8 / 23
玉ねぎの友情
しおりを挟む
「これなんだ?じゃがいもみたいな見た目だな。」
「まぁ地面に生えるからちょっと見るかもしれないね。」
「どうやって食べるの?」
「そうだね、どうやって食べようかな…」
掘り出した玉ねぎの皮をむいて、2センチほどの輪切りにする。
油を敷いたら、玉ねぎの断面に塩を振り焦げ目がつくまで焼く。
両面忘れずにだ。
これだけでとっても美味しい玉ねぎステーキの完成だ。
「ねぇねぇこれ何?」
「君は?」
「僕は最近こっちに逃げてきたエルフだよ。」
「そうなんだ。これはね。玉ねぎって言うおいしい野菜だよ」
「野菜ってじゃがいもみたいなもの?」
「そうそう。肉や魚とは違う食べ物だと思って。」
「そうなんだ。すごいね。野菜の研究をしているの?」
「そう。野菜の研究しているの。君はどこの家に配属されたエルフなの?」
「僕は長老の家にお邪魔しているんだ。」
「そうなんだ」
私が料理に夢中になっている間にケンはどこかに行ってしまった。
ケンは基本無駄な動きをしない男なので、長老の頼み事か自分の任されている仕事に何かがあったから、私のそばから離れたんだろう。
先に玉ねぎステーキ食べろうかなって思ったけど少し待たないと、ケンはへそを曲げてしまうかもしれない。
「ねぇねぇ君ケンを呼んできてくれないかな?食料庫のほうにいると思うんだ。」
「よんでくるだけでいいの?」
「うん。よろしく」
「帰ってきたら、その野菜食べさせてくれる?」
「いいよ。」
「やったー。じゃあ待っててね。すぐ戻ってくる。」
彼は本当に身体能力が高いようで、ピョンピョンともういなくなってしまったと思ったら、すぐにケンを連れてきた。
ケンも私に何かがあったのかと思って焦った様子で駆けつけた。
最近違うエルフがいるから、もっといたエルフたちは結構敏感になっているんだよね。
それは、ケンも一緒で野菜の開発が終わった後、家まで送られる日も多い。
「君ありがとう。もう家に戻っていいよ。」
「はぁっ?!」
「何かおかしいこと言ったか?」
「ケン、おかしいこと言ったよ。私この人にケンを呼んでくる代わりに、玉ねぎステーキあげると話しちゃったから、もう帰っていいよって言わないであげて」
「そうだったんだ。すまなかったね。」
「いや、、」
「私からも謝るよ。ごめんね。」
「いやいや君には色々と感謝しているよ。君は、この村のお姫様なんだろう?他の大人たちが言ってたよ」
「お姫様。絶対違う。人違い。」
「だって野菜をもたらしたのはお前なんだろう?ある日、ポッと現れて、野菜をもたらした神様の使いだって大人たちが言ってたよ」
「いやいやポット現れてないし昔から変な子だって言われてこの村では有名だったかもしれないけど、姫様なんて絶対にない。本当にないよ。絶対にない。」
「まぁ何でもいいや、その玉ねぎ野菜って言うやつ早く食べたいな。」
私はお皿に玉ねぎステーキをのっけて、2人の前に置いた。
私はお皿に乗ってて立ったままステーキを食べる。
前世の野菜より甘い気がするのは、エルフの舌が味に敏感だからだろうか?どの野菜も塩だけで大体おいしい。
「なに、これおいしすぎるね。君たちは、こんなおいしいものを食べていたのかい?」
「食べ始めるようになったのは1ヵ月ぐらい前からかもしれないけど、お肉やお魚が取れないって話を聞いたから、とりあえずじゃがいもを作ってみたんだよね。そしたら大人のエルフたちに認められて食料の1つになったんだよね。」
「君はほんとに天才なんだね。神様の使徒なのかな?!」
「まぁそんなとこかもね。」
褒められて悪い気はしないけど、ちょっとくすぐったいからいっぱい褒めるんじゃなくてちょっとずつ褒めて欲しいって言うわがままを言いたい。
まぁ、実際、神様の使徒ってあながち嘘じゃないから褒められたとか、そういうわけじゃないだろうけど。
次の日から、この新しいエルフは、私の助手みたいな形で手伝ってくれることになった。
ケンは村のことで忙しいから、私をずっと守ってくれているのはこの新しいエルフになる。
「まぁ地面に生えるからちょっと見るかもしれないね。」
「どうやって食べるの?」
「そうだね、どうやって食べようかな…」
掘り出した玉ねぎの皮をむいて、2センチほどの輪切りにする。
油を敷いたら、玉ねぎの断面に塩を振り焦げ目がつくまで焼く。
両面忘れずにだ。
これだけでとっても美味しい玉ねぎステーキの完成だ。
「ねぇねぇこれ何?」
「君は?」
「僕は最近こっちに逃げてきたエルフだよ。」
「そうなんだ。これはね。玉ねぎって言うおいしい野菜だよ」
「野菜ってじゃがいもみたいなもの?」
「そうそう。肉や魚とは違う食べ物だと思って。」
「そうなんだ。すごいね。野菜の研究をしているの?」
