈ランクC〉以上のパーティしか受けられないんだ。…でも、普通は確か十匹程度の群れの筈なのに、四十匹だなんて!?」
とても信じられない、とソニアは言う。するとレイナルドさんが僅かの動揺すらも無くにこやかに口を挟む。
「なに、珍しい事ではありません。こういった時は大抵、群れのボスとなる個体が通常より強力なのでしょう。ですがたかだか四十匹余り、対処の仕方は同じですよ 」
さすがは【微笑みの剣鬼】少々群れたところで〈ランクC〉程度の魔獣では意にも介さない。
だが、村の中では上位であったのだろうが、ソニア達はまだ〈ランクE〉、やっと冒険者として一人前と認めてもらえるようになった辺り。実力も経験もまだまだ足りていない。しかも【グリズリー・ハウンド】は〈ランクC〉の魔獣、自分達よりも2ランクは上の魔獣なのだ。
もし、これがソニア達【蒼い疾風】だけだったなら、全滅必至、絶体絶命の大ピンチだっただろう。思わず青褪めてしまっても仕方ない。
だが、話はこれだけでは終わらなかった。
『マスター!索敵範囲内、南東側に新たな敵影です。反応数七十三、距離八千! 』
アイからの新たな敵出現の報告が入る。別働隊……?いや、あちらは風下だ。最初の方が陽動で、こちらの方が本隊だろう。
「レイナルドさん、反対、風下側から七十匹が新たに現れました。どうやらこちらの方が本隊っぽいですね?この群れのボスは相当頭が切れる奴のようですよ? 」
「なるほど、風上側から囮がワザと分かるように現れて、気を取られている隙に本隊が横腹を噛み破る訳ですね?ヒロト様、如何なされますか?」
やはり動じない。逆に愉しげな表情のレイナルドさん。穏やかそうに見えても、やっぱりこういう所は秀真のサムライのようだ。
「ちょうど良いと思いませんか?南東側の七十匹は俺が補助に回って、ソニア達の鍛錬に使わせてもらいますよ。…セイリア!良い腕試しだ、二十匹はお前が一人で倒すんだ。ノア!セイリアを頼むぞ!」
「はい!」「はっ!お任せ下さい」
既に涙も止まり、いつもの凛々しい瞳を取り戻したセイリアがノアと共に力強く頷く。
「カークス!スケール!お前達も良い訓練だ、二人で連携して残りの二十匹を倒せ。いいな!」
「応っ!! 」「委細承知!!」
不敵な笑みを浮かべ、カークスは槍を、スケールは腰の刀を握り締めながら意気揚々と頷いてみせるサムライ二人。
「レイナルドさん、セイリア達の指揮を取りながら、馬車をお願い出来ますか?」
「こちらは全てお任せ下さい。御武運を」
胸に手を当て、いつもの優雅な仕草でにっこりと微笑みを浮かべながら礼の姿勢を取るレイナルドさん。
全く余裕な秀真のサムライ達に対して……、顔面蒼白の【蒼い疾風】の四人はというと……?
「えっ!?ちょっ!待って待って、ヒロト兄ぃ!?無理無理無理無理!? 」
「ヒ、ヒロト兄さん!?な、七十匹ですよ!?〈ランクC〉なんですよ!?嘘でしょう!? 」
と、大慌てのマーニャとアーニャ。それに対してソニアとゴウナムは…、
「……っ!? ビビるな、気合入れろアタイ!兄貴と番になる為に強くなるんだ、姐さんみたいに、強くなるんだ!! 」
「やってやる…やってやるぜ!俺はあの人みたいに、【微笑みの剣鬼】のような男になるんだ!!」
……う~ん?片やビビり過ぎて縮こまり、もう一方は気合いだけが空回り…か?見事にダメダメだな。仕方がない。
ーーゴンッ!「フギャッ!?」ゴンッ!「痛いっ!?」ゴンッ!「あ痛っ!?」ゴガンッ!「痛えっ!?」ーー
マーニャ、アーニャ、ソニア、ゴウナムの順に頭へと拳骨を落とす。四人は痛そうに頭を押さえて蹲り、恨めしそうに涙目で俺を見上げると口々に非難の声を上げる。
「酷いよヒロト兄ぃ!?」「そうです、何するんですかヒロト兄さん!!」「痛ってぇ~っ!何だよ兄貴!?」「兄貴!俺だけ音が違ってたぞ!?」
喧々囂々である。何だ、結構余裕だな、お前ら?
「やかましい!目は覚めたか?いいか、ちゃんと俺がサポートしてやるし、戦い方も教えてやる。だが、お前達だけでこっちから来る七十匹は倒すんだ。今からお前達は【蒼い疾風】という四人パーティじゃない、【蒼い疾風】という一つの生き物として動け。魔獣ですら群れればランクが上がるんだ。きちんとした連携さえ取れれば、お前達ならひとつも二つもランクは上がる。可哀相だが、奴らはその為のイケニエだ。さあっ!ぼやぼやするな、二分やる。さっさと得物を持って来い、行くぞ!! 」
俺は待つ事無く踵を返して歩き出す。ソニア達は、慌てて立ち上がり馬車に戻ると、各々の武器や装備を取って後ろから追いかけてきた。
『アイ、狼共が三千まで近付いたら《地岩槍》を〈並列起動〉で広域展開。一匹も逃すな 』
『イエス、マイマスター 』
「よし、じゃあまずはいつものフォーメーションを組んでみろ 」
馬車から五百メートルほど離れた位置で一旦立ち止まり、ソニア達にそう言うと、全員がキョトンとした顔で俺の方を見ていた。
「……もしかしてお前等、今までフォーメーション組んだ事ないのか? 」
「要るのかい、そんな物?今までそんな事したこと無いよ? 」
「取り敢えず正面に来た奴を、片っ端から潰してたんだが、それじゃあダメなのか兄貴? 」
そこからかっ!? ダメだ、こいつ等獣人族特有の高い身体能力に任せて、それぞれが勝手に魔獣を倒してきたんだろう。低いランク、一対一の状況ならそれでも良かったかもしれないが、これより先を、高みを目指すなら絶対に連携が必要になってくる。
これは、早い内に教えておかないとマズいな?今のままでは余計な犠牲を被ることになりかねない。
「ああ、ダメダメだな。勿体無いだけだし、これ以上を望むなら絶対に必要だぞ?……よし、まず最前列はゴウナム、盾役のお前だ。その直ぐ後ろにメインアタッカーのソニア、サブアタッカーのマーニャだ。そして後衛にアーニャ。これが基本的なフォーメーションになる、よく覚えておけ」
四人はワタワタとぎこちなく移動し、キョロキョロと前後左右を見回しながらお互いの位置を確認する。
「だが、さっきも言った通りこんなものは基本にすぎん。相手は御丁寧に止まってくれてる訳じゃ無いんだからな。大事なのは、自分の役割を忘れない事だ 』
ーーゴゴゴゴゴゴゴガガガガンッ!!
ーー
「な、何だっ!?」
「きゃ~~~っ!何?何!?」
「い、岩がっ!? 何だアレ!」
「魔法…なのか!? 」
突然の轟音に、驚き慌てる【蒼い疾風】の四人。距離が三千を切ったらしいな?もう直ぐ直接視認も出来るだろう。
「騒ぐな!俺がやったんだよ。アイツ等を一匹も逃さない為にな。さて、狩りの時間だ。いくらでも教材はあるからな、しっかり鍛えてやるから覚悟しろよ、お前等? 」
そう言って”ニタリ”と嗤う俺を見て震え上がるソニア達。
『うふふ、マスターが楽しそうです。私も頑張りますね! 』
ーーさぁて、指導開始だっ!!ーー
「…(ヒソヒソ)…ねぇ、ねぇ!ソニア姉ぇ、本っ~~当にヒロト兄ぃの番になるのっ!? こ、怖いよ~~~!?」
「…(ヒソヒソ)…そ、そうです!考え直した方がっ…!? 」
「こここ、怖いけど、でもそこが良い!!アタイ頑張る!! 」
ーー丸聞こえだぞ?お前等。ーー
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そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
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復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
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