「そう。野菜の研究しているの。君はどこの家に配属されたエルフなの?」
「僕は長老の家にお邪魔しているんだ。」
「そうなんだ」
私が料理に夢中になっている間にケンはどこかに行ってしまった。
ケンは基本無駄な動きをしない男なので、長老の頼み事か自分の任されている仕事に何かがあったから、私のそばから離れたんだろう。
先に玉ねぎステーキ食べろうかなって思ったけど少し待たないと、ケンはへそを曲げてしまうかもしれない。
「ねぇねぇ君ケンを呼んできてくれないかな?食料庫のほうにいると思うんだ。」
「よんでくるだけでいいの?」
「うん。よろしく」
「帰ってきたら、その野菜食べさせてくれる?」
「いいよ。」
「やったー。じゃあ待っててね。すぐ戻ってくる。」
彼は本当に身体能力が高いようで、ピョンピョンともういなくなってしまったと思ったら、すぐにケンを連れてきた。
ケンも私に何かがあったのかと思って焦った様子で駆けつけた。
最近違うエルフがいるから、もっといたエルフたちは結構敏感になっているんだよね。
それは、ケンも一緒で野菜の開発が終わった後、家まで送られる日も多い。
「君ありがとう。もう家に戻っていいよ。」
「はぁっ?!」
「何かおかしいこと言ったか?」
「ケン、おかしいこと言ったよ。私この人にケンを呼んでくる代わりに、玉ねぎステーキあげると話しちゃったから、もう帰っていいよって言わないであげて」
「そうだったんだ。すまなかったね。」
「いや、、」
「私からも謝るよ。ごめんね。」
「いやいや君には色々と感謝しているよ。君は、この村のお姫様なんだろう?他の大人たちが言ってたよ」
「お姫様。絶対違う。人違い。」
「だって野菜をもたらしたのはお前なんだろう?ある日、ポッと現れて、野菜をもたらした神様の使いだって大人たちが言ってたよ」
「いやいやポット現れてないし昔から変な子だって言われてこの村では有名だったかもしれないけど、姫様なんて絶対にない。本当にないよ。絶対にない。」
「まぁ何でもいいや、その玉ねぎ野菜って言うやつ早く食べたいな。」
私はお皿に玉ねぎステーキをのっけて、2人の前に置いた。
私はお皿に乗ってて立ったままステーキを食べる。
前世の野菜より甘い気がするのは、エルフの舌が味に敏感だからだろうか?どの野菜も塩だけで大体おいしい。
「なに、これおいしすぎるね。君たちは、こんなおいしいものを食べていたのかい?」
「食べ始めるようになったのは1ヵ月ぐらい前からかもしれないけど、お肉やお魚が取れないって話を聞いたから、とりあえずじゃがいもを作ってみたんだよね。そしたら大人のエルフたちに認められて食料の1つになったんだよね。」
「君はほんとに天才なんだね。神様の使徒なのかな?!」
「まぁそんなとこかもね。」
褒められて悪い気はしないけど、ちょっとくすぐったいからいっぱい褒めるんじゃなくてちょっとずつ褒めて欲しいって言うわがままを言いたい。
まぁ、実際、神様の使徒ってあながち嘘じゃないから褒められたとか、そういうわけじゃないだろうけど。
次の日から、この新しいエルフは、私の助手みたいな形で手伝ってくれることになった。
ケンは村のことで忙しいから、私をずっと守ってくれているのはこの新しいエルフになる。
10
あなたにおすすめの小説
【完結】捨て去られた王妃は王宮で働く
ここ
ファンタジー
たしかに私は王妃になった。
5歳の頃に婚約が決まり、逃げようがなかった。完全なる政略結婚。
夫である国王陛下は、ハーレムで浮かれている。政務は王妃が行っていいらしい。私は仕事は得意だ。家臣たちが追いつけないほど、理解が早く、正確らしい。家臣たちは、王妃がいないと困るようになった。何とかしなければ…
ねえ、今どんな気持ち?
かぜかおる
ファンタジー
アンナという1人の少女によって、私は第三王子の婚約者という地位も聖女の称号も奪われた
彼女はこの世界がゲームの世界と知っていて、裏ルートの攻略のために第三王子とその側近達を落としたみたい。
でも、あなたは真実を知らないみたいね
ふんわり設定、口調迷子は許してください・・・
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
私と母のサバイバル
だましだまし
ファンタジー
侯爵家の庶子だが唯一の直系の子として育てられた令嬢シェリー。
しかしある日、母と共に魔物が出る森に捨てられてしまった。
希望を諦めず森を進もう。
そう決意するシェリーに異変が起きた。
「私、別世界の前世があるみたい」
前世の知識を駆使し、二人は無事森を抜けられるのだろうか…?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる